京丹後市議会 > 2023-02-24 >
令和 5年庁舎整備等特別委員会( 2月24日)

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  1. 京丹後市議会 2023-02-24
    令和 5年庁舎整備等特別委員会( 2月24日)


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    最終取得日: 2023-06-06
    令和 5年庁舎整備等特別委員会( 2月24日)   ───────────────────────────────────────────               庁舎整備等特別委員会会議録 ───────────────────────────────────────────  1 開催年月日 令和5年 2月24日(金曜日)       開会 午前 8時57分       閉会 午前10時33分  2 開催場所 京丹後市役所2階 公室  3 出席委員 平井委員長和田正幸委員長、         池田委員川戸委員多賀野委員永井委員中野委員鳴海委員平林委員  4 欠席委員 なし  5 委員外議員 なし
     6 会議録署名委員 永井委員  7 参考人 なし  8 紹介議員 なし  9 説明のための出席者 中西副市長、川口市長公室長安田建設部長松本政策企画課長、              中川都市計画建築住宅課長安達都市計画建築住宅課主査 10 議会事務局出席職員 奥垣議会事務局長田中議会総務課長補佐 11 会議に付した事件   (1)庁舎整備等について 12 議  事                                 開会 午前 8時57分 ○(平井委員長) ただいまの出席委員は8名であります。定足数に達しておりますので、庁舎整備等特別委員会を開会します。  本日の署名委員永井委員を指名します。  本日の議題はお手元に配付のとおり、庁舎整備等についてであります。本件の調査に当たり、中西副市長、市長公室長及び関係課職員に説明員として出席していただいておりますので、出席者の紹介に引き続き、説明をお願いしたいと思います。  中西副市長。 ○(中西副市長) それでは、本日の説明事項につきまして説明させていただきますと、まだまだ途中段階ということではありますが、現在の庁舎増築棟検討状況進捗状況につきまして報告をさせていただきたいというふうに思っております。  あわせまして、1月31日付で本特別委員会からいただいております、基本設計建築物概略についての意見ということでいただいておりますので、それについての我々の検討を整理した考え方等も併せて説明をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、市長公室長のほうから説明をさせていただきます。 ○(平井委員長) 川口公室長。 ○(川口市長公室長) お世話になります。今、副市長が申し上げたとおりでございますが、この後、資料1、増築棟計画図等について、いただいている意見も踏まえながら説明をさせていただくというようなことでございます。その後は、庁内の検討ワーキングを3つ立ち上げていますが、このワーキング検討状況の報告、それから、2月11日に市民ワークショップを開催しておりまして、その結果について報告をさせていただきたいと思っております。  それぞれ、担当のほうから説明をさせていただきます。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) それでは、私のほうからは基本設計進捗状況についてということで、増築棟計画図等について資料を基に説明のほうをさせていただきます。よろしくお願いします。  それでは、まず、配置図の関係ですが、タブレットのほうにも資料は送らせていただいているかと思いますので、正面のモニターと併せて御覧いただければというふうに思います。  配置図については、前回から変更になった点を中心に説明させていただきたいと思います。  まず、正面のロータリーの周辺の関係ですが、前回の配置図につきましては、ロータリー出入り口を1カ所にしておりましたが、特に高速バス等の車両の動線、その辺りにも配慮しまして、安全性が確保できる範囲で出入り口を分けて計画しております。今、入り口と出口を1カ所ずつ配置している形で想定しています。  御意見の中でも、防火水槽の地上面の活用についてということで意見をいただいておりまして、防火水槽については、有事の際に適切に活用できる範囲の中で調整・検討を進めております。ですので、入り口が多少広がっているというところで前回、防火水槽の辺りにちょっとしたスペースがあったのですが、基本的にはその辺りを活用していくということで検討しています。  前回の会議の中でも、来庁者用駐車場に大型の高速バスが入らないのかというような御意見もありまして、それについては大型高速バスの軌跡のほうを今回、資料のほうで記載させていただいております。一部駐車台数は制限されるところがありますが、運用の中で駐車を行うことは可能かというふうに考えております。  次に北側、小西川沿いのスペースの関係ですが、その辺の活用についても御意見をいただいておりまして、現在の峰山庁舎東側の井祢ノ尻橋まで遊歩道が整備されておりますが、小西川の河川改修に合わせてさらに上流まで延長することも検討していますので、現段階での計画としましては、峰山庁舎の裏口にサブ出入り口がありますが、郵便物及び物品の搬出車のスペースマイクロバス駐車場ゴミステーション、既存の峰山庁舎受変電設備等機械スペースの利用ということで現在想定をしております。  大きく配置図については以上になります。  次に、平面図についてです。今回、増築棟平面図のみ資料として提示させていただいておりますが、この後、ワーキング等の方針の説明があると思いますが、その方針について一定踏まえながらレイアウトの再検討を行っています。大きな部門ごとのゾーニングについては変えてはいませんが、カウンターの位置やシステム的な机の配置等の検討進めているというところです。現段階としましては、システムPC用の机や職員用の机として、職員数の約6割から7割程度として検討を進めているという現状です。  また、相談室につきましては、数が少ないという御意見もありまして、1階、2階ともに箇所数を増やしております。増やした部分につきましては、2階のこの辺り、もともとは打合せ室というものがあまりなかったのですが、この4室に増やしています。この辺りについては今後、さらに調整を進めていきたいと思っております。  あと、御意見の中でございました授乳室の位置ですが、もともとが1階の相談室辺りにあったのですが、待合いから離れているということでしたりとか、休日の利用想定でしたりとか、多目的トイレ等に近い位置にあったほうがよいだったりとか、プライバシーに配慮した位置のほうがいいのではないかというようなワーキング等での意見も踏まえまして、現在は来庁者用トイレの付近に移動しております。ちょうど左上に来庁者用トイレがあるのですが、この付近に授乳室の位置を変更しております。  平面図については以上になります。  続きまして、増築棟の外観及び内観についての進捗状況を説明させていただきます。  3ページ目を御覧ください。  こちらにつきましては、まだ最終的にどの案で行くというところまでは行ってはいませんが、現在の進捗、あとはどういう検討をしているのかというところについて説明させていただきたいと思います。  外観のコンセプトとしまして、資料の左上のほうに「京丹後市を感じるデザイン」としまして、「京丹後の伝統文化を継承する市民に身近で愛着の持てる庁舎」というのを目指して検討を進めております。