4の
入札年月日は、
令和元年11月20日。
5の
納入期日は、本契約の締結の日の翌日から令和2年3月27日までであります。
6の
指名業者数は、表に記載の4社で、
入札回数は1回、仮
契約額は1,980万円で、
うち消費税の額が180万円です。
落札率は89.96%であります。
以上で説明を終わります。よろしくお願いします。
議長(
高橋文雄君) 説明が終了しました。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。
(なしの声)
議長(
高橋文雄君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
議長(
高橋文雄君) なしと認めます。討論を終わります。
これより議案第106号を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第106
号スクールバス購入契約の締結について、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
議長(
高橋文雄君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
9番小泉
勉議員の入場を許します。
(9番 小泉
勉議員 入場)
議長(
高橋文雄君) 次に、議案第107号を議題といたします。
担当課長の説明を求めます。
(
説明省略の声)
議長(
高橋文雄君)
説明省略の声がありますが、よろしいですか。
(はいの声)
議長(
高橋文雄君) ご異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。質疑はありませんか。
(なしの声)
議長(
高橋文雄君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
議長(
高橋文雄君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより議案第107号を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第107
号青森県
市町村職員退職手当組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び青森県
市町村職員退職手当組合規約の変更について、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
議長(
高橋文雄君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第108号を議題といたします。
担当課長の説明を求めます。
農林水産課長心得。
農林水産課長心得(
赤石良悦君) それでは、議案第108号についてご説明いたします。
議案書124
ページをお願いいたします。
議案第108号は、公の施設の
指定管理者の指定についてであり、公の施設の
指定管理者を指定するため、
地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものであります。
1、公の施設の名称は、六ヶ所
村有機堆肥センター。
2、
指定管理者となる団体の名称は、
農事組合法人吹越台地飼料生産利用組合。
3、
指定期間は、令和2年4月1日から令和6年3月31日までであります。
参考資料の38
ページをお願いいたします。
指定管理者候補者の選定については、六ヶ所村公の施設に係る
指定管理者の指定の
手続等に関する
条例等に基づき、
指定管理者候補者の選定を行ったところであります。
1の
指定管理者制度を導入する基本的な
考え方としては、公の施設の
管理運営に
民間事業者も含む法人その他団体の経営の発想や
ノウハウを有効活用しつつ、
住民サービスの向上を図り、あわせて
管理経費の
縮減等を図ることを目的に導入することとしております。
2の公の施設の
管理主体に関する
考え方としては、1点目として、
直営管理とする施設は、村が直接管理しなければならない
法的根拠がある施設や、業務の
特殊性、
専門性等を踏まえ村が直接
サービスを提供することが適当な施設としており、2点目の
指定管理者による管理が望ましい施設は、
民間事業者等の
ノウハウを活用することにより
利用者の
サービスの充実やコストの縮減ができる施設及び単純な
管理業務が主となっている施設としております。
3の公の施設の名称及び4の
指定期間については、先ほどご説明いたしましたので、割愛させていただきます。
5の公募・非公募の区分でありますが、
当該施設は非公募であります。
6の非公募の
