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令和 3年 3月定例会(第 5号 3月16日) 一般質問

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  1. えびの市議会 2021-03-16
    令和 3年 3月定例会(第 5号 3月16日) 一般質問


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    令和 3年 3月定例会(第 5号 3月16日) 一般質問                        令和三年三月十六日 午前九時三十分開議 第  一 一般質問 第  二 議案第二十九号 令和三年度えびの市一般会計予算の補正(第一号)について           本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件                      令和三年三月十六日 午前九時三十分開議    一 一般質問    二 議案第二十九号 令和三年度えびの市一般会計予算の補正(第一号)について 出 席 議 員(十四名)     一番   北 園 一 正  君     一一番   竹 中 雪 宏  君     二番   小 宮 寧 子  君     一二番   西 原 義 文  君     三番   吉 留 優 二  君     一三番   西 原 政 文  君     四番   金 田 輝 子  君     一四番   蔵 園 晴 美  君     五番   中 山 義 彦  君     一五番   栗 下 政 雄  君     六番   遠目塚 文 美  君     七番   小 東 和 文  君
        八番   田 口 正 英  君     九番   松 窪 ミツエ  君 欠 席 議 員(一名)    一〇番   上 原 康 雄  君 議会事務局職員出席者   事務局長    山 口   忍 君  議事運営係     遊 木 凡 子 君   事務局次長   塚 田 和 孝 君   議事運営係長  鶴 田 淳一郎 君 地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者   市長      村 岡 隆 明 君  税務課長      川 野 利 光 君   副市長     杉 元 真 一 君  福祉課長      黒 木 良 二 君   教育長     永 山 新 一 君  こども課長     永 田 祐 雄 君   総務課長    谷 元 靖 彦 君  健康保険課長    原 田 和 紀 君   企画課長    黒 松 裕 貴 君  介護保険課長    後 藤 一 憲 君   財政課長    宮 浦 浩 二 君  観光商工課長    吉 留 伸 也 君   建設課長    森   隆 秀 君  企業立地課長    松 葉 洋 之 君   農林整備課長  栗 下   徹 君  財産管理課長    有 村   充 君   畜産農政課長  川 越 政 文 君   学校教育課長  白 濱 美保子 君   社会教育課長  領 家 修 司 君                     開議 午前 九時 三十分 ○議長(北園一正君)  ただいまの出席議員は十四名で定足数に達しおります。  報告します。上原康雄議員より、体調不良の理由で、本日の会議に欠席する旨の届出がありますので報告いたします。  これより、直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、議席に配付いたしおります議事日程第五号によって進めます。  これより、本日の日程に入ります。  日程第一、一般質問を行います。  本日は、田口正英議員松窪ミツエ議員、吉留優二議員の三人を予定しおります。  まず、八番田口正英議員の発言を許します。田口正英議員。 ○八番(田口正英君)  皆さん、おはようございます。本定例会の本日は一般質問最終日ということで、私を含め三名の方登壇をいたします。最後までどうかよろしくお願いいたします。  早速、一般質問に入らせいただきます昨日のテレビのニュース等でもありました今、県内の新型コロナウイルスによる新規感染者はゼロということで、十三日連続という報道されおりました。この新型コロナウイルス感染症対策に尽力されている市長を初め関係者の皆様方には、この場を借り厚くお礼申し上げます。  このような新型コロナウイルス感染症の中でこういったゼロの日続くと、何か落ち着いたような感じで日々暮らしいけるのではないかなと思っおります。こういった日少しでも長く続くように、我々も一同、十分気をつけ行動しいきたいと思っおります。  それでは、早速質問に入らせいただきます。今回は、昨年の十二月の定例会の一般質問の内容を踏まえもう確認と今後の対策、対応等を再度確認をしそしてまた、今期から市内全域で稲作行われる関係で、こういった方々への負担とか、そういったもの等少なくなるようなお願いをしいきます。  そして大きい項目を五項目掲げおります今回の新型コロナワクチン接種については、今日の本会議の後に追加予算で補正で計上されるようでありますから、ここはもうまた確認になろうかと思いますので、よろしくお願いします。  それでは、まず最初に、硫黄山噴火における中和処理施設についてでございます二月十一日の宮日新聞掲載に農業関係の予算として、この中和処理施設の抜本的な対策、設備の整備に乗り出すとして事業費一億九千五百万円の予算計上されたという新聞の報道でありました。それに加え早速市のほうから我々議員等にもファクス届い同じような内容でありました  今回のこの県の一億九千五百万円というのは、市長、県独自の予算として認識しよろしいでしょうか。 ○市長(村岡隆明君)  今回の宮崎県議会に計上されている予算に関しては、全て県の単独の費用だと伺っおります。 ○八番(田口正英君)  これまで市長を初め我々議員も、国のほうに要望し、何とか国のほうで、国の責任において、中和処理の施設の建設を要望しきた経緯があります。そのことについては、さきの十二月の定例会で、市長にも、もう国やっくれないのやったら、市あるいは県独自でしはどうかという提案もさせいただきましたその結果ではなかろうかなとは察します。  しかし、この県の水質改善施設の仕様、性能等を考えたときに、これ果たして永代まで続く恒久的な施設になり得るかというと、私は少し疑問を感じるわけでございます。  