設計者のほうからは、印象的なデザインの要素としまして、今回模型も用意させてもらっていますが、正面に設置されております、これもプロポーザルでも提案がありましたが、ちりめんを一応モチーフにしまして、日射遮蔽効果のあるスクリーンアルミ製の板になりますが、それを提案していただいております。また、峰山本庁舎につきましては、特徴的なデザインになっているということから、できるだけ増築棟の外観としましては峰山本庁舎の正面性、あと、外観を損なわず調和性のあるシンプルなデザインを基本に考えていただいております。  次に、4ページから5ページ目を御覧ください。  今回、外観の案につきましては4パターン検討しております。AからD案になります。  まず、A案及びB案ですが、4ページ目になります。外装のスクリーンの形状としまして、1枚で表現したA案と3枚が重なり合うような形状としたB案を提案していただいております。模型については、3枚が重なり合うようなデザインで作成していただいております。双方外観デザインの方針や日射遮蔽効果維持管理面など大きな違いはございませんが、A案については同寸法のパネルを組み合わせて施工できるということで、施工メリットでしたり、コスト的なメリットについてもB案よりは安価になる可能性があるということでした。ただ、デメリットとしましては、見え方として面として大きくなりますので、建物からの圧迫感を感じる可能性があるということです。それに対しましてB案については、多少コスト高にはなりますが、建物からの圧迫感を減らすことができるとともに、デザイン性の高い外観になるというふうに考えております。  次に、4ページ目と5ページ目を同時に見比べていただきたいのですが、まず、A、B案につきましては、窓が単窓になっているパターンで各階層に小びさしを設けている設計に対しまして、C、D案につきましては、窓を連窓にしているという案になります。あと、各階層に幕板状にした案ということになります。C、D案につきましては、その連窓の窓でしたりとか、幕板を取り入れることで、このちりめんモチーフにしたスクリーンに合わせた水平のラインがより強調されるデザインということになっております。  次に、内観のほうの説明をさせていただきます。  6ページ目を御覧ください。  内観につきましては、A、B、C案の3案を提案していただいております。特に市民が触れる機会が多い待合スペースにおいて、内観のイメージを提示させていただいております。  A案については最もシンプルな案になりまして、コスト的には安価で維持管理上も有利な案となります。それに対しましてB、C案についてですが、木材のルーバーを天井に取り入れることで温かみのある印象となり、脱炭素を考慮した木材の利用の観点からも、基本計画の目的を反映させた案という形になります。今回の建物については、外部のスクリーン幕板等、面のデザイン要素が多いということもあり、B案のような格子状のものよりも、C案のような面状のデザインが合うのではないかというふうに設計事務所のほうからは聞かせていただいております。  今回、外観及び内観について設計の進捗状況を説明させていただいたのですが、今後、概算費用も算定しながら具体的な施工方法も踏まえて決めていく形になりますが、現段階としては、バランスの取れた外観のデザインとしては一番最後のD案、内観につきましてはB、C案の内部の天井等に木材を使いながら温かみのあるイメージにした案を基に、繰り返しになりますが、具体的な施工方法やコストについて今後基本設計というのを進めていきたいというふうに考えております。  最後に、環境配慮計画について説明をさせていただきたいと思います。  最後のページになります。  こちらについては、基本計画においての基本方針の中でも「脱炭素、生物共生社会の実現」を目指しまして、そういった自然と環境が調和した庁舎機能を導入するということにしております。  今回、将来に向けたZEB化を目指しつつも、現設計で進めている増築棟の整備については、快適な室内環境を保ちながら負荷の抑制、自然エネルギーの利用を行った上で、高効率設備の導入により50%以上の省エネを行う「ZEB Ready」を目指すこととしております。現在、導入機能の詳細までは決定しておりませんが、現在、断熱性の高いガラスやLED照明人感センサーの採用、高効率の空調でしたりとか、節水型の機器の採用により省エネ効果を高める計画としております。今回、御意見としていただいておりました光庭、庭吹き抜け等についても、有効にこの辺りを利用しまして、自然採光自然換気など、機械等に頼らないクリーンな庁舎として計画的に検討を進めていきたいというふうに考えております。  現在、ZEB Readyの検討につきましては、基本的な情報等を集める段階で、基本設計的な計算をしているという段階になります。光庭等についても、どの程度の大きさで効果があるのかということについても引き続き検討していくことで、空調効率や機器の能力比較を踏まえて検討のほうを進めてまいりたいと考えております。  簡単ではありますが、資料の説明とさせていただきます。ありがとうございます。 ○(平井委員長) 川口公室長。 ○(川口市長公室長) 現状の検討状況について説明をさせていただきました。いただいていました4つの御意見に対して、一定検討状況を伝えさせていただいているかなと思いますが、1つ目の授乳室の位置については、これは平面図の中でトイレ側のほうへ持っていくということで、ワークショップ等の意見もお聞きしながらというふうなことで変更をしているというような状況であります。  それから、光庭については、今あったとおりなのですが、光庭自身はこの面積には含まれないというようなことでありまして、その大きさで4,000平米というものが左右されるのかということはなく、除いた面積で今、4,000平米を確保しているというような状況でございます。  それから、峰山庁舎北側に現状のような駐車ができないのかという辺りですが、これも説明しましたように、小西川の右岸側を歩道にしていくというような計画がある中で、基本的には止められるスペースはあるから止めていただいている状況があるかと思うのですが、基本的にはそこは駐車スペースとしての活用というような場所ということでは考えていないというようなことでございます。  それから、防火水槽の位置についても説明をさせていただいて、一定入り方のところに中央分離帯を設けながら安全性に配慮して、防火水槽も上は通らずに出入りができるといった設計ができたということでありますが、防火水槽のマンホールの位置等も含めながら、いざという時ということも検討しながらということになろうかと思いますが、現状であれば、何とかその上は通らずでも活用は可能かなという状況で検討させていただいたということでございます。 ○(平井委員長) 今、説明が終わりましたので、一つ一つやっていきたいと思います。  まずは、資料1ページの分です。全体の平面図のところで議会からの回答というか、検討の事項もありますが、質疑がありましたらお願いします。  多賀野委員。 ○(多賀野委員) 多賀野です。御苦労さまです、ありがとうございます。  増築棟の奥のほう、公用車駐車場とか職員の駐車場のところで、降り下げ式ポールゲートとする場合は駐車場の台数が減ると書いてありますが、これは具体的に言うとどれぐらいの台数が減るのですか。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) ありがとうございます。この辺りについては今、公用車というか、職員用駐車場管理方法を含めて検討を進めているところなのですが、もともとはチェーンゲートで管理をするという方法を考えていたのですが、安全性出入りの際にリモコンで操作をしないといけないとか、検討の際にいろいろありまして、今現在方向性で考えているのが、来庁者用駐車場と同じようなゲートという形にすることで、安全性だったりとか利便性といったところを高められないかなと考えております。  