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平成25年 6月建設委員会−06月24日-01号

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  1. 長岡市議会 2013-06-24
    平成25年 6月建設委員会−06月24日-01号


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    最終取得日: 2023-06-09
    平成25年 6月建設委員会−06月24日-01号平成25年 6月建設委員会 平成25年6月24日(月)午前10時開議    ────────※──────── 〇出席委員(8人)   杵 渕 俊 久 君   永 井 亮 一 君   諸 橋 虎 雄 君   西 澤 信 勝 君   関   貴 志 君   加 藤 一 康 君   大 地 正 幸 君   矢 野 一 夫 君    ───────────────── 〇欠席委員(1人)   広 井   晃 君    ───────────────── 〇委員外議員で出席した者   高 見 美 加 君   藤 井 盛 光 君   木 島 祥 司 君   浮 部 文 雄 君   山 田 省 吾 君   佐 藤 伸 広 君   丸 山 広 司 君   関   充 夫 君   細 井 良 雄 君   中 村 耕 一 君   加 藤 尚 登 君   水 科 三 郎 君
      桑 原   望 君   松 井 一 男 君   長谷川 一 作 君   大 平 美惠子 君   杉 本 輝 榮 君   藤 井 達 徳 君   古川原 直 人 君   関   正 史 君   高 野 正 義 君   酒 井 正 春 君   山 田 保一郎 君   五 井 文 雄 君   小 熊 正 志 君   小坂井 和 夫 君   丸山(勝)議長    ────────※──────── 〇説明のため出席した者   森市長         山崎副市長   磯田副市長       笠原地域政策監   金山政策監       中野理事・土木部長   森山都市整備部長    小林中心市街地                 整備室長   佐山契約検査課長    小玉都市計画課長   猿子交通政策課長    原田都市開発課長   安部住宅施設課長    伊津公園緑地課長   川津中心市街地整備室  韮沢中心市街地整備室     特命主幹        特命主幹   志賀土木政策調整課長  野口土木政策調整課                 特命主幹   大塚道路管理課長    細山道路建設課長   小山河川港湾課長    渡部下水道課長   本臼地域建設課長   野口水道局長      山岸業務課長   角田浄水課長      石田管路課長   赤川中之島支所長    瀬下越路支所長   佐野三島支所長     甲野山古志支所長   野口小国支所長     八子和島支所長   関根寺泊支所長     武士俣栃尾支所長   松永与板支所長     長谷川川口支所長    ────────※──────── 〇職務のため出席した事務局職員   吉田事務局長      棚橋課長   遠藤課長補佐      高橋議事係長   関川主事    ────────※──────── ○杵渕俊久 委員長  これより会議を開きます。    ────────※──────── 〇所管事項に関する質問 ○杵渕俊久 委員長  最初に、所管事項に関する質問を行います。 ◆永井亮一 委員  都市整備、いわゆる都市計画事業などで整備する財源としての目的税と言われる都市計画税について伺いたいんでありますが、いかがでしょうか。 ○杵渕俊久 委員長  永井委員、これは所管外になろうかと思います。 ◆永井亮一 委員  委員長が所管外と言うのであれば、残念ながら質問は撤回いたしまして、平成25年度の予算に盛られております都市計画事業について、具体的にどんなものがあるのかをまずお聞きしたいと思います。 ◎小玉 都市計画課長  今年度の都市計画事業といたしましては、まず都市計画施設の整備に関する事業として台町川崎線等都市計画道路改良事業長岡ニュータウン運動公園などの都市計画公園整備事業下水道事業、それから市街地開発事業として大手通表町西地区開発事業上条高畑地区土地区画整理事業などが主な事業として挙げられております。 ◆永井亮一 委員  それらの事業を執行する上では、いろんな財源が想定されるわけですけれども、都市計画事業を遂行するに当たっての財源手当て等についてはどのような認識のもとで事業をやっているのかをお聞きします。 ◎森山 都市整備部長  今ほど答弁しました都市計画事業に充てられる財源といたしましては、御指摘の目的税である都市計画税のほか、国や県からの補助金や交付金、そして地方債などさまざまなものがあり、全て貴重な財源であると考えております。特に都市計画税につきましては、今年度の都市計画事業におきまして税額規模を大きく上回る事業規模を確保しておりまして、市民の皆様に有益な都市計画事業を、こうした財源をもとに着実に推進してまいりたいというふうに考えております。 ◆永井亮一 委員  今の部長答弁のとおりであるというのが実態だと思うんでありますけれども、私ども市民の立場からいたしますと固定資産税のほかに都市計画税が取られていると。都市整備事業は今の課長及び部長の答弁のとおりであると思うんですけれども、なかなか理解しにくいというのが実態であると思うわけです。よく森市長が言われるワンストップサービスは窓口だけではなくて、長岡市の行政を横断的にやると言っているわけでありますので、この都市計画事業について、こういった財源でこういった事業を皆さんのためにやっているんですよという市民への周知、啓蒙をもう少しやっていただきたいと思うわけですが、どんなふうにお考えでしょうか。 ◎山崎 副市長  都市計画事業にかかわらず、市はいろいろな税金をいただいて、福祉から何からいろいろな事業をやっています。納税者に対して税の使い方、これは今永井委員が言われたようなことにとどまらず、やはりよりわかりやすく、理解しやすく、皆さんの税金はこういったところに使われているということがわかるように不断の努力をしていきたいなというふうに思っております。 ◆永井亮一 委員  次いで、市街化調整区域における開発行為の許可について基本的なところをお伺いしたいと思います。一般的に言われておりますように市街化調整区域においては建築基準法第2条第1号で定義されている建築物の開発行為は原則禁止であると、しかも都市計画法第34条でも例外的に開発行為を許可できるという例示になっているわけです。これは、地方制度調査会の答申等々にありますように、規制から原則許可すべき案件、許可していいのではないかと。乱開発を防止するという法の目的があるにもかかわらず、えてして規制のための規制になっているのではないかと疑問を持っていたわけですが、地方制度調査会の西尾会長の御指摘のとおり、これからは市民のための開発行為と、このように法律及び条例を解釈していくべきであると。その基本的な考え方、我が長岡市における建築基準法及び都市計画法の解釈及び運用についてお聞きいたします。 ◎原田 都市開発課長  市街化調整区域は、市街化を抑制すべき区域として定められております。市街化調整区域において許可できる開発行為は、法令等に明記されておるものでございます。しかし、市街化調整区域においても必要と認められる開発行為等であり周辺の市街化を阻害するおそれがなく、かつ市街化区域で行うことが困難、また一部不適当なものについては認められるというふうに規定しております。一般的に想定される案件につきましては、法令等のほか、長岡市都市計画法施行条例等審査基準を定め、許可を行っているのが実情でございます。また、具体的に例示のない一般的でない個々の案件につきましては、市街化調整区域の基本的な事項を踏まえた上で周辺の状況、公共性、公益性等を踏まえた中で総合的な判断をし、許可をすることとしております。申請の内容、地域の実情等を考慮し、支障がないと認められるものにつきましては長岡市の都市開発審査会等に付議し、その承認を得た上で許可することとしております。 ◆永井亮一 委員  今の課長の答弁にあるのが従来の建設省及び国土交通省に引き継がれている考え方であったと思うわけですが、そこから一歩踏み込んで法律の運用及び条例の解釈についてもより積極的に、市民のためになるものとは何かという観点から法及び条例の解釈をやっていくべきであると。かつて一般質問リーガルマインドという片仮名で質問したことがあるわけでありますので、そこのところについても今後十分考慮しながら、今課長が言われた弾力的運用あるいは支障がないと認められるものについてを考慮した行政をやっていくべきであるというふうに考えておりますが、そこの点については間違いないでしょうか。 ◎森山 都市整備部長  おっしゃることも一つの理屈だと思いますけれども、やはり法の趣旨があります。