そこで、この県予算計上された中和処理施設、新聞等では令和三年度完成を目指すとのことでした具体的な計画内容等入っおれば、お示しをお願いいたします。 ○建設課長(森 隆秀君)  現在の施設におきましては、実証実験施設の簡易的な構造でありますので、硫黄山白濁協議会において、有識者から意見を踏まえ整備を行うものであります。  詳細設計においては、恒久的な施設を構築するため、構造や材質も含めた検討なされると考えおります。  詳細設計完了すれば、令和三年度内に施設の整備に着手すると説明を受けおるところでございます。 ○八番(田口正英君)  その詳細な設計等は、我々議員にも、できれば、できた時点で提供できるでしょうか。 ○建設課長(森 隆秀君)  この詳細設計の協議の中には、えびの市の職員も入るようになっおりますので、できた段階での公表はできるのではないかと思いますそこ辺については、県に確認をしたいと考えおります。 ○八番(田口正英君)  そういうところは、対応方をよろしくお願いをいたしおきます。  この中和処理施設の今後の運営の在り方ですね、市長ね。二番目に掲げおるこの維持管理、この件に関しては、この一億九千五百万円以外に、私はこれは発生するのではなかろうかと思っおりますどのように今後この管理運営をされそしてかかる経費は市負担するのか、県負担するのかお示しください。 ○市長(村岡隆明君)  以前に、この一億九千五百万円の大まかな考え方といいますか、まだ詳細設計に入る前の構造は、議会のほうにも示させいただいたと思っおります今回の令和三年度の県の予算認められれば、細かい設計に入っいきますので、そこでどういう状況なのか、または運営の中で常時水を通すのか、一定の水質になったときだけ通すのか、そういったこともまだ決まっおりませんので、将来的な維持管理費どれぐらいかかるかというのは、現時点では分からないところであります最終的に施設完成し安定した運用できるかどうか、そういったところも県のほうで見いただきながら、最終的には管理に関わる協力というのも、市のほうではしいきたいと思っおりますし、また、前回のような大規模な水質の悪化等があって、ランニングコスト大幅にかかること予想されるときには、また県のほうでも相談するということで話をしおります。  現在は、維持管理費、そういったものについては、将来、完成しから、その運用の方法とか決める中で、市のほうも協力しいきたいという話はしおります具体的な金額であったりとかは、まだ決まっていないところでございます。 ○八番(田口正英君)  将来的には、どの程度かかるか予測もつかないとは思います。しかし、やっぱりこういうことは、沈殿物の汚泥の状況であったり、それから石灰石の購入費用、あるいは搬入費用とか、それから攪拌する費用とか、もろもろの人件費とか、そういったもの等発生するわけで、やっぱりこれにかかる費用等は、市長、どの程度、どこまで続いいくのかという不安の中で、市負担するのか県負担するのか、そこら辺は十分協議されると思うのです私は国にも、もう少しこういったところを要請をしいくべきではないかなと思うのです  これ二年三年、あるいは五年ぐらいで終息し全くもう処理施設にはもう頼らないとなるのであれば、それもいいかなと思うのですこれ予測全くつかないわけで、そこら辺を、市の持出しとか県に負担させるとか、そういうのは、私はちょっと無理があるのではないかなと思うのです今後、国にこういった経費等を要請するおつもりはないですか。 ○市長(村岡隆明君)  最終的には、県の施設として設置をしいただくわけでございます。そこの維持管理を国出すというケースは、通常であればなかなかないのですけれども、当然、何らかの特殊なケースでもございますので、そういったことは引き続き、またお願いはしいきたいと思っおります。  現時点では、なかなか国の反応よくなく県のほうに最終的にお願いし予算化しいただいた経緯もありますので、今後もその辺の負担については、まだちょっと明確にはなっおりませんけれども、国のほうには、またお願いをしいきたいと思っおります。 ○八番(田口正英君)  例えば上流の中和処理施設のこれを仮定に、仮に市負担するとなると、今度は下流域に設置しているあらゆる設備の管理にかかる費用、こういったもの等も全てもう市負担しそしてその一部をまた農家に負担をと考えているわけでしょう。  我々農家からすると、永代まで続くこの農業経営を、こういったもので負担を強いられ果たして、今後こういった農業経営に関して、後継者とかそういったもの等育つかというと、私はちょっとそこら辺危惧しているわけで、そういったところを、このかかる費用について、そのぐらいは国のほうにお願いをされ何とか市の負担、あるいは農家負担を軽減しいく、そういった国との折衝を考えいただきたい。  やっぱりこれから先、このような農業経営続いいけば、やっぱり本市の基幹産業でもある農業といいながら、果たしてこの農業を外に向け自負できるのかと、こういった懸念を抱きながら、えびの市の新規就農者考えくださいよとか、そういうことをやっぱり促され果たして農業うまくいくのかなと。  今朝の宮日新聞でありました、大分県は農業緊急事態宣言ということで、農業の産出額かなり前年度と比べ収入減増えたということで、この稲作を見直し、作物転換を促しいくと、十五日からそういう緊急事態宣言発令されましたもう少し国に強い思いを入れこういった負担等を軽減し、国のほうとの折衝を考えいかれるおつもりはありませんか、市長。 ○市長(村岡隆明君)  先ほど来申し上げおります最上流部の中和処理施設に関しましては、まだ方向性等は決まっていないわけでございます、下流域水質監視システム緊急取水停止システム、こういったものも維持費当然かかっおるわけでございます。現時点では、農家の負担ないところもあります将来的には負担をしいただくということで、施設の設置等につきましは、全て公費で造らせいただいたわけでございます、維持管理は必要だということで、当然、受益者の皆さん方とも合意形成をいたした上で設置をさせいただいおります。  通常の水の管理に関しましては、その受益者の皆さん方当然維持費は出されるわけでございます、硫黄山に起因するというところで、特殊な要因もございますので、先ほど申し上げました恒久的な中和処理施設、こういったものの維持管理等も含め、国のほうにはまた相談をしみたいとは思っおります。 ○八番(田口正英君)  是非お願いをしおきます。  岡元用水路の関係者の方々、三期ぶりになるわけですこの三期というのは、非常に、市長、デメリット大きい。