駐車台数が減る部分については、どうしてもそういう上げ下げ式ゲートになりますと、待って入るスペースが必要になりますので、今現在その辺りの部分が台数として減ってくるのではないかというふうに考えておりまして、台数何台というのは今現状では検討中ということです。 ○(平井委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 池田です。委員長、少し確認したいのですが、この進め方ですが、今日は説明を聞くだけ。 ○(平井委員長) 聞くだけ。 ○(池田委員) あと、疑問点を聞くだけと、意見を言う場ではないと。 ○(平井委員長) 意見の交換はある。 ○(池田委員) 意見の交換はいいが、要は個人の意見になるじゃないですか。個人の意見が議会の意見だと言われると困るのですが、その辺りの整理を。個人の意見でいいのであれば、もう個人の意見を。ただ、それをもってして、議会からこういう意見がありましたと言われると困るのですが。その辺りの交通整理をしてください。 ○(平井委員長) 分かりました。暫時休憩します。                午前 9時21分 休憩                午前 9時22分 再開 ○(平井委員長) 休憩を閉じ、会議を再開したいと思います。  ただいま池田委員のことですが、整理させていただきたいと思います。  今、説明を受けまして、各委員のほうから質疑等意見交換としてさせていただきまして、後に委員会として出すべき意見をまとめさせていただくという、それで執行部のほうに提出するという形にさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。    (「異議なし」の声あり) ○(平井委員長) 御異議なしということで、続いて質疑に移りたいと思います。  平林委員。 ○(平林委員) 平林です。大型バスロータリーの件ですが、駐車場のほうまで広げて出入りを2カ所にということですが、駐車場でたくさんの人が来られたときに、この駐車場スペース以外のところに止めておられる現実があります。よくあるのですよね、四角の中に入らずに。そこに引っかかるとバスが通られなくなる可能性がありますわね。そういう辺りもきっちり今後は検討されるということでよろしいですか。 ○(平井委員長) 中川課長。 ○(中川都市計画建築住宅課長) ありがとうございます。現在、バスについては日常的な出し入れというのはないかなというふうに思っています。イベントやそういった閉庁日に活用ということで、そこはまた運用の中で決めていきたいというふうには思っておりますが、日常はそういったバスを中に入れてというのは想定しておりませんので、整理の中でやっていけるのかなというふうには考えております。 ○(平井委員長) 川戸委員。 ○(川戸委員) 川戸です。今の関連の話ですが、そうすれば、例えば、どちらにせよバスがこの駐車場内に入るということがあり得るということだったら、このゲートのINのほうがものすごく幅広いゲートになるという理解でよろしいでしょうか。 ○(平井委員長) 中川課長。 ○(中川都市計画建築住宅課長) ゲートにつきましては、通常、乗用車等が入る1台分のゲートというふうに考えております。その大型が入る分については可動式、バリケードではないですが、入るときには人力で動かせるような物理的な封鎖という格好で検討しております。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) ありがとうございます、鳴海です。よろしくお願いします。今、聞こえてますでしょうか。    (「聞こえています」の声あり) ○(鳴海委員) 駐車場のことについて、関連して質疑させていただきたいのですが、この駐車場ゲートをつけるというのはもう確定して進んでいるのか、そこも先ほど言っておられた検討中の、ゲートをつけるかどうかというところもまだ検討されている最中なのかというところを、1点お伺いします。 ○(平井委員長) 中川課長
    ○(中川都市計画建築住宅課長) 現在、ゲートにつきましては、有料化も見据えまして、ゲートをつけるというふうなことで検討をしております。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) ゲートをつけるということで承知しました。  小西川の北側のほうにはゲートをつけないということで間違いないのかというところが1点と、この峰山の地域のお店だったりとか、事業をされている方々は、そのゲートをつけるというところで何か説明だったりとかをされているのかということと、2点お伺いします。 ○(平井委員長) 中川課長。 ○(中川都市計画建築住宅課長) 庁舎の北側につきましては、先ほど説明でも申し上げましたように、マイクロバスだとか郵便物等の非常に出入りがあるということで、ゲートの設置については検討しておりません。  また、有料化ゲートの設置についての地元への説明ですが、まだこれから進めていくというふうなことで考えております。 ○(平井委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 駐車場の件で1点お尋ねします。  例えば、議会の研修をやるときは近隣の市町から来るのです。舞鶴市、綾部市、福知山市、バスで来られるのですが、例えば5台、6台のマイクロバスで来られたときの駐車はどういう形になりますか。 ○(平井委員長) 中川課長。 ○(中川都市計画建築住宅課長) 区画につきましては、今現状乗用車の区画ということで整理はさせていただいておりますが、そういった視察等でのマイクロバス等が数台来られる場合については、一部駐車区画を確保しつつ、対応できるかなというふうに考えております。 ○(平井委員長) 中西副市長。 ○(中西副市長) 研修等で他市のほうから大型バス等で平日に見えられるというようなことになりますと、やはり来庁者の駐車場の確保の点からは、この駐車場をそういった大型バス駐車場所に確保するということになりますと、台数にもよりますが、1台ぐらいでしたら可能かなというふうに思いますが、5台、6台というふうに台数が増えますと、利用者の方に御迷惑をかけるというようなこともありますので、バスについてはロータリー辺りで一旦入っていただいて、降りていただく、そして、他の公共施設駐車場のほうにバスは移動していただいて、終了時刻を見計らってまた迎えに来ていただくというような運用の仕方もあるのかなというふうに思っております。 ○(平井委員長) 多賀野委員。 ○(多賀野委員) また駐車場の件ですが、これは来庁者ということで市役所に関係する方がメインというか、それだけで多分行くのか、今みたいにゲートがない場合は、近所のお店屋に止めている方もおられると思います。この考え方とゲートの時間が、言ったら朝の8時から夜の8時までとか、そういった時間を考えておられるのか、その辺をお聞きします。 ○(平井委員長) 中西副市長。 ○(中西副市長) 駐車場ゲート、有料といった考え方の背景といたしまして、現在、個人の駐車場のように庁舎前駐車場を利用されている方が複数見られるというようなことで、以前からこれを何とか解消するようにというような御意見もいただいておりましたところでありますし、また、特に冬期間、除雪というようなことを考えますと、朝この駐車場内に放置自動車がありますと除雪ができないというようなこともございますので、基本的には時間をくぎって利用していただくというような方向で考えていきたいというふうに思っております。  近隣の商店等の御利用といったことも、特に土曜日、日曜日といった辺りは使っていただいてもいいのかなと思っております、夜間もそうなのですが。そういったときに、時間帯はいつからいつまで開けるのかといったようなことは今後調整が必要になってくると思いますし、では、料金はどうするのかといったことについても今後、地元等ともよく相談しながら検討していきたいなというふうに考えております。 ○(平井委員長) 川戸委員。 ○(川戸委員) 駐車場の関係ですが、EV車充電ステーションというのが一般では1台で、増築棟の横のほうに3台あるのですが、3台の部分は公用車のEVというふうに考えておられるのか、お聞きします。要は、EV車充電ステーションが少ないのではないかなと感じるのですが。 ○(平井委員長) 中川課長。 ○(中川都市計画建築住宅課長) 御質問のありました、公用車のほうの3台の屋根付きの充電ステーションですが、これにつきましては公用車を想定しております。現在、来庁者駐車場は1台ということを検討しておるところでございます。数については今、1台で設計というか、検討を進めております。 ○(平井委員長) 中川課長。 ○(中川都市計画建築住宅課長) 数については1台ということで、駐車台数と比較して何台という基準はございませんので、関係部署とも調整をしながら、少なくとも各庁舎には1つずつのステーションをというようなことで進めておりますので、1台ということで今のところ検討しております。 ○(平井委員長) 川戸委員。 ○(川戸委員) 例えば、平たいアスファルトのところにこのEVの充電を後からつけるということも可能なことで対応されるという理解でも、今のところは1台で十分だという理解なのですが、要は将来、ガソリンからEVに入れ替わるというところを踏まえたら、後からでも対応ができるという理解でよろしいのか、お伺いします。 ○(平井委員長) 中川課長。 ○(中川都市計画建築住宅課長) 議員おっしゃいますように、これからはEVの時代という部分もあろうかというふうに思っております。増設については電気設備等の関係でございますので、駐車場の一角に増やすということは可能ですので、状況に応じてまた整備は進めてまいりたいというふうに考えております。 ○(平井委員長) 和田副委員長。 ○(和田正幸委員長) すみません、遅れて。ここですが、民間との境界、これも植樹されるのですね。木を植えますと根っこが張るとか、葉っぱが民間に落ちるとかいうことがあると思うのですが、そういうことはどのようにお考えでしょうか。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 今現在、配置計画のほうで植栽の位置についても多少書かせていただいているのですが、今後は植栽計画というのを具体的にしていきますので、どういった木を植えるのかでありましたりとかというのは、今後の検討になるかなと考えております。  以上です。 ○(平井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 平林です。駐輪場が30台と18台ということで書かれているのですが、職員の方、今の計画では文化会館なり、前の吉原小学校からということで、自動車をそこに置いて自転車を使われて職員の方が来られるという可能性もあるのかなと思ったりもするのですが、この駐輪場には職員の方も止めるという計画でよろしいのでしょうか。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 駐輪場につきましては、ここを市民向けの駐輪場というふうにしています。今記載がないので分かりにくいのですが、この増築棟の左上のほうを一応職員用駐車場の9台分、あと、福祉事務所側に駐輪場30台という振り分けにしています。 ○(平井委員長) 永井委員。 ○(永井委員) 永井です。お世話になります。確認ですが、駐車場の129台の中には、我々議員20人おれば20台車が来るわけですが、それもここの中に想定していただいているということでいいのか、これが1点。  別で、ひさしです。今の庁舎と増築棟とをつなぐ間の通路のひさしが、ある程度一定の形になって出されているなということを思うのですが、私はこのひさしはなるべく大きいほうがよいなという思いを前々から思っているのですが、この2階のつながる通路の部分については、ひさしというよりもそのままという感じなのですが、ここも広めにするようなイメージはあるのかどうなのかということを確認したいです。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) まず、駐車場の台数の考え方からですが、今回、基本計画の際にも一定この駐車台数の考え方を少しお示ししたかと思うのですが、基本、人口をベースに自動車の保有率、あとは窓口の滞留率等を一応検討した上で129台というのを出しているので、具体的に議員用の駐車台数が何台とかいう算定はしておりません。  次に、ひさしの考え方ですが、一応ひさしの大きさについては、確かに雨よけとか雪よけの面から言えば大きいひさしというのが有効かなと思うのですが、あまりにも大きくし過ぎると、構造的に柱でしたりとか、はり、そういったものが過剰になり過ぎるようなところもありまして、そこについては通路としての有用性を確保しつつ、最小限の範囲の中で整理をするという形にしております。  あと、増築棟から既存棟に渡る廊下についても、現在、形状についてはあくまでも2階をつなぐ通路というところで整理はしていますが、ここについては広場の使い方といったところの中で、少し木陰というか陰になったりとか、ちょっとしたそういったスペースにも使えるところはあるかなというふうに考えていますが、一応幅としては現在そういう辺りで検討しているというところです。  以上です。 ○(平井委員長) 中川課長。 ○(中川都市計画建築住宅課長) 通路幅ですが、やはり入り口等との関係もございますのであまり広くということになりますと、また、今後利活用を考えていくのですが、下のみんなの広場への圧迫感というものもありますし、事業費との関係もございますので、今現在は通路幅程度のもので検討はしております。  屋根につきましては、一応壁はございませんが、屋根をつけるという方向で考えております。 ○(平井委員長) 永井委員。 ○(永井委員) 確認というか、僕は通路を広げろということを言っているわけではなくて、屋根の部分が広くならないか、ひさし状の要素を持っているようなイメージのことを聞いたのです。確認しておきます。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 一応、既存の庁舎から増築棟へ1階部分をつなぐひさしですが、こちらについては通路幅と、あとは一定の日陰のスペースを確保しています。ただ、2階でつなぐ通路については、通路幅というところで取っています。 ○(平井委員長) 川戸委員。 ○(川戸委員) 川戸です。駐車場のところに、ここの位置に大型バスが入ってくるというところがどうしても引っかかるのですが、車椅子専用の駐車場が、増築棟も福祉の関係が入ってくるわけですので、少な過ぎると思うのです。2台しかなくて、上の3台は職員のという位置づけになるわけですわね、公用車用とか。ならば2台しかないと、もっと必要ではないかなというふうに思いますが、どうでしょうか。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 福祉用の駐車場の台数ですが、これについては一定基準がありますので、その駐車台数に応じた台数を最低基準として一応取っているというところですので、今現在はそういうことで落としているというところです。 ○(平井委員長) 川戸委員。 ○(川戸委員) 基準ということで抑えているということは理解しますが、やはり増築棟にそういう福祉の分野とかが入るわけですので、そういった来庁者の方が多いと、やはりある程度の5台、6台とかは必要だと思いますので、またそこら辺の検討をしてもらったら。 ○(平井委員長) 中川課長。 ○(中川都市計画建築住宅課長) 先ほど安達のほうから説明させていただいたように、現時点では最低基準を満たすようなところで2台ということにさせていただいております。