法の解釈の前に、やっぱり法の趣旨を踏まえて、それを現場で解釈していくと、これが実体論だと思っております。開発行為につきましても市の職員がおのおの個別の案件の経緯であるとか周辺の状況、そういったものをいろいろと総合的に判断して精査をしているのが実態でございます。そういった中で法の趣旨を踏まえながら考えていく必要があるだろうと思います。ただ、委員の言われるように現場の職員として、基礎的自治体の職員として法令解釈を含む政策法務の考え方、これは重要だと思っていますので、磨きをかけていきたいというふうに考えております。 ◆永井亮一 委員  市道橋について点検されていると承知しておるわけですが、現在までの経過と今年度の状況についてお聞かせください。 ◎大塚 道路管理課長  市道橋の点検については、平成21年度から平成25年度までの5カ年で全市域の橋を対象に実施しているところです。平成24年度末で全1,938橋のうち1,711橋、率にしまして全体の88%の点検を完了しております。本年度は残りの227橋、率にして全体の12%の点検を予定しております。 ◆永井亮一 委員  88%が終了して、12%を点検するということになっておりますが、点検結果を踏まえて今後どのような修繕計画なり対応をとろうとされているのかを聞かせてください。 ◎大塚 道路管理課長  先ほど述べました点検結果を踏まえまして、その対応といたしまして思案橋や不動沢橋など大規模な補修を既に実施したところもございます。基本的な考え方としては損傷が小さいうちに、例えば床版の鉄筋が露出している場合はさび処理の上、断面の修復を行うとか、鋼材に腐食があれば塗装を行うとか、損傷や劣化が確認された部材を状況に応じて補修するといった予防保全的な修繕により橋りょうの延命化と今後の維持管理のコストの平準化を図っていきたいと考えております。 ◆永井亮一 委員  技術的なことは、今言われたようにさびあるいは鋼材、あるいは予防保全ということであるわけですけれども、地震対応等で橋脚に鋼板を巻きつける、あるいは今言ったように鋼材を補修するというのもありましたし、一般質問の際に市長から答弁がありました渋海川にかかる不動沢橋ですか、イギリスから持ってきて115年たったものも見事によみがえるということ、こういったことについて計画的なものはつくらないわけですか。 ◎大塚 道路管理課長  本年度全ての橋りょうの点検が完了することから、これらの結果、道路の種別、それから迂回路のあり、なしといった特性も考慮しながら、修繕の優先度や内容を決定する長寿命化計画を策定する予定であります。来年度以降は、この修繕計画に基づき、計画的に修繕を実施していく考えであります。 ◆永井亮一 委員  計画というと非常にそのとおりに実行されていくというふうに理解するわけですが、その計画というのは課長段階での計画なのか、行政レベルというか、政策決定レベルというか、部長決裁なのか、副市長決裁なのか、市長までいく計画なのかをまずお聞きします。 ◎大塚 道路管理課長  修繕計画は、非常に重要な案件であります。これは、長岡市事務決裁規則により重要な事務事業の決定に関する事項に該当するため、決裁権者は市長となります。 ◆永井亮一 委員  市長決裁ということであれば、その計画にのっとって順次やっていかれると。これは当然のことだと思うんですが、その修繕計画市長決裁で計画を立てたものについては公表されるものですか。公表はしないで、行政内部の計画として終わるわけなんですか。そこのところはいかがでしょうか。 ◎大塚 道路管理課長  市民にとって重要な案件でもありますし、今後の安全・安心を守るための計画でもありますので、公表する方向でいきたいと考えております。 ◆永井亮一 委員  ぜひその計画にのっとってやっていただきたいと思うし、我々もその計画をよく見ていきたいと、このように思っておりますが、1点だけ。たまたまちょっと知り得た情報を確認したいんですが、よくJRの橋脚等に地震対応で帯状に鋼板を巻いてあります。あるいは、鉄筋コンクリートの耐震構造というのもいろんな工法がありますが、橋脚及び陸橋部分をテーピングすることによって腐食を抑え、強度を増す部材というのですか、そういったテープが開発されたということが出ていたんでありますけれども、承知しておりますでしょうか。いかがでしょうか。 ◎大塚 道路管理課長  委員が今御紹介のテープというのは、多分炭素繊維などによって強度を増す手法として橋りょうやさまざまな構造物の中で使われているものだと私は考えておりますが、それであるならば聞いたことはございます。 ◆永井亮一 委員  そういったものは今までもあって、当然承知していると思うんですけれども、私が得た情報では鋼材のさびを抑える、腐食を抑えるような化学物質を含んだテープということですが、そのことを承知しているかどうかだけを聞いて質問を終わります。 ◎大塚 道路管理課長  さびを抑える性質のものが含まれているテープについては、私は今委員の紹介で初めて認識をいたしましたので、これからの修繕計画においてはそれら最新の技術も活用しながら、より安価に橋りょう長寿命化対策を計画していきたいと考えております。 ◆諸橋虎雄 委員  浄化槽からの放流水による悪臭や汚染等についてお伺いしたいと思います。  先日山間地域の住民から浄化槽からの放流水による悪臭や排水路の汚染で困っているとの相談を受けました。今ごろはあまり問題ないのでありますけれども、梅雨が明けて温度も上がり、渇水期ともなりますと悪臭もかなり強くなり、またハエが発生して家の中にも入ってくるとのことであります。浄化槽といってもトイレの排水を処理する単独処理浄化槽と、トイレと台所や風呂からの生活排水共用合併処理浄化槽とがあるわけでありますけれども、浄化槽からの放流水による悪臭や汚染等による苦情というのは長岡市ではどの程度あるものなのでしょうか、まずお伺いしたいと思います。 ◎渡部 下水道課長  合併処理浄化槽並びに単独処理浄化槽に関する苦情につきましては、長岡地域でございますけれども、年間二、三件の苦情がございます。 ◆諸橋虎雄 委員  これらの原因なんですが、主にどういったところにあるとお考えですか。 ◎渡部 下水道課長  悪臭等の原因に関する市の見解ということなんですけれども、ちょっと恐縮なんですが、個人設置の合併処理浄化槽単独処理浄化槽は個人の皆様から管理していただくのが原則でございます。例えば長い間清掃をしないと十分な処理ができず、悪臭や汚水を流す原因になります。また、単独処理浄化槽の場合、家庭雑排水とは別に排出されておりますので、家庭雑排水が悪臭や汚染に大きく影響しているのではないかというふうに考えております。 ◆諸橋虎雄 委員  そうしますと、においとか汚染等は完全には除去できないかもわかりませんけど、単独処理浄化槽から合併処理浄化槽に転換することによってかなり緩和されるのではないかなという気がいたします。また、河川の水質に与える影響等も合併処理浄化槽を設置することによって8分の1程度に減らされるというようなデータもございます。浄化槽法の改正によりまして平成13年度より合併処理浄化槽のみ設置できるということになったわけでございますけれども、現在長岡市には単独処理浄化槽というのはどれくらい残っているものですか。 ◎渡部 下水道課長  単独処理浄化槽でございますけれども、平成24年度末で約5,000件ございます。ただ、平成20年度には約8,200件ございましたので、4年間で3,200件ほど減少してございます。 ◆諸橋虎雄 委員  かなり減少してきているというふうに感じましたけれども、単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への速やかな転換が引き続き重要であると思います。そこで、市もさまざまな補助を行っておりまして、コスト面から見ますと合併処理浄化槽のほうが得策ではないかなというふうにも感じますけれども、市の支援策と、それから啓発活動等についてどのようにやっておられるか、改めてお伺いしたいと思います。 ◎渡部 下水道課長  委員がおっしゃるとおり、合併処理浄化槽への速やかな転換を図るために、長岡市は一般家庭につきまして建設と維持管理について補助を行っております。具体的には下水道区域外ですと5人槽の場合、建設に60万円、維持管理費に3万3,600円を助成限度額として補助しております。ぜひこの制度を御利用いただきたく、諸橋委員のほうからも下水道区域外合併処理浄化槽推進にぜひお力をおかしいただければというふうに思っております。  また、合併処理浄化槽の推進につきましてもホームページや市政だより、支所だより等、さまざまなツールを使う中でPRしていきたいというふうに思っております。 ◆諸橋虎雄 委員  単独処理浄化槽を撤去して新しく合併処理浄化槽を設置するという場合が多いと思うんですが、敷地が広ければ単独処理浄化槽はそのまま埋め立てて別のところに合併処理浄化槽をつくることもできるかもしれませんけど、単独処理浄化槽を撤去するといいますか、それに対する補助金もあるようですけれども、どうでしょうか。 ◎渡部 下水道課長  委員おっしゃるとおり、今ある単独処理浄化槽をなくして、そこに新しい合併処理浄化槽をつくる場合には撤去に対する補助もございます。 ◆諸橋虎雄 委員  少し質問の中身、関連がありますけれども、変わるかと思いますが、例えば市道において土水路にU字溝を設置すれば流れもよくなったり、また清掃もしやすくなると考えられますけど、その場合も市の補助制度があるとか聞いておりますけれども、その内容はどのようなものでしょうか。 ◎大塚 道路管理課長  6メーター未満の市道については、側溝工事を行う町内会等の団体に対しまして長岡市道路舗装及び側溝工事補助金交付要綱によりまして、工事費の50%を上限に補助金を交付しております。個別の案件があれば、御相談いただければと考えております。 ◆諸橋虎雄 委員  最後の質問ですけれども、同様な質問で市道や周辺などからの水を流す排水路、市道には直接つながっていないかもしれませんけど、排水路なんですけれども、市の管理する普通河川の場合もありますが、そういう場合も同じく流れをよくしたり、清掃をしやすくするために土水路をU字溝にしたいというような場合にも補助制度等があると思われますけれども、それはどのようなものか、またどのような考えで臨んでおられるかをお聞きしたいんですが。 ◎小山 河川港湾課長  一口に水路といいましてもどういった水が流れているかによりまして管理者も違いますし、取り扱いも違ってきます。例えば委員がおっしゃるように個人が所有する私設水路であれば市の補助制度を活用しながら個人が整備することになります。また、法定外公共物、昔で言う青水路のところに生活雑排水が流入しているような例があれば、それは市が用悪水路として整備している例もございます。また、そのほかにも農業用排水路ということで土地改良区や農家組合などが整備する例がございます。このように水路整備といっても流れている水の用途によって取り扱いが違ってきますので、要望があれば私どものほうで現地を確認し、用途や管理者をよく調べた上で個別に取り扱いを判断しております。したがいまして、何か具体の要望があればぜひ各支所の産業建設課あるいは河川港湾課のほうに御相談いただければというふうに思っております。 ◆諸橋虎雄 委員  今後とも快適な生活環境を維持、また促進していく意味でもぜひよろしくお願いしたいと思います。 ◆西澤信勝 委員  2つの項目についてお聞きしたいと思います。  1つ目は、市が管理している橋や道路の長寿命化についてですが、先ほど永井委員からも質問がありましたけれども、まず平成21年度から5年計画で調査をやられているわけですけれども、特に橋の調査の方法についてどなたがやっているのかというか、どのようなやり方をしているのかと、また調査内容がどのようなものなのかをお聞きしたいと思います。 ◎大塚 道路管理課長  まず、橋の調査につきましては、専門の技術者を有するコンサルタント会社に市が委託して調査を行っております。調査の内容といたしましては、近接目視により部材の腐食やクラック等を調査し、橋の健全度を判定しております。 ◆西澤信勝 委員  その調査について、市の技術職員等が立ち会っているのかどうか、そしてコンサルからの報告というのはどのようなやり方でされているのかをお聞きします。 ◎大塚 道路管理課長  市の技術職員は必要に応じて現場に立ち会いますが、基本的にはコンサルタント会社からの写真と、定められた様式の報告書を検証しておるというのが事実です。 ◆西澤信勝 委員  立ち会っているかどうかというのをお聞きしたのは、新聞等で全国の自治体における土木関係の専門家、いわゆる技師の不足というものが報道されていたからです。全国的に専門家が少なくなっているという報道ですが、当市の場合専門家、技師の不足感というのはあるのか、ないのか、どのようにお考えでしょうか。 ◎大塚 道路管理課長  この橋りょう長寿命化修繕計画策定に当たっての調査においては、現在までのところ予定どおり進めておりまして、この件に関して技術者の不足感というのは持っておりません。 ◆西澤信勝 委員  ほかの分野というか、道路管理上の技師の不足感というのはないんでしょうか。 ◎中野 理事・土木部長  おっしゃっている部分がマンパワーの不足なのか、技術力の不足なのかという2点があると思うんですけれども、申しわけございませんけど、長岡市の技術者はとても優秀でございますので、能力的には全く問題ございません。ただ、今回の、平成24年度の国の経済対策のような大型補正が、例えば26億円ぐらい来たわけですが、そういう場合はやっぱり業務的には時間外の超勤でしのぐというケースがございますので、これが恒常的に続くということであれば、やはりちょっと人手が足りなくなると思いますけれども、それが続かなければ今の人員で十分対応できます。 ◆西澤信勝 委員  報道にあった技師不足というのは、当市は一応クリアしているということで一つ安心しましたし、頑張っていただきたいと思います。  次に、市民力を生かした道路や橋の点検についてお聞きしたいと思うんですけれども、市が管理している道路の総延長というのはおおよそどのくらいになるんでしょうか。 ◎大塚 道路管理課長  平成25年4月1日時点での市道の管理延長は3,746.9キロメートルとなります。 ◆西澤信勝 委員  非常に膨大な長さだと思うんですけど、これを市職員だけでパトロールするというのもなかなか大変だと思います。面的な広がりも非常にあるでしょうし、そこで市民協働の観点から道路や橋の破損等の見回りに地区住民の参加を求めてはどうかなと考えております。長崎県の大村市では、長崎大学が主催して道守養成ユニットという講座を開いて、そこで学んだ方に道守補助員になってもらって、190人あまりの人が任命されているということで、この方法が八王子、仙台、花巻等々でも採用されているということです。長岡でも防災関係については中越市民防災安全士会という組織があって、これはボランティア的な組織ですけれども、民間の力をかりながら防災について考えていったり活動していくということも既にやられておるわけですが、民間の力をかりながら橋や道路の見回りをするというやり方、これについてどのようなお考えをお持ちかお聞きしたいと思います。 ◎大塚 道路管理課長  橋や道路の破損等については、現在は市職員によるパトロールを実施しております。一方、先ほど述べましたように非常に管理延長も長いことから、くまなくパトロールを実施できていないこともまた事実であります。これを補完する上で一般の市民や町内会、学校、PTAの皆様からの情報提供や春と秋に行う市政なんでも相談会等、さまざまな機会に寄せられた情報を重要な手がかりとして道路の維持管理に努めております。本市においては、先ほど委員が紹介された長崎の例のように養成ユニットのような講習会は行っておりませんが、このように既にある皆様方の力をかりながら情報収集をしており、ある意味では市民協働というか、市民からの協力により道路の状況の情報収集は確立しておるものと考えておりますし、これからもさまざまなツールを活用して情報の収集に努めてまいりたいと考えております。 ◆西澤信勝 委員  講座を受けてもらって補助員になっていただくということになると、また一段とその地域の見回りに意識が高まるんではないかなということで提案したわけですので、また御検討をひとつよろしくお願いしたいと思います。
     2つ目の質問ですけれども、市内の民間の建物の外壁等の劣化状況と所有者への啓発についてお聞きしたいと思います。建物の劣化が原因で外壁タイルや看板等々が落下して、中にはけが人が出たりということが報道されておりまして、数カ月前も新潟で民間の建物から外壁が落ちたり、あるいは数日前、これは市の所有の建物でしたが、やはり新潟で小学校の外壁が落ちたと。これはふだん子どもたちが通る場所での落下でした。このように日本の高度成長期の前後につくられた建物がまだまだ残っておりまして、落下したという報道が時々されております。私ごとですが、私のうちの外壁を3年前に塗り直ししたんですけれども、前面が一応タイル張りでしたけれども、ドリルで数十カ所穴をあけて、やっぱりタイルの遊離がありまして、そこに接着剤を入れたということがありましたけれども、当市の場合は経年劣化及び中越大震災あるいは中越沖地震等で建物が2度かなり揺さぶられて、外壁の仕上げ材、あるいはタイル等々の乖離がかなりあるんではないかなと想像されるところですけれども、市として民間の建物の経年劣化による外壁等の状況をどのように把握されているか。対象は膨大なものになるわけですけれども、把握の状況はどのようなものなのかお聞きしたいと思います。 ◎原田 都市開発課長  民間建築物の外壁などの劣化状況につきましては、建築基準法の制度である特殊建築物の定期報告制度に基づきまして市が条例で定めており、不特定多数が利用する一定規模以上の物販、旅館、ホテル、飲食店など、その点検結果が報告されるものについては把握をしております。ちなみに、制度対象は約1,300棟、報告サイクルは用途規模や重要度によりまして1年から3年であり、全体の約65%の報告を受けております。残念ながら報告対象外である小規模なビルや事務所ビルにつきましては把握しておらないのが現状でございます。 ◆西澤信勝 委員  基本的にはオーナーの責任になるわけで、そういう集会所等々でない一般の住宅とか個人所有の建物の外壁の状況というのは、私自身もそうでしたけれども、オーナーも非常に無関心なところがあるんではないかなと。それについて万が一ということになればやっぱり事故になるわけですので、外壁の点検の必要性について周知や啓発が必要だと思うんですけれども、今の当局の考え方、あるいは今後どのような啓発、周知をされていくのか、お考えがあればお聞きしたいと思います。 ◎原田 都市開発課長  外壁の落下事故につきましては、ここ数年毎年報告されております。そのため、毎年行われております防災週間の立入検査時には必ず建物の維持管理について所有者等へ注意喚起を行っているのが現状でございます。先日の新潟市における外壁落下事故を受けまして、建築物の所有者及び管理者に対しまして建築物の定期的な点検調査の実施など、注意喚起をホームページに掲載しております。市政だよりへの掲載につきましては、9月号を予定しておりまして、建物の経年劣化による外壁落下の危険性など、注意喚起について掲載する予定でございます。また、当市では一般の事業者の方々が建物の日常の点検をするときに役立つと思われます市有施設の安全点検マニュアルを作成し、市のホームページ等に掲載しておりますので、あわせて周知したいと考えております。建物の維持管理につきましては、本来その管理者や所有者等が適切な状態に維持するように法に定められております。建築物や昇降機などの設備による事故の責任の所在はその所有者、管理者にあるわけですが、市といたしましては管理、保全に係る情報については随時提供させていただきたいと、このように考えております。 ◆西澤信勝 委員  外壁まで気が回らないというのがオーナーの大部分だと思いますので、事故があってからでは遅いので、啓発等々をひとつよろしくお願いしたいと思います。 ◆関貴志 委員  冬期間の除排雪に関連して、3項目お伺いしたいと思います。  まず、道路の交差点の排雪について、この24年度の冬に市道東幹線66号線において試みていただいた取り組みについてお伺いをいたします。この市道東幹線66号線のうち、大手大橋東詰から東中学校に至る区間だったわけですけれども、この区間は機械除雪の区間でありまして、これは市内一円そうでありますけれども、こういった区間は除雪が何度か入りますと道路の脇に壁が形成されていくわけであります。その壁がドライバーの目線より上がってきますと非常に交差点の見切りが悪くなりまして、幹線へ出る場合ですけれども、非常に難儀をするという事例は恐らく雪道を走ったことがある方はどこかで経験している事案だと思うんですが、この幹線についてもそういったことが生じておりました。特に交通量の多い幹線でありますし、車も比較的高いスピードで走る道路でありますので、ほかの住宅地の中の交差点に比べるとやはり交差点に出ていくときには非常に厳しい状況が生じることがあります。  これに関して、平成23年度の冬、2年前の冬ですけれども、このときも市内一円非常に厳しい降雪の状況だったと記憶しているんですが、当地域においても厳しい状況になりまして、この沿線の7町内会長だったと思うんですけれども、シーズンオフに、次の冬に向けて長岡市に対して要望と意見交換を行われたということであります。その場において長岡市からもなかなか交差点の排雪というのはかくかくしかじかで大変なんだという説明もいただきながら、地元としてもそれを理解し、話し合いをしていた中で一つのアイデアが生まれまして、それはどういうものかといいますと、いわゆる幹線道路に出る道路にある雪の壁の右側だけを排雪したらどうかというものです。通常は交差点の四隅の排雪をしていたわけですけれども、それであると費用の関係やら労力の関係やらいろいろかかるということでありますので、ドライバーにとって非常に厳しいのは幹線に出ていく場合の右の壁だと。右側から来る車の確認が非常に厳しい。左側から来る車に関しては1車線分の余裕があるわけですので、少しずつ出ていけば左側の視界はある程度確保できるようになるんだけど、右側は厳しいというので、市が交差点排雪にも大変難儀しているということであれば右側のほうだけの排雪をしたら効率が上がるのではないかと。その先にはその分頻度を高めて交差点排雪をしていただけるんじゃないかということで、地元側からそういうアイデアがその場で出されたということでありまして、長岡市としてもそれは試す価値が十分にあるという話になりまして、それで24年度の冬にいわゆる右側排雪といいますか、これを先ほどの区間で試しにやってみましょうということになって、1年やっていただきました。  私も状況を確認していたわけでありますが、この冬はそれでも比較的降雪の状況がよかったもんですから、非常にシビアな状況も少なかったわけでありますけれども、右側の排雪をしていただいたときがありまして、その後冬が終わって関係の地元の方にどうだったでしょうかということで私も感想をお伺いをしましたら、右側の排雪だけで十分だという回答がほとんどでありました。これは非常に新しいアイデアでありますので、うまくいけば今後道路交差点排雪に対して全市的に効率を高められるんじゃないかなと期待しているところなんですけれども、まず東幹線66号線で24年度の冬に行われた交差点の片側の排雪について、市として1年やってこられてどのように評価されているのかをお伺いしたいと思います。 ◎大塚 道路管理課長  今委員から紹介されましたように、この方法につきましては中島地区連合町内会から交差点の多い幹線道路の安全確保と雪山の早期除去に関する御要望をいただいたことをきっかけに、地域の皆様と協議を進めながら考えられた排雪方法であります。自動車が幹線道路に合流する際、先ほど委員がおっしゃったようにドライバーの死角となる右側の雪山だけを効率よく除去する、いわゆる右側排雪をことしの一冬実施してまいりました。その結果は、排雪にかかる時間、コストとも縮減できて、効率よく交差点の安全が確保できました。この点では、非常に我々除雪を担当する部署としても評価をしておりますし、聞き及ぶところによると住民の皆さんからも好評であったということです。まさにこれは町内会の関係の皆様がそこに住む住民の目線として除雪をどのようにしたらいいか、みずから知恵を出して市と協議をしていったという意味で、市民協働という観点においても高く評価できるものと考えております。 ◆関貴志 委員  今御答弁をいただきましたけれども、私も実は地元との会議に仲介役としてちょっと同席させていただいていたんですけれども、当時、お互い非常に真摯に向き合って、お互いの立場を分かち合いながら話し合った結果としてこのようなアイデアが生まれたというので、私は非常にいい話し合いが持たれていい結論が出たなと感じているところであります。そして、効果も今の答弁によりますと時間及びコストの縮減が図られたということで、まだわずか1年ではありますけれども、今のところ効果が出ているという御答弁がありました。これに関して、いいということであれば次の冬にはさらに取り組みの拡充ということが望まれるわけなんですけれども、今後についてどのようにお考えかをお聞きします。 ◎大塚 道路管理課長  委員のおっしゃるとおり、同様の条件の路線であるならばこの排雪方法を導入できる可能性は十分あると考えております。なお、排雪頻度を上げたりすることについては、降雪の状況、雪の降り方でその必要性が決まってまいりますので、その判断は難しいのですが、この方法により排雪する交差点の数はふやしていけるものと考えております。まだ一冬だけの実績でありますので、引き続きこのやり方を検証しながら今後の対応を考えてまいりたいと考えております。 ◆関貴志 委員  今の答弁にありましたように、今後も取り組みを継続していただきまして、再度になりますけど、場合によっては画期的な排雪方法じゃないかなと考えているもんですから、今後とも試行を続けるとともになるべくこれが定着できるような、また細かいいろんな点もあると思いますし、おっしゃったように路線により、また箇所によりさまざまな条件があるし、また当然年によって降雪状況も変わるわけですから、いろいろありますけれども、ひとつまた強力に取り組んでいただきたいなと思います。  続きまして、同じく交差点なんですけれども、今度は横断歩道の部分の排雪についてお伺いしたいと思います。市民の方から横断歩道の部分に除雪した雪が残っているんだということで時々御意見をいただくこともあります。先ほどの件もそうなんですけれども、地域の方や近所の方で交差点の角を切り崩したり、ボランティアでやってくださる方がおられるのを私も見ていることがあるわけですけれども、そういったことの手が届かない箇所もあるようでありまして、交差点の横断歩道の部分の排雪についても御意見があるわけですけれども、これについて現状がどうなのかということと取り組み状況はどうなっているのかをお伺いしたいと思います。 ◎大塚 道路管理課長  まず車道除雪業者に対しては、可能な限り横断歩道部に雪を置かないように指導しております。