考え方でありますが、1点目としては、
地元住民団体が
管理運営を行うことにより、
コミュニティー意識の醸成や
地域住民による主体的な活動の促進といった効果が期待できるものであります。2点目の、村の施設を効果的、効率的に実現するために、第三
セクター等の持つ
専門性やネットワークを活用しながら
管理運営を行うことが適当な場合となっております。
7の
指定管理者候補者の
選定手順でありますが、公募によらず
指定管理者を選定する施設にあっては、六ヶ所村
指定管理者選定委員会に諮ることなく
施設所管課において審査を行い、村長の決裁をもって
候補者としたところであります。
8の
指定管理者候補者選定結果でありますが、1点目の
指定管理者候補者となる団体の名称は、
農事組合法人吹越台地飼料生産利用組合であります。
指定管理料は8,630万円であります。2点目の選定の理由についてでありますが、
当該組合に
指定管理することにより、
農業者に対する
利用サービスを効果的かつ効率的に行い、
利用者の多様なニーズに応えるような
管理運営を図ることができると総合的に判断したところであります。
再度、
議案書124
ページをお願いします。
提案理由につきましては、公の施設の管理及び運営を効果的かつ効率的に行うため、六ヶ所村公の施設に係る
指定管理者の指定の
手続等に関する条例第5条第1項の規定により、
指定管理者の指定を提案するものであります。
以上であります。よろしくお願いいたします。
議長(
高橋文雄君) 説明が終了しました。これより質疑を行います。質疑はありませんか。4番。
4番(
寺下和光君) 議案については特段あれなんですけれども、この
指定管理料の8,630万円があるわけでございますけれども、これは、
指定管理にかかわるこの
指定管理料の内容について、我々は一切情報として持っておりません。今後、
指定管理料については、概略的なものでもいいので、議会のほうに提示していただくよう要請をいたします。
以上です。
議長(
高橋文雄君) 他にありませんか。
(なしの声)
議長(
高橋文雄君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
議長(
高橋文雄君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより議案第108号を採決いたします。
お諮りします。
議案第108号公の施設の
指定管理者の指定について、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
議長(
高橋文雄君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第2、議会の委任による
専決処分の報告について、議題といたします。
報告第12号を議題といたします。
担当課長の説明を求めます。
財政課長。
財政課長(
戸田幸光君) 報告第12号についてご説明いたします。
議案書125
ページをお開き願います。
報告第12号は、議会の委任による
専決処分の報告についてであります。
地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり
専決処分したので、同条第2項の規定により報告するものであります。
次の
ページをお願いします。
専決処分書であります。
専決処分書の内容でございますが、村の義務に属する
損害賠償額の決定について、次のとおり
専決処分したものであります。
1、
事故発生日時は、
令和元年7月4日、木曜日、13時20分ころ。
2、
事故発生場所は、青森県上北郡六ヶ所
村大字尾駮字家ノ前68番地1。
3、事故の
相手方は、青森県上北郡六ヶ所
村大字尾駮字野附1306番地2、
舘将司氏であります。
4、事故の概要は、
公用車が道路へ進入し左折したところ、
対向車線へはみ出し、直進してきた
相手車両と接触したものであります。
5、
損害賠償額は23万6,138円。
6、村の
過失割合は85%です。
参考資料の39
ページをお願いします。
これには事故の
発生場所を図で示しておりますので、ご参照願います。
以上で説明を終わります。
議長(
高橋文雄君) 説明が終了しました。これより質疑を行います。質疑はありませんか。
(なしの声)
議長(
高橋文雄君) 質疑なしと認め、報告第12
号議会の委任による
専決処分の報告について、終了いたします。
次に、報告第13号から報告第15号までを
一括議題といたします。
担当課長の説明を求めます。
財政課長。
(
説明省略の声)
議長(
高橋文雄君)
説明省略の声がありますが、よろしいですか。
(はいの声)
議長(
