姶良市議会 > 2021-09-08 >
09月08日-05号

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  1. 姶良市議会 2021-09-08
    09月08日-05号


    取得元: 姶良市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-22
    令和 3年 9月定例会(第3回)令和3年第3回姶良市議会定例会議事日程第5号                         9月8日(水)午前10時 開 議┌──┬────┬────────────────────────────┬──────┐│日程│議  案│       議      件      名      │ 備  考 ││番号│番  号│                            │      │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 1|    |諸般の報告                       |      │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 2|議  案│専決処分について承認を求める件(令和3年度姶良市一般会 |日程第2  |│  │第58号|計補正予算(第5号))                 |議案第58 |├──┼────┼────────────────────────────┤号から日程 |│ 3|議  案│専決処分について承認を求める件(令和3年度姶良市一般会 |第6 議案 |│  │第59号|計補正予算(第6号))                 |第63号ま |├──┼────┼────────────────────────────┤でを一括議 |│ 4|議  案│財産の取得に関する件                  |題に供し、一|│  │第60号|                            |括質疑の後、|├──┼────┼────────────────────────────┤委員会付託 |│ 5|議  案│財産の処分に関する件                  |を省略して、|│  │第61号|                            |1件ずつ討 |├──┼────┼────────────────────────────┤論、採決(電|│ 6|議  案│令和3年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算  |子表決)  |│  │第63号|(第1号)                       |      |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 7|議  案│令和3年度姶良市一般会計補正予算(第7号)       |質疑の後、一|│  │第62号|                            |般会計予算 ||  |    |                            |審査特別委 ||  |    |                            |員会へ付託 |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 8|議  案|令和2年度姶良市一般会計歳入歳出決算認定について    |日程第8  ||  |第64号|                            |議案第64 |├──┼────┼────────────────────────────┤号から日程 |│ 9|議  案│令和2年度姶良市国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出  |第16 議 |│  │第65号|決算認定について                    |案第72号 |├──┼────┼────────────────────────────┤までを一括 |│10|議  案│令和2年度姶良市国民健康保険特別会計施設勘定歳入歳出  |議題に供し、|│  │第66号|決算認定について                    |提案理由の |├──┼────┼────────────────────────────┤説明を受け、|│11|議  案│令和2年度姶良市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認  |質疑は9月 |│  │第67号|定について                       |22日の会 |├──┼────┼────────────────────────────┤議で行う。 |│12|議  案│令和2年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出  |      |│  │第68号|決算認定について                    |      |├──┼────┼────────────────────────────┤      |│13|議  案│令和2年度姶良市介護保険特別会計介護サービス事業勘定  |      |│  │第69号|歳入歳出決算認定について                |      |├──┼────┼────────────────────────────┤      |│14|議  案│令和2年度姶良市農林業労働者災害共済事業特別会計歳入  |      |│  │第70号|歳出決算認定について                  |      |├──┼────┼────────────────────────────┤      |│15|議  案│令和2年度姶良市水道事業会計決算認定について      |      |│  │第71号|                            |      |├──┼────┼────────────────────────────┤      |│16|議  案│令和2年度姶良市下水道事業会計決算認定について     |      |│  │第72号|                            |      |├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│17|陳  情│貴議会での「川内原発20年運転期間延長」に伴う課題の調 |総務常任委 |│  │第 2号|査・研究、議論などを求める陳情書            │員会に付託 │└──┴────┴────────────────────────────┴──────┘┌───────────────────────────────────────────┐│             令和3年第3回姶良市議会定例会               │├────────────────────────┬─────┬────────────┤│                        │開会議)│  午前10時00分  ││    令和3年9月8日(水)本会議      ├─────┼────────────┤│                        │閉会議)│  午前11時21分  │└────────────────────────┴─────┴────────────┘┌────┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┐│出席議員│議席│ 氏  名 │出欠│議席│ 氏  名 │出欠│議席│ 氏  名 │出欠││及  び│番号│      │の別│番号│      │の別│番号│      │の別││欠席議員├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    | 1|新福 愛子 |出 | 9|上村  親 |出 |17|谷口 義文 |出 |│    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    | 2|竹下日出志 |出 |10|森川 和美 |出 |18|小山田邦弘 |出 |│    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    | 3|国生  卓 |出 |11|岩下陽太郎 |出 |19|萩原 哲郎 |出 |│    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    | 4|峯下  洋 |出 |12|松元 卓也 |出 |20|堂森 忠夫 |出 |│    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    | 5|田口 幸一 |出 |13|湯元 秀誠 |出 |21|      |  |│    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    | 6|湯之原一郎 |出 |14|堀  広子 |出 |22|有川 洋美 |出 |│    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    | 7|鈴木 俊二 |出 |15|吉村 賢一 |出 |23|犬伏 浩幸 |出 |│    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    | 8|湯川 逸郎 |出 |16|和田 里志 |出 |24|東馬場 弘 |出 |├────┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┤│          出席  23人    欠席 0人                 │└───────────────────────────────────────────┘┌─────────┬────────┬───────┬────────┬───────┐| 本会議書記氏名 │  事務局長  │ 迫田 耕蔵 | 事務局次長  | 竹中 裕二 │└─────────┴────────┴───────┴────────┴───────┘┌───────┬────┬──────┬────┬──────┬────┬──────┐│ 地方自治法 │市  長│湯元 敏浩 │市民生活|吉永 惠子 |消 防 長|米澤 照美 |│ 第121条 │    │      │部  長|      |    |      |│ の規定によ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ る説明のた │副 市 長|宮田 昭二 |保健福祉|濱田 耕一 |水道事業|新門 哲治 |│ めの出席者 │    |      |部  長|      |部  長|      |│ の職氏名  ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       |教 育 長|小倉 寛恒 |農林水産|田代 信彦 |総務部次|今別府浩美 |│       │    |      |部 長 兼|      |長兼庁舎|      |│       |    |      |蒲生総合|      |建設課長|      |│       │    |      |支 所 長|      |    |      |│       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       |総務部長|松林 洋一 |建設部長|松里智一朗 |総務部次|原口 浩幸 |│       |    |      |    |      |長危機|      |│       │    |      |    |      |管監|      |│       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │企画部長|髙山 八大 |教育部長|塚田 佳明 |企 画 部|松岡  力 |│       │    |      |    |      |次 長 兼|      |│       │    |      |    |      |企画政策|      |│       │    |      |    |      |課  長|      |│       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       |市民生活|原口 理恵 |建設部次|有江 浩文 |水道事業|岩下 伸一 |│       |部次長兼|      |長兼都市|      |部次長兼|      |│       |男女共同|      |計画課長|      |施設課長|      |│       |参画課長|      |    |      |    |      |│       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤|       |保健福祉|向江 美喜 |建設部次|川崎 久志 |総 務 部|堂路 温幸 ||       |部次長兼|      |長兼建築|      |財政課長|      ||       |健康増進|      |住宅課長|      |    |      ||       |課  長|      |    |      |    |      |│       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤|       |保健福祉|野村 昭彦 |教育部次|北野 靖往 |企 画 部|竹ノ内敬明 ||       |部次長兼|      |長兼教育|      |商工観光|      ||       |保険年金|      |総務課長|      |課  長|      ||       |課  長|      |    |      |    |      |│       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤|       |農林水産|萩原 安信 |教育部次|前田 浩二 |    |      ||       |部次長兼|      |長兼学校|      |    |      ||       |農政課長|      |教育課長|      |    |      |└───────┴────┴──────┴────┴──────┴────┴──────┘               9月8日 ○議長(東馬場弘君) これより本日の会議を開きます。(午前10時00分開議) ○議長(東馬場弘君) 本日の日程は、配布しております議事日程のとおりであります。 ○議長(東馬場弘君) 日程第1、諸般の報告を行います。 市長から、報告第7号 令和2年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率についてが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により提出されております。 これは議会に報告しなければならないもので、認定などの議決を要するものではありません。 これで、諸般の報告を終わります。 ○議長(東馬場弘君) 日程第2、議案第58号 専決処分について承認を求める件(令和3年度姶良市一般会計補正予算(第5号))日程第3、議案第59号 専決処分について承認を求める件(令和3年度姶良市一般会計補正予算(第6号))日程第4、議案第60号 財産の取得に関する件日程第5、議案第61号 財産の処分に関する件                                  及び日程第6、議案第63号 令和3年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)までの5案件を一括議題とします。 これらの案件については、9月1日の会議で提案理由の説明を受けておりますので、これから一括質疑に入ります。 各案件について質疑の通告はありません。質疑はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 質疑なしと認めます。 以上で、議案第58号から議案第61号まで及び議案第63号についての質疑を終わります。 ○議長(東馬場弘君) お諮りします。 ただいま議題となっております議案第58号から議案第61号まで及び議案第63号の5案件については、会規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま議題となっております5案件につきましては、委員会付託を省略することに決定しました。 ○議長(東馬場弘君) これから、議案処理に入ります。 議案処理については、さきに配布しました議案処理一覧表に沿って1件ずつ処理してまいります。 まず、議案第58号 専決処分について承認を求める件(令和3年度姶良市一般会計補正予算(第5号))について討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。 ○議長(東馬場弘君) これから、議案第58号 専決処分について承認を求める件(令和3年度姶良市一般会計補正予算(第5号))を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。 本件を承認することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。 したがって、議案第58号 専決処分について承認を求める件(令和3年度姶良市一般会計補正予算(第5号))については承認されました。 ○議長(東馬場弘君) 次に、議案第59号 専決処分について承認を求める件(令和3年度姶良市一般会計補正予算(第6号))について討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。 ○議長(東馬場弘君) これから、議案第59号 専決処分について承認を求める件(令和3年度姶良市一般会計補正予算(第6号))を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。 本件を承認することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。 したがって、議案第59号 専決処分について承認を求める件(令和3年度姶良市一般会計補正予算(第6号))については承認されました。 ○議長(東馬場弘君) 次に、議案第60号 財産の取得に関する件について討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。
    ○議長(東馬場弘君) これから、議案第60号 財産の取得に関する件を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。 本件を可決することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。 したがって、議案第60号 財産の取得に関する件については可決されました。 ○議長(東馬場弘君) 次に、議案第61号 財産の処分に関する件について討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。 ○議長(東馬場弘君) これから、議案第61号 財産の処分に関する件を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。 本案を可決することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。 したがって、議案第61号 財産の処分に関する件については可決されました。 ○議長(東馬場弘君) 次に、議案第63号 令和3年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)について討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。 ○議長(東馬場弘君) これから、議案第63号 令和3年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。 したがって、議案第63号 令和3年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。 ○議長(東馬場弘君) 日程第7、議案第62号 令和3年度姶良市一般会計補正予算(第7号)を議題とします。 この案件については、9月1日の会議で提案理由の説明を受けておりますので、これから質疑に入ります。 2名の議員から質疑の通告がされております。順次発言を許します。 まず、10番、森川和美議員の質疑を許します。 ◆10番(森川和美君) それでは、質疑をいたします。 議案第62号 令和3年度姶良市一般会計補正予算(第7号)の25ページ、民生費、社会福祉総務費新型コロナウイルス感染症の影響など、経済的な理由により、生理用品を用意することが困難な状態にある生理の貧困に対応するための経費とありますが、困難な状態にある対象者をどのように特定するのか。経済差別になる懸念はないか。また、数量や品別等はどのように配付するのか。 続きまして、37ページ、商工費、商工振興費でありますが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、落ち込んだ市内経済の活性化と市民の生活支援を目的に実施するとありますが、プレミアム商品券事業にかかる経費について3,000円分のプレミアムの根拠及び費用対効果をどのように見込んでいるか。また、交換先が郵便局のみで課題はないのか、お尋ねいたします。 ◎市長(湯元敏浩君) 議案第62号につきましては、2人の方からご質疑をいただきました。順次副市長及び教育長がお答えいたします。 ◎副市長(宮田昭二君) 森川議員からいただきました議案第62号 令和3年度姶良市一般会計補正予算(第7号)の1点目のご質疑にお答えします。 今回の補正予算は、生理用品を用意することが困難な状態にある個人や世帯主を特定せず、市役所、図書館等の公共施設のトイレに案内カードを置くほか、小中学校の保健室に備える予定としております。対象者を特定することは困難でありますが、困っている方が利用しやすいようプライバシーに配慮した運用を行い、各施設の希望に沿える量を配分したいと考えております。 2点目のご質疑にお答えします。 昨年度発行したプレミアム商品券は、1万円の商品券を5,000円で販売したものであります。これは新型コロナウイルス感染症という誰も経験したこともない状況下にあった市民や事業者が、少しでも先行きの不安を取り除けるように支援するために実施したものであります。 現在は、コロナワクチン接種率の向上や確実な情報の共有が図られるなど、市民や事業者がしっかりとした感染症対策を行っていただいていることを鑑み、今回は、本市の地域経済の活力を回復させるために、8,000円分の商品券を5,000円で発行するものであります。商品券は額面が500円の16枚つづりで、そのうち12枚は全業種で使用可能な共通券で、その他の4枚は飲食店、宿泊施設に加え、タクシーでも使用可能な専用券としたところであります。 昨年実施した事業では、市内全世帯のおよそ75%の方が購入され、およそ2億8,000万円分の商品券が使用されました。今回も同様に購入された場合、およそ2億2,000万円分の商品券が使用されることとなり、市内経済の活力回復及び産業の振興に資するものと考えております。 また、前回も市内9つの郵便局に販売を委託し、特にイオンタウン姶良内の郵便局では、土曜、日曜、祝日も取り扱っており、市民の方々からも好評であったことから、今回も委託するものであります。 以上、お答えといたします。 ◆10番(森川和美君) 質疑は、最初の質疑を合わせて3回だということでございますので、この2つの、補正予算に対しての質疑をしていきますが。 まず、1番目の衛生費の生理用品に関する答弁がありましたが、答弁の中には、生理用品を用意することが困難な状態にある個人や世帯主を特定しないという答弁になっておるわけですね。提案の中では、生理用品を準備することが困難な状態にある生理の貧困に対応するための経費と。それと市長の記者会見の中にも、対象者、様々な事情で生理用品が準備できない方とこういうふうに示されているわけですが、私がお尋ねしている答弁とちょっと差異があると思うんですが、ここら辺りをはっきりしないと、各学校あるいは公共施設に置いたときに、幾ら置いても足らない可能性も出てくるわけですが。そして、そういう対象者というのを特定しないということは、誰でもこれを使用できるということになれば、非常に問題になってくるおそれがあると思うんですが、そのことについてどのように対応されていくのか、これが1点。 それと、この事業を提案される経緯過程、6月議会に同僚議員が一般質問されて、素早く9月議会に補正予算として提出されているんですが、普通なかなか、かねての我々の要望、一般質問等には1年以上かかる経緯が今まであったわけですけれども、そこら辺りの経緯。