最近は機械の能力が上がりまして、マルチな排雪板により横断歩道の部分に来ると雪をそこに置かないようにして操作することも可能になってまいりますので、まずは車道の部分の雪はそこに置かないんだということを基本にしております。やむを得ず雪が置かれるような場合には、通学道路などで歩道除雪を行っている路線に関しましては、歩道用の小型除雪機で横断歩道部の人だまりの部分をあけるようにしております。また、歩道除雪が行われていない路線などにつきましては、毎年12月に各世帯に配布しております除雪特集号を通じて横断歩道部の自主的な雪かきについて市民の皆様に協力を要請しているところであります。また、雪の降り方にもよりますが、車道除雪等で横断歩道部に雪が固まり、なかなか市民のスコップかきじゃ無理だということが確認された場合には、市の直営職員によって日中に除雪するように対応しております。 ◆関貴志 委員  今説明を伺っても、やはりどうしても、例えば自主的雪かきをお願いはしているんだけれども、誰もやり手がいないとか、先ほどあったように雪が固まって人力でのスコップがなかなか入らないというような箇所についてはまたやっていただいているということですけれども、そこのタイムラグがあるだとか、いろんなところで市民の方が不便を感じる点もタイミング等々によってはあるのかなという印象は受けましたけれども、市としてはきめ細かくやっておられているということでありますし、今後個人的な課題としては自主的雪かきのところをいかにしっかりやっていただくかという意識づけといいますか、情報提供といいますか、これが一つの課題かなということは思っております。何でもかんでも行政がやるという時代ではないのは間違いないと思いますので、ここのところには課題があるような気がしますけれども、引き続きその辺も含めまして次の冬に向けてまた取り組んでいただきたいと思います。  最後は、雪捨て場の件でありまして、この件に関しては毎年のように市民の方から御意見をいただきます。つまり自分のところで除雪、排雪作業をして、個人でやれば大体おさまりがつくんですけれども、大規模なところでいわゆる業者に依頼してかなりの規模の除排雪をする場合に市の雪捨て場が開設されていないと業者から断られるということで、何とか早く開設してくれないかということで、大体毎年のように御意見をいただくわけであります。私も意見をいただくと市のほうに状況を確認させていただくんですけれども、今準備していますということで、大体毎年その後数日から長くても10日ぐらいの間には雪捨て場を開設していただいているということなので、開設をしなければいけないという判断はほぼ大体いい時期にしていただいているんだろうなと思ってはいるんですけれども、ただほぼ毎年開設はまだかいなと言われてから数日で開設ということになると、その数日をもう少し前倒ししていただけると市民サービスも向上するのかなという印象を受けているのがこの数年であります。この雪捨て場の開設について、現状及び今どのような取り組みが行われているのかをお伺いしたいと思います。 ◎大塚 道路管理課長  まず、雪捨て場の開設時期についてでございますが、この開設基準といいますか、降雪の状況や気象予報を加味しながら判断し、適切な時期に開設することとしております。開設に当たっては、委員が今ほどおっしゃったように市民からの声があって数日待たせている感があるということは私どもも承知しておりますが、雪捨て場の受け入れヤードの確保、それからそこに至るまでの搬入路の確保、その準備作業のために数日を要しておるのは事実であります。そのために市民から見ると、言ったのにすぐ捨てられないじゃないかというような感じを受けるのかと思います。今後といたしましては、言われてから準備をするのではなくて、しっかりと気象データ等を把握しながら、市民の待ち望む適正な時期に開設できるように努力していきたいと考えております。 ◆関貴志 委員  ぜひその方向でお願いしたいと思います。特に降雪が強くなってくると本当に雪に関しては喫緊の課題といいますか、そういう状況になることも多いので、今御答弁いただいたように今後の取り組みに期待申し上げるところでありますので、またしっかりとやっていただきたいと申し上げまして終わりたいと思います。 ◆加藤一康 委員  2点ほどお聞かせいただきたいと思いますけれども、最初にまず風致地区の見直しについて質問させていただきたいと思います。  風致地区の条例制定といいましょうか、地区の制定につきましては皆さん御承知のとおりだというふうに思いますし、悠久山、そしてまた蔵王地区、この2地区が風致地区に指定をされているわけです。私も地元に住んでおりまして、建物を増改築、新築も含めてやられる際の建築基準なり制限が非常に厳しいもんですから、増改築に当たった住民からは何とかならないかという要望をこの間もずっとお聞きしていたわけです。当時の認識では県に指定された風致地区であるから、県に見直しを依頼してもなかなか難しいんじゃないかなということでお断りをしながら、増改築については住民の皆さんから何とか制限内で御理解をいただいたというような経緯もございます。そんなことから、ことしの2月でしたか、新聞に上越方面、妙高市で風致地区を見直しましたという記事が載っていました。このことについては、私の認識も随分違っていたんですけれども、新聞の記事を見ますと市の中で見直しができるようになったというようなことでございました。まず、冒頭にお聞きしたいんですけれども、私の認識が違っていたんでしょうけれども、風致地区の見直しについての担当は県ですか、市ですか、まずそこをお聞かせください。 ◎小玉 都市計画課長  長岡市における風致地区の都市計画決定は、昭和11年の区域指定、それから昭和43年の都市計画法の改正に伴う第1種から第3種までの細分化、いずれも新潟県が都市計画決定をしておりますが、現在はいわゆる第2次一括法の施行に伴いまして、昨年4月に全ての風致地区の決定権限が市に移譲されておりまして、現状では長岡市が変更決定も含めて都市計画決定できるということになっております。 ◆加藤一康 委員  今ほどの都市計画課長の説明からすれば、市のほうで見直しができるということですから、歴史をひもとけば昭和11年なんていうとんでもない昔の話ですし、第1種、第3種の制限をかけたのも昭和43年ですから、制定以来随分の時間がたっているわけです。そんな中で先ほど申し上げたとおり、住民のニーズといいましょうか、そういったものの変化、時代の変化も含めていろんな思いがこの間にあったと思いますし、具体例を申し上げれば長倉地区の区画整理事業、この件につきましても線引きなり網かけの中で道路一本、線引きの内と外では制限がかなり変わったわけです。都市開発課長もおいでですけれども、都市開発課としてみれば区画整理を許可する側、その許可をしたのも都市開発課、またその中の風致地区で制限をして、道路一本の中で第1種から第3種の制限をかけているのも都市開発課ということで、アクセルとブレーキを一緒に持ったようなところの中では開発業者にしてみれば認可をしていただきたい。認可をしていただいた人にまた相談をすれば、逆に今度は線引きでもって制限をしてくるという、こういった板挟みの中で地区があるわけです。そういったのを含めまして、担当課としまして昭和11年あるいは昭和43年の中からの時代背景、そしてまた今後のことにつきましても私としては見直すべきこともあるんじゃなかろうかというふうに思うわけですけれども、検討についてのお考えってありますか。 ◎小玉 都市計画課長  悠久山地区の自然的、歴史的景観が風致地区としてこれまで維持、保全されてきたことには一定の効果があったものと評価しております。また、悠久山地区のそういった風致というのは市民の財産でもありますので、今後とも維持、保全していくべきところはしっかりとやっていきたいと思っておりますが、その一方で委員御指摘のとおり都市計画道路が整備されたり、沿線部では区画整理事業が行われているということも認識しております。そういったことも含めまして検討してまいりたいとは思いますが、先ほど申し上げたとおり悠久山地区の風致というのはやはり市民の財産でございますので、そういった観点からも見直しをする必要があると思っています。いずれにしましても、区域指定から80年近い長い年月が経過しておりますので、ここで改めて風致地区のあり方というのを見ながら見直しをすることも必要であるというふうに考えております。 ◆加藤一康 委員  ぜひ見直しといいますか、検討を進めていただきたいなというふうに思っておりますけれども、お言葉のとおり条例の趣旨、法の趣旨そのものについては私も理解をしているつもりでございますので、保全する部分につきましてはしっかりと保全をしていくと、あるいはまたその時代のニーズに合ったまちのありよう、地域のありようというものについてはぜひ住民の意向も含めて検討を深めていただきたい。この件につきましては、例えばタイミングというのもあると思うんです。