やっぱり農家の心情を察すれば、意欲やっぱり薄れいっ果たして米をもう作っ販売し収益上がるかというと、もう何かこう心はやっぱり折れなかなか前向きに、よし、やるぞというような意気込み余り伝わっはきませんそうは言っおられないわけで、何とか農家の方々は前向きに捉え、機械導入や設備投資をしながらいこうかという農家の方々もおられます。よろしくそこら辺はまた国のほうとも折衝をお願いをしおきます。  今、この三番目の導入した水質監視システム緊急取水停止システム、今、岡元用水路でも取付け工事等の発注等で、今、計画をされおられるところです今後、これは、十二月定例会でも維持しいくという回答でしたこれの試算は大体できているのですか。  そして十二月定例会の答弁の中で、これを合算しそして関係農家へ負担をお願いをするという説明でしたその具体的な内容はできているわけですか。お示しください。 ○農林整備課長(栗下 徹君)  維持管理費につきましは、電気代とシステム利用料必要となります現在、宮崎県とえびの市二分の一ずつを負担しおります。令和四年度からはえびの市二分の一を負担し、残りを地元関係者で負担しいただくよう考えおります。今後関係する地区の皆さんと協議させいただくことと考えおります。  具体的には、現在稼働しおります堂本、宮川元、宮路玉頭首工で年間五十万円程度を見込んでおります。岡元水系だけであれば、年間一十万円から二十万円程度と見込んでおります全て受益面積割とする考えでございます。 ○八番(田口正英君)  具体的に数字を早く示しやっぱり農家の同意も取らないかんというわけでしょうから、そこら辺の具体的な数字を早く示しそれは令和四年度からということでしょうけれども、農家にしみれば、やっぱり数百円でも負担は負担なんですから、そこら辺を、今後つ頃をめどに、農家と費用負担についての協議はされるおつもりか、お考えがあればお示しください。 ○農林整備課長(栗下 徹君)  具体的には、今後、地元の皆さんと協議を進めいく考えでございます、システムの設置におきましては、これまで地元との説明会や協議の中で、維持管理費の負担についても説明をし、合意形成なされているところでございます。したがいまし、地元の方へは御理解賜っているものと考えおります。 ○八番(田口正英君)  そこら辺は、もう令和四年度に向け速やかな事業計画行動をお願いをしおきます。  それから五番目の、この施設完成後も水質検査は継続するかということでした十二月の答弁では、水質監視はしいくということでした今現在の大原橋付近の水質等分かれば、お示しいただけますか。(発言する者あり)  なぜ私それを尋ねるかというと、今期もうこの三月過ぎ四月になると、もう田んぼの作付の準備に入るわけで、ペーハー大体どの程度で収まっていると考え、水質検査による数値どこら辺を示しているかということを尋ねたかったわけで、やっぱり土壌改良剤を入れいかんないかんかなと思うのです六から七ぐらいあれば大丈夫かなと思うのですそれ以下だったら、やっぱり今言うように土壌改良剤を入れいかんないかんということで、ちょっと聞いたのですちょっと担当のほうへ連絡し、数値をちょっとお願いできますか。 ○農林整備課長(栗下 徹君)  大原橋でのペーハーの推移でございます昨年の十二月二日からペーハー六から七で安定している状況でございます。  農業用水の基準といたしましは、ペーハー六から七・五ということになりますので、今現在、安定している状況でございます。 ○八番(田口正英君)  その情報等は、農家の方々へはどういうふうにつないでいっているのか、いくつもりなのか。考えがありますか。 ○農林整備課長(栗下 徹君)  今現在は、農家の皆さんへはお知らせはしていないところでございます今後、周知の方法について検討しまいりたいと考えおります。 ○八番(田口正英君)  非常に、作物を作る上では、重要な部分であります。市長、これは担当課に指示をしいただいやっぱりこの水系の関係者の方々基準内でやっぱり作物できるんだということを認識しいただくためにも、私は必要かなと思うのです、市長、指示をしいただけるでしょうか。 ○市長(村岡隆明君)  現在も水質検査の結果は、県のホームページで公表されおりますので、そういったものを皆さん方のほうで見いただくような情報を、しっかり伝えいきたいと思っおります。 ○八番(田口正英君)  ホームページ等には確かに載っおります、高齢化進んで、そういったところへは行けないという方々も多々あるのではなかろうかと思っおりますので、いろいろな場面で、農家の方々と接する機会担当課はあると思うのですその席では、必ずこのペーハーについては、現在のペーハーの数値等は示しいただい、農家の方々に周知をしいただけるようにお願いを申し上げおきます。  続い六番目の、この施設の能力を超える事案発生した場合の対策はできているのかということなんです、担当課の話によると、ペーハー一を目指しいく施設であるということで、前回のような事案発生した場合は、対応は厳しいということで、市から我々に文書ファクス来た中を見みますと、仕様、性能等を見みますと、シンプルな構造で、周辺環境に配慮する、性能には限界あるものの、低コストかつ短工期というように書いてありまし一番最後に噴火当初のような著しい白濁があり、水量多い場合は、十分に対応できないと記載をしてあります、さきにも申し上げました果たしてこれ恒久的な施設かというと、そうではない。  しかし、噴火当初のようなことはなくも、これから予測できるであろう、噴火当初とは言いがたいそれに似たような事案発生したとき、このペーハー一上げる施設どういう施設か、私も分かりませんどのような状態発生したときに使えないのか。噴火当初のような以下であれば、対応できるのか。そこら辺は担当課として、どのように考えおられるのか。考えがあれば、お示しください。 ○建設課長(森 隆秀君)  噴火当初のような白濁した水は濁度高く、石灰石と反応も悪くなるため、白濁した状態で流れる場合は、沈殿池に流入させ上水だけを下流に流すというようなことになるかと考えおります。 ○八番(田口正英君)  この下流域にある緊急取水停止システム、ここはどの時点で停止する。例えば赤子川の岡元用水系の取水口と、そして下流域に三台設置している取水停止システム、これはそれぞれ異なっくるのではないかなと思うのです一遍には停止はしないはずだと思うのですその基準というのは、どこなんですか。そこら辺、分かっおれば、私はよう分からんからちょっと聞くのですペーハーを一上げる、えびの高原の中和処理施設、そのペーハー一上がらなければ、ではどうなるのかという話なんですよね。  