そして、これらを精査といいますか、事業に持っていく過程のメンバー、若手の女性議員、職員あたりが入っているのかどうか、この2点。 それから、1回やりますと、これは恐らく継続的にしなくてはならないと、そこら辺りをどう見込んでいるのかどうか。それと、この補助事業のいわゆるコロナ対策、国の行う事業の中で、今回は今提案されている補助事業を使うわけですけど、このほかに女性のつながりサポート事業、あるいは地域女性活躍推進交付金というのがあるはずですが、ここら辺りは活用に値できなかったのかどうか、この3点ですね。 それとプレミアム商品券のほうですが、これも、昨年5,000円のプレミアムをつけて1万円の販売額だったんですが、どのような精査をして今回も──金額が少しダウンしましたけれども──、再事業されたんですが、どのような課題を踏まえて、そして今回は3,000円に落としたわけですよね、そこら辺りを、まず説明をお願いします。 ◎保健福祉部長(濱田耕一君) まず、4点ほど、ご質問があったと思うんですが、対象者がはっきりしなくて、そのまま行っていいのかというご質問だったと思うんですが、この起こりをまとめて申し上げますと、そもそもコロナ禍によって貧困というようなことがありまして、議員仰せのように6月の一般質問のほうでもございましたけれども、県内でおきますと日置市が、もう6月の中でこの予算を上げております。これにつきましては今はやりのSNSとか、そういった部分でいろいろ広まってきたものでございます。 今回、この制度設計につきましては男女共同参画、そういったところと協議をしながら、先ほど若い女性が入っていたのかという話だったんですが、女性のご意見を聞きながら制度設計をしたところでございます。 配置につきまして、足りなくなるのではないかということではございますけれども、基本的に大体40か所ぐらいの施設に配置しようと思っておりますけれども、それはトイレにそのまま置いて、どんどん取っていってくださいということではなくて、今現在、本庁舎でも行っておるんですけれども、これにつきましては社会福祉協議会等が寄附等で、避難所とかそういったところに置くように生理用品等を寄附でいただいている部分がございます。そういった部分を先に利用したいということで庁舎に送っているんですが、そこにつきましては文章でお困りの方はということで、チラシが貼ってありまして、そこにカードがありまして、そのカードの中には窓口の女性職員のほうに、デリケートな部分ではございますので、こそっと渡していただければということで、女性職員のほうには、その旨は通知しています。 こういったような形式で、先日も学校につきましては保健室のほうで置いてするということで、ほかの公民館とかそういった部分につきましては、ここの庁舎のような感じで、プライバシーもございますので、そういった形でお困りの方という形で進めていきたいというふうに思っています。 今回の制度設計につきましてはコロナ禍の中ということでしてございますけども、来年度以降もということになりますとやはり貧困とかそういった部分に今後は焦点を当てながら、来年度に向けて協議をしていきたいと思っております。 先ほど、女性つながりサポートということがありましたけども、先ほど申し上げましたけれども、財源につきましては、今回コロナ禍ということで交付金を利用させていただいたところでございます。 以上でございます。 ◎企画部長(髙山八大君) プレミアム商品券の件につきましてお答えいたします。 まず、昨年度行いました同事業につきましての精査ですが、商品券が市のほうに返ってまいりますので、その使用された店舗ごと、あと地区ごと、あとどのような郵便局で購入されたのかというところも含めまして詳細な精査は行っているつもりでございます。その中で、先ほど質疑に答弁がありましたとおりの、その実績が出ておるという考え方になります。 あと、課題ということですが、現時点で昨年度の事業につきまして、特に大きな問題があったという考え方は持っておりません。やはりプレミアム分を含めて、市内の皆さんに市内の店舗を活用して、消費を喚起していただいてという点については非常に感謝しておりますし、効果のあった事業であろうかと思います。 あと、プレミアム分を昨年に比べて5,000円から3,000円にした考え方ですけれども、先ほどの質疑にもありましたとおり、昨年は県内で初めてのコロナ感染者が本市で発生しました。そのときの市民の皆様の不安、議員の皆様、あと行政についても、どうやって対策をしていくかという手探りの状態で様々な事業を取り組まなければいけないという状況にございました。その中で市民の皆様に、プレミアム率としては非常に規模の大きいプレミアム商品券を発行したわけですが、それ以降、様々な施策ということで特別定額給付金でありましたり事業継続化支援金、あと福祉政策としての支援、様々な支援を対コロナということで取り組んでまいりました。 この商品券につきましても、当初、コロナの影響がここまで続くとは想定はしておりませんでした。ですので、この商品券につきましても、2回目をもしやるのであれば、コロナが落ち着いて、ここで景気にはずみをつけるという部分で最後の手段として、地域経済の本当に活性化のためにやりたいという考え方ございましたが、残念ながら、現状、コロナは収まっておりませんし、ともすれば昨年度よりも状況は悪化しているように見えなくもございません。その中で少しでも地域の経済の活性化、もしくは地域を何とか維持して、皆さんに踏ん張っていただきたいという考え方もありまして、今回はプレミアム率を60%にしたところであります。 県内で、このプレミアム商品券を行われております自治体、特に市の中で複数回行っている自治体も含めて、およそ30回程度、プレミアム商品券をなさっていらっしゃいますが、その平均的なプレミアム率というのが大体30%ぐらいとなっておるようです。1回目に100%、昨年、本市と同じようにやった自治体も数多くありますが、2回目、3回目で、プレミアム率を下げながら複数回やっているという自治体が多いようですので、そういった分も参考にさせていただいたところでございます。 以上です。 ◎市民生活部次長兼男女共同参画課長(原口理恵君) 生理の貧困の予算の計上の内容になります。議員のほうから、地域女性活躍推進交付金の活用はというご質問に対してお答えいたします。 前回の6月議会において、議員仰せのように一般質問の中で、その交付金の活用は考えなかったかという質問を受けております。それに対しましても、生理用品を提供することだけに使える交付金ではございませんでしたので、あくまでも、やはり困っている方に対しての相談支援を行いながら、その中において生理用品の提供も可能であるという内容の交付金になっております。 その交付金の中に3つの形があり、つながりサポート型というのが追加になり、相談支援を行っていく中で生理用品も提供できるよという交付金の内容になっております。 今回の今現在、トイレに置いておりますカードと併せて、生理用品を提供する袋の中には相談窓口の案内も入れております。ですので、生理用品に困っている方は、当然、生理用品だけに困っているのではないのではないかと私たちは捉えておりますので、そういった方が支援を、本来その方たちが望まれる支援につながるように窓口の案内をし、必要な支援へとつなげていきたいということで、今回は福祉のほうで予算計上されているところです。 以上です。 ◆10番(森川和美君) そこ辺りは理解できました。 他の自治体ではNPO法人及び社会福祉協議会に委託されているところがあるんですけども、本市は相談等々のことの一部的なものは社協あたりにもご協力をいただいているんでしょうけれども、そこら辺りの検討はなかったのか。 それと、私も男性ながら、いろいろ頭で想像しながら、この質疑を出したんですけども、皆さんご承知のとおりスーパーとか、あるいは様々な商業施設に行くと、この生理用品というのは多種多様、相当な数があるんです。薄さ、あるいは厚さ、あるいはまた挿入方式等々があるわけですが、そこら辺りの品別の配付状況が私は非常に難しいのではないかと思ったりするんですが、そこら辺りまでしっかり協議をされて提案されたのか、お尋ねします。 それと、先日の一般質問でしたか、同僚議員の中で、学校の保健室にはほとんど相談には来ていないというようなことを私は記憶しているんですが。そういうことも含めて最大の、年代年代に合わせての対応の仕方が極めて慎重に配慮、思いやりのある対応をすべきだと思うんですが、そういうところはしっかり──今後、相当な検討もされるんでしょうが──その辺まで細かく再三にわたって、プライバシーを含めて、あるいは物が物だけに、あるいは相談が相談だけに、年代別によっては相当違うと思うんです。