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02月27日-01号

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  1. 国東市議会 2012-02-20
    02月27日-01号


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    最終取得日: 2021-06-03
    平成 24年 3月定例会(第1回)国東市告示第3号 平成24年第1回国東市議会定例会を次のとおり招集する    平成24年2月20日                           国東市長 三河 明史1 期 日  平成24年2月27日 午前10時2 場 所  国東市議会議場──────────────────────────────開会日に応招した議員松本 剛弘           後藤耕一郎吉田眞津子           一丸 政春馬場 將郎           堤 康二郎木田 憲治           木付 親次伊牟田洋史           大谷 和義溝部 元生           清國 仁士明石 和久           野田 忠治丸小野宣康           森  正二堀田 一則           宮永 英次秋國 良二           元永 安行唯有 幸明           吉水 國人──────────────────────────────3月5日応招した議員──────────────────────────────3月7日応招した議員──────────────────────────────3月8日応招した議員──────────────────────────────3月19日応招した議員──────────────────────────────応招しなかった議員────────────────────────────── ──────────────────────────────────────────平成24年 第1回(定例)国 東 市 議 会 会 議 録(第1日)                             平成24年2月27日(月曜日)──────────────────────────────────────────議事日程(第1号)                         平成24年2月27日 午前9時59分開議 日程第1 会議録署名議員の指名について 日程第2 会期の決定について 日程第3 諸報告 日程第4 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(財産の無償貸付について) 日程第5 報告第1号 専決処分の報告について(建設工事委託に関する協定の一部変更について) 日程第6 議案第1号 平成23年度国東市一般会計補正予算(第6号) 日程第7 議案第2号 平成23年度国東市立国東自動車学校特別会計補正予算(第2号) 日程第8 議案第3号 平成23年度国東市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第9 議案第4号 平成23年度国東市介護保険事業特別会計補正予算保険事業勘定第2号 介護サービス事業勘定第2号) 日程第10 議案第5号 平成23年度国東市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) 日程第11 議案第6号 平成23年度国東市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第12 議案第7号 平成23年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第13 議案第8号 平成23年度国東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) 日程第14 議案第9号 平成23年度国東市民病院事業特別会計補正予算(第3号) 日程第15 議案第10号 平成24年度国東市一般会計予算 日程第16 議案第11号 平成24年度国東市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 日程第17 議案第12号 平成24年度国東市立国東自動車学校特別会計予算 日程第18 議案第13号 平成24年度国東市国民健康保険事業特別会計予算 日程第19 議案第14号 平成24年度国東市介護保険事業特別会計予算 日程第20 議案第15号 平成24年度国東市後期高齢者医療事業特別会計予算 日程第21 議案第16号 平成24年度国東市簡易水道事業特別会計予算 日程第22 議案第17号 平成24年度国東市公共下水道事業特別会計予算 日程第23 議案第18号 平成24年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算 日程第24 議案第19号 平成24年度国東市農業集落排水事業特別会計予算 日程第25 議案第20号 平成24年度国東市浄化槽設置事業特別会計予算 日程第26 議案第21号 平成24年度国東市工業用水道事業特別会計予算 日程第27 議案第22号 平成24年度国東市民病院事業特別会計予算 日程第28 議案第23号 国東市空き家等の適正管理に関する条例の制定について 日程第29 議案第24号 国東市行政組織条例の全部改正について 日程第30 議案第25号 国東市過疎地域自立促進計画の変更について 日程第31 議案第26号 国東市男女共同参画推進条例の一部改正について 日程第32 議案第27号 国東市職員定数条例の一部改正について 日程第33 議案第28号 国東市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について 日程第34 議案第29号 国東市税条例の一部改正について 日程第35 議案第30号 国東市手数料条例の一部改正について 日程第36 議案第31号 国東市国民健康保険高額療養費貸付基金条例の一部改正について 日程第37 議案第32号 国東市山渓偉人館条例の一部改正について 日程第38 議案第33号 国東市介護保険条例の一部改正について 日程第39 議案第34号 国東市営住宅条例の一部改正について 日程第40 議案第35号 国東市公共賃貸住宅条例の一部改正について 日程第41 議案第36号 国東市工業用水道事業給水条例の一部改正について 日程第42 議案第37号 国東市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について 日程第43 議案第38号 国東市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について 日程第44 議案第39号 国東市病院事業に係る料金条例の一部改正について 日程第45 議案第40号 国東市普通公園条例の一部改正について 日程第46 議案第41号 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について 日程第47 議案第42号 国東市児童福祉手当条例等の廃止について 日程第48 議案第43号 国東市寡婦医療費助成に関する条例の廃止について 日程第49 議案第44号 指定管理者の指定について(国東市国見農産物直売所) 日程第50 議案第45号 指定管理者の指定について(国東市物産館) 日程第51 議案第46号 事務の委託の協議について 日程第52 議案第47号 事務の委託の協議について 日程第53 議案第48号 国東市と大分市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第54 議案第49号 国東市と別府市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第55 議案第50号 国東市と中津市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第56 議案第51号 国東市と佐伯市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第57 議案第52号 国東市と竹田市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第58 議案第53号 国東市と杵築市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第59 議案第54号 国東市と宇佐市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第60 議案第55号 国東市と豊後大野市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第61 議案第56号 国東市と由布市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第62 議案第57号 国東市と日出町との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第63 議案第58号 国東市と九重町との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第64 議案第59号 市道の路線廃止について 日程第65 議案第60号 市道の路線認定について 日程第66 議案第61号 宇佐・高田・国東広域事務組合規約の一部変更について──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名について 日程第2 会期の決定について 日程第3 諸報告 日程第4 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(財産の無償貸付について) 日程第5 報告第1号 専決処分の報告について(建設工事委託に関する協定の一部変更について) 日程第6 議案第1号 平成23年度国東市一般会計補正予算(第6号) 日程第7 議案第2号 平成23年度国東市立国東自動車学校特別会計補正予算(第2号) 日程第8 議案第3号 平成23年度国東市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第9 議案第4号 平成23年度国東市介護保険事業特別会計補正予算保険事業勘定第2号 介護サービス事業勘定第2号) 日程第10 議案第5号 平成23年度国東市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) 日程第11 議案第6号 平成23年度国東市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第12 議案第7号 平成23年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第13 議案第8号 平成23年度国東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) 日程第14 議案第9号 平成23年度国東市民病院事業特別会計補正予算(第3号) 日程第15 議案第10号 平成24年度国東市一般会計予算 日程第16 議案第11号 平成24年度国東市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 日程第17 議案第12号 平成24年度国東市立国東自動車学校特別会計予算 日程第18 議案第13号 平成24年度国東市国民健康保険事業特別会計予算 日程第19 議案第14号 平成24年度国東市介護保険事業特別会計予算 日程第20 議案第15号 平成24年度国東市後期高齢者医療事業特別会計予算 日程第21 議案第16号 平成24年度国東市簡易水道事業特別会計予算 日程第22 議案第17号 平成24年度国東市公共下水道事業特別会計予算 日程第23 議案第18号 平成24年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算 日程第24 議案第19号 平成24年度国東市農業集落排水事業特別会計予算 日程第25 議案第20号 平成24年度国東市浄化槽設置事業特別会計予算 日程第26 議案第21号 平成24年度国東市工業用水道事業特別会計予算 日程第27 議案第22号 平成24年度国東市民病院事業特別会計予算 日程第28 議案第23号 国東市空き家等の適正管理に関する条例の制定について 日程第29 議案第24号 国東市行政組織条例の全部改正について 日程第30 議案第25号 国東市過疎地域自立促進計画の変更について 日程第31 議案第26号 国東市男女共同参画推進条例の一部改正について 日程第32 議案第27号 国東市職員定数条例の一部改正について 日程第33 議案第28号 国東市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について 日程第34 議案第29号 国東市税条例の一部改正について 日程第35 議案第30号 国東市手数料条例の一部改正について 日程第36 議案第31号 国東市国民健康保険高額療養費貸付基金条例の一部改正について 日程第37 議案第32号 国東市山渓偉人館条例の一部改正について 日程第38 議案第33号 国東市介護保険条例の一部改正について 日程第39 議案第34号 国東市営住宅条例の一部改正について 日程第40 議案第35号 国東市公共賃貸住宅条例の一部改正について 日程第41 議案第36号 国東市工業用水道事業給水条例の一部改正について 日程第42 議案第37号 国東市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について 日程第43 議案第38号 国東市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について 日程第44 議案第39号 国東市病院事業に係る料金条例の一部改正について 日程第45 議案第40号 国東市普通公園条例の一部改正について 日程第46 議案第41号 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について 日程第47 議案第42号 国東市児童福祉手当条例等の廃止について 日程第48 議案第43号 国東市寡婦医療費助成に関する条例の廃止について 日程第49 議案第44号 指定管理者の指定について(国東市国見農産物直売所) 日程第50 議案第45号 指定管理者の指定について(国東市物産館) 日程第51 議案第46号 事務の委託の協議について 日程第52 議案第47号 事務の委託の協議について 日程第53 議案第48号 国東市と大分市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第54 議案第49号 国東市と別府市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第55 議案第50号 国東市と中津市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第56 議案第51号 国東市と佐伯市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第57 議案第52号 国東市と竹田市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第58 議案第53号 国東市と杵築市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第59 議案第54号 国東市と宇佐市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第60 議案第55号 