妙高市の例を見ますと、住宅マスタープランの計画策定に合わせて見直しをするんだということもあるんでしょうけれども、当市の場合は都市計画マスタープランはもう平成22年に見直しが終わっているわけでございますので、じゃあ次の見直しまで待つのかということになるとタイミング的にはいかがなものかなということも十分考えられるわけでございますけれども、その点住民意向調査あるいは実態調査、そういったものも含めて速やかな検討あるいは見直しについての準備を進めていただきたいということも再度重ねてお願いしたいわけでございます。  そういうことを要望しておきますけれども、今のことに関連してたまたま同地区には悠久山公園、今のお話がありまして、風致地区の中で公園整備をしてきたわけでございますけれども、今の都市計画課長の話の中にもありましたとおり、守るべきところは守っていくんだということでございまして、公園緑地課のほうにちょっとお尋ねをしたいんですけれども、守るべきものについては守っていくと。維持、保全についてはいろんな守り方、あるいは維持の仕方があるんだと思います。この十数年間悠久山公園の維持、保全についてしっかりやってきたかといえばやってきたと言えるのかもしれません。でも、目玉的なものを何かやってきたかというと、公園の事業についてはあまり思い浮かぶものがないというのが私の率直な感想です。今回はそれをとやかく言うんじゃなくて、そういった公園の中で守るべきは守るという今の都市計画課の思いがありますから、そこはやっぱり公園緑地課のほうとタイアップしながらどういう保全の仕方をしていくのがこの公園の将来像なのかということもしっかり見きわめていく必要もあるだろうし、私はこれまでも一般質問で市長にもお願いしてきましたけれども、悠久山公園の活性化という部分につきましても、担当部署が違うかもしれませんけれども、政策企画課を含めてどういう公園のあり方にするのかをこれからまたさらに磨きをかけていく時期に来ているんだろうというふうに思っております。  そんな背景を含めてちょっと質問したいんですけれども、実は24年度末に長岡市の単独事業で悠久山公園内の駐車場整備をしていただきました。このことにつきましては、野球場あるいは観桜会に来るお客さんが非常に多いことから、既存の駐車場が未舗装でなかなかいろんなトラブルもあるので、何とか舗装できないかということで、それを含めて整備をお願いしたわけでございますけれども、市当局からは本当に御理解いただきまして立派な駐車場ができまして、400台を超える新たな駐車スペースができました。ことしは桜の開花が、ちょっといろんなトラブルがあっていい花見ができなかったようでありますけれども、それに伴って悠久山球場に来る観覧者の駐車場スペースが非常に多くなったということで、利便性もかなり上がったということで、市民の多くの方からは喜ばれております。整備に際しましては以前も申し上げましたけれども、町内の雨水対策につきましても土木部の皆さん方からも御協力いただいて、雨水対策を兼ねた駐車場整備ができたことも、これまた地元住民も非常に喜んでおります。  一方でせっかく整備した悠久山公園の駐車場ですけれども、昨年度末にDPプールで開催されたジュニアオリンピック、そしてまた全日本選手権、そういったものの開催時にも開放したようであります。開放というのかな、使っていただいたようであります。にもかかわらず、随分人気の大会でございまして、全日本クラスの大会ですから、全国からいろんなお客が来られたということで、駐車場がこの2大会とも満杯であったということ、そしてまたそれ以降春のDPプールの大会、そして高校野球の大会が重なったり、悠久山を訪れる皆さんが重なって非常に駐車場が不足したというのがこの3月末から5月末にかけての土曜、日曜の状況ではなかったかなというふうに感じておりますけれども、こういった中でこれ以上悠久山公園内に新たに駐車場を整備するというのはなかなか難しいと思います。しかしながら、DPプールで開催される大会では非常にいい記録が出るやに聞いていますので、もっともっと大会がふえてくるんだろうと思います。利便性を上げる、あるいは来場者をふやす、応援に来ていただける皆さんに気持ちよく来ていただくには、スキー場からのバスのピストン輸送では大長岡市が何だやということにもなりかねません。ちょっと所管がまたがるかもしれませんけれども、駐車場のこれ以上の増設はできないまでも、DPプールそのものの駐車場の確保というものについて、悠久山公園内で駐車場を管理している管理側として現在の駐車場の運営状況とDPプールの兼ね合いをどのように受けとめておられるのか、そこをちょっとお聞かせいただけますか。 ◎伊津 公園緑地課長  今ほどお話がありましたとおり、悠久山公園内に私どものほうで駐車場を403台分整備しまして、3月に供用を開始しております。これは、基本的には悠久山公園の利用者のための駐車場でございますので、悠久山公園の利用者に使っていただいておりますが、隣接するプールで大会等が開催される場合にはダイエープロビスフェニックスプールに203台分の駐車場がございますけれども、それが不足するような状況であれば公園の利用に支障のない範囲で公園の駐車場も使っていただいております。今ほどお話がありましたとおり、3月に開催されましたジュニアオリンピック、あるいは4月に開催されました日本選手権などの大きな大会の際には悠久山公園の駐車場も満杯となりまして、主催者の側でスキー場の駐車場からピストン輸送するなどの工夫はされたようでございますけれども、近隣の皆様の通行の支障になったり、渋滞が発生したり、いろいろと御迷惑をおかけしているということも承知しております。そこで、指定管理者でありますPFI長岡屋内総合プール株式会社及び設置者であります新潟県、こちらに近隣の駐車場の活用、あるいは今ほど指摘がありました駐車場の拡大というのが可能かどうか、難しいかもしれませんけれども、要望をしてまいりたいと、このように思っております。 ◆加藤一康 委員  県のほうとか指定管理者のほうに要望していきたいところでございますけれども、駐車場の整備を含めて、先ほどの風致地区の話にもちょっと関連すると思うんですけれども、県営プールを悠久山地区に誘致するといいましょうか、計画決定したときには風致地区の中でここだけが区画を都市計画決定してDPプールを整備した地区ですよね。ですから、さっきのお話の風致地区で守るべきところをあえてここに都市計画決定をしてDPプールを持ってきたと。その持ってきたときの住民説明会では、駐車場の不足感について住民の皆さんから指摘してきたわけなんです。ちょっと所管が違うかもしれませんけど、それは現実としてあったわけです。そういった中で長岡市が悠久山に来る皆さんのためにきちんと整備してきた駐車場がDPプールに来る人たちのための駐車場化をしていっては本末転倒の話ですから、当市がやっていることはきちんと評価をしていただきながらも、県としてやるべきことはきちんとやっていただくということでいきませんと、住民からしてみますと大会のたびに道路に車があふれているようではDPプールをつくったときの話をまた蒸し返して、あるいはその話にまた戻ってくるわけですので、そこはやっぱり強く申し上げて県からしっかりと対応をしていただかないと、この種の問題につきましては大きな大会のたびに近隣住民が大変迷惑をするということですから、そういったことの窓口である公園緑地課のほうも県のほうにさらに意見というか、要望を強めていただきたいというふうに思っております。ぜひよろしくお願いしたいと思います。 ◆矢野一夫 委員  じゃあ、私からお願いしたいわけでありますが、まず質問に入る前に第8回まち交大賞の受賞につきまして大変お祝いを申し上げたいと思っております。この受賞については、御案内のように都市再生整備計画に基づいてのまちづくり、これについて優秀な計画が策定されまして、その事業の実施だとか評価だとか改善においてすぐれた取り組みを行った地区を表彰するというふうに言われているわけでありまして、この長岡市の受賞につきましては当然ながらアオーレ長岡の整備など中心市街地のまちづくりが再開発のモデルとして高く評価されて、このまち交大賞の最高賞である国土交通大臣賞を受けたと、このように聞いているわけであります。また、そのほかにこの事業は平成19年6月に計画段階でも受賞をしておるわけでありまして、計画と完成の両方で受賞をしたのは長岡市が全国初のようであります。非常に栄誉ある事業であったと、このように承知をしているわけでありまして、聞きますと平成24年度末までの完了地区の数、これが全国で1,518地区あったようであります。こういった数の多い中から長岡市が受賞をしたわけでありますので、この事業について市長以下、関係各位に栄えある栄誉をたたえていきたいと、このように思っているわけであります。そこで、質問に入るわけでありますけれども、質問の最後に市長のほうから栄えある賞を受けられた感想を聞かせていただければありがたいと、このように思っております。  それでは、質問したいと思っておりますが、昨年の3月議会でも質問いたしておきました大手通表町西地区の再開発事業についてでありますが、当地区の再開発事業は平成21年度に準備組合が設立されまして、平成24年2月には都市計画決定、そしてこの5月に本組合が設立されたと聞いておりますけれども、現在の状況、進捗はどうなっているのか、まずお聞かせ願いたいと思っております。 ◎韮沢 中心市街地整備室特命主幹  今ほど御質問の大手通表町西地区につきましては、平成24年2月に都市計画決定をしております。その後事業計画を作成するために準備組合の中で土地、建物等の現況調査、あるいは資産価値などの調査、それから基本設計を行っております。本年5月10日に新潟県から再開発組合の設立認可を受けまして、5月29日には組合設立総会を開催し、理事長などの役員が決まりまして本組合として本格的に動き出したところであります。 ◆矢野一夫 委員  この事業につきましては、前々からいろんな課題がたくさんあったわけでありますけれども、その難題を1つずつ乗り越えながら進めていかなければならんわけでありまして、これからいろんな計画がされると思うんでありますけれども、今後のスケジュール等についてお聞かせ願いたいと思っております。 ◎韮沢 中心市街地整備室特命主幹  これから順調に事業が進みますれば、権利変換計画について県の認可を受けた後に年度内には建物の解体工事に入りまして、来年度には再開発ビルの建築工事に着手し、それも順調に進めば最終的には平成27年度の完成を目指しているというふうに聞いております。 ◆矢野一夫 委員  それで、計画によれば今おっしゃったように27年度というふうに言われているわけでありますが、今年度については除却工事に入るのが目標だと、こう言われているわけでありますが、当面は地権者の生活再建、これらが大変重要かなと思っております。再開発に当たっては、当然ながら地権者と再開発コンサル、あるいはまた工事業者が一体となって進めなきゃならんことは、これはもう当然認識をいたしているわけでありますけれども、これらがうまくリンクして進んでいくには、やはり市としての対応策が当然ながら必要になってくると、こんなふうに思うわけでありますが、その対応についてお聞かせ願いたいと思っております。 ◎韮沢 中心市街地整備室特命主幹  この地区には実質的に13名の地権者、それからテナントあるいはアパート居住者など、借家人の方がいらっしゃいます。今後権利変換を行うに当たりましては、現在の土地、建物、そういったものの資産評価額をもとにしまして、これと同じ価値で新しい再開発ビルの床ですとか土地、こういったものがどれくらいもらえるかということを定めるということになります。また、転出される方につきましては補償費あるいは転出先を定めるということになります。いずれにいたしましても、年度内には既存建物の除却工事が始まる予定ということでありますので、その前には再開発ビルに新しく入る方は仮住居に移っていただく必要がありますし、転出される方につきましては新しい転出先に移る必要が出てくるということになります。こういったことで、地権者など地区会の皆様には大きな負担をかけるということになりますので、まずもって生活再建に対しましては再開発組合がしっかり対応することが大切であるというふうに考えております。市といたしましても地権者の生活再建につきましては非常に重要であると考えておりまして、再開発組合や組合業務を代行する民間事業者に対しまして市としてしっかりと指導してまいりたいというふうに考えております。また、公的融資の相談ですとか、転出される方につきましては公有地を紹介するなど十分にサポートしていきたいと、このように考えております。 ◆矢野一夫 委員  やっぱりこういった事業を進めていくのに一番大事なのは地権者になるわけでありますので、今お話しのように地権者に対しましては十分配慮していただきながら御指導願いたいなと、こう思っております。今お聞きしました西地区については、概略予定どおりにこれから進められていくなと、こんなふうに思っているわけでありますが、中心市街地全体を考えますとここだけではないわけでして、当然ながら隣の東地区があるわけでありますが、この東地区についての現在の動きというのはどんなふうになっているのかなということについてお聞かせ願いたいと思っております。 ◎川津 中心市街地整備室特命主幹  表町東地区の現在の状況ということでございますけれども、昨年10月に表町地区全体の準備組合がいわゆる西地区と東地区に分かれたことによりまして、東地区の準備組合が昨年10月に正式に立ち上がりまして、エリアの確認、それから役員の再編などを行ったところでございます。しかし、今まで街区全体として長い間検討してきたとはいいましても大和の閉店、それからアオーレのオープン、今委員から御質問のございました西地区が具体的に動き始めたということで、中心市街地全体が非常に大きく変わってきているという現状でございます。今までと違いまして、大和百貨店を核としたスキームではなくなったということ、それから商工会議所の本体ビルがエリアに加わったということから、東地区の準備組合は改めて勉強会を始めておりまして、まちづくりにおける表町地区の位置づけあるいは再開発の仕組みなどのテーマからスタートさせ、視察にも出かけてきたというような状況でございます。また、商工会議所の内部にも再開発を検討するためのプロジェクトチームが設置されたというふうに聞いておるところでございます。さらに、これと並行いたしまして、地権者の個別のヒアリングも実施をしておりまして、これにはいわゆる大和や商工会議所も入っているわけでございますけれども、このヒアリングを通しまして意思疎通、あるいは再開発事業時における個々の基本的な条件の確認、こういったことを行いながらさまざまな検討を進めているというところが現状でございます。 ◆矢野一夫 委員  長岡市の一番大事な中心市街地、この再開発事業の完成を見るには、今おっしゃいましたように西地区は大体方向性がわかってきたわけでありますけれども、隣の東地区については今お話しのように商工会議所、大和の跡地等々があるわけでありまして、非常に課題も山積しているなと、こう思っているわけであります。こういった状況の中で中心市街地のこれからのまちづくりについてまた進められていくわけでありますが、先ほども申しましたように再開発については長岡市は非常に技術の高い市であるということで大賞をいただいたわけでありますが、この技術を生かしてこれからまた十分に再開発に御努力を願いたいわけであります。そこで、先ほども申しましたように計画と完成、この両面からの受賞というのは全国初と、こう聞いているわけでありますが、非常にこれは偉業だと思っております。そこで、この受賞に対して市長の感想等がおありでしたらお聞きしたいと思っております。 ◎森 市長  賞をいただいたことは、とにかく率直に名誉なことだと思っておりますし、喜んでおります。何よりも今回は使われた実績を見た上で評価をしていただいております。ハードとソフトが調和をしているということで、いい建物ができたとか、あるいはいいスカイデッキができたとか、そういう評価じゃなくて、その施設や建物が非常によく使われているという面が受賞理由にしっかりと入っておりまして、その点が最もうれしい点であります。もう一つは、先ほど表町の西地区、東地区への質問がございましたけれども、ごく一部の人のための中心市街地の活性化ではなくて、全市民が喜ぶような活性化というものを、非常に難しい課題ですけれども、目標にしていかなきゃいかんというふうに、この受賞を機に改めて思っております。評価していただいたのはそういうところだと思うんです。中心市街地の活性化という言葉があまりにも定着し過ぎて、何のための中心市街地の活性化かということがおろそかになる面もあるように思います。ですから、それは一部の市民のためではなくて、全市民が喜ぶもの、歓迎するものということをさらにしっかりと基準に据えて新しい開発にも取り組んでいきたいと、このように考えております。 ◆矢野一夫 委員  期待して終わります。 ○杵渕俊久 委員長  所管事項に関する質問はこの程度にとどめます。    ────────※──────── 1 議案第65号 専決処分について  (1) 専決第4号 平成24年度長岡市一般会計補正予算   ア 第1条 歳入予算の補正中当委員会付託分   イ 第2条 繰越明許費 ○杵渕俊久 委員長  議案第65号を議題といたします。 〇中野理事・土木部長 〔予算書・説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  議案第65号は、提出のとおり承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本件は提出のとおり承認することに決しました。 ・議決事由 提出のとおり承認    ────────※──────── 2 議案第70号 市道路線の認定及び廃止について ○杵渕俊久 委員長  議案第70号を議題といたします。 〇中野理事・土木部長 〔議案書及び図面にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  議案第70号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 3 議案第74号 契約の締結について(稲葉団地公営住宅) ○杵渕俊久 委員長  議案第74号を議題といたします。 〇森山都市整備部長 〔議案書及び資料にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  議案第74号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 4 議案第77号 財産の取得について(長岡ニュータウン運動公園用地) ○杵渕俊久 委員長  議案第77号を議題といたします。 〇森山都市整備部長 〔議案書及び資料にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  議案第77号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 5 議案第87号 指定管理者の指定について(表町駐車場、大手口駐車場及び長岡駅大手口北自転車駐車場) 6 議案第88号 指定管理者の指定について(長岡駅東口自転車駐車場、長岡駅東口地下自転車駐車場及び長岡駅大手口地下自転車駐車場) ○杵渕俊久 委員長  議案第87号及び第88号を一括議題といたします。 〇中野理事・土木部長 〔議案書及び資料にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。