ペーハー一上がらないような事案発生したときは、下流域にある取水システムはどのような状態で停止するのか。そこら辺ちょっと私には、いまだにちょっと理解できないのですよ。そこら辺は担当課として、どのように考えおられますか。 ○農林整備課長(栗下 徹君)  今現在での緊急停止システムにつきましは、今設置しおります岡元水系でございます岡元用水路の取水口、隧道入り口にセンサーを設けまし今現在、ペーハー四未満のときに停止するシステムという取扱いで運用をしようと考えているところでございます。 ○八番(田口正英君)  えびの高原内にはペーハー一を上げる施設できるわけですよね。そのペーハー一上がらなかったら、下流域の取水システムは、例えばペーハー今担当課長おっしゃられたペーハーよりか上っていたら閉まらないわけでしょう。そこら辺ちょっと私もよく分からんとです  要は、えびの高原の中和処理施設はペーハー一上げるための施設を造るということですよね。それだけは理解しているのですもし、噴火当初に劣るような事案発生しペーハーを上げられないまま下流域に流れた場合ですよね。  これは試験するわけにもいかないですし、そのまま作付途中であった場合に、ちょっと心配されるんですけれども。そういった事案等起きないようには十分設計等に注意を払っ設備はされるわけなんですけども。万が一を考えたときに、やっぱりどうなるのかなというのちょっと懸念されたものですから。これを理解するというのちょっと、私はちょっと頭悪いものですから、理解できないのです要は、ペーハー一上げることによって、重金属類はなくなる、発生しないとは思っおるんです  そういったところはもう専門的なことで、担当課のほうは十分承知されていることと思いますので、この六番目の対策については、市長、やっぱり今後も何とか国のほうにもお願いをしもう少し恒久的なものを整備しいただくように、また、国とのほうに要望をしいただけるでしょうかね、市長。 ○市長(村岡隆明君)  これまでの実証実験も含め県のほうで当初から予定していたのペーハーを一上げるという施設、今は実証実験の施設ですので、コンパネで造ってありますけれども、その能力を恒久的に使えるものにしいくということでございますので、この施設自体全てを解決できるだけの能力を持った施設ではございません。  ですから、下流域の水質監視システム緊急取水停止システムは、河川の水質悪くなったときに、それより先に行かせないと、とにかく上の状況どうであれ田んぼに水質悪くなったときの水を入れないということでございます。  さらに、最上流部の、今回県設置しいただく施設に関しましても、ペーハーを一上げれば、下流側で取水できるというようなときに効果を発揮するわけでございます。当然、噴出物のペーハー一とかいう状況であれば、施設を通してもほぼ変わらない状況ですし、そうなれば、下流域のこのシステム働い水は取れないと、それは田んぼを植えからでも、その年は作れないという状況も当然出しまうと考えおります。  自然のことですから、なかなかそこ状況把握できないのですけれども、そうなれば、また、違う補償の手当ということにはなろうかと思いますけれども。現時点では、前回のようなことがあったときに、今回は四期ぶりということになりましたけれども、二期ぶり、前回では作れなかった時期でも、施設を通せばペーハー一上って、取水できると。前回よりも田んぼを作らない期間少なく済むというような施設でございますので、前回のような噴火があれば、どうしてもやっぱり取水できないという状況くるということは、現在のシステムでもそういう状況があると考えおります。 ○八番(田口正英君)  大方のことは理解はするんです、担当課にちょっとお伺いしますペーハー四以下で取水停止と言われましたよね。これをペーハー五ぐらい、五・五ぐらいに上げ停止する、ペーハー四ぐらいで流しもらったら、土壌ちょっとやっぱり心配なんですよね。これ、みんな岡元用水路に今度造るシステムと、今、下流域についているシステムは、ほぼ同一で閉まる、停止するという考え方でよろしいですか。これをペーハーをもう少し上げた状態で閉まると、ペーハー六でないと、例えばペーハー六でないと、もう閉まるというシステムには変更できないですか。 ○農林整備課長(栗下 徹君)  今現在、宮崎県と、あと水質の専門家等で水質による操作の規則というのを作成中でございます。その中で、ペーハーの値についても地元と協議をしいきたいと思っおります。 ○八番(田口正英君)  是非、そういうふうに、少し農業関係の土壌とか、そういったものにもやっぱり精通した方を中に入れいただい、担当課のほうは十分分かっおられると思います土壌というのは、やっぱり作物の基本、病害虫や収穫量等に左右されますので、そこら辺は十分農家に心配ないようにしいただけたらいいかなと思いますので、是非ともこういうシステム作動しないように、上の中和処理施設で事案解消できるように、市長のほうにお願いをしおきます。  次に、二番目のえびの高原における観光客誘客についてですこれはいろいろな状況で、えびの市にインバウンドで内外から観光客の誘客について、また、このえびの高原を拠点とした観光地やっぱり続いいくことを願っおるわけですこの噴火に伴い県道一号線通行できない状況続いているこの影響によりえびの高原への観光客激減し、足湯の駅を初め宿泊、飲食業、土産物店などへの多大な損害を与えているいまだ先行きの見えない状況で、多くの方々閉塞感を感じおられます。
     この県道一号線の早急な開通に向けえびの市として、今後どのように県、国のほうにお願いをし促しいくのか、担当課として何かあればお示しください。 ○建設課長(森 隆秀君)  今、県道一号線の状況についてのお話をさせいただきます。県道そばの噴気孔を避けるバイパス整備を計画し、災害復旧事業として採択されおります。宮崎県では、事業火山の影響を受けることから、学識者の意見を聞きながら、道路利用者及び工事作業者の安全確保について具体案を作成し、昨年十二月に検討会を開催しおります。  その会議では、火山の専門家から、追加で検討すべき課題について意見があったため、現在、県で検討を行っているところとお聞きしているところでございます。 ○八番(田口正英君)  検討、検討って、もう何回ってこの話は、課長、聞くんですよね。やっぱりえびの市としては、これやっぱりえびの高原に観光客を誘客する最大のインフラというのですか、道路ではなかろうかなと思うのです  聞くところによると、全く見通し立っていない。何でかというと、あの硫黄山の蒸気は毒性を持っているということで話は聞いおるのですそれでなかなか計画一転二転ししまう。