国東市と豊後大野市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第61 議案第56号 国東市と由布市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第62 議案第57号 国東市と日出町との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第63 議案第58号 国東市と九重町との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議について 日程第64 議案第59号 市道の路線廃止について 日程第65 議案第60号 市道の路線認定について 日程第66 議案第61号 宇佐・高田・国東広域事務組合規約の一部変更について──────────────────────────────出席議員(22名)1番 松本 剛弘        2番 後藤耕一郎3番 吉田眞津子        4番 一丸 政春5番 馬場 將郎        6番 堤 康二郎7番 木田 憲治        8番 木付 親次9番 伊牟田洋史        10番 大谷 和義11番 溝部 元生        12番 清國 仁士13番 明石 和久        14番 野田 忠治15番 丸小野宣康        16番 森  正二17番 堀田 一則        18番 宮永 英次19番 秋國 良二        20番 元永 安行21番 唯有 幸明        22番 吉水 國人──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 中野 哲男        主幹 清成  隆主幹 古城 昌繁                ──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名市長 ……………………… 三河 明史    副市長 ………………… 川野 幸男教育長 …………………… 山本 泰光    市民病院事業管理者 … 籾井 眞二総務部長 ………………… 明石 政輝    福祉事務所長 ………… 佐野 勝也産業商工部長 …………… 中野  茂    土木建設部長 ………… 笠置  雄生活福祉部長 …………… 本多 一夫    企画部長 ……………… 益戸 健吉教育次長 ………………… 有定 恭司    市民病院事務部長 …… 手嶋 正美消防長 …………………… 井門 豊彦    総務課長 ……………… 小田 公士会計管理者兼出納室長 … 河野 壽幸    財政課長 ……………… 橘  義和──────────────────────────────午前9時59分開会 ○議長(吉水國人君) おはようございます。本日の出席議員は22名であります。 ただいまより平成24年第1回国東市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名について ○議長(吉水國人君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第81条の規定により、8番木付親次君、9番伊牟田洋史君を指名いたします。────────────・────・──────────── △日程第2.会期の決定について ○議長(吉水國人君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、既に配付してありますとおり、本日から3月19日までの22日間といたしたいが、これにご異議はありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(吉水國人君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月19日までの22日間と決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第3.諸報告 ○議長(吉水國人君) 日程第3、諸報告を行います。 まず、諸般の報告をいたします。 議長報告につきましては、お手元に配付してある報告書のとおりであります。詳細につきましては、事務局に備えつけの書類によりご承知いただきたいとお願いします。 次に、市長の行政報告を求めます。三河市長。 ◎市長(三河明史君) 皆さん、おはようございます。平成24年第1回定例市議会の開会に当たりまして、諸議案の提案説明に先立ちまして、諸般の事項についてご報告を申し上げたいと思います。 まず、コミュニティタクシー運行事業につきましては、3月1日から市内6路線でコミュニティタクシー「おでかけ号」として運行を開始いたします。 また、検討中でありました路線バス上限200円制につきましては、当初11路線で実施を予定しておりましたが、国あるいはバス事業者との協議等において幾つかの課題があり、本年4月からの実施は断念せざるを得ない状況にあります。引き続き関係機関と協議を重ね、早期実現を目指したいと考えております。 昨年11月に開催された第19回高校生ロボット相撲全国大会自立型部門で、大会史上初となる女子チームでの優勝を果たした国東高校工業技術部3年の堀内智香さんと田中真実さんの2名に国東市栄誉章を送り、表彰いたします。なお、授与式は2月29日に国東高校で行う予定でございます。 本年度は、農業に従事する担い手や農業生産法人が数多く表彰されました。大分県農業賞には、集落営農・むらづくり部門農事組合法人見地生産組合が最優秀賞に輝きました。大分県豆類の共励会では、農家の部で安岐町の河野洋一さんが最優秀賞の大分県知事賞に、大分県野菜経営コンクールにおいて新人部門で、小ネギ生産者の国見町の布袋良信さんが最優秀賞の九州農政局長賞を受賞されました。また、大分県なし研究会果実品評会では、ナシ生産者で安岐町の木次雅之さんが、それからおおいた・ワンコインふるさと商品において、国東町のゆきまつ加工の幸松久子さんが開発した「ゆずごしょう激辛」が、それぞれ最優秀賞に輝いています。 平成23年度大分県広報コンクール映像の部におきまして、国東市ケーブルテレビセンターの制作した「国東にっぽん酒をつくる会」が最優秀の特選を受賞いたしました。今回で5年連続での受賞でございます。これからも国東市ケーブルテレビでは、地域に根差した魅力ある番組作りを心がけ、市民の皆さんに喜ばれるサービスを提供してまいりたいと思います。 次に、市営住宅のアスベスト使用調査結果についてご報告を申し上げます。 アスベストに係る規制基準が強化されたことにより、アスベストの使用状況の調査を必要とする市営住宅99棟について平成23年10月から調査を行っております。本年2月までに調査を完了した71棟のうち、国見町の大熊毛団地1棟と国東町の松原団地2棟から国が示す基準値を上回るアスベストが使用されていることが確認されました。3棟に入居されている7世帯の方には、今回の調査結果を説明するとともに早急に飛散調査を実施して安全確認を行った後、平成24年度の早い時期に対策工事を行うことでご理解をいただきました。残りの28棟につきましても、24年度において早期に調査を実施いたします。なお、その他の市が管理している施設や学校、社会教育施設につきましては調査が完了しており、平成16年及び17年にアスベストの含有が指摘された2施設につきましては、速やかに対処し、アスベストの除去、封じ込み工事を完了しております。 園児数の減少と入園資格に、旧町間に不均衡のあった公立幼稚園と保育所のあり方について、公立幼稚園保育所等あり方検討委員会は、昨年8月から5回の審議をいただき、本年1月12日に答申をいただきました。今後、この答申を参考に未就学児童の教育環境整備計画を早急に策定いたします。 また、老朽化が進んでおります武蔵学校給食共同調理場につきましては、これまで5回の学校給食施設設備検討委員会を開催し、今後のあり方について検討を重ねてまいりました。その結果、平成25年3月をもって武蔵学校給食共同調理場は閉鎖し、現在の国東学校給食センターへ統合することを決定いたしました。厳しい財政状況の中ではありますが、安全・安心な学校給食の提供のために平成24年度中に施設整備の改善を行い、平成25年4月からスタートする予定でございます。 1月13日から15日の3日間、九州各県から101名の選手が参加して、第20回全九州高等学校ウエイトリフティング競技選抜大会アストくにさきで開催されました。大会では、沖縄県南部工業高校3年の平良勇祐選手が69kg級日本高校新記録を樹立いたしました。そのほかにも沖縄県の3選手が大会新記録を樹立するなど好記録ラッシュでの大会でございました。また、地元国東高校2年の平本健太選手が出場し、プラス105kg級で5位と健闘いたしました。 第6回国東市駅伝競走大会が、1月22日、伊美小学校正門先をスタート、安岐総合支所をゴールとする16区間、26.1kmのコースで開催されました。市内各地の小学生から50歳以上で編成した17チームが出場し、安岐中央Aが4年連続で総合優勝を果たしました。 また、2月20日から24日までの5日間、第54回県内一周駅伝が行われ、24日の最終日には、国東市内を国東市・東国東郡の選手がB部昇格、C部優勝を目指して力走いたしました。総合12位と惜しくもB部昇格は逃しましたが、見事C部優勝を果たしました。監督及び選手の皆様、駅伝大会関係者の皆様、そして沿道でご声援をいただきました皆様に感謝を申し上げたいと思います。 それから、中国交流事業につきましては、国東市歴史体験学習館の建設に伴い、中国浙江省博物館と姉妹館として平成7年度から相互に文化交流を行っています。これまで、企画展やシンポジウム、講演会など、今回を含め計17回の文化交流を実施いたしました。今年度は、2月7日から11日までの5日間、私と山本教育長、国東市歴史体験学習館の職員3名の計5名で訪中し、浙江省博物館、河姆渡遺跡博物館、河姆渡遺跡等の視察研修を行いました。また、今後の文化交流につきましても意見交換を行ってまいったところでございます。今回、中国浙江省博物館から国東市に、同博物館所蔵の10大館宝──10大、その博物館の宝であるっていう10大館宝である水墨画「富春山居図──剰山図」の複製品の贈呈を受けました。なお、4月中旬から弥生のムラで一般公開することにいたしております。 本年3月末をもって閉校する国東町の3つの小学校で、閉校記念式典が開催されます。昨日2月26日には、大恩小学校で開催されました。3月4日には、来浦小学校、豊崎小学校でそれぞれ開催されます。 続きまして、消防行政についてご報告を申し上げます。 平成23年中の火災総件数は30件で、前年に比較して4件の増加となりました。その内訳は、建物火災が8件、林野火災が3件、車両火災2件、その他火災が17件で、火災による死者はなく、負傷者は2名でございました。特に、その他火災では、2月から4月にかけて13件の発生があり、原因として、枯れ草の焼却や野焼きなど不注意による火災の発生が目立ちました。 次に、救急出動件数につきましては1470件の出動があり、前年に比較し139件増加いたしました。過去最高の出動件数で、その内訳は、急病が716件で約50%と最も多く、次いで、転院搬送が431件で総数の約30%を占め、うち国東市外への管外搬送が259件でございました。また、本年1月1日から2月15日までの災害出動件数は、その他火災が2件で、救助出動が5件、それから救急出動190件となっております。 国東市消防団では、本年1月8日に大分県知事代理を初め地元県議会議員、市議会議員の皆様並びに区長の皆様や消防関係者をお迎えし、消防団出初式を開催いたしました。今年は天候に恵まれ、池田団長以下規律のとれた各種訓練を披露いたしました。 以上で、行政報告を終わります。────────────・────・──────────── △日程第4.承認第1号 △日程第5.報告第1号 △日程第6.議案第1号 △日程第7.議案第2号 △日程第8.議案第3号 △日程第9.議案第4号 △日程第10.議案第5号 △日程第11.議案第6号 △日程第12.議案第7号 △日程第13.議案第8号
    △日程第14.議案第9号 △日程第15.議案第10号 △日程第16.議案第11号 △日程第17.議案第12号 △日程第18.議案第13号 △日程第19.議案第14号 △日程第20.議案第15号 △日程第21.議案第16号 △日程第22.議案第17号 △日程第23.議案第18号 △日程第24.議案第19号 △日程第25.議案第20号 △日程第26.議案第21号 △日程第27.議案第22号 △日程第28.議案第23号 △日程第29.議案第24号 △日程第30.議案第25号 △日程第31.議案第26号 △日程第32.議案第27号 △日程第33.議案第28号 △日程第34.議案第29号 △日程第35.議案第30号 △日程第36.議案第31号 △日程第37.議案第32号 △日程第38.議案第33号 △日程第39.議案第34号 △日程第40.議案第35号 △日程第41.議案第36号 △日程第42.議案第37号 △日程第43.議案第38号 △日程第44.議案第39号 △日程第45.議案第40号 △日程第46.議案第41号 △日程第47.議案第42号 △日程第48.議案第43号 △日程第49.議案第44号 △日程第50.議案第45号 △日程第51.議案第46号 △日程第52.議案第47号 △日程第53.議案第48号 △日程第54.議案第49号 △日程第55.議案第50号 △日程第56.議案第51号 △日程第57.議案第52号 △日程第58.議案第53号 △日程第59.議案第54号 △日程第60.議案第55号 △日程第61.議案第56号 △日程第62.議案第57号 △日程第63.議案第58号 △日程第64.議案第59号 △日程第65.議案第60号 △日程第66.議案第61号 ○議長(吉水國人君) 日程第4、承認第1号より日程第66、議案第61号までの63件を一括議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。 提案理由の説明を求めます。三河市長。 ◎市長(三河明史君) 平成24年第1回市議会定例会の開会に当たりまして、新年度に臨む私の基本的な考え方を少し申し述べ、皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 さて、昨年3月4日に国東市長に就任してから1年が経過しようといたしております。これまで、私は、市政の目標として「くにさき福祉の里づくり」、「くにさき観光の里づくり」、「くにさき教育の里づくり」の3つの里づくりを掲げ、市民中心の市民の皆様の声を反映した活力ある国東市づくりに取り組んでまいりました。私は、この1年間、特に広聴活動に重点を置き、ふれあい市長室や市内16カ所で開催した市政懇談会のほか市政懇話会を実施したり、各地区の高齢者大学や公民館講座等にも要請のあった行事には時間の許す限り出席し、市民の皆様のご意見を伺うことに力を入れてまいりました。 平成24年度の予算編成におきましても、その市民の皆様のご意見やご要望を参考にしながら、引き続き行財政改革に取り組んでいくという決意のもと、スクラップアンドビルド方式で事業をゼロから見直し、緊急性、重要性の高いものから予算配分を考えてきたところでございます。高齢化や少子化の進行する国東市において行政課題は山積しておりますけれども、これらの課題を解決し市政を発展させるためにも、市民の皆様との対話を大切にし、現場に出向き、一つ一つ問題解決に向けて誠実に取り組んでまいりたいと思います。 これからも、全職員一丸となりまして市民の皆様の負託に応えるよう全力を尽くす決意でございますので、議員の皆様を初め市民の皆様方のなお一層のご理解とご協力をお願い申し上げたいと思います。 次に、予算議案につきまして、その概要をご説明申し上げます。 まず、平成23年度一般会計補正予算(第6号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4億8,117万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ198億8,535万9,000円とするものでございます。 