高橋文雄君) 異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。質疑はありませんか。8番。
8番(
木村廣正君) 13号ですよね。
議長(
高橋文雄君) はい、よろしいです。
8番(
木村廣正君)
ごぼう貯蔵選別に関する工事の関係なんですけれども、その
工期延長の理由は
高力ボルト及び
もろもろ材料の搬入がままならないということの延長だとお聞きしているんですけれども、工期が、当初の工期がね、4.5カ月、その
材料等の搬入が難しいということで、5カ月の延長なんですよね。その工期を定めるには、当然、
建造物の
材料等、当然
実施段階時点で、要は、その
設計屋さんが
商社等と、
材料屋と交渉して、それで工期を
担当課というか、村のほうと協議して、適正であると当初は工期を決めてあると思うんだけれども、その辺は、
実施設計段階の流れが全然、悪いんじゃないですか。その辺の説明をちょっとお知らせください。
議長(
高橋文雄君)
農林水産課長心得。
農林水産課長心得(
赤石良悦君) ただいまのご質問についてお答えいたします。
当事業は、平成30年度の強い
農業づくり交付金を活用する
新規事業でありまして、本来、単
年度完成を目指し、平成30年5月に交付申請し、完了を平成31年3月と計画した事業でありましたが、
建設資材が入手困難な状況のため、3月に国の
繰越承認を得て今年度に繰り越しした事業であり、その承認された
事業完了日が10月末となっており、それに合わせて工期を設定いたしました。6月に議会の承認を得て、工事を進めてきましたが、その工期内で完了が困難なため、再度、国に対し
工期延長に伴う協議をし、来年3月27日としたものであります。それに合わせて今回の工期末を設定したものでありますので、ご理解をお願いいたします。
議長(
高橋文雄君) 8番。
8番(
木村廣正君) 国のほうの
交付金の関係で、31年度3月といったら、今元年だから、要は平成でいったら32年でしょう。令和2年3月31日ということは、平成でいったら32年3月でしょう。
(はいの声)
8番(
木村廣正君) さっきの説明であれじゃなかった、31年3月と言わなかった、聞き違いかな。
(当初の31年の声)
8番(
木村廣正君) 当初はね。自分の今説明のちょっと勘違いの部分がありました。後でお聞きしますので、これでよろしいです。
議長(
高橋文雄君) よろしいですか。他にありませんか。8番。
8番(
木村廣正君) ちょっとその工期の関係なんですけれども、当然、
工期延長変更後の、要は、
工期延長の変更後で、当然
経費等のプラスというか、上乗せがありますよね。3、建設、
機械設備と電気とあるんですけれども、15のほう、要は13が1.5%増、14が1.4%ほぼ。これ、
電気設備のほうが2.3と、ちょっと1%ほどの違いがあるというか、これはどういう
計算方法なの。
議長(
高橋文雄君)
農林水産課長心得。
農林水産課長心得(
赤石良悦君) ただいまのご質問についてお答えいたします。
工期が10月末から来年の3月27日まで約5カ月延びたことから、
公共建築工事積算基準及び
工事積算要領に基づき、諸経費がそれに基づいて増加したものであり、それぞれその
工種ごとに、
建築工事、
機械設備工事、
電気設備工事の諸
経費率に基づいて計算されて、増額となったものであります。
以上であります。
議長(
高橋文雄君) 8番。
8番(
木村廣正君) いや、その諸経費の増額は理解できるけれども、電気の諸経費の計算は、電気とかとは違うということでよろしいの。
議長(
高橋文雄君)
農林水産課長心得。
農林水産課長心得(
赤石良悦君)
工種ごとに諸経費のほうの率の相違がありますので、その基準に基づいて算定した金額でありますので、その
工種ごとの諸経費の率によってその金額が違ってくるといったことであります。
以上であります。
議長(
高橋文雄君) 他にありませんか。17番。
17番(橋本猛一君) 村長にちょっとお願いがあるんだけれども、今の工期の話でちょっとあれなんですけれども。全体的に見ますと、発注かけた部分で
相当材料が入ってこないということで、
工期延長をかけているんですよね。ですから、できたらこの部分、一番悪いのはという話じゃないんですけれども、
設計屋さんがどの程度把握した中で材料を注文しているのか、これはちょっと私もわからないんですけれども、そういうことを考えると、大分発注しても材料が入ってこないのが現状みたいでありますので、できたら工期のほうの部分を長くとってもらえれば、今みたいな話が出てこない
可能性があるわけですから、これからはやっぱり、来年度からは、その工期に関する部分、
