主なご意見とそれに対する市の考え方は以上となります。その他の詳細につきましては、資料をご高覧いただければと存じます。
スポーツ施設計画につきましては、今回のパブリックコメントのご意見に対して市の考え方を示させていただきましたが、変更は加えず、今回の当委員会においてご説明させていただきました内容で完成とさせていただくこととなります。お寄せいただきましたご意見につきましては、配慮させていただけるものについては十分検討し、今後の施設管理に生かしてまいりたいと考えております。
完成したスポーツ施設計画は、本委員会終了後、製本させていただき、完成でき次第、委員の皆様にはお配りさせていただく予定となっております。
3: ●
高橋圭一委員長 ただいまの説明について質疑はありませんか。谷井委員。
4: ●
谷井宰委員 整備のことについて1つお伺いさせていただきたいと思います。
予算
特別委員会でも総合プールの子どもに対する入場料の予算はついておりました。今回、予算書を見た中で、総合プールの再使用に向ける予算がついていなかったように思うんですけども、これは指定管理者が払うからついていないのか、それとも、もともとついていなかったのか、そこを教えていただいてよろしいですか。
5: ●
高橋圭一委員長 スポーツ推進課長。
6: ●
スポーツ推進課長 総合プールの令和4年度の運営に係る費用につきましては、指定管理料の中に含まれております。
7: ●
谷井宰委員 ありがとうございます。
ということは、かなり高額な費用が指定管理者持ちになるということになるかと思うんですけども、今後、そのプール、今、施設計画では廃止になるというふうになっているんですけども、現状は、これはまだ廃止になっていないという認識でよろしいんですかね。ちょっとそこを。
8: ●
スポーツ推進課長 これはスポーツ施設計画の結果ということでして、今現在、プールが廃止になってしまったということではございません。基本路線としましては、スポーツ施設計画に基づいて、市民の皆様への丁寧なご説明であったりとか、それから、関係団体への丁寧な説明をさせていただき、理解をしていただきながら、今後、この結果に基づいて進めさせていただきたいと考えております。
9: ●
谷井宰委員 でしたら、実際まだ動くか動かないか分からない状態で、このままずっといったら、結局は施設がこのままなくなってしまうだけやと僕は思うんですよね。やはり市民さんからの「残してほしい」という声ももちろんありますし、予算的になかなか今後運営していくのが厳しいというのも分かります。ただ、やはりどこかで何かはっきりとした答えを出さないといけないと思うんですけれども、そこの、どうするかというお答えを出す時期、これを明確に出す時期、ここは決まっているか、検討していただけるのか、そこをお願いいたします。
10: ●
スポーツ推進課長 明確な、いつ廃止であるという時期をこの場でお答えがなかなかできないということではありますが、状況といたしまして、過去2年度、施設を休止、劣化も進んでおり、スライダー等を含めて、健全性や安全性を確保することは相当の整備や費用が見込まれております。加えまして、コロナ禍での入場制限などを総合的に考えますと、令和4年度もプールの開設は極めて困難な状況であると言わざるを得ないという状況の中でのこの結果ということになっておりますので、時期は明確には申し上げられませんが、そのようにまた皆さんに説明をしていきたいというふうに考えております。
11: ●
谷井宰委員 ありがとうございます。やはり市民さん、かなりニーズというか、気になるポイントやと思いますので、できるだけ早く、どうなるのかという提示と丁寧な説明のほうをよろしくお願いいたします。
12: ●
高橋圭一委員長 ほかにございませんか。佐藤委員。
13: ●
佐藤太郎委員 おはようございます。
この3月議会が始まる前に、会議の前に、僕は市民プールのところを確認しに行きましたら、何か、ここにあります屋根付運動場のところで芝生のチェックをしてはる人がいまして、あれは何やったか教えてもらえますか。
14: ●
高橋圭一委員長 スポーツ推進課長。
15: ●