歳入につきましては、子ども手当国庫負担金8,033万6,000円、市道古柄線改良事業に係る社会資本整備総合交付金874万2,000円、財政調整基金繰入金2億7,651万9,000円の減額などが主なものでございます。 一方、歳出につきましては、総務費は追加費用の算定率の変更による共済組合納付金3,420万円、事業費確定による統合システム更新等委託料934万2,000円の減額などが主なものでございます。 民生費は、介護保険特別会計の事務費に係る一般会計繰出金714万4,000円、老人ホーム入所者の増による入所措置費712万6,000円の増額と給付対象者の減による子ども手当7,800万円の減などが主なものでございます。 衛生費は、繰り出し基準の見直し及び繰り出し基準に係る事業費確定による国東市民病院負担金5,547万1,000円の増額と事業費確定によるクリーンセンター設備維持補修工事1,987万3,000円の減額などが主なものでございます。 農林水産業費は、シカの捕獲数増加に伴う捕獲報償費250万円の増額と事業費確定による県営安岐漁港改修事業負担金582万円の減額などが主なものでございます。 土木費は、実績見込みによる市道古柄線改良工事1,840万円及び事業費確定による市道種田1号幹線舗装工事678万6,000円の減額などが主なものでございます。 教育費は、事業費確定による伊美小学校校舎改修工事1,199万9,000円の減額が主なものでございます。 以上が歳出の主なものでありますが、事業費の確定した工事請負費や委託料等につきましても減額補正を歳出全般にわたり計上いたしております。 続きまして、平成24年度の一般会計当初予算は、市長就任後初めての通年予算編成でございます。申し上げるまでもなく、地方財政は地域経済の低迷に伴う地方税収の低下や国の財政状況の悪化などにより、地方交付税だけでなく国から交付される補助・負担金の縮減などが予想されるなど先行きが不透明な状況となっております。また、大分県におきましては、貴重な財源でありました国の経済対策による各種基金が大幅に減り、長引く景気の低迷で税収の回復が期待できない厳しい歳入の状況下、新年度当初予算が4年ぶりのマイナス予算と報道されたところでございます。 こうした中、国東市の平成24年度当初予算は、引き続き「福祉の里・観光の里・教育の里」の3つの里づくりを目標に、次の3つに重点を置いて編成をいたしました。 1つ目は、農林水産業、商工観光など産業の振興であります。毎年数百人規模で人口が減少し急激に過疎化が進む中、地域が活性化するためには産業の振興は極めて重要であり、働く場所の確保、農業後継者や漁業後継者の育成、商店街の活性化、観光振興などの対策に重点を置いたところでございます。 2つ目は、安心・安全な施策の推進であります。東日本大震災を契機とした防災対策等への積極的な取り組みにより、市民の生活基盤をより強化するための施策を組んでおります。 3つ目は、定住促進等地域振興、活性化対策であります。先ほども申し上げましたように、国東市の人口が急激に減少する中、一人でも多くの方に国東市に住んでいただけるよう住宅改修への助成や保育環境や教育環境の整備に力を入れております。限られた財源、人員の中で増大する行政需要に対応すべく、国や県、市、民間などそれぞれが本来の役割分担に立ち返り、スクラップアンドビルドの観点からこれまで以上に選択と集中により経費節減を徹底する一方、主要施策には重点的、効率的に配分するなど財政規律、財政健全化を念頭に置きつつ、景気対策や環境対策などにも配意したところであります。 具体的には、歳入は、市税が対前年度で3.6%、地方交付税が0.5%の減となるなど一般財源を初めとした収入が落ち込む中、財政調整基金から2億4,200万円を繰り入れ、産業振興等の主要施策に配分いたしました。 一方、歳出では、人件費2.8%、扶助費0.6%、公債費1.8%の義務的経費などを節減するとともに、補助金等はスクラップアンドビルドによる見直しや補助事業の有効的な活用によりまして、できるだけ一般財源を使わないような努力をしたところであります。 以上の方針に基づいて編成いたしました平成24年度の当初予算額は183億9,700万円で、平成23年度6月肉づけ後予算額186億7,716万3,000円と比較して2億8,016万3,000円、率にして1.5%の減で、3年連続の緊縮予算となったところでございます。 私は、国東市緊急行財政改革プラン並びに新行財政改革プランを基調に、今後も行財政改革に真剣に取り組み、財政規律を守りながら、市民の皆様の生活が少しでもよくなり幸福になれるよう、市民の皆様と対話をしながら国東市の振興に大切に使っていきたいと考えております。 以下、主要事業につきましては、新規事業を中心にその概要だけをご説明申し上げます。 まず、農林水産業、商工観光など産業の振興について申し上げます。 「国東市農業後継者育成補助金」は、農業大学校在学中の2年間、農業後継者を支援する目的で授業料相当額を市単独で補助いたします。 また、「乾しいたけ種駒助成事業補助金」は、温暖化によって減少傾向にある低温菌種駒を3万駒以上植菌する生産者を対象に、1コマ当たり0.5円を市単独で新規に助成し、風味がよくそして大変おいしいと言われる国東産乾しいたけの安定供給とブランド化を図りたいと思います。 次に、「商品券事業補助金」は、合併の運びとなりました商工会の合併記念事業の一環として統一商品券事業を実施する商業団体に対し、利用者軽減分の5%を市単独で補助をいたします。 さらに、市民の皆様から要望の強いイノシシ、シカ等の「有害鳥獣捕獲事業」を昨年度予算額にさらに600万円ほど増額し、農林作物被害の防止に積極的に取り組んでまいります。 次に、観光・旅行の専門家による情報発信、誘客活動などの業務支援を委託する「新・観光交流事業」を昨年度に引き続いて実施いたします。 続きまして、「観光施設整備事業」は、市の主要観光施設で指定管理業務委託している梅園の里、サイクリングターミナル、ふるさと展示館を整備し、誘客数や宿泊者数の増加を図るほか、観光客に分かりやすい観光案内板を順次計画的に整備いたします。 次に、安心・安全な施策の推進について申し上げます。 東日本大震災で地域防災リーダー育成の必要性が再認識されたことに伴い、防災士資格の取得に必要な大分県地域防災リーダー養成講座への受講経費を市が負担し、各行政区に1名の防災士の育成を図る「防災リーダー養成事業」を実施いたします。 また、「津波避難施設整備事業」は、津波被害が予想される区、自主防災組織において、市民の皆さんが安全かつ迅速に避難できるよう指定された避難場所までの避難路の舗装などを地元施工をする場合に原材料を支給いたします。 さらに、東日本大震災後に指定した津波避難場所や追加指定された土砂災害警戒区域、特別警戒区域等を表示して作成した「防災ハザードマップ」を市内全区、全戸に配布いたします。 次に、「県体等出場生徒送迎バス運行事業」は、県総合体育大会等への出場の際、教職員や保護者が送迎していましたが、事故防止、安全確保の観点から本年度より市の責任において送迎バスを運行いたします。 次に、「小学校施設整備事業」は、小原小学校、旭日小学校校舎の耐震補強工事を国の補助を受けて実施し、安心・安全な教育環境の整備を図ります。本事業の実施によりまして、市内の全小学校、中学校校舎の耐震化が完了をいたします。 続きまして、市道13路線を改良する「市道新設改良事業」につきましては、国の交付金事業等により昨年度予算額にさらに約5,000万円増額するなど重点的に整備を図ってまいります。 最後に、定住促進等地域振興、活性化対策についてでございます。 老朽化した安岐中央保育園並びに富来保育園に新築する「保育園施設整備事業」を県とともに補助いたします。なお、富来保育園は新築後こども園へ移行いたします。 また、市民病院の改築を契機に、病気の幼児・児童を一時的に保育する「病児・病後児保育」を県の補助を受けて市民病院で新規に実施いたします。 次に、「空き家活用支援事業」は、空き家の改修や置き去りにされている家財等の処分等に係る費用の一部を補助し、移住者、転入者の負担を軽減することによって一人でも多くの方に住んでもらえるよう、増加傾向にある空き家の有効活用を図ります。 また、国見町には多くの芸術家が移住しているため、芸術家の作品発表の場として空き家の一部を改修し、伊美地区にギャラリー通りとして整備をいたします。 続きまして、路線バスやコミュニティーバスが運行していない交通空白地域に、この3月1日から運行開始を予定していますジャンボタクシーによる「コミュニティタクシー運行」を24年度からは本格的に実施いたします。 また、「九州瀬戸内高等学校駅伝競走大会」の女子駅伝は、昨年度に引き続き東北地方のチームを招待して開催いたしますが、本年度からは新たに男子駅伝も加わり、ともに9月30日に開催する予定でございます。 さらに、まちづくりの目標を共有し市民の連帯感を醸成するため、「市民憲章」を制定いたします。 以上が主要事業の概要説明でありますが、歳出予算に対する主な財源は地方交付税91億2,800万円、市税28億6,227万円、国庫補助金15億1,847万円、県支出金11億4,950万円、市債17億8,250万円などでございます。 それでは、続きまして、提出いたしました議案のうち主なものにつきまして、その概要をご説明申し上げます。 議案第23号は、市内の管理不十分な住宅等の増加に伴い、空き家等の所有者に対して適正な維持管理を促し、生活環境の保全及び安全・安心なまちづくりの推進に寄与するために条例を制定するものであります。 議案第24号は、国東市行政組織条例の改正であります。これまでの8部38課であった組織を、平成24年度より部制を廃止し課の統合や事務分掌の見直しを行い、42課に再編成するために全部改正を行うとともに関係条例の一部を改正するものであります。 議案第25号は、国東市過疎地域自立促進計画に新たに安岐中央保育園新築事業、富来保育園新築事業を追加するものであります。 議案第29号は、地方税法の改正に伴い、県たばこ税から市たばこ税への税源移譲による見直し、市民税の分離課税に係る所得割額の特例10分の1税額控除の廃止及び個人市民税の税率の特例等の見直しを行うため、本条例の一部を改正するものであります。 議案第33号は、平成24年度から26年度までの3年間の国東市第5期介護保険事業計画の策定に当たり、介護保険料の引き上げが必要なため条例の一部を改正するものであります。今年度までの第4期の平均月額が3,850円でありましたが、第5期の月額は4,750円となり平均で月額900円の引き上げとなるものであります。 議案第37号は、国東市消防団員の定数と現員数において相違があることから消防団員定数を改正するとともに各種手当の額についても改正を行うものであります。 議案第38号は、国東市民病院の本館の新築に伴い、病床数を変更するために条例を改正するものであります。 議案第39号は、同じく国東市民病院本館の新築に伴い、個室使用料金の市内、市外区分を廃止し統一することによって入院患者の個室利用を促進し、病床稼働率の向上を図るために改正を行うものであります。 議案第42号は、国の制度に基づく児童扶養手当など各種の制度があることから、市単独事業の国東市児童福祉手当条例、国東市児童入学支度金条例及び国東市遺児手当条例の3条例を廃止するものであります。 議案第43号は、これまでの事業により当初の目的は達成し一定の効果を得たことから、同じく市の単独事業であります国東市寡婦医療費助成に関する条例を廃止するものであります。 議案第44号は、国東市国見農産物直売所指定管理者の指定期間が平成24年3月31日で終了することから、新たに指定管理者として国見町の「国商」を指定するものであります。 議案第45号は、同じく国東市物産館の指定管理者の指定期間が平成24年3月31日で終了することから、引き続き指定管理者として「有限会社くにさき街づくり会社」を指定するものであります。 以上で提案理由の概要説明を終わります。各議案の詳細につきましては、担当部長よりご説明申し上げます。何とぞ慎重ご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(吉水國人君) 以上で、各議案に対する提案理由の説明が終わりました。 これより、担当部長より各議案の詳細説明を求めます。 これからの詳細説明については、最初に承認案件、次に補正予算案、次に当初予算案、最後に予算外議案の順にまいります。 報告第1号は、詳細説明を省略します。 議案第10号は後日詳細説明を行う予定ですので、これも省略いたします。 まず、承認第1号、総務部長。 ◎総務部長(明石政輝君) おはようございます。総務部より承認第1号専決処分の承認を求めることについてを説明いたします。 定例会提出議案の1ページそしてまた2ページをお願いしたいと思います。 貸し付けをいたしましたのは、国東市国東町来浦2438番地の旧来浦中学校の建物でございます。貸し付けの相手は、昨年の12月19日に大分県庁で立地協定を結びました株式会社フードワークスの子会社、株式会社国東ファームでございます。 同社は、シイタケを使った粉末調味料を現地で製作する計画を持ってございます。今年の7月の操業開始に向けていち早く改修に着手できるようにということで、地方自治法第179条第1項の規定によりまして、その部分につきましての専決処分をしたものでございまして、同条第3項の規定によりまして議会に報告し承認を求めるものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(吉水國人君) 次に、補正予算案を行います。 議案第1号、益戸企画部長。 ◎企画部長(益戸健吉君) おはようございます。企画部より議案第1号平成23年度国東市一般会計補正予算(第6号)について詳細説明申し上げます。 一般会計補正予算書の議案書の表紙をお開きください。 歳入歳出予算の補正でございますが、既決の予算額から4億8,117万4,000円を減額し、補正後予算額は198億8,535万9,000円とするものであります。 次に、予算書の6ページをお開きください。 第2表、繰越明許費の追加について議決を求めるものでございます。電算統合システム更新等委託事業は、繰越額1,575万円です。現行の介護保険システムを新しく構築する共同利用システムに移行する予定でございましたが、平成24年度介護保険法改正の国会審議が遅れ、共同利用システム開発が遅れたため、平成24年10月末に工期を延ばしてシステム移行作業を行う必要が生じてまいりました。そのため予算の繰り越しを行うものでございます。 次に、林道山口小挟間線災害復旧事業は、繰越額476万7,000円でございますが、これは、台風15号で崩壊したのり面をモルタル吹付工で復旧するものでございますが、気温が氷点下に下がった場合、モルタルがのり面から分離し付着しないおそれがありますので、施工を3月末から5月末に行うものとして予算の繰り越しを行うものでございます。 第3表、地方債の追加、変更、廃止について議決を求めるものでございますが、予算書の7ページをごらんください。 追加分として、過疎対策事業債ソフト分教育ネットワーク推進事業起債額610万円でございます。 次に、予算書の8ページをごらんください。 既決の起債額の変更として31件を挙げておりますが、主に事業費の増減によるものであり、増減を差し引きいたしますと4,730万円の起債額の減額であります。過疎対策事業債15件、合併特例事業債13件、防災対策事業債2件、現年発生補助災害普及事業債1件を提案してございます。 次に、予算書の9ページをごらんください。 議決をいただいておりました地方債4件についての起債の取り下げでございます。 郷土の偉人顕彰事業50万円は、過疎対策事業ソフト分の配分調整、配分が730万円増額いたしましたため少額のものを廃止するものでございますが、この廃止理由の記載に誤りがありまして、予算書の修正をさしていただきましたことをおわび申し上げます。 芸術文化事業850万円は、地域振興基金の地域活性化交付金分を充当するため起債を廃止するものでございます。岐部団地地域住宅交付金事業2,250万円は、合併特例債の対象外となったため廃止するものであり、消防救急デジタル無線整備事業560万円は、県との協議で事業内容でございます実測調査が非適債事業であるとなったため廃止するものでございます。 