設計屋と十分に話をしながらやってもらいたいなと、このように思いますので、よろしくお願いいたします。
議長(
高橋文雄君) 4番。
4番(
寺下和光君) 今17番議員も触れましたけれども、基本的な
考え方として、工事発注する際は、
実施設計を行った
設計屋さんからある程度の情報を得た上で、私は工期を設定していると思うんですけれども、まず、そこの確認をさせてください。
議長(
高橋文雄君) 副村長。
副村長(橋本 晋君) 今回のゴボウのこの施設に関しては、まず30年度、これは農水省の
交付金でございますので、30年度で、
実施設計で
本体工事と、これが補助の要件となっていました。結果として、工事のほうはできないということで、制度上の単
年度会計ということから、予算の中で、今言った
明許繰越、これを使って、31年度、
令和元年度に繰り越しして発注したと。これ、発注した際に、ここの工期、これは当然
標準工期で設定いたします。結果として、今言った
鉄骨造、これには、鉄骨と鉄骨をつなぐためには溶接とこの
高力ボルト、これの2つしかないわけでありますけれども、当然、今オリンピックとか、都市部で
建設ラッシュとか、それに係る部分でなかなかこの生産のほうが追いつかないと。しかしながら、補助の制度として
標準工期で発注する方法しか今回ないということで、
標準工期に工期を設定しております。その中で、
年度内に当然
工期延期、例えば、今回は10月31日ですので、
令和元年度は3月31日までまず
工期延期が可能となります。そういう中での
工期延期と。
もう一つは、今言った諸経費の関係は、それに係るものです。本来、今言ったこういう
鉄骨材の部分が最初からわかっているんであれば、当然今みたいな工期の中に反映されると。ただ、制度上、
年度内に繰り越しという制度がありますので、本来は単
年度設計ですので、単
年度会計で予算執行すると。だから、本来であれば、今みたいに納入できないのであれば、
標準工期にプラスした工期と。ただ、そうやっていくと経費が高くなって、総体の
事業費も膨らむというような部分もございますので、その辺はなかなか難しい部分があるんですけれども、その
高力ボルトの部分についても大分解消されたというような話も聞いておりましたので、今回は
標準工期で発注して、結果としてこういう
工期延期というような形になりましたので、今後は、そういう
材料関係を精査して、工期のほうに反映させたいと思います。
議長(
高橋文雄君) 4番。
4番(
寺下和光君) 副村長がしゃべっていることも重々こちらも理解はいたしますものの、基本的に
標準工期があるとは思うんですけれども、その
実施設計をした
コンサルからさまざまな情報を得た上で私はこの工期、例えば
標準工期、プラスするとかというのは当然あると思うんですよ。私が聞いているのはそこの部分を聞いているのであって、
コンサルからそういう情報を得た上で、この
標準工期内で終われるものと村のほうが判断したと私は理解をしてございます。しかしながら、それがそうでなかったとするならば、この
設計業務にかかわった
コンサル、これについては村に損害を与えたと私は理解をしておりますので、例えば村としては
指名停止をかけるとか、さまざまな方策を今後検討すべきだということを申し上げて、質問は。答弁は求めません。
議長(
高橋文雄君) 他にありませんか。
(なしの声)
議長(
高橋文雄君) 質疑なしと認め、報告第13号から報告第15号までの議会の委任による
専決処分の報告について、終了いたします。
日程第3、議会の同意を求める件を議題といたします。
同意第3号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。村長。
村長(戸田 衛君) それでは、
議案書の133
ページをお願いいたします。
同意第3号は、六ヶ所村
監査委員の選任であります。
現在、
監査委員であります
海津清美氏の任期が来る
令和元年12月23日をもって
任期満了となることから、引き続き同氏を
監査委員として選任したいので、
地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
お手元の
参考資料の44
ページをごらんいただきたいと思います。
ここに経歴等々がございますので、現在
監査委員の
海津清美氏は、住所、
平沼字二階坂45番地3で、生年月日は昭和22年1月24日。平成23年12月24日から現職になりまして、任期は4年であります。
どうぞよろしくお願いいたします。
議長(
高橋文雄君) 説明が終了しました。これより質疑を行います。質疑はありませんか。
(なしの声)
議長(