    西澤信勝 委員  環境をサポートする株式会社きらめき、これは初めて聞くようですけど、この会社の内容と申しますか、どういう構成になっているんでしょうか。 ◎大塚 道路管理課長  環境をサポートする株式会社きらめきは、新潟市に本社がございまして、新潟市の自転車駐車場2カ所の指定管理者として、実績のある会社でございます。 ◆西澤信勝 委員  わかりました。  それとあと、ながおか振興グループときらめき、これらの指定期間が3年違うわけですけれども、この理由はどういうことですか。 ◎大塚 道路管理課長  まず、新規に指定管理者を公募する場合には長期契約のメリットを十分に生かすため、通常推奨される期間は3年から5年と言われておりますので、自転車駐車場のほうの環境をサポートする株式会社きらめきにつきましては、本年度の半年を除きましてその推奨されている期間の中で最長の4年半を契約期間としてございます。それから駐車場系のながおか振興グループを27年3月31日までの1年半とした理由でございますが、大手通り地下駐車場も将来表町駐車場や大手口駐車場とあわせて指定管理者による管理とすることを考えております。現在大手通り地下駐車場は道路の附属物として長岡市が直営で経営しておるわけなんですが、指定管理者にするためには公の施設として条例を定める等の準備期間が必要でございます。区切りのいいところでは、来年の3月からということも考えられるんですが、そうすると今回公募する指定管理者による期間が半年となってあまりに短く、応募がないことが懸念されたため、プラス1年をつけて1年半の契約とし、27年度当初からは3つの自動車駐車場を一括して指定管理者に任せたいという意図から、このながおか振興グループに関しては期間が短くなっております。 ◆西澤信勝 委員  わかりました。民間の場合もあまりに短いと、それこそ従業員の配置等々の計画にも困るでしょうし、ある程度の期間がないときっと計画が立てられないというところもあって、聞きました。今の説明で了解しました。 ◆加藤一康 委員  議案第87号の件についてちょっと考えの方向性だけお聞かせいただきたいと思います。今ほどの指定期間の件についてはわかりました。大手口駐車場、利用実態を見ますと満車表示が目につきます。満車表示ということでよく利用されているんだなという理解でいいんでしょうけれども、中身の問題なんですが、公用車というか、幸町からアオーレのほうに事務所というか、市役所機能が移転した関係で市の公用車がほとんど大手口駐車場に入っているんじゃないんでしょうか。その分もあって利用者が若干ふえるとすぐに満車表示になっちゃうと。こういうような状況から、これは今後1年半の中で検討してもらえばいいと思うんですけれども、今回指定管理にするに当たって、例えば大手口を公用車専用の駐車場にしてしまうというような考えがあったのかどうか。あるいは利用頻度、全体の台数における公用車が占める割合がもしおわかりでしたらお聞きしたいということと、その割合を加味していけば、繰り返しますけれども、大手口を公用車専用の駐車場にしちゃって民間のサービスは控えていただくと。ほかに民間の駐車場のサービスも利用が可能なわけですから、大手口駐車場の今後の利用の方針といいますか、方向性についてお考えがありましたらお聞かせください。 ◎大塚 道路管理課長  今御指摘の大手口駐車場につきましては、収容台数は191台でございます。御指摘のように市の公用車が現在屋上、それから上層階を占めております。全体の中で公用車が今何台あるという数字はちょっと調べてきていないので申し上げられませんが、上層階を公用車が占めていることは御指摘のとおりでございます。しかしながら、中層階から下層階においてはまだあきがございますので、そこを有効に使って、駅周辺の好立地ということから考えますと全てを公用車で埋めるということではなく、空きスペースは市民サービスに有効に使っていきたいというのが考えでございます。 ◆加藤一康 委員  わかりました。たしか月決めもあると思います。私ども議員も、向こうのほうも利用していいですよということなので行くんですけれども、月決めがあることでフリーのお客が入ってとめるにはかなり中でぐるぐる、ぐるぐる回って、空きスペースを見つけるのが大変な状況なんです。これは、我々だからそういう状況なのかもしれませんけれども、一般の利用客がそういう状況になっているのであれば利用の形態を少し変えていくのも今後の中で必要ではないかなということと、プロポーザルでプレゼンテーションをお聞きしたわけですけれども、これから地下駐車場のことも考えているということですが、今までの指定管理者から変わった点、特徴的なプレゼンテーションが何かあったならばお聞かせいただけませんか。 ◎大塚 道路管理課長  まず、プレゼンテーションをしていただいて、どのような観点で評価し、選定していったかでございますが、当然のことながら公の施設でございますので、まず平等利用の確保と。市民が平等に利用でき、かつ個人情報が保護されるかどうかというのを事業計画書の中でしっかりと読み込みました。当然運営母体としての健全性も見ました。それに加えて、今回は構成グループが民間のグループでございますので、サービスに関して何か民間ならではの取り組みができないかという観点で見てまいりました。例えば構成グループの店舗を利用した宣伝等が可能かどうかとか、それから雨の日のタオルや傘などのサービスが提案してあるかといった、民間ならではの視点で市民に質の高いサービスを提供できるかどうか。そういった点も今回のプロポーザルで選定した理由であり、本グループが最もすぐれているという評価を得たために御提案させていただきました。 ◆加藤一康 委員  わかりました。大手口駐車場だけに特化しますけれども、CoCoLoの駐車場のいろんな変更やら、立地条件がいいもんですからお客が今まで予定していたところがどうこうするというような話も漏れ伝わっておりますし、雇用の関係になりますけれども、これは要望にしておきますが、今までの駐車場にいた管理員の方がそのまま継続して雇用される場合もあると思います。看板のかけかえだけに終わってしまったと、中は全然変わっていないということのないように、プロポーザルの提案そのものが住民の皆さんなり利用する方々にきちんと評価されるように、指定した以降の動向についても精査して、きちんとチェックしていただいただけるように要望しておきたいと思います。 ◎大塚 道路管理課長  先ほどの委員の質問の中で公用車の台数ということがございましたが、今判明いたしましたのでお答えします。  全体で191台のうち71台を公用車のスペースで占めているということがわかりましたので、あわせてお答えいたします。 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  議案第87号及び第88号は、いずれも原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本件はいずれも原案のとおり決しました。 ・議決事由 いずれも原案のとおり可決    ────────※──────── 7 議案第66号 平成25年度長岡市一般会計補正予算  (1) 第1条 歳入歳出予算の補正中当委員会付託分  (2) 第2条 債務負担行為中当委員会付託分 ○杵渕俊久 委員長  議案第66号を議題といたします。 〇中野理事・土木部長森山都市整備部長 〔予算書・説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  議案第66号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── ○杵渕俊久 委員長  これにて散会いたします。   午後0時1分散会    ────────※────────...