次に、説明資料でございます平成23年度一般会計、特別会計3月補正予算議会説明資料により、予算額の補正について説明をさせていただきます。 2ページをお開きください。2ページに歳入の主な補正をまとめてございます。 12款分担金及び負担金は381万5,000円減額でございますが、増額補正として、ここに書いてありますケーブルテレビ加入者分担金、負担金、くにみ苑、松寿園入所者負担金、保育料滞納繰越分などがあります。また、減額補正分として、県営中山間地域総合整備事業分担金、くにみ苑他市町村措置費負担金、保育料現年度分、常備消防姫島村負担金などがございます。 次に、13款使用料及び手数料271万円増額でございますが、ケーブルテレビ使用料362万8,000円増額が主なものでございます。 14款国庫支出金は1億885万9,000円減額でございますが、主に事業費の減額に対応した歳入の減額でございます。子ども手当国庫負担金8,033万6,000円減額、古柄線分の社会資本整備交付金874万2,000円減額などが主なものであります。 15款県支出金は4,096万5,000円減額ですが、事業費の減額に対応する歳入の減額が主なものでございます。 16款財産収入は433万8,000円増額ですが、土地建物貸付料の減額補正及び基金預金利子の補正でございます。 17款寄附金は、ふるさと応援寄附金の100万円増額でございます。 18款繰入金は2億6,811万9,000円減額です。補正により生じた余剰金により財政調整基金繰入金を2億7,651万9,000円減額いたしました。また、地域振興基金繰入金840万円増額ですが、これは芸術文化事業に充当するものでございます。 20款諸収入1,083万6,000円増額ですが、クリーンセンタープレス製品売払金などが主なものでございます。 21款市債は7,830万円減額ですが、主に事業費の増減に伴って起債額の補正を行うものでございます。 次に、3ページをお開きください。歳出の主な補正でございますが、歳出見込みの確定等による減額補正が主な内容でございます。 2款総務費は9,263万4,000円減額ですが、共済組合納付金3,420万円減額を初め委託料等の確定による不用額の減額です。 3款民生費は1億6,643万9,000円減額ですが、国民健康保険特別会計及び介護保険特別会計の繰出金の補正、法人立の保育所運営費4,164万8,000円減額、子ども手当7,800万円減額などが主な補正です。 4款衛生費は3,569万5,000円減額ですが、簡易水道特別会計繰出金2,846万8,000円減額、クリーンセンター設備維持補修工事1,987万3,000円減額などの補正がありますが、病院事業繰出金の見直し等により国東市民病院負担金を5,547万1,000円増額しております。 6款農林水産業費は2,920万6,000円減額ですが、事業実績により各種補助金、負担金等を減額しております。イノシシ・シカ捕獲報償費は、捕獲頭数の増が見込まれるために250万円増額しております。 7款商工費379万4,000円減額ですが、観光施設整備工事設計監理業務委託料120万円減額を初めとして不用額の減額です。 8款土木費8,713万7,000円減額ですが、公共下水道事業特別会計繰出金の減額や道路事業の不用額減額などが主な内容です。 9款消防費は921万7,000円減額ですが、デジタル無線基本設計委託料、救助工作車購入費の額の確定による減額です。 10款教育費は3,813万円減額ですが、要・準要、要保護、準要保護児童生徒就学援助費、小学校校舎改修工事費、中学生海外交流補助金、給食センター調理用備品購入費などを額の確定により減額しております。 11款災害復旧費は274万3,000円減額ですが、額の確定により各種災害復旧費を減額しております。 12款公債費2,278万1,000円減額ですが、利子等の確定により減額しております。 13款諸支出金660万2,000円増額ですが、利息見込みにより財政調整基金、減債基金、公共施設整備基金、地域振興基金の積立額を補正しております。サンコーポラス富来の使用料収入及びふるさと応援寄附金収入見込みにより、サンコーポラス富来整備基金及び地域振興基金の積立額を補正しております。 次に、4ページから15ページにかけて補正内容を整理しておりますので、またごらんください。 なお、16ページをお開きください。一般会計基金残高の推移についてでございます。 平成22年度末の一般会計基金残高の合計額は、約89億6,000万円でございます。平成23年度末の基金残高の合計額は、約85億1,000万円でございまして約4億5,000万円減少しておりますが、これは市債及び土地改良区の繰上償還を13億8,000万円行いまして、減債基金等を財源として行ったために基金残高が減少を見たものでございます。 また、次のページ、17ページに全会計の基金残高の状況、長期借入金残高の状況を整理しておりますので、またご参照をお願いいたします。 以上で、一般会計補正予算の詳細説明を終わります。ご審議をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(吉水國人君) 議案第2号、明石総務部長。 ◎総務部長(明石政輝君) 議案第2号平成23年度国東市立国東自動車学校特別会計補正予算(第2号)についてご説明をいたします。 23年度の議会説明資料の18ページをお願いいたします。 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ473万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,499万5,000円とするものでございます。 まず、歳入からです。 1款の使用料及び手数料につきましては、345万9,000円の減額でございます。これは、当初予算の段階では入校生の数を160名という形で算定してございましたが、どうしてもその数が見込めなくなりまして140名という形の減で見込ましていただきます。そういったことで、授業料や入学金等を減額するものでございます。 また、5款の諸収入の減額127万3,000円につきましては、高齢者講習委託金の減額124万3,000円が主なものでございます。これにつきましても、当初1,000人程度を見込んでございましたけども200名ほど減りそうなために減額をさしてもらうものでございます。 次に、歳出でございますが、1款総務費の一般管理費のうち職員の時間外勤務手当を21万1,000円減額。 2款事業費のうち講習用備品購入費に執行残が出ましたので19万9,000円の減額。 そして、4款の予備費を432万2,000円減額するものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(吉水國人君) 次に、議案第3号、第4号、本多生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(本多一夫君) それでは、議案第3号平成23年度国民健康保険事業特別会計の補正予算についてご説明を申し上げます。 ページ、19ページでございます。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,460万3,000円を増額し、45億7,556万5,000円とするものでございます。 まず、歳入の4款国庫支出金の23万8,000円の増額です。これは、東日本大震災の被災により本市に転入された方の国民健康保険税及び受診時の一部負担金の免除を現在2世帯4名の方に実施していますが、その免除分を災害臨時特例補助金として国が補てんするものです。 次に、5款の療養給付費交付金2,935万9,000円の増額です。これは、国保加入者のうち退職者医療制度に該当する方を遡及適用して一般から退職者に振りかえた結果、対象の交付金が増額するものです。 最後に繰入金ですが、一般会計からの繰入金を確定額により補正するものです。なお、6款についてですが、地方単独事業に伴う国庫負担金調整分でございますけども、本市が実施している未就学児それと小中学生の医療費の助成分が国庫補助金から減額されたために対象額を一般会計から繰り入れるもので、県の指導によるものでございます。 続きまして、歳出ですが、1款総務費の共同電算処理特別業務委託料60万円の増額につきましては、レセプトの電子化に伴いまして国保連合会負担金として支出するものです。 次に、2款の保険給付費2,300万円の増額につきましては、歳入で説明しましたように退職者の遡及適用による振りかえにより退職被保険者の療養給付費が増えるものです。なお、振りかえにより一般保険者の療養給付費は減少することになりますが、全体的な医療費の伸びが大きいことから一般被保険者の療養給付費については、今回減額を行いません。 最後に、3款、4款の増額補正は、支払基金から通知された今年度の確定額を補正するものです。 以上でございます。 続きまして、議案第4号平成23年度国東市介護保険事業特別会計補正予算でございます。 20ページ、21ページをごらんいただきたいと思います。 20ページ、保険事業勘定ですけども、歳入歳出それぞれ997万4,000円を追加いたしまして、21ページ介護保険事業、介護サービス事業勘定では歳入歳出それぞれ682万1,000円を減額するものです。 まず、20ページをごらんいただきたいと思いますが、保険事業勘定でございます。 歳出でございますが、主な内容といたしましては、1款総務費の一般管理費で24年度より介護報酬改定に伴う介護保険システム改修の委託料として997万4,000円を計上しています。 2款保険給付費につきましては、給付費内のサービス料の伸びの調整となります。 これに対する歳入でございますが、1款保険料については、1号被保険者の減等で457万円を減としています。 4款国庫支出金につきましては、介護保険システム改修補助金として283万円。 8款繰入金につきましては、システム改修に伴います事務費繰入金714万4,000円と保険料減額に対する準備基金繰入金457万円でございます。 次に、21ページの介護サービスをごらんいただきたいと思いますが、まず歳出でございます。 1款総務費で、姫見苑職員の人件費等と実績見込みによりまして174万円を減額しています。 続きまして、2款サービス事業費で、2項の居宅介護サービス費ですけども、1項の施設介護サービス事業費から支出しております事業費を2項の居宅介護サービス費に支出更正を行うために269万9,000円を増額補正するものでございます。3項介護予防サービス事業費と一般管理費でありますが、包括支援センター臨時職員の賃金の実績によるもので460万円の減額補正及び介護予防サービス計画作成委託料で、委託件数の減によります267万円の減額補正でございます。 これに対する歳入でございますが、1款サービス収入は実績見込みによりまして姫見苑短期入所生活介護費収入200万円、施設介護サービス費収入700万円、包括支援センターの介護予防サービス計画費の収入が、件数の減によりまして445万円の減額となっております。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(吉水國人君) 議案第5号から第8号まで4件を笠置土木建設部長。 ◎土木建設部長(笠置雄君) それでは、議案第5号から議案第8号までの4議案につきまして議会説明資料により詳細説明をさせていただきます。 今回の補正につきましては、1月末現在の実績及び3月までの見込みをもとに補正を行うものであります。 最初に、議案第5号平成23年度国東市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明をいたします。 議会説明資料の22ページをご参照願います。 平成23年度国東市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,746万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億22万円とするものであります。 歳入についてご説明をいたします。 1款の負担金及び分担金につきましては、簡易水道への加入戸数が増えたことに伴い106万9,000円の増額となっております。 2款の使用料及び手数料につきましては、過年度分は144万円の増でありますが、現年度分が760万円の減でありますので、その差額で616万円の減額となっております。現年度分の減につきましては、アパート等の給水人口の減少により使用水量が当初の見込みよりも減少したものと推測しているところでございます。 5款の繰入金につきましては、一般分が検針委託料等実績と消費税の確定及び水道台帳作成業務等の入札結果に伴い848万2,000円の減、建設改良分が国東集中監視システム導入工事等の入札結果に伴い320万円の減、公債費分が長期債償還の財源変更に伴い1,678万6,000円の減、総額で2,846万8,000円の減額となっております。 8款の市債につきましては、国東集中監視システム導入工事の入札結果に伴いまして390万円の減額となっております。 続きまして、歳出についてご説明をいたします。 1款の総務費につきましては、一般管理費が検針委託料等の実績及び消費税の確定に伴い356万8,000円の減、施設管理費が水道台帳作成業務委託料及び公営企業法適化基本計画策定業務委託料等の入札結果に伴い2,524万2,000円の減、総額で2,881万円の減額となっております。 2款の簡易水道事業費につきましては、国東簡易水道集中監視システム導入等工事の入札結果に伴いまして710万円の減額となっております。 3款の公債費につきましては、長期債償還金の財源変更及び利子の確定に伴いまして150万円の減額となっております。 続きまして、議案第6号平成23年度国東市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明をいたします。議会説明資料の23ページをご参照願います。 平成23年度国東市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ596万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億200万4,000円とするものであります。 歳入につきまして説明をさせていただきます。 1款の分担金及び負担金につきましては、下水道への加入戸数が増えたことに伴いまして50万円の増額となっております。 2款の使用料及び手数料につきましては、1月末現在の実績及び3月末までの見込みにより869万円の増額となっております。 6款の繰入金につきましては、一般分が使用料の増額分を歳出の総務費へ充当したことに伴い869万円の減、建設改良分が分担金の増額分を施設整備費へ充当したことに伴い50万円の減、公債費分が長期債償還の財源変更及び利子の確定に伴い602万6,000円の減、総額で1,521万6,000円の減額となっております。 続きまして、歳出についてご説明をいたします。 1款の総務費につきましては、消費税の確定に伴いまして457万7,000円の減額となっております。 4款の公債費につきましては、長期債償還金の財源更正及び利子の確定に伴いまして145万円の減額となっております。 続きまして、議案第7号平成23年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明をいたします。 議会説明資料の24ページをご参照願います。 平成23年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ443万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億1,913万8,000円とするものであります。 歳入についてご説明をいたします。 1款の分担金及び負担金につきましては、下水道への加入戸数が増えたことに伴い211万2,000円の増額となっております。 2款の使用料及び手数料につきましては、1月末現在の実績及び3月末までの見込みにより230万1,000円の増額となっております。 