また、近年は譲り合いゾーンというような格好で、コーンを立てて一般駐車場のところに表記をするという手法もございますので、また今後の利用台数を見据えて、そういった手法も取っていきたいというふうに考えております。 ○(平井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 平林です。ロータリーのところのバス停の件ですが、屋根がないなと思いながら見とったのですが、バスを待たれる方のバス停のところに屋根が要らないかなというのが1件です。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 今現在、模型のほうでもひさしの形状が表現されておりますが、バス停と書いてあるところには一応屋根は設けていないのですが、その手前の車寄せのところに一応屋根がありまして、想定としてはそういったところで待っていただいて、バスが来たら乗っていただくというところで想定しております。 ○(平井委員長) 私のほうからですが、みんなの広場について検討委員会があったと思うのですが、ここの考え方がどういうふうにまとまっていったのかについて。  川口公室長。 ○(川口市長公室長) みんなの広場につきましては、市民の方に庁舎、敷地も含めて御利用いただきたいという思いからということと、魅力的な空間づくりという部分も含めて、この間をみんなの広場というようなことや、2階の通路だとか3階のテラスだとか、その辺の利用も含めて2月11日にワークショップを開きまして、この後その内容は報告させていただきますが、使い方は様々な御意見をいただきまして、現状、それを集約しながらより有効的な使い方をしていきたいというふうな思いでおります。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) 先ほどの駐車場の件ですが、北側のほうはゲートをつけないということだったと思うのですが・・・ ○(平井委員長) 通信状態が悪いので、また後ほど質疑でよろしいですか。  では、2ページの平面について、お願いします。  池田委員。 ○(池田委員) 執務の人数の関係で、2階が74人に対して64しか取れてないのかな。確認です。1階、3階は行けてるみたいですが、2階が足りないかなと思うのですが、これはどういう考え方でしょうか。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 執務室の人数想定の考え方ですが、今現在、ここを具体的に検討しているところです。冒頭に資料の説明の中で、今後、個人用の机とシステム的なものを置いている机、あとは自由なスペースの割合みたいなところを現在、具体的に落とし込んではいるのですが、ここの図面上で90人と書かせてもらっていたりとか、64人で書いている部分については、一定今のところまだ数字としては少しアバウトな数字になります。なので、今後、この辺りを具体的にどれぐらい取れるのかというのを調整していきたいというふうに思っております。  以上です。 ○(平井委員長) 池田委員。 ○(池田委員) これからということで、危惧するのは、できたが、執務スペースがなかったということでは、それだけは。大丈夫だと思いますが。分かりました、これからということで。 ○(平井委員長) 川口公室長。 ○(川口市長公室長) 具体的にはこれからなのですが、この後もまたワーキングの説明をさせていただきますが、フリーアドレスの導入をしていこうと基本的に考えてまして、それに伴って、打合せ室ですとか、ワークラウンジとか、いろいろなそういう打合せができる環境も整えていくと。必ずしも100%席を用意しなくても、そういう場所で利用ができる、そもそもフリーアドレスというのが席を固定しないという発想でございますので、なおかつ流動性を持たせようと思うと、100%席を用意するのではなくて少し少なめに、それが1割なのか2割なのか3割なのかというのはあるのですが、少なめに用意することで職員により流動性を持たせようというような考え方もございまして、その辺も含めて検討しているというふうなことでございます。  まだこれからの検討ですが、2階の平面図の中で、左側のエレベーターの上に会議室を用意しています。この会議室というのは、市民の方にもというようなことで、先日のワークショップでもそういう場だというふうな説明をしています。  一方でこの執務室の右側に、コラボレーションラウンジという席もあります。コラボレーションラウンジというものを左側の会議室のほうに持っていくというようなことも、ここの執務室をもう少し広く利用できるというようなことも、検討課題というふうなことで現状は考えているところでございます。 ○(平井委員長) 多賀野委員。 ○(多賀野委員) 屋上の件ですが、ハト小屋が4つも5つもあるのですが、この利用はどういうふうにされるのか。  それと多分、右下のほうに太陽光の設置をされると思うのですが、面積に対してそういった基準みたいなものがあってそこに、もっともっと造ろうと思ったら造られると思うのです、何か基準みたいなものがあるのかどうかということを教えてほしいです。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) まず、ハト小屋ですが、建築的な用語でもありまして、屋上にこういう設備機器を設置しますので、その配管でしたりとか配線を室内に入れていく必要があります。そのために一応そういう入り口を造るのですが、そこに水が入ったらあれなので屋根を造ったりするので、形状が少しハト小屋に似ているというところもあって、すみません。  太陽光については左側を想定していますが、現在、太陽光パネルとしては20キロワット程度を想定しています。これについては、総エネというのをどれだけ高めていくかというところで、今後ZEBも見据えながら設置するスペースというのは取っているのですが、現状、見込んでいるというところについてはその程度ぐらいで見込んでいます。  位置としましては、基本的には一番効率がよい場所というのを選定しております。  以上です。 ○(平井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 平林です。3階のところの会議室、200人の会議って書いてあるのですが、椅子のみで208プラス3席、これは、机はつかない椅子だけの会議室ということですか。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 一応椅子のみで208席というところで、あと3席についてはこの上の部分の3席なので、合計で211席がこの形状で取れば取られるというところです。  以上です。 ○(平井委員長) 川口公室長。 ○(川口市長公室長) 椅子のみの配置であれば200人入られる会議室は確保できると、ただ、これは机ももちろん用意をして、その規模に応じた会議は行えるというふうに考えております。 ○(平井委員長) 私のほうからです。説明の中で、それこそ、光庭の部分は執務室ではないということで延べ面積から外す、だから、4,000平米から外すというところで、この考え方について、我々議会からはあくまでも4,000平米というところで上限が抑えてあるという中で、今回初めて説明があったわけですが、そこのところの考え方の説明をお願いします。  安達主査
