三郷市議会 2019-03-25 03月25日-09号
2018年11月7日、原子力規制委員会は、運転開始から40年を迎える日本原子力発電東海第二原子力発電所について、最長20年間の運転延長を認可した。福島県での原発事故からの教訓として、再び事故が起これば、三郷市をはじめ周辺地域への大きな被害が出ることは明らかである。
2018年11月7日、原子力規制委員会は、運転開始から40年を迎える日本原子力発電東海第二原子力発電所について、最長20年間の運転延長を認可した。福島県での原発事故からの教訓として、再び事故が起これば、三郷市をはじめ周辺地域への大きな被害が出ることは明らかである。
日本原子力発電東海第二原発は、今年11月28日に運転開始から40年となる「老朽原発」です。福島第一原発事故を起こした同じ沸騰水型軽水炉であり、東日本大震災で津波に襲われ浸水。非常用発電機が1台失われたというだけで、冷温停止まで3日半要した「被災原発」です。1970年代に運転開始した沸騰水型は11基ありますが、東海第二原発以外はすでに廃止措置が決定しています。
日本原子力発電東海第二原発の再稼働について、原子力規制委員会は7月4日、安全対策の基本方針が規制基準を満たすと認めました。再稼働するには、ことし11月までに20年の運転延長の認可を受けた上で、県や周辺6市村の事前了解、同意を得なければならない状況です。