続きまして、歳出についてご説明をいたします。 1款の総務費につきましては、一般管理費は消費税の確定に伴い293万3,000円の増、施設管理費はマンホールポンプ保守点検委託料等の入札結果に伴い63万5,000円の減、その差額で229万8,000円の増額となっております。 4款の公債費につきましては、長期債償還金の元金及び利子の確定に伴いまして211万2,000円の増額となっております。 最後に、議案第8号平成23年度国東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明をいたします。 議会説明資料の25ページをご参照願います。 平成23年度国東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ199万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,496万7,000円とするものであります。 歳入についてご説明をいたします。 1款の分担金及び負担金につきましては、下水道への加入戸数が増えたことに伴い30万円の増額となっております。 5款の繰入金につきましては、歳出1款の総務費の施設管理費の朝来浄化センター維持管理業務委託料等の入札結果に伴い232万2,000円の減額となっております。 続きまして、歳出についてご説明をいたします。 1款の総務費につきましては、施設管理費の朝来浄化センター維持管理業務委託料等の入札結果に伴い232万2,000円の減額となっております。 3款の諸支出金につきましては、分担金及び基金利子の確定に伴い32万7,000円の増額となっております。 以上で、議案第5号から議案第8号までの4議案の詳細説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(吉水國人君) 次に、議案第9号、手嶋市民病院事務部長。 ◎市民病院事務部長(手嶋正美君) おはようございます。それでは、私からは議案第9号平成23年度国東市民病院事業特別会計補正予算(第3号)につきまして詳細のご説明を申し上げます。 予算書の1ページをお開きください。 第2条の収益的収入及び支出のところですが、収入につきましては、既決予定額に319万5,000円を増額し補正後の計を32億6,650万1,000円とし、支出については、既決予定額に1億331万8,000円を増額し補正後の計を34億8,581万9,000円とするものでございます。補正後の計を差し引きいたしますと、2億1,931万8,000円の支出超過となります。これは、病院建築に伴う消費税1億7,889万4,000円が含まれており、病院事業の実質的な支出超過は4,000万円ぐらいと考えています。 続いて、お手元の資料を平成23年度3月補正予算書議会説明資料により、内容をご説明いたします。 26ページをお開き願います。 まず、収入ですが、1項の医業収益1目入院収益が1億2,700万円の減額補正となります。当初、1日平均の入院患者数は198名と予定をしておりましたけれども、マイナス12名、186名の見込みとなるための減額補正でございます。 次に、2目の外来収益ですが、当初、1日平均外来患者数を335人と予定をしておりましたが、プラス2名、337人となる見込みとなるため1,100万円の増額補正となるところでございます。 医業収益の減額補正の理由といたしましては、常勤の整形外科医、常勤の耳鼻科医、常勤の眼科医の不在が患者数の減少、医業収益の減の理由と考えられるところでございます。 2項の医業外収益2目他会計負担金は、一般会計からの繰り出し基準の見直し等による増額繰入金でございます。 一方、支出ですが、27ページをお開きください。 1項の医業費用1目給与費は、3,300万円の減額補正となります。これは、育児休業者の復職時のために上げていた予算の不用が主な理由でございます。 2目材料費は、入院患者数の減に伴い3,100万円。 3目経費は、施設設備の最小限の改修、更新を控えている医療機器等の修繕費の不用額317万円、6目研究研修費130万円、それぞれ減額補正となります。 2項医業外費用5目雑支出1億7,889万4,000円は、病院改築に伴う消費税を計上いたしました。 3項、4項の給与費の増減は、職員の人事異動に伴うものであります。 次に、資本的収入及び支出についてご説明をいたします。 現在の資料の同じく28ページをお開きください。 収入については、1項企業債は、3,690万円の増額、2項出資金は、6,349万5,000円の減額補正となります。これは、病院改築事業のための増減額と考えております。 支出の2目器械備品購入費4,550万9,000円、3目車両購入費76万6,000円、4目システム開発費315万円は、減額補正となります。 医療用器械備品購入に対しては、入札による結果及び更新予定から移設への変更による買い控え。車両購入は、値引き交渉によるもの。システム開発費の減は、平成24年度医療改正費用を見込んでいたが、24年度の支払いでよくなったことが理由でございます。 それぞれの補正後の予算額について、収入37億8,855万4,000円から38億8,799万7,000円を差し引きますと9,944万3,000円の支出超過となります。 恐れ入りますが、予算書に戻ってください。2ページをお開き願います。 3条でございますが、私が先ほどご説明をいたしました9,944万3,000円の支出超過の補てんを過年度損益勘定留保資金で行うという趣旨でございます。 3ページの上段は、第4条継続費の補正であります。補正後の総額は、市民病院改築等工事監理業務委託3,864万円、市民病院改築等工事36億8,570万4,000円、市民病院移転作業業務委託2,850万円の補正でございます。 下段5条企業債の補てん後の総額は、病院事業債、市民病院改築事業10億6,860万円、過疎対策事業債、市民病院改築事業10億6,860万円の補正であります。 4ページ、第6条給与費3,931万2,000円は、減額補正であります。減額補正の理由は、先ほど述べましたように、育児休業者が予定どおりの育児休業を取得したことが不用額の主な理由でございます。 以上で、議案9号の詳細説明を終わらさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(吉水國人君) 次に、当初予算議案を行います。 議案第11号と第13号から第15号までの3件、計4件を本多生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(本多一夫君) それでは、議案第11号平成24年度住宅新築資金等貸付事業特別会計についてご説明を申し上げます。 議会説明資料の27ページになります。ごらんください。 歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ140万円でございます。 まず、歳入の主なものは、諸収入の139万8,000円、貸付金償還金でございます。前年度予算に対しまして155万円の減となっています。これは、現年分における償還該当者が減少しているためでございます。 次に、歳出でございますが、公債費が137万1,000円、前年度対比で101万6,000円の減額でございます。 以上でございます。 続きまして、議案第13号平成24年度国民健康保険事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 歳入歳出予算を歳入歳出それぞれ46億3,516万3,000円といたしまして、一時借入金の借り入れ最高額を6億5,000万円とするものでございます。全体といたしましては、前年度と比較いたしまして1億1,560万4,000円、率にして2.6%の増額予算となっています。 主な内容を説明いたしますが、30ページのほう、歳出からさせてください。 全体の68.6%を占めます2款の保険給付費ですが、前年度対比で約5,000万円、率にして1.6%増の31億8,124万6,000円です。 また、3款の後期高齢者支援金等が約4,300万円の増で、4億6,355万2,000円となっています。これは、後期高齢者医療費を補うために各保険者が負担するものでして、健康保険制度の審査、支払い事務を行っている支払基金に被保険者数に応じて支払いをいたします。 これに対しましての歳入ですけども、29ページになります。 1款の国民健康保険税は、全体の14.3%を占めまして6億6,360万2,000円で、課税所得の減や被保険者数の減などにより、前年度と比較いたしまして880万円余りの減額となっています。 次に、4款の国庫支出金は全体の23.4%を占めますが、医療費や支援金の増などの理由によりまして、前年度比で2,300万円余り、率にして2.1%の増を見込んでいます。 6款の前期高齢者交付金は全体の31.2%を占めていますが、6,500万円の4.6%になりますけども、増を見込んでいます。(発言する者あり)6,500万円余りじゃありませんか。(「4.8%」と呼ぶ声あり)4.6じゃないですかね。(発言する者あり) ○議長(吉水國人君) 暫時休憩いたします。 ◎生活福祉部長(本多一夫君) 申しわけありません。 ○議長(吉水國人君) 5分間休憩いたします。午前11時18分休憩………………………………………………………………………………午前11時25分再開 ○議長(吉水國人君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 ◎生活福祉部長(本多一夫君) 大変申しわけございませんでした。6款から説明をさせていただきたいと思います。 6款の前期高齢者交付金は全体の31.1%を占めておりまして、6,588万3,000円、率にして4.8%の増を見込んでいます。これは、65(発言する者あり)いえ、6,500万円増の分が4.8ということですね。(発言する者あり)それも違いますか。議長、ちょっと申しわけありません。 ○議長(吉水國人君) 休憩いたします。午前11時26分休憩………………………………………………………………………………午前11時26分再開 ○議長(吉水國人君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 ◎生活福祉部長(本多一夫君) 何回も申しわけございません。 前期高齢者交付金の割合が30.5%です。そして、6,588万3,000円余り、これが率にいたしまして4.8%増を見込んでいます。 65歳から74歳の前期高齢者の医療給付に対する交付金で支払基金より支払われています。前期高齢者の加入比率が全国平均よりも低い保険者が納付金を負担をいたしまして、加入比率が高い保険者が交付金を受けるということで調整をされています。国東市は、前期高齢者の加入割合が非常に高いために交付金を多額に受ける団体となっています。 以上が、国民健康保険事業特別会計についてでございます。 続きまして、議案第14号平成24年度国東市介護保険事業特別会計でございます。 この介護保険事業2つございまして、保険事業と介護サービス事業がございますから、まず保険事業勘定についてご説明を申し上げます。 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ38億3,631万8,000円といたしまして、介護サービスの事業勘定の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億3,720万円と定めまして、一時借入金の借り入れ最高額を1億円とするものでございます。 まず、保険勘定ですけども、31ページをごらんいただきたいと思いますが、全体といたしましては、前年度と比較して9,031万8,000円、率にいたしまして約2.4%増でございます。 歳出からまいります。全体の93.1%を占めます2款の保険給付費ですけども、前年度と比較いたしまして5,300万円、率にしまして約1.5%の35億7,000万円であります。報酬改定分を含めた伸びを1.5%というふうにしています。 また、4款の地域支援事業費につきましては399万3,000円の減となっていますが、これは介護サービス事業勘定への包括業務としてのシステム移行によるものが主な内容となっています。 5款基金積立金につきましては、県からの財政安定化基金交付金を含む基金利子を含めた準備基金の積み立てでございます。 これに対しましての歳入でございますが、1款保険料につきまして、介護保険料改定に伴います増8,755万8,000円でございます。今年度予算が5億4,215万8,000円というふうになっています。 次に、4款国庫支出金につきましては、全体の26.7%、10億2,590万円。 6款県支出金は8.5%増で、5億9,229万8,000円。今回は、保険料軽減の財政安定化基金交付金として3,859万6,000円が新たに交付されています。 8款の繰入金につきましては、3,229万4,000円の減となっていまして、準備基金繰入金の減が主な内容となっています。 次に、介護サービス事業勘定です。ページ、32ページになります。 全体といたしましては、前年度と比較して123万6,000円、率にして約0.4%の減で3億3,720万円でございます。 主な内容ですが、まず歳出からご説明申し上げます。 1款総務費で2億2,583万円でございます。前年対比で461万円の増となっており、これは特別養護老人ホーム姫見苑の人件費等の伸びによるものでございます。 2款サービス事業費につきましては、9,576万9,000円でございます。前年対比で414万6,000円の減額となっておりまして、これは主に包括支援センター人件費等の減によるものです。 3款施設整備費につきましては1,440万円でございますが、前年度対比で240万円の減額となっています。これは、23年度から3カ年計画で実施しています姫見苑の改修工事で、24年度は外壁及び避難路の改修工事を予定をしています。 これに対しましての歳入ですけども、1款サービス収入2億945万7,000円でございます。前年対比で598万7,000円の増額となっております。姫見苑のサービス収入の増によるものです。 5款の繰入金につきましては、1億1,277万6,000円で、461万9,000円の減額となっております。これは、サービス収入の増や包括支援センターの人件費の減によるものです。 8款市債につきましては1,440万円で、240万円の減額となっております。これは、施設整備費の減額によるものでございます。 続きまして、議案第15号平成24年度後期高齢者医療事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 歳入歳出予算を歳入歳出それぞれ4億6,815万円とするものでございます。全体といたしましては、前年度と比較いたしまして3,823万1,000円、率にして8.9%の増額予算となっています。 主な内容を説明いたしますが、まず歳出でございます。 全体の92.9%を占めます2款の後期高齢者医療広域連合納付金ですけども、これは保険料等の負担金でありまして、徴収する保険料と一般会計からの繰り入れる低所得者の保険料軽減分を合わせまして広域連合に納付をいたします。前年比較で3,500万円余り増の4億3,499万円であります。 これに対します歳入ですけども、1款の後期高齢者医療保険料は、全体の55.7%を占めまして2億6,058万5,000円です。保険料については、後期高齢者医療広域連合で決定されますが、2年ごとに保険料を見直すことになっています。24年度が見直しの年になります。1人当たり平均で、これも新聞に載りましたが2,981円の引き上げということになっています。前年度比で2,663万1,000円の増となっています。 また、全体の44.3%を占めますのが4款の繰入金でありまして、前年比較で1,160万円増の2億749万7,000円です。一般会計繰入金の大部分を占めますのが保険基盤安定繰入金で、これは歳入でも説明申し上げましたが低所得者の保険料軽減分というようになっています。 後期高齢者医療特別会計につきましては、以上でございます。大変失礼をいたしました。