    ○(安達都市計画建築住宅課主査) 床面積の考え方の中で、一応室内的な利用がある場合は建築の床面積に入るのですが、今回この光庭という部分については、基本的に外部という扱いにしています。ですので、床面積からは除外した形での整理というところになっております。 ○(平井委員長) 今のところについて何かあれば。  あくまで延べ床面積というところでの考え方ということですね。  鳴海委員。 ○(鳴海委員) 先ほどは失礼しました。今の光庭に関連してですが、屋外テラスと同じ考え方で延べ床面積から外れているということで整理しても大丈夫ですか。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 考え方としましては、先ほども少し申し上げましたが、屋内的な利用がそこに発生するかどうかというところで、床面積の取扱いというところが少し変わってきます。ですので、例えばですが、屋外テラスにそういう屋内的な場所を造る、例えばサンルームとか、そういうような屋内的な利用が発生してしまうとそこに床面積というのが発生してしまいますので、少し考え方が違うかなというところもあるのですが、基本的には床面積の考え方としては、屋内的な利用があるのかないのかというところで整理しております。  以上です。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) 光庭の隣の吹き抜けとか、そのほかの「DS、PS」とか書かれているところとか、その白く抜かれている部分は全部延べ床面積から外れているところというふうに読んだらいいですか。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) ありがとうございます。基本的には白く抜かれているところについては床面積としては見込んではいないのですが、一部EPSとか、PSとか、そういったところについては、1階部分は床があって2階以上は空洞になっているという部分にもあるのですが、そういった部分については1階部分は入ったりとか、少しそういう細かいところはありますが、基本的には床面積には入っていないというような考え方で整理していただければいいかなというふうに思います。  以上です。 ○(平井委員長) 私のほうから。前回か前々回の説明で、光庭の活用で職員のリフレッシュのために利用したいというところもあったのですが、その利用についての検討状況と、その利用をした場合においても延べ床面積には入らないのかというところの確認をお願いします。  安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) この辺りについては今後、建築の確認申請の際に、どういった使い方をするのかというところを含めて、建築主事、確認検査機構と調整していく形になると思いますが、現在どういう使い方をするかで、それは室内的な利用だねという判断をされると基本的に入ってしまいますので、その使い方については今後検討していきたいというふうに思っています。  以上です。 ○(平井委員長) 中西副市長。 ○(中西副市長) あくまでも我々に与えられた延べ床面積というのは4,000平米でございますので、光庭の使い方として、そういった執務室としてカウントされないような範囲での検討ということになろうかというふうに思っております。 ○(平井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 平林です。職員の昼食とか休憩室というのは、この職員ワークラウンジというところを利用していただくということでしょうか。面積的にこの程度で足りるということでよろしいのでしょうか。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 議員言われたとおり、そういう休憩だったりとか、リフレッシュコーナーといったところで職員のワークラウンジというところを想定しています。  ただ、そこだけではなくて、例えばですが、先ほど少しありました屋外のテラスだったりとか、広場的なところ、そういったところも活用しながら休憩スペースに使っていければなというふうに考えています。  以上です。 ○(平井委員長) 永井委員。 ○(永井委員) 関連です。休憩室という形で1階の左上の辺りについているのですが、これは畳のある、横になれるような休憩室ということでいいですか。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) この部分については、守衛室を想定しております。守衛用の休憩室になります。  以上です。 ○(平井委員長) 永井委員。 ○(永井委員) ということは、詳しい規定は知りませんが、最近は休憩室というのは、職員が一時横になるようなことのできる、そういうようなスペースがなくてもいいのですか。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 本日は増築棟のみの図面になりますので、そこをお示しできていないのですが、現在、峰山庁舎のほうで一定そういったスペースも必要になるのではないかというふうには考えております。  以上です。 ○(平井委員長) 永井委員。 ○(永井委員) 意見と混ぜこぜになるのかもしれませんが、これだけ大きなものでたくさんの方々が仕事される場所ですので、一定体調のよくない方々がいつでもある程度おられるということは想定されるべきではないかと思うので、その部分も必要ではないかと思います。  以上です。 ○(平井委員長) では、暫時休憩します。                午前10時05分 休憩                午前10時12分 再開 ○(平井委員長) 休憩を閉じ、会議を再開したいと思います。  それでは、外観についての質疑に移りたいと思います。簡潔にお願いします。  中野委員。 ○(中野委員) 外観についてです。今回、スクリーンという説明をいただいております。その中で少し気になっているのが、案の中では窓が1枚ものでするのと、そうではないパターンということで、窓がしっかり決まらんと少し分かりにくいかなという点もあるのですが、その辺のスケジュール感と、あとはスクリーンをされるというのは、もちろん直射日光を避けるというようなこともあると思うのですが、光熱費を下げるということもあると思うのですが、実際このスクリーンをされた場合、どのぐらい下がるとかいう試算をお持ちなのか、この辺についてお願いします。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 本日提示させていただいたA案からD案については、議員言われたとおり窓の形状、スクリーンの効果、その辺りが今後検討していくところで重要になってくるかなと考えています。スクリーンをつけることによって、数字上でどれだけ効果が出るのかというのがまだ検討中ではございますが、今後その辺りの効果も含めて検討はしていきたいというふうに考えております。ですので、その辺りの窓の形状、あとは、スクリーンの形状も含めて、コストでしたりとか施工方法、その辺りを総合的に判断していきたいというふうに思うのですが、現在の状況としては今後、基本設計の中で一定進めていく必要があるので、D案を軸に進めていきたいなというふうに考えております。  以上です。 ○(平井委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 議会として一番気になるのはコストなのですが、いわゆるちりめんスクリーンを使った場合と一般的な、先ほど副市長が言われたのと、どれくらい経費的に違いが出るのかというのが分からないと、議会としても判断しにくいのですが、それはいつ頃出ますか。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 今現在、ここの部分だけではなくて、全体的な試算というのを現在少し始めている状況です。ですので、工事費の中でこの辺りのスクリーンにどれぐらいかかってくるのか、あとは、比較として違う形状でどれぐらい変わってくるのかというのも、今日のお話の中ではお示ししていかないといけないのかなというふうに考えています。 ○(平井委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 執行部側が一番困るのが、このちりめんスクリーンでやった場合、議会から「そんなもん必要ない」って修正なり何やらされたらもう一番困るでしょう、それが。だから、そこの判断が議会としても、最終これでという、もうこれで修正ができませんよというところをいつ頃示してもらえるのかなということなのですが。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 一応試算については今、基本設計というのを3月末といったところで目標を立てておりますので、その段階では試算的なものというのも一定お示ししないといけないのかなと思っています。 ○(平井委員長) それではまた持ち帰っていただいて、後日また提示していただきたいと思います。  ほかに、外観とか形状について。  私のほうから。府内産の木材を使っていきたいということが書いてあるのですが、これについてのコスト面も踏まえての考え方をお願いします。  安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 一応今回、基本計画の段階でも脱炭素というようなところもありまして、できるだけ木材利用というのも設計の中に取り入れていきたいというふうに考えております。  コストについては、やはり府内産を使っていくことによって多少コスト高になる可能性はありますが、今後、安くできる方法については検討を進めていきたいと思います。  以上です。 ○(平井委員長) 池田委員。 ○(池田委員) これは可能かどうかなのですが、例えばA案で行ったらどれぐらいかかります、B案で行ったらどれぐらいかかりますというのは出せないのですかね、難しかったらいいですが。比較のしようがないので。 ○(平井委員長) 試算の中で金額的なところでですよね。 ○(池田委員) それぞれのA案、B案、C案ごとには難しいですか。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) すみません、具体的に細かいところで試算をしていきますと、かなり複雑になってくることもあるので、今少しお示しできるとすれば、B案、C案の方向で一度概算も含めて考えさせていただいて、その費用というのが全体のバランス的にどうかという中でまた減額要素とか、そういったところを検討していければと思います。  以上です。 ○(平井委員長) 永井委員。 ○(永井委員) 簡単に確認です。よう分からんので、単窓と連窓はどう違うのか、いわゆる効果としてということですが、小びさしと幕板はどう違うのかというのを簡単に説明していただけませんか。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 一応単窓と連窓の違いとしましては、今回、立面図で意匠の見栄え的なところというので大きい違いがあるということをお示ししているのですが、中の環境的な効果みたいなところにつきましては、やはり連窓のほうが窓面積が大きいので、外から入ってくる負荷というのは大きくなります。ですので、そういったところは連窓よりも単窓のほうが中の室内環境の効果というのはよいのかなというふうに思っています。熱負荷という部分でいえば、単窓のほうがメリットはある。ただ、外からの光をたくさん入れることによって室内環境というところが向上する、そういう明るい空間を出すという面では、連窓のほうがメリットがあるということになるとは思います。  小びさしにつきましては、一応文字のとおり小さいひさしを出しているというところでして、A、B案を見ていただきますと、こういうところに少し段がついているのですが、これが小びさしになります。C、D案につきましては、こういうひさしを設けずに面になっていると。この辺りについては、峰山庁舎の本庁のほうがひさしが出ていない設計になりますので、本庁舎と意匠性を合わせるという面で、こういう幕板の形状にすれば合っていくのではないかなという考え方です。 ○(永井委員) それだけですか、機能の面は。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) はい、そうです。 ○(平井委員長) 松本課長。 ○(松本政策企画課長) 先ほどの木材の関係です。当然コスト比較が必要だと思いますが、京都府の補助事業などが京の木材を使った建築の場合はありますので、そういったことも踏まえて検討していくというようなことで考えておりますので、少し補足をさせていただきます。 ○(平井委員長) それでは、ワークショップについての説明に移っていきたいと思います。  松本課長。 ○(松本政策企画課長) それでは、先ほど配信させていただきましたオフィス環境整備に係るワーキンググループとワークショップの関係で、短く説明をさせていただきたいと思います。  まず、ワーキンググループのほうの説明です。資料2を配信させていただきましたが、オフィス環境整備に係るワーキンググループの検討をこれまでしておりまして、その報告というようなことでお聞きいただきたいと思います。  増築棟の整備に合わせてオフィス環境整備を図っていくと、ひいては業務改善、職員の働き方改革を実現して市民サービスの向上につなげると、これが最大の目的です。こういったところで、昨年11月からワーキングを3つ設置して検討を進めているというような状況が、この1ページの中身です。  コンセプトについては一番上のところ、「しごとをおもしろく、まちをおもしろく、Here We Go」というようなことで、こういったことを掲げております。その中でオフィス環境整備の方針ということで「ウェルビーイング市役所きょうたんご」というようなことで掲げて検討しております。その下の表は、それぞれ3つのワーキンググループの分野、コンセプト、目的を整理させていただいて、これに基づいて協議をしていきたいというようなことで御覧いただければというふうに思っております。  次のページを御覧ください。  このワーキンググループの、いわゆる整理の中身ですが、例えば左側のワークスペースですと、ワークスペースの方針、必要な場、必要なツール以下、削減可能な要素だとか、こういったような整理をしてきたというようなことですし、隣のペーパーレス電子化については、ペーパーレス・電子化の方式だとか、電子決裁、また内部の書面の電子化以下、電子ファイルの保存方法、こういったようなことを整理してきたと。最後、一番右の総合窓口では、窓口の方式、また、配置部署、先ほどの増築棟の図面にも関わってきますが、総合窓口に必要となる事項ということで、細かい部分も含めて整理をこれまでしてきたというようなことを御覧いただけるかなというふうに思います。  次をめくっていただくと、ここから先はそれぞれのワーキンググループの具体的な内容になってくるのですが、例えばこのワークスペースの検討のワーキンググループでは、必要な場所でいくと、オープンなミーティングの場所が必要だねとかいうふうなことやリフレッシュの場が必要だねというようなこと、あと、集中するスペースが必要だねと、こういったようなことの意見出しがなされて整理をしております。また、その下、では必要なツールは一体何が必要かというふうなところで、そこにありますようにフリーアドレスですとかチャットツール、フレックスタイム、こういったようなことなど、いろいろな意見出しをしながらまとめてきたというようなことですし、あと、その右、削減可能な要素ということで、いわゆるペーパーレスに伴う執務文書の削減であるとか、ペーパーレスに伴う机上面積の削減、また、管理職の席を独立席からグループ席へ、こういったようなことも意見出しとしてなされました。それをまとめてきたというようなことでございます。  