例えば高校生あたりでは、友達同士でいろいろやり取りしながらできると思うのですが、一番はやっぱり小学生、中学生です。初潮も小学生あたり、相当、年代が低くなってきていると、早い小学生ではもう3年生ぐらいあたりからということも聞くんですが、そういうところまで配慮をされているのかどうかです。 それと、プレミアム商品券ですけど、いろいろ検討はされているというふうに思うんですけれども、この提案の中に令和2年度のプレミアム商品券購入の使用実績等々が出ているんですが、これ、また決算でもしっかりやらんといかんわけですけれども、3万7,217世帯のうち、購入されていない方が9,178世帯もあるわけです。そうしますと、公平にこれが出回っているかと。それと、店舗・地域別使用実績というのがありますが、飲食、宿泊、店舗、これ、なぜ分けなかったんですか、この飲食と店舗を。しかも、色分けをしたわけですよね。そういう資料不足があったから、質疑をするきっかけになったんです。 それと、こっちのほうですが、予算説明資料のほうなんですけれども、事業スケジュールがるる示してありますけれども、私が気になるのは商品券の取扱店の換金の期間、11月中旬から2月末となっているし、それと細かに換金する日数は、ある商工会員の話によりますと2週間ばかりかかるよと。ですから、小さな個人商店では仕入れができないから、この登録はできないという話を聞くんですが、そこら辺りもしっかり考慮した上の内容なのか、前回と全然変わらないのか、その辺を──これ特別委員会付託になっておりますが、私が思いついたとこだけを、しかも3回しかできませんので、以上お尋ねいたします。 ◎保健福祉部長(濱田耕一君) 3点ほどご質問だったと思うんですが、この事業をする前から、社会福祉協議会においては、いろいろな団体から寄附を集めまして、こういった生理用品とか、そういった部分の寄附も集めて、避難所とかいろんなところに置いておりました。 今回、この制度につきましては、コロナ禍による貧困ということで保健福祉部のほうで予算化したところではございますが、今後以降のことも含めながら今後は対応していきたいというふうに思っております。 あと、品物につきましては今から購入という形になりますので、これはもう男性は分かりませんので、女性の意見を聞きながら丁寧にやっていきたいというふうに思っております。 学校等の保健室、年代ごとにということで、高校生はやり取りということがあったんで、実際、今までは高校生の中でそういった形で、急にそういうことがあったりした場合にやり取りをしたりとか、そういった現状はあったと思います。ただ、その中でも貧困のことは言えなかったりとか、そういった面で苦労していた子どもたちもいます。 また、年代ごとにということでありますが、学校ごとの保健室での対応という形になりますので、そこにつきましては年代ごとに、その学校の保健室の先生方のほうが十分周知していらっしゃると思いますので、学校のほうにお願いしたいというふうに思っているところでございます。 以上でございます。 ◎教育長(小倉寛恒君) 学校の保健室に生理の用品を取りに来る子はいないということじゃなくて、これまでは数はそんなに多くなかったということでございまして、急に必要になったという子どもたちが来るぐらいで、あらかじめ用意して来ているんだろうと思います。ただ、トイレの中に常時設置しているというのは不衛生な気がいたしますんで、これまでどおり保健室で養護教諭から渡すようにしたいと思っています。 それぞれのやり方については、学校のそれぞれの校種──小学校、中学校ですね──それから学校の判断でさせたいというふうに考えております。 ◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 まず、購入された方が全体の75%であったという部分について、いわゆる公平性に欠けるのではないかというご質疑ですが、本市の商品券の交換の方法につきましては、基準日における各世帯に圧着はがきで購入券を配布いたしました。ですので、各世帯には平等に購入することができる環境はつくったと考えております。他の自治体では、あらかじめ販売するセット数を決めて、上限セット数を決めて、いわゆる先着順という形で購入させるという自治体もあったようですが、本市はそれを採らずに、皆さんに平等に購入する機会を創設したという考え方でおります。75%という数字が高いか低いかというところは、いろいろ考え方あろうかと思いますが、公平性という意味では、取組としては担保されていたのではないかと考えております。 次に、飲食と宿泊の件につきまして、これをそれぞれ分けるべきではないだろうかということなんですが、まず、これを分けてしまいますと、それぞれの券が宿泊だけ、もしくは飲食だけというふうになってしまいますので、そういった部分で2つを一緒にすることによって、若干ですが、使用する利便性は広がっているのではないかと思われます。 あと、支給金の請求期間が短いのではないか、もうちょっと細かく考えるべきではないかということですが、店舗で使われた商品券につきましては、各店舗が姶良、加治木、蒲生のそれぞれの担当部署に商品券を持って請求をされます。登録していただいた店舗が、昨年が509店舗ございました。この店舗も、それぞれの業務上の締めというのがございまして、週ごとに商品券を換金される事業者もいらっしゃれば、月ごと、もしくは請求の最終日にまとめて持ってこられる店舗、様々な形態で持ってきていただいております。それらに一件一件、事務処理として対応いたしますので、やはり若干の時間は当然必要になろうかと思われます。 以上です。 ○議長(東馬場弘君) これで、森川議員の質疑を終わります。 次に、15番、吉村賢一議員の質疑を許します。 ◆15番(吉村賢一君) 議案第62号 令和3年度姶良市一般会計補正予算(第7号)について質疑いたします。 まず、28ページ、民生費、児童福祉総務費、養育医療給付事業561万4,000円は当初で999万6,000円の予算であったが、今回、補正の要因は何か。 34ページ、農林水産業費、農業振興費、6次産業促進事業で当初28万6,000円より大幅に増えた理由を示せ。 37ページ、商工費、商工振興費、商店街活性化事業費補助金、当初300万円の補助金が有効に使われて今回の補正に至っていると思うが、今年度の実績と今後の見込み件数を示せ。 48ページ、教育費、文化財費、文化財保護管理事業の工事請負費について、県などからの補助はないのか。 以上、伺います。 ◎副市長(宮田昭二君) 吉村議員からいただきました議案第62号 令和3年度姶良市一般会計補正予算(第7号)の1点目のご質疑にお答えします。 養育医療給付事業は、身体の発育が未熟なまま生まれた乳児に対して、正常な機能を獲得するまでの間、必要な医療を受ける経費を給付するもので、今回の補正は出生数に占める低体重児の割合が増加したことによるものであります。 2点目のご質疑にお答えします。 6次産業促進事業は、農林漁業者が単独または製造業者や小売業者等と連携して本市の農林水産物を活用した新たな加工品の開発、製造・販売、既存製品の改良及び販路拡大を目的に行う事業に対して、1事業当たり補助対象経費の5分の4以内、限度額200万円の補助を行うもので、事業対象期間は5年間となります。 本年度の6次産業促進事業予算は、継続事業の補助金及び姶良市6次産業化促進委員会の経費を計上しておりましたが、本年6月に新たな事業申請があり、同委員会による審査後、補助金の交付要件に該当したことから補正予算を計上したところであります。 新たな事業は、農業者と連携した製造販売事業者から申請され、事業内容は、はだか麦等を活用したパン、菓子類やレトルト商品の開発と販路開拓となっております。 3点目のご質疑にお答えします。 商店街活性化事業補助金は、空き店舗等を活用して新規開業する事業者に対して賃借料の一部を1年間補助する制度であり、当初予算では6店舗分の家賃補助にかかる経費を計上しました。 今回の補正予算は、本年4月以降、新たに相談があった6店舗分を計上したものであり、当初予算分を含めると12の空き店舗解消につながることとなります。 ◎教育長(小倉寛恒君) 議案第62号 令和3年度姶良市一般会計補正予算(第7号)の4点目のご質疑にお答えします。 県指定史跡、宇都窯跡は、現在、窯跡を保護している覆屋がある土地が指定地になっております。今回、排水路改修工事を行う土地は指定地外であるため、県指定文化財保護事業費補助金の対象外となります。 また、その他にこの土地に適用できる補助事業はありません。 