どうぞ、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(吉水國人君) 次に、議案第12号、明石総務部長。 ◎総務部長(明石政輝君) 議案第12号平成24年度国東市立国東自動車学校特別会計予算についてご説明をいたします。 24年度の議会説明資料の28ページをお願いします。 まず、歳入から説明いたします。 1款の使用料及び手数料につきましては3,964万9,000円で、前年比497万8,000円の減、率にいたしましてマイナス11.2%であります。これは、3月補正のときでも説明いたしましたように、入校生の数を前年より20名減の140名ということで見込みましていただいてございます。 それから、3款の繰入金につきましては、一般会計からの繰入金を871万円をお願いするものでございまして、これにつきましても入校生の減、そしてまた繰越金の減という部分がございますので、一般会計からの繰入金をお願いするものでございます。 一方、歳出でございます。 歳出の86.6%を占めますのが1款の総務費でございまして、139万8,000円、率にして2.8%増の5,218万9,000円でございます。この中で、前年と比べて大幅に増えてございますのが消費税でございまして、140万円増の300万円でございます。これにつきましては、さきの9月の議会でも補正をお願いした額とほぼ同程度の額で予算化をお願いするものでございます。 また、2款の事業費につきましては前年比18万7,000円、率にして3.5%増の549万3,000円でございますが、この中で大きいのが備品購入費の90万円でございます。これにつきましては、高齢者運転の操作検査機の購入を予定してございます。 総務部からは以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(吉水國人君) 次に、議案第16号から21号までの6件を笠置土木建設部長。 ◎土木建設部長(笠置雄君) それでは、議案第16号から議案第21号までの6議案につきまして、予算書及び議会説明資料により詳細説明をさせていただきます。 最初に、議案第16号平成24年度国東市簡易水道事業特別会計予算についてご説明をいたします。 予算書をご参照願います。 国東市簡易水道事業は、安心、安全、持続、環境という4つの課題と目標を目指し市内の11簡易水道事業所で事業を行っております。 平成24年度の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億700万円とするものでありまして、前年度と比較しますと1.3%の減額となっております。 また、地方自治法230条第1項の規定によりまして起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還方法につきましては、第2表地方債によると定めております。これにつきましては、予算書の4ページをごらんください。簡易水道事業債6,680万円、過疎対策事業債6,670万円となっております。 それでは、これからは議会説明資料によりご説明をいたします。議会説明資料の34ページをご参照願います。 本年度の主要事業につきましては、平成22年度から実施をしています国東集中監視システム導入工事と国東町来浦出水簡易水道第2水源築造工事及び武蔵簡易水道施設の池ノ内水源更新に伴う電気探査などを計画をいたしております。 まず、歳入についてご説明いたします。 1款の分担金及び負担金123万7,000円につきましては前年度より多少減額しておりますが、昨年度までの実績を踏まえて予算を計上いたしております。 2款の使用料及び手数料2億5,803万4,000円につきましては、前年度比較で761万円の減額となっております。これは、平成23年度の見込みと過去3年間の平均使用料をもとにして計上をいたしております。 3款の国庫支出金2,500万円につきましては、国東集中監視システム導入事業に係る国からの補助金でありまして、前年度比較で700万円の増額となっております。これは、事業実施に伴う補助率が4分の1から3分の1へと変更になったことに伴い増額となったものであります。 5款の繰入金1億8,416万4,000円につきましては、歳出1款総務費の一般管理費、施設管理費、2款簡易水道事業費の施設整備費、3款公債費の長期債償還に充当するものでありますが、前年度比較で156万6,000円の増額となっております。この増額分につきましては、主に武蔵町簡易水道施設の池ノ内水源更新に伴う電気探査に係るものであります。 6款の繰越金につきましては、前年度と同額を計上いたしております。 8款の市債1億3,350万円につきましては、国東集中監視システムの導入工事及び国東町来浦出水簡易水道第2水源築造工事に係る簡易水道事業債及び過疎対策事業債でございます。 続きまして、歳出についてご説明をいたします。 1款の総務費2億1,895万8,000円につきましては、経常的な経費であります人件費や施設の修繕、維持管理に必要な経費でありまして、前年度と比較で430万8,000円の増額となっております。これは、一般管理費の中の人件費の増及び施設管理費の中の水道台帳作成委託費の減、その差額により増額となったものであります。 2款の簡易水道事業費1億7,336万円につきましては、本年度の主要事業であります国東集中監視システム導入事業と国東町来浦出水第2水源築造工事及び武蔵簡易水道施設の池ノ内水源更新に伴う電気探査に伴う経費を計上いたしております。 3款の公債費2億496万9,000円につきましては長期債償還に伴うものでありますが、前年度比較で548万3,000円の減額となっております。これは、過去に借りた起債の償還が終了したことにより元金利子が減少したことに伴うものであります。 5款の予備費につきましては、前年度同額を計上いたしております。 続きまして、議案第17号平成24年度国東市公共下水道事業特別会計予算についてご説明をいたします。 予算書をご参照願います。 国東市公共下水道事業は、国東町の鶴川、黒津、小原、安国寺、田深、吉木の一部、いわゆる都市計画区域内を処理区とする下水道事業でありまして、生活改善、公共水域の水質保全を果たすべく事業の運営を行っております。 平成24年度の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億700万円とするものでありまして、前年度と比較しますと事業料の減に伴い38.6%と大幅な減額となっております。 また、地方自治法230条第1項の規定により起こすことのできる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法につきましては、第2表地方債によると定めております。これにつきましては、予算書の4ページをごらんください。下水道事業債1,300万円、過疎対策事業債1,290万円となっております。 それでは、これからは議会説明資料によりご説明をいたします。議会説明資料の35ページをご参照願います。 本年度の主要事業につきましては、田深、小原、黒津地区の舗装復旧工事が主なものであります。 まず、歳入についてご説明をいたします。 1款の分担金及び負担金211万円につきましては、前年度とほぼ同額となっております。これは、昨年度までの実績を踏まえ予算を計上いたしております。 2款の使用料及び手数料7,989万6,000円につきましては、前年度比較で610万円の増額となっております。これは、23年度の見込み及び過去3年間の平均使用料をもとに計上をいたしております。 3款の国庫支出金1,400万円につきましては田深、小原、黒津地区舗装復旧工事に係るもので、前年度比較で9,463万円の減額となっております。これは、国東浄化センターの増設工事の完了による事業料の減に伴うものであります。 4款の県支出金339万8,000円につきましては、下水道事業の整備、緊急促進事業交付金として交付されるものでありますが、平成23年度分が確定していませんので平成22年度分までの計上となっております。 6款の繰入金1億7,669万円につきましては、歳出1款総務費の一般管理費、施設管理費、2款公共下水道整備事業費の施設整備費、4款公債費の長期債償還金に充当するものでありますが、前年度比較で4,043万4,000円の減額となっております。これは、主に国東浄化センターの増設工事の完了に伴う建設改良費の減と過去に借りた起債が終了したことに伴うものであります。 7款の繰越金につきましては、前年度と同額を計上いたしております。 9款の市債2,590万円につきましては、田深、小原、黒津地区舗装復旧工事に係る公共下水道事業債及び過疎対策事業債であります。 続きまして、歳出についてご説明をいたします。 1款の総務費6,747万7,000円につきましては、経常的な経費であります人件費や施設の修繕、維持管理に必要な経費でありまして、前年度比較で151万9,000円の減額となっております。これは、一般管理費の中の消費税及び地方消費税の減と施設管理費の中の下水道支線管渠工事及び修繕費の減に伴うものであります。 2款の公共下水道整備事業費6,060万円につきましては、前年度比較で事業料の減に伴い大幅な減額となっておりますが、人件費及び本年度の主要事業であります田深、小原、黒津地区舗装復旧工事に係る予算を計上いたしております。 3款の船団事業費1,295万3,000円につきましては、公共下水道事業分に係る維持管理の負担金でありまして、前年度比較で49万9,000円の減額となっております。これは、船団に係る工事費、負担金等の減に伴うものであります。 4款の公債費1億5,750万円につきましては長期債償還に伴うものでありますが、前年度比較で2,086万円の減額となっております。これは、過去に借りた起債の償還が終了したことにより元金利子が減少したことに伴うものであります。 6款の予備費につきましては、前年度と同額を計上いたしております。 続きまして、議案第18号平成24年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計についてご説明をいたします。 議会説明資料の36ページをご参照願います。 国東市特定環境保全公共下水道事業につきましては、国東町を除く国見、武蔵、安岐を処理区とする事業でありまして、生活改善、公共水域の水質保全を果たすべく事業の運営を行っております。 平成24年度の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億7,200万円とするものでありまして、前年度と比較しますと6%の減額となっております。 本年度の主要事業につきましては、国見浄化センターの長寿命化調査業務委託と武蔵処理区全体計画見直し業務委託が主なものであります。 まず、歳入についてご説明をいたします。 1款の分担金及び負担金103万1,000円につきましては、前年度比較で228万円の減額となっております。これは、昨年度に武蔵処理区の工事が完了したことに伴い分担金が減となることに伴うものであります。 2款の使用料及び手数料1億5,202万4,000円につきましては、前年度比較で300万円の減額となっております。これは、平成23年度の見込み及び過去3年間の平均使用料をもとに計上をいたしております。 3款の国庫支出金410万円につきましては、国見浄化センター長寿命化調査に係るものであります。前年度比較で387万円の減額となっております。これは、武蔵東部浄化センターの長寿命化計画の策定及び国東浄化センターの増設に係る船団分の建設工事の完了による事業料の減に伴うものであります。 4款の県支出金900万6,000円につきましては、普及率の向上を図るため県より下水道整備緊急促進事業交付金として交付されるものでありますが、平成23年度分が確定しておりませんので平成22年度分までの計上となっております。 6款の繰入金4億6,858万円につきましては、歳出1款の総務費、一般管理費、施設管理費、2款施設整備費の公共下水道事業費、4款公債費の長期債償還に充当するものでありますが、前年度比較で3,569万7,000円の減額となっております。これは、使用料金の増加と人件費の減に伴う一般分の減及び過去に借りた起債が終了したことに伴うものであります。 7款の繰越金につきましては、前年度と同額を計上いたしております。 8款の諸収入3,225万4,000円につきましては、前年度比較で251万2,000円の減額となっております。これは、船団に係る工事負担金の減に伴うものであります。 続きまして、歳出についてご説明をいたします。 1款の総務費1億4,977万円につきましては、経常的な経費であります人件費や施設の修繕、維持管理に必要な経費でありまして、前年度比較で1,252万6,000円の減額となっております。これは、施設管理費の中の人件費の減及び下水道管路台帳作成業務委託の減に伴うものであります。 2款の施設整備費1,130万円につきましては、前年度比較で645万円の減額となっております。これは、武蔵東部浄化センター長寿命化計画策定業務と国東浄化センター増築に伴う船団分の工事の完了に伴うものであります。 3款の船団事業費6,202万円につきましては、主に杵築市、姫島村を含む浄化処理場の維持管理及び水質検査の委託料そして全リン・窒素の測定器の点検委託料等を計上しておりますが、前年度比較で90万円の減額となっております。これは、年間保守計画による全リン、全窒素測定器点検委託料の減に伴うものであります。 4款の公債費4億3,380万円につきましては長期債の償還に伴うものでありますが、前年度比較で2,391万2,000円の減額となっております。これは、過去に借りた起債の償還が終了したことにより元金利子が減少したことに伴うものであります。 5款の諸支出金1,011万円につきましては下水道整備緊急促進事業交付金及び分担金、基金、預金利子を計上しておりますが、前年度比較で58万8,000円の増額となっております。これは、県補助金、分担金の増に伴うものであります。 6款の予備費につきましては、前年度と同額を計上いたしております。 続きまして、議案第19号平成24年度国東市農業集落排水事業特別会計予算についてご説明をいたします。 議会説明資料の37ページをご参照願います。 国東市農業集落排水事業につきましては安岐町、朝来地区の一部を除く区域を処理区といたしておりまして、生活改善、公共水域の水質保全を果たすべく事業の運営を行っております。 平成24年度の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,550万円とするものでありまして、前年度と比較しますと15.3%の減額となっております。 本年度事業といたしましては、平成20年に施設整備が完了しておりますので維持管理が主になります。 まず、歳入についてご説明をいたします。 2款の使用料及び手数料174万3,000円につきましては、前年度の実績をもとに計上をいたしております。 5款の繰入金4,296万8,000円につきましては、歳出1款総務費の施設管理費、2款公債費の長期債償還金に充当するものでありますが、前年度比較で820万円の減額となっております。これは、人件費の減と処理場管理委託料の確定に伴うものであります。 続きまして、歳出についてご説明をいたします。 1款の総務費718万4,000円につきましては、経常的な経費であります施設の修繕、維持管理に必要な経費を計上しておりますが、前年度比較で820万円の減額となっております。これは、人件費の減と処理場管理委託料の確定に伴うものであります。 2款の公債費3,717万7,000円につきましては長期債の償還に伴うものでありますが、実績により前年度と同額を計上いたしております。 3款の諸支出金63万9,000円につきましては、下水道整備緊急促進事業交付金などを下水道整備基金として積み立てており、前年度と同額を計上いたしております。 4款の予備費につきましても、前年と同額を計上いたしております。 続きまして、議案第20号平成24年度国東市浄化槽設置事業特別会計予算についてご説明をいたします。 議会説明資料の38ページをご参照願います。 