スポーツ推進課長 委員お述べのとおり、今般、そちらで事故がございました。何かといいますと、芝生がちょっとアンジュレーションというか、波打っているところがございまして、そこでつまずいてけがをされたというような事故がございまして、それを重大な事故だというふうに考えまして、指定管理者、我々、それから緑地景観課のほうも一緒になってチェックをさせていただいていたというところをご覧になったのかなと。それにつきましては、今回、実は天理大学のサッカー部の生徒さんも一緒になって、「手伝うわ」と言うてくれはって、その方々も一緒になって、全員で約40名以上でもう一度整備をさせていただきまして、今、現状では使えるような状況になっております。
16: ●
佐藤太郎委員 僕は、その後、見に行っていますけど、確かに使えるようになっておると思うんですけど、ここにも書かれていますように、つなぎ目の部分で、多分、サッカーをしているときに転んだか何かという話と違いますの。ですよね。あのつなぎ目って、どこかから持ってきたやつを張りつけてあるだけやから、今後もその危険性はあると思います。
もともとあそこの芝、今のお話やったら、張りつけるのに費用もかかっていないというお話ですよね。利用者の数も見ましたら、1万6,000人って結構多いですし、ほんまにこの張りつけのままで、事故の危険性がある中、運営するのがいいのか。見直すべきじゃないのかというのをもう一度考えてくださいね。なぜかといいましたら、あそこは屋根付ですから、災害とかになったときに、あそこに人を入れることもできますし、食料品とかを集めることもできると思います。もっともっとあそこをいきにいくように考えてもらいたいです。
17: ●
高橋圭一委員長 原山委員。
18: ●
原山大
亮委員 これ、調査の結果を受けて、今後、市として橿原運動公園の運営の仕方をいろいろ検討していくと思うんですけど、今後の公園の在り方を検討する中で、千塚のほうでPark-PFIを活用されて、様々な期待と可能性を込めながら、初のPark-PFIの導入ですから試験的な部分もあろうかとは思うんですけど、今後、橿原運動公園の運営に関しても、時代に合ったといいますか、今後の都市公園の在り方自体も含めて、どのようにすれば、どのような形が、市民にとってよりよい形で持続可能なパークマネジメントを展開していけるかというのをしっかり検討して、運営手法のほうも含めて検討してください。
もう1個、僕のところに非常によく問合せがあるんですけど、公園の交換を断念しましたよね。残念じゃなくて、断念しました、公園の交換整備を。それで、「
国体の主会場が、一体どこであるんですか」というような問合せがよくあるんです。今、市長も「南の玄関口として、橿原市の本来持っておる魅力であるとか立地条件とかを考えて、橿原市でメイン会場の整備が進められることを県に提案していく」みたいなことをコメントしてはりましたけど、実際、
国体誘致に向けて協議会を設置されて、あれは2回会議をされたんですかね。1回目だけか。設置されただけか。多分2回ぐらい。(何事か呼ぶ者あり)
この間1回やられたと思うんですけど、その中で、今の段階で、市が持っている情報として、
国体のメイン会場が、一体どの市で行われる方向で協議されているのか、分かる範囲でいいので、情報提供のような感じで報告してもらえますか。
19: ●
高橋圭一委員長 スポーツ推進課長。
20: ●
スポーツ推進課長 我々が把握しております情報というのが、委員の皆さんがお持ちの情報とそれほど変わらないと思うんですけども、奈良県といたしましては、中南和でのスポーツ振興と県営施設の活用を進めていく考えに変わりはないということでして、橿原公苑側の整備につきましては、先ほど言わせていただいたとおり、令和4年度で整備の方向性を決めていきたいというふうな内容となっております。
では、橿原公苑がそうなのかということですが、これはあくまでも候補地の1つであるというふうにお聞きしております。
21: ●
原山大
亮委員 そこら辺の情報提供というか、情報共有というか、橿原市の行政運営に関してもそうですし、パークマネジメントに関しても大きく影響してこようかと思う部分なので、当委員会でその部分に関しての報告も、できることでしたら併せてしていただきたいなと思うという内容です。
22: ●
高橋圭一委員長 市のスポーツ施設だけに関わらず、やはり