以上、答えといたします。 ◆15番(吉村賢一君) 2点目の質疑をさせていただきます。 まず、児童福祉総務費のほうですが、これにつきましては、前提として9日がこの質疑の締切りで、10日に詳しい予算資料が出ましたので、ある程度明らかになった部分もございますが、まだ不明な点について質疑させてもらいたいと思います。 この中で子どもの養育医療給付事業、この資料を見ますと一定程度の──平成17年以降は横ばいで推移しており、いわゆる発生要因として、それで一定数の低出生体重児の発生が確認されていると、そのため出生者数の増加に伴う増加も原因の一つと考えられるということになっておりますが、この一定数がある程度横ばいで来ていたのが、今回、増えた理由というのは出生者数が増えたからというふうな説明になっているんですが、ちょっとこの辺をもう少し詳しくお伺いしたいと思います。 それと、医療機関としては鹿児島市内の医療機関ということになっているかと思うんですが、姶良市内では全く、そういうことに対しては今までも受入れはできていなかったのかどうか。 それから、2点目のほうに行きます。6次産業促進事業についてなんですが、回答からいきますと、一番下の左手の下のほうでは、事業対象期間は5年間ということになっておりますが、この5年間、同一企業に対して、あるいは同一の対象者に対して継続して行えるものなのかどうか。 それと、狙いの商品として、市としてのビジョン、どういった商品を売り出していきたいという構えはなかったものかどうか。市としての狙いはなかったのか。 それから、3点目に行きます。3点目につきましては、今まで、昨年もいろいろ補助はあったかと思うんですが、そういった中で、例えば12か月補助をもらって、やめる店舗──こういうコロナの情勢でございますんで──そういったことはなかったのか。現実において、こういう厳しい情勢の中で新店舗ができるというのはいいことだとは思うんですが、反面、非常に厳しい状況はあるかと思うんですね。その辺の審査はきっちりできているのか。 それと、先ほどのに関連しますけど、12か月補助をもらったけど、なかなか客足が伸びなくてやめられるといった場合の返還請求があるのかどうか。 4点目に行きます。この宇都窯については、29年の3月に、私はこの地権者から相談を受けておりまして、水はけが悪いということで水路を広くしてもらえないかという相談をさせていただきました。教育委員会のほうに文書も出しましたんですが、この際は教育委員会で予算が取れれば可能だけど、その辺はかなり厳しいというふうな話がありました。その時点で、この私有地の問題とか、そういったことを検討することはなかったのか。 それと、この私有地の、この予算の資料によりますと詳しく分かるようになっていて、あともって、もう少し状況が分かってきたんですが。で、これを今度見ていきますと、市有地の赤い破線と排水溝が、またこの写真図から見るとはみ出ているんですね。市の土地からはみ出たとこに排水溝を造る、そういうことで考えておられるのか。 それと、ここは傾斜があまりよくなくて、多分水はけが悪い状況があると思うんですが、もちろんその辺は考慮してやられると思うんですけど、また今後も問題が起こらないような形できっちり考えておられるかどうか伺います。 ◎保健福祉部長(濱田耕一君) 養育医療が増えた要因を詳しくということのご質問だったと思いますけれども、まずは、その低出生体重の原因として早産や発達遅延などがございますけれども、その早産とか発達遅延の影響の原因としましては、妊娠過程において妊娠合併症や心身的要因、栄養、喫煙、飲酒などが挙げられております。 また、胎児側の要因としましては、出生の順位とか多胎児、双子、三つ子、そういったものがございます。 そのほかには遺伝子的要因やら経済的・社会的要因などが挙げられますが、近年、出生率も姶良市にとっては伸びているところではございますけれども、低体重の占める割合も増加してございます。平成31年度が出生数が570人に対しまして養育医療の申請件数が27件の5%、2年度につきましては579人につきまして46件の申請がございました。8%に急に伸びてございます。 今年度の予測としまして642人の出生数に対しまして59件の申請、大体9%というのを見越して、今回補正を計上させていただいたところではございますけれども、基本的に近年の低出生体重児の増加につきましては、出産年齢の高齢化や不妊治療の進歩による多胎妊娠の増加、そのほか新生児医療の進歩に伴う早期分娩の介入、人工早産とかそういった部分の増加、また、予定帝王切開率の増加、痩せている女性の増加などが要因であるというふうに言われているところでございます。 以上でございます。 ◎農林水産部次長兼農政課長(萩原安信君) 6次産業についてお答えいたします。 まず、5年間、同一対象者の方に継続するのかということでございますが、本事業につきましては支援内容として大きく3つの考え方がございます。 まず、支援の第1としまして商品の研究開発、試作品を作る際の原材料であったり機械の借り上げに対しての支援、それと事業推進費としまして、実際、製造機械の装置の購入なりとかをする際に支援をするもの、あと広告宣伝費なりホームページの作成にかかる販路開拓費の支援、この3つがございます。通常、1年目、2年目で必要な製造機械を導入されて、それ以降、販路開拓の広告のほうで継続して支援を行っているところでございます。 あと、市としてのビジョンはないのかというご質問ですが、この事業自体が本市の農林水産物、これを活用しまして生産、販売、加工することで、特に農業者等の生産の効率化、それと所得安定を図ることを目的としております。6次産業のほうも、商品でいけば酒類であったり、農産物加工品の販売であったりとか、多種多様な商品開発が提案されているところでございます。 そういう市のビジョンとしてですが、やはり姶良市の農林水産物を市内外、あるいはふるさと納税の返礼品を活用して全国へのPRというものを図ってまいりたいというふうに考えているところです。 以上です。 ◎企画部長(髙山八大君) 先ほどの商店街活性化事業補助金の質疑につきましては、担当課長に答弁させます。 ◎企画部商工観光課長(竹ノ内敬明君) 商工観光課の竹ノ内です。よろしくお願いいたします。 平成30年から令和3年の9月、この3年間の間に4軒のお店のほうが残念ながら閉店しております。1軒のほうは移転ということでなっております。そのうち、この1年間の間で閉店された方が1軒ありました。 あと、毎月のほうの支払いというものは、実績報告を毎月、店からもらっていますので、そちらのほうで審査した後にお支払いするので、後からお金の返金とか、そういうものは発生しないとなっております。 また、審査の段階で商工会の加入というのがなっていますので、商工会におられる企業支援員の方とか、そういう方たちと一緒にこちらに申請する前には計画書を出していただいて、極力、お店のほうを継続できる形でお願いしている形を取っております。 以上でございます。 ◎教育部長(塚田佳明君) 宇都窯についてのご質問にお答えをします。 まず、今回、排水溝の移設ということで、移設の場所ということが、また同じく民有地内ではないかというお尋ねだと思います。こちらのほうとしても、できれば姶良市有地内に移設ができればよかったのですが、宇都窯の脇から出てくる排水、それを受ける枡との延長を考えたときに、どうしても市有地側に造ってしまうと窯の入り口部分を破損させることになるということから、土地の所有者の方と協議しまして、こういった形で、境界に沿った形で民地のほうに入れさせていただくということで今協議が整っているところでございます。 加えまして、排水につきましては可変型の側溝を使用することで、排水もしっかりと処理するような形で対策を取っていきたいというふうに考えております。 以上です。 ◎保健福祉部長(濱田耕一君) 誠に申し訳ございません。先ほど、1点、回答が漏れておりました。 受入れ関係につきましてですけれども、姶良市内につきましては2軒の産婦人科医がございます。 ただ、周産期に関わる高度な医療に対した周産期母子医療センターにつきましては、本市が属しております姶良・伊佐の医療圏域内にはないものの、鹿児島市にあります鹿児島市立病院とか、そういったところと周産期医療体制による連携支援を受けることとなっております。 以上でございます。 ◎教育部長(塚田佳明君) この排水溝が民有地にあるということが分かったのがいつかということでございますでしょうか。 これは今回、宇都窯に隣接する個人住宅の建設計画が持ち上がりまして、その土地の境界確定をする時点で、今年、分かったことでございます。 