国東市浄化槽設置事業は武蔵町の手野、麻田、吉広それぞれの一部地域を対象とする事業でありまして、地域の生活改善、公共水域の水質保全を果たすための事業であります。 平成24年度の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ270万円とするものでありまして、前年度と同額となっております。 本年度事業といたしましては、平成18年に事業が完了しておりますので維持管理が主になります。大きな変更等もありませんので前年度予算と同じ予算編成といたしております。 最後に、議案第21号平成24年度国東市工業用水道事業特別会計予算についてご説明をいたします。 議会説明資料の39ページをご参照願います。 平成24年度国東市工業用水道事業特別会計予算につきましては、議案第36号国東市工業用水道事業給水条例の一部改正についてとの関連がございまして詳細説明が前後いたしますが、ご了承いただきたいと思います。 国東市工業用水道事業は、ソニーセミコンダクタ株式会社大分テクノロジーセンターに供給をいたしております第1工業用水道事業及び大分キヤノン本社安岐事業所と安岐エアポート生コンへ供給してます第2工業用水道事業からなっており、市内の事業所に工業用水を安定して供給すべく事業の運営を行っております。 平成24年度の国東市工業用水道事業特別会計予算につきましては、収益的収入及び収益的支出の総額を3,063万3,000円とするものであります。また、資本的支出として予備費500万円を計上するものであります。事業収益のうち営業収益は、第1工業用水道事業が1,967万2,000円、第2工業用水道事業が1,093万円、事業外収益は利子等3万1,000円を計上し事業収益合計を3,063万3,000円とするもとでありまして、前年度と比較しますと16.1%の減額となっております。 事業費用につきましては、営業費用2,491万7,000円のうち人件費に930万1,000円、取水送水に係る動力費に264万6,000円、減価償却費、委託料に1,297万円、営業外費用として消費税及び雑支出に119万4,000円、予備費に452万2,000円を計上しまして、事業費用合計を3,063万3,000円としております。また、先ほど申し上げましたように、本年度建設工事等の計画はございませんが、資本的支出として予備費500万円を計上いたしております。 以上で、議案第16号から議案第21号までの6議案の詳細説明を終わらせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(吉水國人君) 次に、議案第22号、手嶋市民病院事務部長。 ◎市民病院事務部長(手嶋正美君) それでは、私からは議案第22号平成24年度国東市民病院事業特別会計予算につきまして詳細を説明申し上げます。 まず、最初に予算書のほうでご説明を申し上げます。この分厚い資料の一番最後に載せてあります。 平成24年度の業務の予定量でございますが、第2条(1)業務量、イ病床数については、平成24年4月は昨年度と同数の226床でございます。5月より18床減の208床で、内訳は明記のとおりでございます。次に、患者数ですが、入院患者数につきましては、年間6万7,947人、1日平均186人を見込んでおります。昨年度と比較してマイナス12人、年間ではマイナス4,000人ほどとなっております。昨年度の病床稼働率を87.6%より2.4%ほど増の90%を見込んでおります。また、外来患者数については年間8万5,050人、1日平均350人を見込んでおりますが、昨年度と比較して年間では3,500人ほど、1日平均で15人ほどを増を見込んでおります。(2)建設改良事業の概要は、資本的収入及び支出4条でご説明をいたします。 続いて、2ページをお開き願います。 3条の収益的収入及び支出の予算額でございますが、収入の合計33億8,686万6,000円から支出の合計48億7,160万2,000円を引きますと14億8,473万6,000円の支出超過の赤字予算となります。この支出超過分の中には、支出第1項医業費用、減価償却が2億2,000万円ほど、第2項医業外費用には病院建築のための消費税3,300万円ほど、第5項特別損失に11億6,058万3,000円は本館解体による資産の減耗で、実質的な赤字は6,000万円ほどの赤字予算と考えております。詳細は、お手元の議会説明資料によりましてご説明を申し上げます。 それじゃあ、40ページをお開き願います。 収益的収入の第1項医業収益1目の入院収益ですが、病床数が少なくなりますので、昨年度と比較して率でマイナス1.1%、予算額でマイナス2,414万8,000円の21億4,385万3,000円を計上いたしました。一方、2目外来収益ですが、昨年度と比較して、率で5.9%、予算額で4,402万7,000円増の7億9,571万9,000円を計上いたしました。 2項医業外収益では、2目他会計負担金2億2,717万7,000円は、一般会計の繰出金の見直しによる繰出金であります。 次の41ページをお開き願います。 収益的支出の1項医業費用1目給与費ですが、昨年度と比較して、率でプラス5.7%、予算額でプラス1億2,150万7,000円の予算計上となりました。これは、リハビリ職員、看護職員及び非常勤の整形外科医の増、それから非常勤の内視鏡医の勤務回数の増等を考えております。3目経費、プラス2,732万4,000円には、光熱水費、電子カルテの保守料、それから42ページにまいりまして、4目減価償却費プラス1億1,514万円の中には、新規に始まったCT、MRI、超音波撮影機、乳房撮影機、その他レントゲン機器等機械備品減価償却費、電子カルテ等システム開発費の減価償却費。5目資産減耗費プラス8,748万4,000円には、固定資産を除却処分する費用、2目医業外費用には企業債償還利息。また、一番大きな費用が5項に上げてあります本館解体に伴う固定資産の除却処分による特別損失11億6,058万3,000円で、以上が支出超過の要因であると思われます。少しでも支出超過を減らすように、さらなる努力をしてまいります。 続きまして、資本的収入及び支出についてご説明をいたします。 予算書は2ページを、議会説明資料は43ページをお開き願います。 収入1項企業債は、病院改築事業及び医療機器購入のための病院事業債3億380万円、過疎対策事業債2億9,880万円と企業債公的資金繰上償還借款債7,710万円でございます。 2項出資金は一般会計出資金で、企業債償還元金等充当分であります。 3項他会計補助金は、国保診療施設整備費補助金として医療機器購入に対して申請による補助金であります。 支出、1項建設改良費1目改築事業費6億718万1,000円は、市民病院改築等工事監理業務委託料、市民病院移行支援業務委託料、移転作業業務委託料、土壌汚染調査委託料、市民病院改築工事、西病棟改修工事、周辺整備工事、本館解体工事等で、2目器械備品購入費4,678万2,000円は、透析機器、除細動器、自動血球凝固検査装置、厨房の機器等で、3目システム開発費2,886万5,000円は、平成24年度医療改正対応費であり、2項企業債償還金1億8,333万2,000円は、企業債償還元金と企業債公的資金繰上償還借換債元金であります。 次に、予算書3ページにお戻りください。 第5条企業債は、先ほど、資本的収入、企業債でご説明したとおり、病院事業債、過疎対策事業債、企業債公的資金繰上償還借換債の繰り入れを計画しております。いずれも元利償還金が一定の割合で交付税算入される条件の起債となっております。 第8条(1)職員給与費は、病院事業、訪問看護事業、居宅介護事業の給与費であります。 以上で、議案22号の詳細説明を終わらさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(吉水國人君) 最後に、予算外議案を行います。議案第23号、27号から30号までの4件、第41号、計6件を明石総務部長。 ◎総務部長(明石政輝君) 総務部より議案第23号、27号、28号、29号、30号、そして第41号の6つの議案について説明をいたします。 まず、議案第23号国東市空き家等の適正管理に関する条例の制定についてでございます。 議会提出議案の27ページをお願いいたします。 市内では管理不十分な住宅等が増加いたしまして、生活環境や防犯上の問題、災害時での倒壊の危険性が生じています。そこで、空き家等の適正な管理を促し、安心・安全なまちづくりを推進するために本条例を制定するものでございます。空き家の所有者の適正な管理を行う責任を規定するとともに、著しく老朽化し倒壊の危険があるものについては実態調査を行い、所有者等に適正な管理を促すために指導、勧告などを行うことを規定してございます。 続きまして、議案第27号国東市職員定数条例の一部改正についてでございます。 予算外議案説明資料の16ページをお願いします。 市役所の組織機構の見直しに伴います業務の本庁への集約及び農地法の改正に伴う業務量の増加によりまして、農業委員会の事務局の職員をこれまでの3人から4人に1名増員するものでございます。 続きまして、議案第28号国東市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてでございます。 同じく、予算外議案説明資料の17ページをお願いします。 今回の改正は生涯学習課の関係でございまして、中央公民館長、国見生涯学習センター館長を配置すること。それから、これまで体育指導委員の名称で親しまれておりましたが、スポーツ振興法の改正によりましてその名前をスポーツ推進委員の名称に変更されたことによる一部改正でございます。 次に、議案第29号国東市税条例の一部改正についてです。 同じく、予算外議案説明資料18ページをお願いします。 地方税法の改正に伴いまして、たばこ税の税率の見直し、市民税の分離課税にかかわる所得割額の特例の廃止、個人市民税の税率の特例の見直し等の改正であります。 具体的には、1つとして、市のたばこ税は1,000本につきまして、これまで4,618円だったものを5,262円にするもので、1,000本当たり644円の引き上げになります。なお、これにつきましては、平成25年4月1日からの施行でございます。 2項目めといたしまして、市民税の分離課税にかかわる所得割額の特例の廃止につきましては、退職所得金額に対する税額控除の廃止でございます。これにつきましては、平成25年1月1日からの施行でございます。 3つ目が、個人市民税の均等割の500円アップでありまして、現行3,000円を3,500円にするものでございます。これにつきましては、平成26年から平成35年度までの10年間の部分でございます。 続きまして、議案第30号国東市手数料条例の一部改正についてでございます。 同じく、予算外議案説明資料の22ページをお願いします。 国東市手数料条例の別表第7に消防関係の手数料を示してございますが、今回、危険物の規則に関する政令等の公布に伴いまして、新たに浮き蓋付特定屋外タンク貯蔵所の審査が設けられましたために、同条例の一部を改正するものでございます。 最後に、議案第41号地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例についてということで、非常に長たらしい条例でございますけども。 これにつきましても、予算外議案説明資料の37ページをお願いします。 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴いまして、市の関係条例を整理するために条例の一部を改正するものでございます。今回の改正につきましては、いわゆる地域主権一括法と呼ばれるものでございまして、その法律整備によるもので、この中では県から市町村への権限移譲関係が47の法律。そして、条例制定権の拡大や義務づけの廃止、例えば「何々の同意が必要ですよ」といった部分についての改正が160の法律となってございます。この2つの中で19の法律では重複しますので、法律自体の改正といたしましては188本の改正となってございます。そういったことから、今回、市の条例を改正いたしますのは、国東市の公民館条例、国東市の図書館条例、国東市歴史体験学習館条例、国東市墓地、納骨堂及び火葬場の経営に関する条例でございます。 総務部からは以上でございます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(吉水國人君) 次に、議案第24号、第25号を益戸企画部長。 ◎企画部長(益戸健吉君) 議案第24号国東市行政組織条例の全部改正についての詳細説明を申し上げます。 予算外議案説明資料2ページをお開きください。 部制の廃止、課の統合及び事務分掌の見直し整理のために本条例を全部改正するとともに関係条例の一部を改正するものであります。2ページから3ページにかけて内部組織の新旧対照表を載せております。 4ページをお開きください。 国東市行政組織条例の全部改正に伴い一部改正を行うべき9本の条例名、改正内容、関係課を整理しておりますが、5ページから13ページにかけては一部改正条例の新旧対照表を載せておりますので、ご一読をお願いいたします。 次に、提出議案34ページをお開きください。議会提出議案の34ページでございます。 議案第25号国東市過疎地域自立促進計画の変更についての詳細説明でございますが、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定により議会議決を求めるものでございます。 過疎地域自立促進計画、5、高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進の表中に次の事業を追加するものでございます。事業名(3)児童福祉施設、保育所、事業内容、安岐中央保育園新築事業、事業主体、安岐中央保育園。事業内容、富来保育園新築事業、事業主体、富来保育園でございます。 過疎地域自立促進計画に組み込むことにより、当該事業に対する国東市の財政支出を過疎対策事業債の対象とすることが可能となるものでございます。 以上で、議案第24号、議案第25号の詳細説明を終わらせていただきます。ご審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉水國人君) 議案第26号、第31号、第33号、第46号から58号の13件、第61号、計17件を本多生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(本多一夫君) 議案第26号国東市男女共同参画推進条例の一部改正についてでございます。 予算外議案説明資料の15ページをごらんをいただきたいと思います。 この改正の趣旨は、配偶者間などの身近な関係にある男女間で行われる暴力的行為、いわゆるドメスティック・バイオレンスの被害者への支援は社会的な問題となっていますから、国が、今、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律、そして、県が大分県男女共同参画推進条例の改正を行いましたので、本市といたしましても、この現行あります条例にドメスティック・バイオレンス禁止の規定について関係条文の整備を行うものでございます。 続きまして、議案第31号国東市国民健康保険高額医療費貸付基金条例の一部改正についてでございます。 説明資料の27ページをごらんいただきたいと思います。 本条例につきましては、合併時に各旧町が貸付基金を持ち寄りまして、新市の被保険者に応じた1,800万円を基金額として制定をしていました。高額医療費は、医療機関に支払う一部負担金が自己限度額を超えたときに、医療機関に支払った領収書を添付して申請することで超えた分が払い戻されることになっています。しかし、一部負担金が多額となった場合には、医療機関に一たん支払うことが困難となります。このため、払戻額となる高額医療費の9割分、90%を事前に貸し付けまして、医療機関へ支払うのが高額医療貸付制度でございます。近年の医療制度の見直しで国民健康保険限度額適用認定証を交付することになったために、医療機関窓口で多額の入院費用を負担する必要がなくなりました。これにより、高額医療費貸し付けの申請者が減少いたしまして、現在ではもう年間わずかな申請者の数となっています。