国体の会場にも影響してくるので、そのところの情報は大丈夫ですか。情報提供自体が必要ならば。
スポーツ推進課長。
23: ●
スポーツ推進課長 我々のほうに情報が入り次第、この情報につきましては委員の皆様にご提供できるようにさせていただきたいと考えております。
24: ●
高橋圭一委員長 よろしくお願いします。
矢追委員。
25: ● 矢追もと委員 おはようございます。
提出者No.8のご意見に関連してお聞きしたいと思っております。
こちらのご意見では、以前、ヤタガラスフィールドだったところが、広い芝生といいますか、草地のところだったと。そこでお子さんたちが自由に遊ぶことができたんだけれども、今はサッカー場ということで、伸び伸びと遊べるところが少なくなってしまったと。特に自然に近いような環境の中で遊べる場所が少なくなっているので、運動公園の中にそういった場所をつくっていただきたいというご意見になっているかと思います。
私も実際、ヤタガラスフィールドになる前に、同じようにあの広い場所で子どもと遊んだ経験がございまして、多少の起伏があったりすることも子どもにとってはとてもよかったかなと思っておりました。
サッカー場は、ヤタガラスフィールドは大変活用されていますので、それについては異論はないんですけれども、最近、コロナ禍で、アウトドア活動をされる方が大変多くなっておりまして、画一的なものよりも、自然に近い環境で伸び伸びと子どもを過ごさせたいという思いは、子どもだけでなく、大人の方も、今、自然と生まれている欲求なのではないかなというふうに思っております。例えば、たき火をしたり、キャンプをしたりというところまでは少し難しいかもしれないんですけれども、防災の場所にもなっておりますので、今後、こういった公園の中で火を使うようなアクティビティみたいなものを検討されているか、または、そういった野外活動的な要素、自然と緑の中で遊べるような場所づくりみたいなものをこういった公園の中で検討されるかどうかというふうなことについてお聞きできますでしょうか。
26: ●
高橋圭一委員長 スポーツ推進課長。
27: ●
スポーツ推進課長 今、委員さんがお述べになったことを検討されているかといいますと、実際にはしていないのが現状ではございます。ただ、先日からのスケートボードのパークの要望であったりとか、今、委員さんがお述べになったような要望であったりとか、そのような多種多様なご意見、ご要望というのはこれからも寄せられてくるんだろうなというふうに思っております。
スポーツ施設計画に基づきまして、今後、検討を重ねてまいる中で、例えば、プールが実際廃止になって、跡地利用であったりとか、そういうことは実際に検討していかなければいけない段階になりましたら、そのようなことも含めて検討していきたいと考えております。
28: ● 矢追もと委員 ありがとうございます。
いろいろなご要望があるかと思いますので、全て詰め込むのは無理かと思いますけれども、1つの要素として考えていただきたいんですね。特に大きな敷地の中で、例えば、「せせらぎ」と書かれているような川のほうのエリアなどは、今は実際にはベンチが草でぼうぼうで埋まっているような感じでして、とても子どもを連れていって遊ばせるような場所になっていない箇所が大変多く見受けられます。そういった敷地内全体の今後の環境整備ということも含めて議論していただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
29: ●
高橋圭一委員長 ほかに。森下委員。
30: ● 森下みや子委員 A3のほうの7ページになるんですけど、機能性のところで、シルクの杜ですね、トレーニングルーム・温浴施設。屋内の壁面に軽微なひび割れが見られるとか、施設周囲の通路の沈下が見られるとか、こういった機能性についての1次評価が出ているんですけど、今、見ていましたら、年数は、たったの5年と言ったらおかしいですけど、5年でこういった状況が現れるというのはどうしてかなというのでちょっと感じましたので、その点についてお願いいたします。
31: ●
高橋圭一委員長 スポーツ推進課長。
32: ●