以上でございます。 ○議長(東馬場弘君) よろしいですか。 ◆15番(吉村賢一君) まず1点目から、もうちょっと質疑させていただきたいと思います。 先ほどの1点目のほうでは、いろいろな要因があるということでよく理解できたところなんですが、じゃあ、それに対して、いわゆる子どもを持つ親、あるいはこれから持つであろう親に対しての指導体制とかそういうこと、マニュアル的なものも考えていかなきゃいけないのかなと思うんですが、その辺をどう取り組もうとされているか。 それと、やはりそういったお子さんが、その後の成長過程を追っかけていて、どういうふうに──立ち直るというとおかしいんですけど──健全な発育過程につながっていったのかどうかというような、そういう事後的なものも調べておられないかどうか伺います。 2点目については、この5年間、同一企業に対するっていうのは、コマーシャルとかそういったのを含めてやっていかれるということだったかなと思うんですけど、当初見通しが甘かったということはなかったのか。今回、非常に大幅に増額しているということで、そこらは例年やっているんで、ある程度の目安がついていたんじゃないかと思うんですが、そういうののギャップというのはどういうふうな原因でしょうか。 3点目に行きます。3年間で4店閉店、それからここ1年間で1店ということですけど、これについては商工会で、そういう経営指導員が指導はされていると思います。ただ、先ほど来言っていますように、コロナ禍という状況を考えてみたら、非常にここはシビアにやっていかないと、経営する側もかわいそうですよね。やはり、それなりに自分も投資しているわけですから。そういった意味で……。 ○議長(東馬場弘君) 吉村議員、質疑、大体分かるんですけど、議案に沿った質疑をしていただきたい。深く入り込み過ぎて、質疑を逸脱とは言いませんが、幅広く、質疑の範囲が広くなっていますので、ちょっとまとめていただきたいと思いますけども。 ◆15番(吉村賢一君) いずれにしても、そういう補助金が有効になるような手だてをしっかり考えていただきたいと思いますので、そこらをちゃんと、どういう構えでいかれるか、再度確認します。 それから、宇都窯に関しては、この指定文化財に対する予算が非常に少ないということがあるんですけど、いろんなところもそういう課題があるんじゃないかなと思います。ですから、もう少し、例えば私さっき言いました29年3月に、この排水路をどうにかできないかって質疑した時点で、状況を調べるといったこともできたんじゃないかなと思うんですね。というのは、この本人が30年以上前にここを寄附しているんですね、市に。そのときの登記がきちっとできていなかったんじゃないかなと思います。ですから、そういう課題があったところは地籍を確認するというふうな初期的な動作──予算は別として──そういうことは必要だったんじゃないかなと思います。今後もそういう事例が出る可能性があると思います。それについての構えを伺います。 ◎企画部長(髙山八大君) 商店街活性化補助金の質疑につきましてお答えいたします。 議員が言われるとおり、このコロナ禍の中で新規出店をされるという部分につきましては、行政としてもその補助金を出すという観点では制度に、補助金要綱にのっとりまして精査はしてきておりますし、そうなければならないと考えております。 ただ、この制度が、市内に今増えております空き家、空き店舗、こういったものに有効活用と、市の商工業の発展という大きな目的がございます。このコロナ禍の中で、自分の夢をかなえるために厳しい状況の中で出店をされる、そういう事業主の方々の力添えになるっていうのも市の大きな責務ではございますので、補助金の精査についてはしっかりやりながら、商工会と連携してフォローしていきたいと考えているところです。 以上です。 ◎保健福祉部次長兼健康増進課長(向江美喜君) 養育医療に関連してですけれども、妊娠前からの健康ということをお伝えすることが必要だと思っております。健康に関することは、あらゆるメッセージといいますか、母子モであったりとか、あるいはまた市のほうでも適塩(よかあんばい)運動とかしておりますけれども、体づくりというところで、そこのところは発信をしております。 また、母子手帳交付にあたりましては、お一人お一人、母子手帳交付をする際に、保健師、看護師等が面談をさせていただいて状況等を把握しながら、その方に必要な健康へのメッセージ等をお伝えしているところです。 あと、生まれたお子さんのことですけれども、養育医療を給付なさるというようなことになったお子さんにつきましては、各医療機関のほうから必要に応じて退院前に保健師面談というのがありますので、そちらのほうで、医療機関、それから保護者の方と面談をいたしまして、地域で、そのお子さんの成長に関して、保健師のほうも家庭訪問でありましたりとか、それから健診でありましたりとか、あらゆる機会を通じながら、そのお子さんについては保護者と一緒に、見守り、それから必要に応じて医療機関とも連携を行いながら見守り体制をしているところでございます。 以上です。 ◎農林水産部次長兼農政課長(萩原安信君) 6次産業についてのご質問にお答えいたします。 まず、5年間の支援についてでございますが、令和3年度の当初予算で計上しておりました継続分の事業内容ですが、令和元年度に事業を実施しております。この際に必要な機材等の導入を図りまして、それ以降、令和3年、あと令和5年まで計画しているところですが、販売促進のための費用を計上しているところです。今回の継続の事業につきましては、令和3年度の補助金で上限額の200万円に達します。令和4年度、令和5年度については補助金はございませんが、販売促進の事業については継続していくこととなっております。 あと、今回、補正予算を計上させていただいたわけで、当初の見込みがちょっと甘いんじゃないかということでございますが、この事業につきましては、特に令和4年度事業につきましても、今後、年末までに予算計上をしていくところなんですが、この事業につきましては、当初予算以降相談等がありまして、それで、例年6月末まで事業の申請をいただくこととしております。当初の副市長の答弁のほうで審査委員会の話がございましたが、その審査会、市役所以外、振興局、JAあいら等々の委員をもちまして審査委員会がございますが、それを7月から8月上旬に開催しまして、要件を満たす内容であれば、今回の9月補正に計上させていただき、早めの事業実施をしていただくこととしているところでございます。 今後もそういう事業の申請がございましたら、また補正等で議会のほうに提案させていただくこととなります。 以上です。 ◎教育部長(塚田佳明君) この宇都窯を含めまして、姶良市にはたくさんの史跡があるわけですけれども、中には課題を抱えたところもございます。そういったところにつきましては、しっかりと、1件、1件丁寧に精査しながら対応を考えてまいりたいとそういうふうに考えております。 以上です。 ○議長(東馬場弘君) これで吉村議員の質疑を終わります。 通告による質疑は以上です。 ほかに、これまでの質疑に関連する質疑はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 質疑なしと認めます。 以上で、議案第62号についての質疑を終わります。 ○議長(東馬場弘君) これから、議案処理に入ります。 ただいま議題となっております議案第62号 令和3年度姶良市一般会計補正予算(第7号)は一般会計予算審査特別委員会に付託します。日程第8、議案第64号 令和2年度姶良市一般会計歳入歳出決算認定について日程第9、議案第65号 令和2年度姶良市国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算認定について日程第10、議案第66号 令和2年度姶良市国民健康保険特別会計施設勘定歳入歳出決算認定について日程第11、議案第67号 令和2年度姶良市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について日程第12、議案第68号 令和2年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出決算認定について日程第13、議案第69号 令和2年度姶良市介護保険特別会計介護サービス事業勘定歳入歳出決算認定について日程第14、議案第70号 令和2年度姶良市農林業労働者災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第15、議案第71号 令和2年度姶良市水道事業会計決算認定について                                  及び日程第16、議案第72号 令和2年度姶良市下水道事業会計決算認定についてまでの9案件を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ◎市長(湯元敏浩君)     登      壇  本定例会に追加提案しました、議案第64号 令和2年度姶良市一般会計歳入歳出決算認定についてから、議案第72号 令和2年度姶良市下水道事業会計決算認定についてまでにつきまして、一括して提案理由をご説明申し上げます。 