こういう働き方を変えていくためには、いわゆるオフィス環境もそうですが、運用だったり風土を変えていかないといけないよねというふうなところの中で整理をしてきて、その下の部分がスケジュールというようなことで、令和5年度、6年度、7年度かけて増築棟の整備に合わせて整理をしていきましょうというふうなことでございます。その一番右のところに、オフィス環境の設計に合わせて運用案などを検討して、完成までテスト運用を行いながら実現に向かっていくと、こういったようなことでスケジュール感を持っているというふうなことでございます。  めくっていただくと、その次は、ペーパーレス・電子化のワーキンググループですが、これは端的に電子決裁の導入であるとか、行政内部の事務処理に係る書面の電子化であるとか、あと、ファイルの保存方法、ペーパーレス会議の導入、こういったようなことを中心に検討してきたというふうな経過でございます。  さらにめくっていただいて6ページ、総合窓口の検討というふうなことのワーキンググループですが、これは総合窓口の方式というふうなことでワンストップ型というようなことを掲げて、申請手続・相談をワンタイムで完結できる方式、こういったことについて検討を重ねてきたというふうなことです。対応としましては、市民が移動せずに、各担当職員が入れ替わり対応していくと、こういったようなことを話し合ってきました。また、デジタル化に伴って市民負担の軽減をしていこうと、こういったようなところでワンストップ型を実現していくのだというようなことで検討をまとめております。  また、増築棟の窓口の配置計画案、先ほど少し見ていただいておりますが、1階については、申請等が主の部署を配置していく、2階については相談が主の部署を配置していく、こういったようなことで検討してきたというふうなことでございます。  7ページのほうを御覧いただきたいと思います。  今の1階、2階の考え方のゾーニングを図で示したものです。例えば1階にはコンシェルジュを置いて、なおかつ総合受付みたいな形で設けてスピード的な窓口、要は、単純な手続だけの窓口を用意したり、あと、来庁の目的に応じて個別カウンターを用意して、それぞれの職員がそこで対応していくと、こんなイメージを持った図面にしております。2階のほうは、エレベーター・階段を上がったところの正面にどんとカウンターを設けて、どういったことで来られたのかということを把握しながらそれぞれ個別カウンター、相談カウンターに御案内すると、このような形でゾーニングはイメージしているというふうなことでございます。あくまでもイメージというふうなことで御覧いただければと思います。  最後、8ページでございます。  これまでのいろいろな説明の部分について少し整理をしたページというふうなことですが、案内の機能であったり、連携する機能、スピード対応機能、セリフ対応機能、配慮機能、こういったようなことで、内容については、先ほど言いましたコンシェルジュの配置だとか、総合受付の設置以下、部署間連携、スピード窓口、こういったようなことを1つずつ整理をしながら、総合窓口というふうなことで検討してきました。  一番下だけ紹介しますが、一番右下の写真、乳幼児連れ対応ということで、これは愛媛県西予市に視察に行ったときに、こういったようなものを設けておられました。子連れで来られたときに、子供をここで遊ばせながら相談を受けると、こういったようなことも西予市はされておりましたので、本市でも取り入れてはどうかというようなことで検討しているところでございます。  続いて、今配信しましたワークショップの開催結果ということで、先ほど公室長からありましたように、2月11日にアイデアをいただくために開催しました。ゼロ歳から70代の24人の方に御参加いただいております。その2番がワークショップの主な意見というふうなことでございますが、左のほうを見ていただくと、左の軸は、いわゆる今回、市民開放スペースといいますか、市民が使っていただける想定のスペース、右の軸が日常的な用途、非日常的な用途、こういったようなことで整理をしてきたということです。
     ぱっと御覧いただいたとおりですが、例えば屋外の広場でしたら、遊ぶのを見守れる公園のような場所がいいなというような御意見であったり、屋内、増築棟の中の情報発信コーナーだと高校生などが部活で使ったりですとか、特産物の売店があったりしたらどうかなというふうなこと、また、会議室は中高生の自習スペース、あと、峰山庁舎の交流スペース、中央の部分ですが、飲食であったりカフェスペースがあったらいいなというようなことですとか、あと、非日常的なイベント的なところですが、マルシェ、ジュニア文化祭、チアダンス、また「たんちょす」、現在のイベントをここでやったらどうかだとか、ダンススタジオといったようなことが考えられるのではないかなと。あと、設備などでもストリートピアノ、学校で使えるピアノがあったらここに配置をして、ストリートピアノ的に使えるのではないかなというようなところですとか、あと、3階の屋外テラスなどは屋根がついていたほうがよいのではないかなみたいな、このような御意見もいただきました。  非常に簡単ですが、こういったようなことで、子どもたちも一緒になりながらワークショップは盛り上がったかなというふうなことが感想でございます。  簡単ですが、以上でございます。 ○(平井委員長) 今、ワーキンググループ、検討会議のそれぞれ3つの説明とワーキングショップでの説明がありました。今回は情報共有ということで、これをまた持ち帰って委員会のほうでも検討しながら、また意見交換をしていきたいと思いますが、そういった形でよろしいでしょうか。    (「はい」の声あり) ○(平井委員長) それでは、そのほかに何かあれば。  池田委員。 ○(池田委員) 全体的な考え方で、防災に対して特段、今回の増築棟についてこういうことを考えているとかいうようなことがあれば示していただきたいのですが。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 今回、設計方針の中にも防災関係の方針がありますので、建物についても、地震に強い建物にすることはもとより、それ以外についても、防災機能というようなところで今後提示させていただきたいというふうには思っております。  浸水対策につきましても、一部建物の床の高さを浸水ラインから上げていくでしたりとか、止水版の設置、そういったところで浸水対策についてもやっていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○(平井委員長) それでは、今日の意見交換はこの程度にとどめておきたいと思います。  次回は、必要に応じてこういった形で開催させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  それでは、以上で本日の委員会を終了したいと思います。お疲れさまでした。                                 閉会 午前10時33分 ┌───────────────────────────────────────────┐ │                                           │ │会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。         │ │                                           │ │                    委員長   平井 邦生            │ │                                           │ │                    署名委員  永井 友昭            │ └───────────────────────────────────────────┘...