高橋文雄君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
議長(
高橋文雄君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより同意第3号を採決いたします。
お諮りいたします。
同意第3号六ヶ所村
監査委員の選任について、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
議長(
高橋文雄君) 異議なしと認めます。よって、本案は原案に同意することに決しました。
日程第4、
議員発議を行います。
発議第2号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。10番
木村常紀議員。
10番(
木村常紀君) 発議第2
号日米地位協定の抜本改定を求める意見書の提出についてご説明いたします。
本案を提出するに当たり、中村
勉議員、
木村廣正議員の賛成が得られましたので、会議規則第14条の規定に基づき、提出するものであります。
提出を求める意見書は、提出資料の2頁目のとおりでありますが、1960年に結ばれた日米地位協定は、国会の十分な審議や改正も行われず今日に至っており、事故や事件の繰り返しは、国民の生命と暮らしが脅かされ、日米地位協定を抜本的に見直すことが強く求められています。
全国知事会では、昨年7月に会議を開催し、日米地位協定の抜本的見直しを含む「米軍基地負担に関する提言」を全会一致で採択しています。
F-16戦闘機が三沢基地に50機配備されたが、墜落事故や燃料タンクの投棄事故、模擬弾の投棄事故がこれまで幾多も発生し、先般、本村で発生した模擬弾落下事故は小中学校や民家が近いことからも、飛行訓練に伴う事故や騒音は、住民の不安を増幅させています。
小川原湖で発生した燃料タンク投棄事故や岩手県の風力発電施設の低空飛行は、航空法の高度基準に反する超低空飛行を行い、国民の怒りを買いました。
米軍機の深夜・未明の飛行の自由、騒音の無規制などは、日本の管制権の制限などを規定している日米地位協定の見直しが喫緊の課題となっております。
全国知事会は、米軍基地負担に関する提言で、航空法を初め、日本の国内法を米軍にも原則適応することや、事件・事故時の自治体職員の迅速、円滑な立ち入りの保障などを明記するよう求めています。
沖縄県によるドイツ、イタリアの地位協定現地調査報告書では、1)国内法の適用の明記。2)基地の管理権や緊急時の立入権。3)訓練の実施の関与。など日米地位協定を比較し違いを指摘しており、ドイツでは93年の大幅改定後、米軍の低空飛行の高度制限や時間制限を強化しています。
このような状況に鑑み、日米地位協定の抜本的改定について、
地方自治法第99条の規定により、衆参両院議長、内閣総理大臣に対して意見書の提出を求めるものであります。
以上です。
議長(
高橋文雄君) 説明が終了しました。これより質疑を行います。質疑はありませんか。
(なしの声)
議長(
高橋文雄君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
議長(
高橋文雄君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより発議第2号を採決いたします。
お諮りいたします。
発議第2
号日米地位協定の抜本改定を求める意見書の提出について、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
議長(
高橋文雄君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第5、委員長報告を行います。総務企画常任委員長。
総務企画常任委員長(高田博光君) 皆さん、おはようございます。
総務企画常任委員会から報告いたします。
去る10日に委員会を開催し、本定例会において当委員会に付託となりました日米地位協定の抜本改定を求める陳情とほか2件の報告について、
担当課より説明を受け審議いたしました。
日米地位協定の抜本改定を求める陳情については、先般、本村で発生したF-16戦闘機の模擬弾落下事故に鑑み、今後も国や米軍の対応を注視する必要があることや、日米地位協定が国の外交にかかわることから、継続審議という意見も出されましたが、模擬弾が落下した現地に地権者や村職員の立ち入りが制限されるなど、たび重なる米軍の事故に伴う住民の不安の声や安全対策の徹底を議会としても国と米軍に対し強く届ける必要があることから、審議の結果、本陳情の趣旨を受けとめ、採択すべきものと決しました。