令和2年度の主な事業内容につきましては、お手元の主要な施策の成果報告書に記載しておりますので、総体的なことについて申し上げます。 まず、令和2年度普通会計の決算状況などから見た本市の財政状況についてであります。 財政状況を示す指標のうち、経常収支比率については96.2%で、前年度より0.6ポイント改善しました。実質公債費比率は11.3%で、前年度より0.4ポイント上昇、また、将来負担比率は63.1%で、前年度より0.6ポイント改善し、これら2つの指標は、いずれも早期健全化基準を下回っております。 積立基金の現在高は34億5,594万円で前年度より5億6,578万5,000円の減となりました。 また、市債残高は306億3,916万4,000円で前年度より9億4,914万円の減となりました。 社会保障関係経費の急増、税収の伸び悩み、さらには新型コロナウイルス感染症拡大による経済への影響などにより、地方財政はさらに厳しさを増すことが予想されますが、活力に満ちたまちづくりを進めていくために、引き続き行財政改革に力を傾注し、財政の健全化に努めてまいります。 次に、会計別の決算の概要についてであります。 一般会計の決算額は歳入が425億7,114万円、歳出が418億1,549万5,000円、歳入歳出差引額は7億5,564万5,000円となりました。新型コロナウイルス感染症対策として各種事業に取り組んだこともあり、歳入歳出それぞれ400億円を超える決算となりました。歳出のおもな事業は、新型コロナウイルス感染症対策事業として特別定額給付金事業、子育て世帯支援給付金事業、ひとり親世帯及び子育て世帯臨時特別給付金事業、新生児特別給付金事業、プレミアム商品券事業、事業継続支援金給付事業、避難所等における感染予防対策、小中学校等のトイレの洋式化、GIGAスクール構想による児童生徒へのタブレット整備などで、そのほか防犯灯LED化推進事業、障害者自立支援給付事業、企業立地促進事業、吉田清掃センター解体事業、市道、街路、橋りょう、住宅及び公園の整備等を行う社会資本整備総合交付金事業、橋りょう維持整備事業、排水路整備事業、鳥獣被害防止対策事業、蒲生のクス保護増殖事業、国体準備関連事業などであります。 次に、国民健康保険特別会計事業勘定の決算額は、歳入が95億4,700万1,000円、歳出が93億3,774万5,000円、歳入歳出差引額は2億925万6,000円となりました。 被保険者に適切な医療の給付を行うための資格給付関係事務を行うとともに、県への納付金の支出、また、特定健診や特定保健指導の実施、人間ドック等の費用助成や各種保健事業の取組により、被保険者の健康の保持と医療費の適正化に努めました。 次に、国民健康保険特別会計施設勘定の決算額は、歳入が4,352万7,000円、歳出が3,724万8,000円、歳入歳出差引額は627万9,000円となりました。 北山診療所を運営し、へき地医療の要として、診療はもとより、疾病の早期発見や介護予防を視野に入れ、北山・木津志地区の地域包括医療の充実に取り組みました。 次に、後期高齢者医療特別会計の決算額は、歳入が12億2,518万5,000円、歳出が12億336万5,000円、歳入歳出差引額は2,182万円となりました。 後期高齢者に適切な医療の給付を行うための資格・給付関係事務を行うとともに、鹿児島県後期高齢者医療広域連合への保険料の納付、また、長寿健診や訪問指導の実施、人間ドック費用助成等により、後期高齢者の健康の保持と医療費の適正化に努めました。 次に、介護保険特別会計保険事業勘定の決算額は、歳入が70億9,449万2,000円、歳出が70億3,409万8,000円、歳入歳出差引額は6,039万4,000円となりました。 被保険者からの介護保険料及び国・県・市からの介護給付費負担金等と支払基金からの交付金などを主な財源として、介護保険制度の安定的な運営を実施するための被保険者の資格管理や認定調査にかかる事務、介護保険制度の趣旨普及のほか、介護保険サービスの利用に伴う各種給付費の支給などを行いました。 次に、介護保険特別会計介護サービス事業勘定の決算額は、歳入が5,276万2,000円、歳出が4,821万9,000円、歳入歳出差引額は454万3,000円となりました。 介護保険における「要支援1」と「要支援2」の認定者に対し、介護予防サービス計画を作成しました。 次に、農林業労働者災害共済事業特別会計の決算額は、歳入が111万6,000円、歳出が106万6,000円、歳入歳出差引額は、5万円となりました。 農林作業中の事故による休業や傷害等について、本人の掛金と繰越金をもとに補償を行う共済事業を行いました。 次に、水道事業会計についてであります。 水道事業では、市民の安全・安心、快適な暮らしを守り、安全な水を安定的に供給するため、建設改良工事として、配水管の新設や老朽管等の更新のほか、浄水場等の施設整備や水道未普及地の解消として本道原地区に配水池など水道施設を整備しました。 この結果、決算額は収益的収支では、収入が15億5,427万円、支出が11億9,320万6,000円、収支差引額は3億6,106万4,000円となり、消費税を整理した当年度純利益は2億8,406万円となりました。 また、資本的収支では、収入が3億5,650万円、支出が、12億128万5,000円となり、差引不足額8億4,478万5,000円については、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金及び建設改良積立金で補填しました。 最後に、下水道事業会計についてであります。 下水道事業は、地域下水処理施設として新生町処理施設、姶良ニュータウン処理施設、みさと台処理施設及び朝日ヶ丘処理施設の4施設と、農業集落排水施設として山田地区処理施設の合計5施設の適正な維持管理を行いました。 この結果、決算額は収益的収支では、収入が2億3,436万3,000円、支出が2億4,537万8,000円、収支差引額は1,101万5,000円のマイナスとなり、消費税を整理した当年度純損失は、1,048万2,000円となりました。 また、資本的収支では、収入は7,055万円、支出が8,120万4,000円となり、差引不足額1,065万4,000円については、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び引継金で補填しました。 以上、令和2年度の決算にかかる議案9件について、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、監査委員の意見書をつけて、議会の認定に付するものであります。 また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、令和2年度決算に基づいて算定しました姶良市の健全化判断比率及び資金不足比率については、同様に監査委員の意見をつけて、別途報告しております。 よろしくご審議の上、認定くださいますようお願いいたします。 ○議長(東馬場弘君) 提案理由の説明が終わりました。 ○議長(東馬場弘君) ここで、お諮りします。ただいまの提出案件9件についての処理は9月22日の会議で行いたいと思います。これにご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。 したがって、各案件の処理は9月22日の会議で処理することに決定しました。 ○議長(東馬場弘君) 日程第17、陳情第2号 貴議会での「川内原発20年運転期間延長」に伴う課題の調査・研究、議論などを求める陳情書については、お手元に配付しました陳情文書表のとおり総務常務委員会に付託します。 ○議長(東馬場弘君) 以上で、本日の議事日程は全部終了しました。 したがって、本日の会議はこれをもって散会とします。 なお、次の会議は9月22日午前10時から開きます。(午前11時21分散会)...