スポーツ推進課長 確かに、こちらのほうには軽微なひび割れであったりとか、そういうことが確認されているということで記載はさせていただいているんですけども、その下を見ていただきますと、全体的に不具合は確認されていないということで、今、現状、新しいにもかかわらずこのようになったというのは、安全性・機能性の評価については「良」という形になっておりますので、軽微なものだというふうに認識しておりまして、現状、大丈夫だというふうに考えております。
33: ● 森下みや子委員 ここに「全体的に劣化」というふうに記載もされていますし、大丈夫というふうに言われていますけど、その辺、ちょっと、年数、たった5年でこんな状況が出るということは、どうしてかなというので私としては不思議に思いますので、ちょっとその点について、そこら辺、基礎的なものとか、そういったものに何か影響がなかったのかなというふうに思っております。地震が来て、ちょっとずれてひびが入ったとか、ちょっと沈下したとかというのであればそうなんですけど、5年でこういう状況になるということは、今後、6年、7年、8年、10年となってきたときにどういう状況になるのかなと、ちょっとそういった不安もありますので、そこら辺の点についてもう少し丁寧に。
34: ●
スポーツ推進課長 委員お述べのとおり、ご心配されるのもごもっともかなと思いますので。現状、大したことはないという表現になってしまうんですけど、引き続きこの状況が拡大しないかどうかというのは確認しながら、指定管理者と共に運営していきたいと思っております。
35: ●
高橋圭一委員長 よろしいですか。
ほかに質問はございませんか。今井委員。
36: ● 今井りか委員 おはようございます。
先ほどのパブリックコメントを見させていただいても、やっぱり総合プールに関しては、残してほしい、もしくは代替の施設を造っていただきたいという声がたくさん書かれてあるかと思います。先ほどの理事者側の答弁で言いますと、計画にのっとって廃止の方向で進められていくかというふうに受け取ったんですけども、仮に、今後、市民からプール廃止の反対運動、署名運動的なものが起こったとき、市としてそういったものをどういうふうに扱われるご予定でしょうか。
37: ●
高橋圭一委員長 スポーツ推進課長。
38: ●
スポーツ推進課長 委員さんのようなご意見が今後多々寄せられる可能性は十分考えております。何分、長年にわたり親しまれてきた施設であるということは十分に理解しております。ただ、何回も言わせてもらうようなことになりますけども、維持管理費が多大ということで、今後、橿原市としてこれを管理していくには非常に大きな財政負担が考えられます。その辺りを市民の皆様には十分にご説明させていただいて、代替機能につきましても並行して検討していきまして、ご理解いただけるように努力していきたいと考えております。
39: ●
高橋圭一委員長 よろしいですか。
谷井委員。
40: ●
谷井宰委員 すみません、プールで聞き忘れていました。本年度は営業されるんですか。それとも、まだ決まっていないんでしたら、その決定はいつぐらいにされるのかちょっと教えていただけますか。(「しないと言っていました」と呼ぶ者あり)
しないと言っていましたか。今年度ですよ、今年度。言っていましたか。(何事か呼ぶ者あり)
41: ●
高橋圭一委員長 谷井委員、答弁は要りますか。
42: ●
谷井宰委員 じゃ、もういいです。すみません。
43: ●
高橋圭一委員長 いいということです。
ほかに質問はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
44: ●
高橋圭一委員長 ないようですので、これをもって質疑を終わります。
以上をもちまして本日の日程は終了しました。
なお、委員会の報告につきましては、全文委員会録とし、委員長にご一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
45: ●
高橋圭一委員長 ご異議なしと認め、そのように決しました。
これをもって本日の委員会を閉会いたします。本日はどうもお疲れさまでした。
午前10時31分 閉 会
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