次に、消防団に配備している発電機の報告では、調査の結果、村消防団で管理する7台の発電機が所在不明であることが判明し、八戸警察署に対し被害届を提出したことや、今後の対応では、消防屯所の出入り口を電子キー化にするなど計画的な改修を行い、防犯対策の向上を図る旨の説明がありました。
委員からは、事件が発覚し警察へ届け出するまでの調査等は、より迅速に対応をするべきではないかなどの意見が出されました。
次に、六ヶ所村国民健康保険税条例の一部を改正する条例の報告では、国民健康保険特別会計の赤字補填を目的とした一般会計からの繰り入れを解消するため、今年度から保険税率等の改正を実施しており、令和2年度も継続し改正を行う旨の説明がありました。
委員からは、1)税率改正に伴う保険料の増額は、滞納者の増加を招くおそれがあるため、対策を考えるべきではないか。2)保険料には所得格差があり、支払いに苦慮している納税者もいると聞いているため、税率等の割合の検討や新たな補填等、村独自の制度を構築することも必要ではないか。などの意見が出されました。
以上で、総務企画常任委員会からの報告といたします。
議長(
高橋文雄君) 次に、産業建設常任委員長。11番。
産業建設常任委員長(松本光明君) 産業建設常任委員会からご報告を申し上げます。
本定例会において、当委員会に付託された審議事項はありませんでしたが、去る12月10日に委員会を開催し、
ごぼう貯蔵選別施設建設工事に係る工事請負契約の変更についてと当委員会が行った視察研修結果の2件について、説明を受け審議しました。
1件目の
ごぼう貯蔵選別施設建設工事に係る工事請負契約の変更については、
建築工事で使用する
高力ボルトの供給が全国的に逼迫し、納入が令和2年1月中旬となることから、
建築工事、
機械設備工事、
電気設備工事の工期を本年10月31日から令和2年3月27日まで延長することや、
工期延長に伴う経費の増額に伴う請負契約の変更について
専決処分した旨の報告がなされました。
2件目の視察研修結果では、去る11月4日から5日にかけ当委員会で実施した群馬県前橋市のヒラメ等の陸上養殖施設の視察研修の結果について、説明を受け審議しました。
委員からは、1)長引く漁獲不漁の状況に鑑み、つくり育てる漁業への転換を図るため、種苗施設や漁港の一部を活用した養殖事業等を構築していくべきではないか。2)泊漁協青年部等で実施しているウニの試験養殖については、実行性のある効果的な事業となるよう協力して取り組んでいくべきではないか。などの意見が出されました。
なお、視察研修の内容について、お手元に報告として配付しておりますので、ご参考にしていただきたいと思います。
以上で、産業建設常任委員会からの報告とします。
議長(
高橋文雄君) 次に、福祉教育常任委員長。3番。
福祉教育常任委員長(橋本 竜君) おはようございます。
福祉教育常任委員会から報告いたします。
本定例会において、当委員会に付託された審議事項はありませんでしたが、去る12月11日に委員会を開催し、福祉課から村営墓地整備事業の概要と地域密着型介護老人福祉施設整備及び運営事業者の募集について、学務課から第二中学校及び千歳中学校統合事業の進捗について、説明を受け審議しました。
1件目の村営墓地整備事業の概要については、尾駮レイクタウン北地区の定住者や村外からの移住者のために整備する村営墓地についての事業規模やスケジュールなどについて説明がありました。
2件目の地域密着型介護老人福祉施設整備及び運営事業者の募集については、第7期介護保険事業計画において、施設
サービスの基盤整備を図る方針としており、今年度中に地域密着型介護老人福祉施設の整備及び運営事業者の選定を行う旨の説明がありました。
委員からは、1)村内にある介護老人福祉施設の経営に影響がないよう募集要項を定めるべきではないか。2)全国的に介護施設での働き手が不足していることから、働く人の待遇について、村独自で支援すべきではないか。3)施設整備を行う際、津波浸水区域外にするよう指導するべきではないか。などの意見が出されました。
3件目の第二中学校及び千歳中学校統合事業の進捗については、令和2年4月の統合に向け、老朽化が著しい校舎の空気調和設備等の改修工事を行っていることや、統合後の教職員の配置や学校運営について説明がありました。
委員からは、1)統合に伴う制服等については、統一すべきであり、購入に係る費用は村で全額助成をすべきではないか。2)閉校となる千歳中学校の体育館については、地元住民と協議し、活用方法を検討すべきである。などの意見が出されました。
以上で、福祉教育常任委員会からの報告といたします。
議長(
高橋文雄君) この際、お諮りいたします。
ただいま総務企画常任委員長から報告のありました日米地位協定の抜本改定を求める陳情については、採択することでご異議ありませんか。