そして先見えない。今検討をしていると、昨年の十二月に会議を開いた中でも検討しているということなんでしょう具体的に全く計画立たないのか、計画を立てる以前の会議なのか、その毒性がある蒸気、そういったもの等影響しているのか、どうなんですか、課長。 ○建設課長(森 隆秀君)  今、工法的なものについては、決定しているところでございますガス濃度があるということで、工事作業中の安全確保、また、完成した後の道路通行に対しての安全確保、そういうものについて基準値を決めたりとかいうもので検討されていると聞いおるところでございます。 ○八番(田口正英君)  市長、この間、足湯の駅えびの高原の追加補正の中で、管理者である法人のほうへは支援をしいただきましたここでこの民間の事業者の方々事業を営まれおられるわけです私はこの県道一号線のやっぱり通行止めで、かなり影響があると思うのです、担当課としては、この民間の事業者の方々へは、どのような対策を、対応を今後しいかれるおつもりなのか、考えがあったらお示しください。 ○観光商工課長(吉留伸也君)  県道一号線硫黄山噴火に起因するガス規制の影響で通行止め解除されないため、観光業に対する多大な影響続いていると考えおります。昨年十二月に県庁で開催された県道小林えびの高原牧園線の共用に関する検討会におきましても、万が一の噴火や硫化水素等火山ガスの発生による登山者や観光客等への安全管理も十分な配慮をしながら、観光のみならず産業物流の観点からも、早期に通行再開可能となる判断をしいただくよう強く要望をしたところではございます。  議員御指摘のとおり、民間の事業者等営業されおりますけれども、現時点では、いろいろな対策等、なかなか市単独で打てない状況ではございます。この各種施設の事業者への収入減に対する支援の要請なり、なかなか国県への支援の要望というのは厳しいのはでないかなとは考えているところではございます。 ○八番(田口正英君)  今の現在の足湯の駅えびの高原、以前は民間の企業の方経営をされこの硫黄山噴火あるいは県道一号線の通行止めにより収益激減したということで、撤退された。そしてその後を本市受け継いで、今、管理を委託している法人の方々行っいただいているわけですこの二者の事業者の方々は、何とかここでやろうと、今でも頑張っおられるわけです私はこれを何とか、県あるいは国、市も含めやっぱり見通し立たないのであれば、県道一号線かなり私は誘客に影響を及ぼすのではないかなと思っおります。  そういったことを踏まえると、やっぱりこの方々をどうしても支援しいただきたい。市長はどのようにお考えなのか、お聞かせください。 ○市長(村岡隆明君)  市の施設で管理の委託を出し直営で足湯の駅は行っおりますし、りんどうのほうは、貸付けをしているという状況でございますので、当然、両方とも影響を受けおりますし、指定管理者で今回スタートするえびの高原荘におきましても、スタート時点からそういうリスクはやはり持っている状況だとは思っおります。  当然、県道で市のほうも機会あるごとに、県道一号線の早期開通については、もうずっとお願いし続けおりますし、先日、副知事退任の御挨拶に来られましたけれども、改めて何とか県道一号線の見通しをつけ退任しいただきたいというようなお話もさせいただきましたので、いろいろ火山ガスの対応の方向性を示さなければいけないというような課題残っおるようでございますしっかりと安全に今後も通行できるような道路として、県のほうには引き続き早く、とにかく早く開通しいただきたいということで、またお願いはしいきたいと思っおります。 ○八番(田口正英君)  やっぱりこのえびの高原を観光拠点とするのであれば、やっぱり経済効果をどのように促しいくのかというの私は大事ではなかろうかと思っおります。やっぱり自治体の重要な課題の一つとまで言われている地域のインフラを維持することは不可欠であると考えおります。  特にえびの高原の県道一号線、それからえびの高原小田線、県道三十号線ですか、こういったところはやっぱり観光拠点とするのであれば維持しいかなければいけない。これによって、えびの市の経済効果も上がるのではないかなと思っおりますそこで頑張っおられる民間の事業者の方々への支援というのは、本当に私は今後必要になっくるのではなかろうかなと思っおります。  いつまでこの県道一号線通行止めで開通果たしていつなのかというの分からない中でのこの事業経営をされているもう一度、市長、この方々へ何とか手厚い支援とか、そういったものを今後市として考えいかれるおつもりはないか、お聞かせください。 ○市長(村岡隆明君)  幸いというとあれですけれども、今般、新型コロナウイルス感染症の影響もあっていろいろな営業補償等も、最終的にはこれに関しましては火山の影響というのも重ねてあるわけでございますそういったものも活用できる状況にもありますし、道路の通行止めをもっの補償というのは、なかなかほかの道路の部分もございますし、なかなか基準難しいのではないかと思っおります。  当然、管理をする上で、事前にこういった予測があって今の道の駅のほうとの契約の中では、そういったことも当初から盛り込ませいただきましたけれども、なかなか個別の事案での対処というのは、難しいと思っおります。 ○八番(田口正英君)  今、市長県道一号線のことを云々言われました追加補正の中には、やっぱり県道一号線の通行止めによる影響という文言も入っおったようでございますそういったことを考えると、市やっぱり委託した管理業者には、そういう文言を含んで支援はしいただく。しかし民間事業者であれば、そういったもの等発生しない、支援できない、難しい。私はこの民間事業者の方々によって、このえびの高原は観光拠点になったと思っおります。ですから、そういったものをもう一度検討しいただい何とかお力添えをお願いをしたいのです再度、市長のお考えをお聞かせください。 ○市長(村岡隆明君)  当然、国県の考え方も、新型コロナウイルス感染症の蔓延を防止するために休業をお願いした部分に関しましては、何らかの補填をするというような考え方でございます。今回、一号線通れない、店はずっと開けおられますので、逆に足湯の駅えびの高原を閉めさせたわけでございますので、その商売の機会を失ったという状況はないと思っおります。  そういった交通規制の部分での影響というのを、一つ一つとらまえ個別に対応というのはなかなか判断基準の作り方とかも含め難しいなというの率直な考えでございます。 ○八番(田口正英君)  新型コロナウイルス感染症でも自粛要請期間でも、自分たちここで、この収益でやっぱり生活を営んでいくという、やっぱり決意の下で事業をされていると思います。ですから、収入は少ないけれども、何とか日銭を稼げるというような状態の中で、今、経営をされていると思いますそこら辺を十分酌んでいただい今後、この県道一号線について、やっぱりそういった支障等私は少なからずとも否定はできないと考えおりますので、そこら辺を十分含んでいただい対応をお願いをしおきます。この件については、以上で終わります。  次に、三番目の農業農村整備事業について、これは、先日、栗下議員のほうからも、亀沢地区内の質問、市長の答弁も、補正で事業計画、測量設計計上されているという答弁でしたこれ、もう少し詳しく御説明願えますか。 ○農林整備課長(栗下 徹君)  堂本水路の改修につきましは、繰越明許費と併せ三月補正として予算計上をお願いしているところでございます。  今回、測量設計調査を行う箇所は、柳水流から亀沢にまたがる五百三十メートルでございます。JR付近の未改修部分もありますこの未整備区間も一体的に整備する考えでございます。 ○八番(田口正英君)  これは、えびの地震のときに、幣田地区震源地となっ相当山の崩壊であったり道路決壊、あるいは水路等に被害及びました。当時、私は十八歳で高校三年でした。学校にも線路あめのように曲がっ通学できなくしばらく自宅待機でしたもう耐用年数は大分過ぎおります。  課長、暗渠の施設二か所ありそして今課長答弁された踏切近くの擁壁まだ未執行、できていない。それから下流にある暗渠、この二か所、鉄橋付近、これも全てこれから実施、調査計画、実施しいくお考えなのかお示しください。 ○農林整備課長(栗下 徹君)  御質問いただきました市道部分の暗渠の部分、それとJRの未改修の区間、それとJRから下流の隧道の部分について、一体的に今後事業計画を作成する予定でございます。 ○八番(田口正英君)  つ頃完成の予定なんですか。 ○農林整備課長(栗下 徹君)  予算を今回の三月補正でお願いしている関係で、まだ、発注できていない状況でございます。 ○八番(田口正英君)  先ほども申しました、下流域はもう田植の準備等々で忙しくなっきたりもします。調査、あるいは実施計画、実施に入ったら、やっぱりそういったもの等は早めに地元の関係者の方々へ周知方をお願いをしおきます。  この亀沢地区は、相当な面積を有しえびの市でもおいしい米どころとして皆さん評判よろしいようでございますので、是非そういったことを早急に進めいっいただきたいと思います。  次に、新型コロナワクチン接種についてですこれを通告をしおりました今回、また追加で出きた案件なんですお知らせ版にこの新型コロナウイルスワクチン接種についてということで書いてありましたこれは、接種は個人の意思ということで理解をいたします接種場所と、それから医療機関、もう既に決まっおるんでしょうか。 ○健康保険課長(原田和紀君)  接種場所でございますただいま個人接種を基本に医療機関と調整を行っているところでございまし今ここで、どこで受けられますというところは、申し訳ございません現在のところ公表できる段階にございません。接種場所、医療機関につきましは、そういうことでございます。 ○八番(田口正英君)  早急に担当課のほうでも計画はされているようです接種券、接種のお知らせ、つ頃をめどに発送する予定なのか、お知らせください。 ○健康保険課長(原田和紀君)  住民接種は、高齢者の方への優先接種から開始予定でございます。国は四月五日の週から全国にワクチンを発送し、十二日から接種予定であるとしています。そして四月二十六日の週から全国全ての市町村に行き渡る数量のワクチンを段階的に配送する予定としおります。  本市には、最初の配送分として、四月十二日の週に一箱、九百七十五回分、四百八十七人二回接種できる分予定されおります。  接種券の発送日については、ワクチンの発送に合わせ定める接種順位に沿っ市で決定いたします。本市では、ワクチン供給量等を踏まえ、高齢者の方を年齢でさらに細分化し接種券を発送し、予防接種を実施する予定でございます。  現在、高齢者の方への接種券発送は、四月中旬を予定しているところでございます。 ○八番(田口正英君)  四月中旬ということで、了解いたしました。  それから、接種券をする前に、もうコールセンター等も設置をされるわけですこのコールセンターは、えびの市専用のコールセンターと理解しよろしいでしょうか。 ○健康保険課長(原田和紀君)  えびの市で設置予定のコールセンターにつきましは、えびの市で実施いたします予防接種に関する質問、例えば接種時期、接種場所、接種券、予診票等についての質問等、それらにお答えするためのコールセンターと、予約受付といった業務をお願いする予定にしているところでございます。 ○八番(田口正英君)  了解いたしました例えばそのコールセンターに二回目のワクチンを少し時期ずれたという御相談等があった場合に、そこでどのような判断をされそして接種を促すのか。二週間以内、あるいは三週間以内という期限があると思うのです二回目の接種ですね。そういった期間等過ぎ接種受けられるものか、受けられないのかという相談等には、どのように対応を考えおられるのか。 ○健康保険課長(原田和紀君)  そういう場合の対応につきましは、コールセンターと市のほうで情報を共有した上で、どちらで対応しいくのか、市の保健師のほうで対応しいくのかといったところを含めの協議をした上での対応になろうかと考えおります。 ○八番(田口正英君)  接種券送られきますから、それで接種されたい方はそういうコールセンターなりに、医療機関なりに電話等をしいただい自分の症状やらそういうもの相談できるということで理解をいたしました。  次に、接種会場、医療機関への移動困難者に対しての対策ということで通告いたしおりましたこれも追加予算で計上されるようであります少し中身についてお伺いをいたします地域公共交通対策事業の中で、助成対象者九百人、令和三年一月末現在とありますこれ条件はどのようになっおるんでしょうか。 ○企画課長(黒松裕貴君)  地域公共交通対策事業におけますタクシー利用助成券につきましは、六十五歳以上であれば、運転免許証、お車をお持ちでも申請可能でございます。六十四歳から十六歳までの間に関しましては、運転免許証あるいは車両等を所有していないこと条件とさせいただいおります。 ○八番(田口正英君)  続きましこの障害者福祉事業の二十人というのは、これ、人数は間違いないですか。 ○議長(北園一正君)  そのまま休憩いたします。                     