このため、基金額を300万円といたしまして、1,500万円につきましては国民健康保険特別会計の運営に充てるために本条例を改正するものでございます。 次に、議案第33号国東市介護保険条例の一部改正でございます。 予算外議案説明資料29ページをごらんください。 国東市介護保険条例の第2条中、「平成21年度から平成23年度まで」を「平成24年度から平成26年度まで」に改めまして、別表第2条関係の保険料を改正をいたしまして、平成24年度から平成26年度までにおける保険料率の特例を設けるものでございます。これは、国東市第5期介護保険事業計画の策定による改正をするために提案するものでございます。 続きまして、議案第46号、47号でございますが、提出議案59ページをごらんください。 46号、47号ともに事務の委託の協議についてですが、国東市が、46号が臼杵市と47号が津久見市と住民票の写しや印鑑証明書などの証明書等の交付に係る事務を相互に委託するものです。この議案がご承認をいただければ、県内18市町村で、国東市は13の市と町とで委託を締結することになります。大分広域窓口サービスの充実が期待をされています。 続きまして、議案第48から58号は国東市と事務の委託をしています16市と町との間で、証明書等の交付に係る事務の委託に関する規約の一部を変更するものです。それは、本年7月8日をもって外国人登録制度が廃止されますから、それに伴う一部改正ということでございます。 どうぞ、慎重審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉水國人君) 次に、議案第32号、有定教育次長。 ◎教育次長(有定恭司君) それでは、議案第32号国東市山渓偉人館条例の一部改正についてご説明を申し上げます。 提出議案書の42ページ、予算外議案説明資料の28ページをごらんください。 国東市山渓偉人館は、平成10年の開館以来、常駐の職員等を置かず見学の申し込みがあった場合のみ開館し、無料で資料の公開を行ってきました。しかし、郷土の偉人故重光葵氏の功績をさらに広く顕彰し、あわせて地域文化の向上に資するには、山渓偉人館を常時開館して見学の利便性を高める必要があると考えます。また、開館に当たっては管理運営のこともありまして、入館料を負担していただくことが適当であると考えております。 以上のことから、国東市山渓偉人館条例の一部を改正し、職員及び入館料の規定を追加するものです。よろしくご審議をお願いいたします。 ○議長(吉水國人君) 議案第34号から36号の3件、第40号、第59号、第60号の計6件を笠置土木建設部長。 ◎土木建設部長(笠置雄君) それでは、議案第34号から議案第36号までと議案第40号、議案第59号、議案第60号の6議案につきまして、議案書並びに予算外議案説明資料により詳細説明をさせていただきます。 最初に、議案第34号国東市営住宅条例の一部改正についてご説明をいたします。 議案書の45ページ並びに予算外議案説明資料の30ページをご参照願います。 まず、6条の改正につきましては、先ほど総務部長が説明しましたように、いわゆる地域主権一括法が公布され公営住宅法の一部改正とともに公営住宅法施行令が改正されましたので、条例の改正を行うものであります。内容につきましては、これまで施行令で定められてました入居者資格の規定が削除されたためにこれを規則で定めるものであります。なお、県並びに他市においても同様の対応をするようになっております。 次に、別表第1の改正につきましては、国東市が管理をしています市営住宅のうち老朽化が激しい市営住宅につきましては平成19年度から年次計画により解体を行っております。平成24年度は国東町の安国寺団地、今在家団地、武蔵町の花山団地、安岐町の原口住宅のうち老朽住宅の解体を行う計画をしております。解体に伴いまして当該住宅の用途を廃止する必要が生じましたので、国東市営住宅条例別表第1中、安国寺団地の木造住宅を「11戸」から「10戸」に、今在家団地の木造住宅を「8戸」から「7戸」に、花山団地の簡易耐火造住宅を「25戸」から「21戸」に、原口住宅の簡易耐火造住宅を「10戸」から「5戸」に、住宅の合計戸数を「757戸」から「746戸」に改めるものであります。 続きまして、議案第35号国東市公共賃貸住宅条例の一部改正についてご説明をいたします。 議案書の46ページから47ページ並びに予算外議案説明資料の31ページをご参照願います。 国見町竹田津にあります浦手住宅につきましては、駐在所として利用したものを県から譲り受け一戸建て公共賃貸住宅として管理を行っております。しかし、老朽化により現在は入居者の募集を停止している状況であります。今後、有効的な利用の検討等を行うために用途を廃止するものであります。 続きまして、議案第36号国東市工業用水道事業給水条例の一部改正についてご説明をいたします。 議案書の48ページ並びに予算外議案説明資料の32ページをご参照願います。 国東町を給水区域とする第1工業用水道事業につきましては、現在ソニーセミコンダクタ株式会社大分テクノロジーセンターに工業用水を1日当たり1,450m3供給をいたしております。使用料金につきましては責任従量制となっており、市とあらかじめ契約水量を決定し、使用した水量が実際に契約水量に満たなくても契約水量分の使用料が負荷される仕組みとなっております。ソニーへの給水の実績につきましては、給水開始以来年間の給水量が最も多かった平成22年度におきましても1日当たりの平均給水量は約564m3で、契約水量の4割程度となっております。そのような状況から、昨年の12月にソニーから契約水量を現在の使用料に見合った量に見直しをするよう要望書が提出されました。 国東市にとりましても、ソニーやキヤノンなどの企業の存在が市や地元経済に与える影響は多大であり、要望に対しては前向きに検討を重ねたところであります。しかし、現行の料金単価のまま契約水量のみを減量した場合、収益が減少して経費の見直しを行ったとしても将来的に事業の経営が困難となるおそれがありますので、契約水量を減量することに伴い料金の単価改定も行うということについてソニーと協議を行ったところであります。 今回、条例改正につきましては、平成24年度から契約水量を1日当たり1,450m3から850m3に見直すことに伴いまして、使用料金の基本単価を「47円25銭」から「63円」に、超過単価を「63円」から「78円75銭」に改定するものであります。 続きまして、議案第40号国東市普通公園条例の一部改正についてご説明をいたします。 議案書の52ページ並びに予算外議案説明資料の36ページをご参照願います。 平成22年度に国東市普通公園条例を制定し、現在16カ所の普通公園の維持管理を行っております。今回、大分県より県営事業で整備されました鋤迫池公園が市に譲渡されましたので、普通公園として追加するものであります。 最後に、議案第59号市道の路線廃止と議案第60号市道の路線認定につきましては、関連議案でありますので一括してご説明をいたします。 議案書の76ページ、77ページ並びに予算外議案説明資料の41ページをご参照願います。 提案路線のうち国東町の平田線につきましては、道路台帳の整備に伴い路線を廃止するものであります。 安岐町の吉松隧道線と杉山線につきましては、道路台帳の整備に伴い起点と終点の位置が変更となりましたので、廃止、認定をするものであります。 武蔵町の鳥越1号線につきましては、鳥越線の改良工事により旧道部分を新規認定するものであります。 安岐町の下原北1号線につきましては、国東市の市道要件を満たす道路を新たに市道に認定するものであります。 国見町の野田2号線及び安岐町の諸田幹線につきましては、県道の改良工事に伴いまして県道山香国見線の一部を、県道成仏杵築線の一部を市道として認定するものであります。 以上で、詳細説明を終わります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(吉水國人君) 次に、議案第37号、井門消防長。 ◎消防長(井門豊彦君) それでは、議案第37号の詳細説明をさせていただきます。 議案書の49ページ、それから予算外の説明資料では33ページを参照していただきたいと思います。 ここで、消防団員の定数及び各種手当の額を改正するために、国東市消防団員の定数、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正するものであります。 現在、国東市消防団員の定数条例では、1,091名となっております。この定数は、平成18年に4町が合併し国東市消防団が結成されたときの数でございます。条例定数を改正する目的でありますが、現在の実員は984名でございます。年々消防団員が減少する中で、今後も定数を満たすことが見込まれないために今回条例定数を改正するものであります。 また、国東市消防団員の手当の改正についてでありますけれども、消防団員の処遇につきましては国から見直し等の指導もございます。現在、消防団員の確保が大変難しくなっている中、国東市の団員手当につきましては、県下の消防団員と比較いたしましても平均以下になっております。団員の士気を高めるためにも大分県の平均に近づけたく、今回出動手当の改正をお願いするものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いをいたします。 ○議長(吉水國人君) 次に、議案第38号、第39号、手嶋市民病院事務部長。 ◎市民病院事務部長(手嶋正美君) それでは、議案第38号国東市民病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、第39号国東市民病院事業に係る料金条例の一部改正についての詳細をご説明いたします。 平成24年第1回国東市議会定例議会提出議案書50ページ、51ページ、予算外議案説明資料34、35ページをごらんください。 まず、38号については、病院改築事業に伴い病床数を変更するため本条例を改正する必要があるので、国東市民病院事業の設置等に関する条例(平成20年国東市条例第46号)の一部を次のように改正するものであります。 第5条第2項表中、現行の一般病棟「177床」を「154床」に、現行の療養型病床「45床」を「50床」に改めるものであります。 議案39号につきましては、国東市民病院事業に係る料金条例(平成20年国東市条例第47号)の一部を、本館の新築に伴い個室料の市内、市外の区分を廃止して料金を統一することにより、入院患者の個室利用の促進を図るとともに病床稼働率を上げるために本条例の一部を改正するものであります。 改正の内容は、別表(第2条関係)の現行のすべてを改正案のとおり特別個室1日7,000円、普通個室1日3,500円に改めるものであります。 なお、2議案ともに平成24年5月1日より施行するものであります。ご審議のほど、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(吉水國人君) 次に、議案第42号、43号、佐野福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(佐野勝也君) 福祉事務所からは、議案第42号、議案第43号の詳細説明をさせていただきます。 提出議案の55ページ、56ページ、予算外議案説明資料の41ページを参考にしていただきたいと思います。 まず、議案第42号でございます。廃止する条例はそれぞれ3つの条例でございますが、関連がございますので一括して提案をさせていただきます。 まず、国東市児童福祉手当条例は、母子、父子家庭を対象とし、前年の所得税非課税世帯に対し、年額1万円を交付しております。 次に、国東市児童入学支度金条例でございますが、母子、父子、遺児家庭の児童を養育している方を対象に、同じく所得税非課税世帯に対しまして、小学校または中学校に入学するときに児童1人につき5,000円を交付しております。 それから、国東市遺児手当条例でございますが、遺児を養育している、同じく所得税非課税世帯に対しまして、年額1万5,000円を交付しております。 3つの事業は、いずれも国東市の単独事業でございます。最近の国の制度改正により、平成22年8月より児童扶養手当が父子家庭も支給対象になりました。また、子ども手当の支給年齢も拡大され、ひとり親家庭の医療費助成等、以前と比較すると児童福祉関連施策は改善をされていると判断をしております。これらを総合的に判断をいたしまして、対象者への周知期間等を考慮して、平成24年度末で国東市児童福祉手当関連の3条例は廃止をしたいと考えております。 次に、議案第43号でございます。国東市寡婦医療費助成に関する条例の詳細説明を申し上げます。 本条例は、平成8年寡婦の生活の安定と福祉の向上を図ることを目的に制定をされ、かつて配偶者のいない女子として児童を扶養したことのある満70歳未満の女子に対し、医療費の自己負担1,000円以上が対象で2分の1の助成をしております。しかし、制定後15年以上が経過をし、社会情勢は大きく変わりました。現在は、母子家庭の母も自立をして生計を立てています。この条例の当初の目的は達成できたと考えておりますし、他の一般女子との平等性の観点からこの条例は廃止する時期に来ていると判断をいたしました。なお、対象者への周知期間等を考慮して、平成24年度末でこの条例も廃止をしたいと考えております。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(吉水國人君) 次に、議案第44号と45号、中野産業商工部長。
    ◎産業商工部長(中野茂君) それでは、私より議案第44号及び45号の2議案につきましてご説明をさしていただきます。 まず、議案第44号指定管理者の指定についてでございます。 議案書の57ページ及び予算外説明資料の41ページをご参照ください。 国東市が所有いたします国東市国見農産物直売所指定管理者の指定につきまして、地方自治法第244条の2第6項の規定によりまして議会の議決を求めるものでございます。 平成21年4月1日から当該施設の指定管理を行っておりました国見町商工会会長中田博之との契約期間が本年3月31日をもって満了となりますので、改めて国見町中1308番地1に所在をいたします国商代表中田博之を本年4月1日から平成27年3月31日までの3年間指定管理者とするものでございます。 続きまして、議案第45号でございます。45号につきましても指定管理者の指定についてでございます。 議案書の58ページ及び予算外説明資料の41ページをご参照ください。 国東市が所有をいたします国東市物産館、通称黒津之庄の指定管理者の指定につきまして、地方自治法第244条の2第6項の規定によりまして議会の議決を求めるものでございます。 平成19年4月1日から当該施設の指定管理を行っておりました有限会社くにさき街づくり会社代表取締役山下信男との契約期間が本年3月31日をもって満了となりますが、引き続きまして有限会社くにさき街づくり会社代表取締役山下信男を本年4月1日から平成26年3月31日までの2年間、指定管理者とするものでございます。 以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(吉水國人君) 本多生活福祉部長、議案第61号の説明漏れがあります。説明を求めます。 ◎生活福祉部長(本多一夫君) 最後になりました議案第61号でございます。宇佐・高田・国東広域事務組合規約の一部を変更についてでございます。 現在、宇佐・高田・国東広域事務組合が共同処理する事務は、ごみ処理施設の新設だけということになっていますけども、この完成後に管理運営業務についても当組合が行えるようにするための規約を改正するために提出するものでございます。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(吉水國人君) これで詳細説明が終わりました。────────────・────・──────────── ○議長(吉水國人君) 以上をもちまして本日の議事日程は終了いたしました。これにて散会いたします。午後0時47分散会──────────────────────────────...