休憩 午前 十時四十二分                     開議 午前 十時四十二分 ○議長(北園一正君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ○八番(田口正英君)  そうですね、まだ返答はできないでしょうね。  次に、五番目に入ります。市道の整備について。  この桃ヶ迫柳水流線の整備についてでございますこれは先ほども亀沢のほうで話をいたしましたえびの地震発生した当時に、市長、迂回路として我々の地域使用し生活道路として活用し今現在に至っおりますこの市道の整備についてであります、下流域に架かる橋、これはちょっと角度微妙にずれ当時はよかったのです今、農家の大型機械等特に牽引をしている場合に、非常に不備を感じおられこの角度微妙に違うものですから、改良できないかという話も頂いおるわけで、そればかりではありません私は先般ちょっとまた再確認のつもりで行っきたのですこの頂上付近の崖があるところの金網、これもう当初から、設置した当初から、一回も補修をしていない。一メートル近く隙間があってその間から土砂落ちそれ半端ではないんですよね。その金網を止めている金具ちょっともう緩んで、どうもならんという状態続いおります。  そしてこの頂上付近から柳水流のほうに急勾配で下っいきます。この急勾配の下り坂のところを、一部道路横断の側溝を斜めに三か所ぐらい設置できないかと。水相当道路を走っ通行に支障があると。これを何とか斜めに横断し側溝を入れもらえないかということなのです市道について、担当課としての今後の整備の計画等があればお示しをお願いいたします。 ○建設課長(森 隆秀君)  まず、橋梁のほうからです議員の言われます橋梁については、長寿命化修繕計画にて橋梁点検の結果、「健全度一」であり強度について問題はないと考えているところでございます現地調査を行いました結果、前後の幅員狭いこと、橋斜角になっていること、ガードレールせり出しおり、通行しにくいことを確認しおります。どのような対策できるか今後検討をさせいただきたいと思っおります。  まだ、頂上部の道路については、災害復旧事業で対策は行われていると考えおります。落石防護ネットの崩土については、定期的に除去するしかないと、今のところでは考えている状況でございます。  最後に言われましたその水路の件については、ちょっと現地調査等を行いながら検討させいただきたいと思います。 ○八番(田口正英君)  大変失礼いたしました。これで、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(北園一正君)  しばらく休憩いたします。                     休憩 午前 十時四十五分                     開議 午前 十時五十五分 ○議長(北園一正君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、九番松窪ミツエ議員の発言を許します。松窪ミツエ議員。 ○九番(松窪ミツエ君)  皆様、お疲れさまでございます。今日最終日、一般質問の最終日となりました。三月十六日、去年の三月十六日も、私、登壇をさせいただいおります。全く同じ日。  そして今日はまためでたい市内での中学校の卒業式でございまし上江一貫校では、小学生も一緒に卒業式行われおります。教育長にお聞きしましたところ、中学校を巣立つ子供たち百六十四名、小学校百四十四名、このうち上江では十四名の中学生と十四名の小学生今日巣立つことになりました。皆様方温かいきめ細やかな育児、そして教育支援をいただいたおかげで、子供たち元気に巣立っいくことを心より感謝申し上げます。  そして今日の卒業式は、去年に続きましまた、縮小され、市長も、それから教育長もここに在籍しいらっしゃいます。本来なら、子供たちに励ましのお言葉を祝辞を頂くところかとは思います残念でございますこういう事態でございます。  しかし、子供たち、あの静粛な卒業式、ジーンと身にしみるあの何とも言えない神聖な場所を体験できないのは残念だと思います真幸小学校においては、オンラインを使っ各教室でその様子を子供たち体感できるということで、また、新しい時代に向けた卒業式というものを、子供たちは体感し、体得し、次に引き続いいくのかなということを思います。  日本のこの卒業式、私も忘れません。何回か受けさせいただきました。参加もさせいただきましたけれども、そのきりっと引き締まる、それまた自分を成長させるような思いでございます。今後も末永く、この卒業式の時期を迎えられますよう、また子供たちの健やかな成長を願いまし一般質問に移らせいただきたいです一言卒業生にお祝いの言葉を、昨年も申し述べましたので、今年もこの場を借り申し述べたいと思います。  アイ キャン、私はできる、アイ キャン、私はできる。そう、自分につぶやいください。心新たに輝く明日への扉を開いください。そしてどのような立場に置かれも、その中から最高の人生の花を咲かせましょう。これを子供たちに贈りたいと思います。  それでは、早速一般質問のほうに入らせいただきます。今日はまた奇遇なことございまし去年は吉留議員と二人、十六日、やっぱり私前で、吉留議員後からの質問、本当に重なるものだなと思いましびっくりしているところでございます余談はおきまし早速入らせいただきます。  最初に、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について、通告いたしおりました。今、田口議員もお尋ねになられましたので、そこらあたりは割愛しまし少し短かな質問になるかと思いますよろしくお願いいたします。  初めに、昨年より新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、闘病中の方々の一日も早い御回復をお祈りいたします。  また、日々、感染のリスクと闘いながら、治療や感染拡大防止に御尽力いただいている医療関係者の方々に対し、深く感謝申し上げます。一日も早く新型コロナウイルス感染症収束することを願いまし質問に入らせいただきます。  我が国は、世界全体から見れば、新型コロナウイルス感染症の感染者の割合は少ない国であります昨年末より第三波と言われる急激な感染拡大により、今年一月には二回目の緊急事態宣言発令されました。現在ではひとまずの収束の兆し見えきました感染拡大を抑えるのには時間かかり、休業要請や外出自粛などの影響により、経済の落ち込み続いています。  今回の新型コロナウイルス感染症の社会への様々な影響についての正しい状況を分析し、適切な対応を取る必要があります。現在、多くの方々感染拡大を食い止めると期待しているワクチンにつきましは、医療関係者への接種開始され、接種範囲順次拡大される予定です。しかし、ウイルスの変異も次々と発見されおり、現在のワクチンどこまで効果があるのか、また接種による副反応の問題はどの程度なのかなど、疑念は払拭できおらず、新型コロナウイルス感染症本当に収束するのは何年も時間かかるという見解もあります。  田口議員今朝の発表では、宮崎県においては、新規感染者発表はゼロであったということで、十四日の連続県内の感染者累計数は千九百四十九人、十一日の時点では、県内病床は二百七十四病床で、六人入院ということで、かなりいい、収束に向かっているのかなと期待するところございます。  田口議員も申されましたように、今回追加された一般補正予算(第一号)では、移動手段に関わる費用の計上とか、それからワクチン接種に係る費用の計上、タクシー利用助成に関わる予算計上、そして接種体制の確保の整備をも予算化され、計上されおります。これ可決されると、接種に向けた整備どんどん進んでいくのではないかということを思います。市民の不安と混乱を回避するために、どのような計画性を持っ進めいくのか、また、このことを市民への周知と正しい理解を促しいくのか、これから本作業になるかと思います。  お知らせ版出たということで、ワクチンの接種のスケジュール体制はどうなっているかということをお伺いしたいと思いましたけれども、大方、田口議員質問しいらっしゃいますので、私のほうはワクチンの管理体制についてはどうなのかをお伺いしたいと思います健康保険課長(原田和紀君)  一般向けの新型コロナワクチンにつきましの管理体制ということでお答えいたします。  まず、ファイザー社のワクチンにつきましは、ディープフリーザーという超冷凍庫必要でございます。そちらの設置につきましは、本庁のほうに置く予定にいたしおります。  したがいまし健康保険課のほうで、そちらのほうを管理いたします。必要に応じそこから医療機関、接種可能な医療機関のほうに分配する予定にいたしているところでございます。 ○九番(松窪ミツエ君)  本庁で保管され、健康保険課のほう管理するということでお伺いいたしました。間違いございませんね。  次に、ワクチンについて、本人の同意必要ということをお聞きしましたけれども、この意思の拒否とか、受理とか、この伝達は誰に、どのようにすればいいのかお伺いします。 ○健康保険課長(原田和紀君)  ワクチン接種に当たっての本人の意思表示の確認、タイミングということだろうと思います。  新型コロナワクチンの接種には、御本人の接種意思の確認必要となっているところでございます。接種の際に記載する予診票の中の、新型コロナワクチン接種希望書という欄に医師の診察、説明を受け、接種の効果、副反応などについて理解した上で接種を希望しますかという部分にチェックしいただき、接種意思の確認を行います。御本人の接種意思を確認しにくい場合は、御家族等に協力いただき、御本人の意思確認をお願いすることになります。 ○九番(松窪ミツエ君)  次に、差別防止の啓発についてお伺いします。職場や周りの方々に接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをしない対応必要だと思います。マスコミでも、コロナいじめの深刻な報道なされています。市としての今後のこの啓発については、どのような対応をなさるかお伺いいたします。 ○健康保険課長(原田和紀君)  新型コロナウイルス感染症に関しては、これまでも感染された方やその御家族差別や偏見でさらに苦しまれることないよう、市民の皆様には正しい人権意識を持っ冷静な行動をお願いしているところでございます。  新型コロナワクチンは、段階的に供給行われるため、一定の接種順位設けられていることによりまして、接種に要する期間人によって異なります。  また、接種は強制ではないことから、接種しない選択をされる方も想定されるところでございます。  接種の有無による差別生じないよう、ワクチン接種に関する情報管理を徹底するとともに、市民の皆様には、正しい情報の提供とともに、正しい人権意識を持っいただくよう、引き続き周知しまいりたいと思っおります。 ○九番(松窪ミツエ君)  御尽力いただくということで、是非、この思いを市民共有させいただきたいものでございます。  次に、接種情報とマイナンバーのひもづけは必要なのかということを考えるわけですけれども、ワクチンの接種状況をマイナンバーで管理しようとしているのですけれども、本市ではどうなのか。また、国の方針としては通知があったのか、お伺いいたします。 ○健康保険課長(原田和紀君)  現在、国は、ワクチン接種記録システムの導入に向け準備を進めおります。その中で、マイナンバーの利用も検討されおります。新型コロナウイルスワクチンについては、現在のところ、二回接種となっおり、一回目と同じワクチンを接種しなければならないであるとか、ワクチンによって接種間隔異なるなど、管理煩雑であるため、住民移動等の際、迅速に把握する必要があることから、マイナンバーを利用することとしおります。 ○九番(松窪ミツエ君)  ただ、マイナンバーの活用をすることで、自治体の既存のシステムの改修なども必要ではないか、また、費用と労力の発生などによるワクチン接種の遅れとか、マイナンバー事務の増大などを誘発するデメリット考えられるのではないかと思ったりもします。接種を実施する医療機関にも情報管理の負担をかけ、接種の円滑な実施を妨げるおそれはないかとか、個人情報保護の観点から問題があるのではないかとの指摘もございます。  国全ての費用を負担するといっも、昨年度に実施された特定給付金をマイナンバーと強力に結びつけたことで、全国の多くの自治体で支給の遅れなどを来した事例を見も、問題があると思われます。市長は、これ、どのようにお考えになるでしょうか。 ○市長(村岡隆明君)  マイナンバーとのひもづけもそうですけれども、ワクチン接種の供給のタイミング等もまだまだ分からない部分多く日々情報を確認しながら対応を取っている状況でもございますので、他市町村に遅れることないように、しっかり対応するようには伝えおりますし、そういったマイナンバーカードとの、便利なところも当然あると思いますけれども、そのことによって遅れ生じないようにということは、指示しいきたいと思っおります。 ○九番(松窪ミツエ君)  分かりました。  繰り返しになるかと思います新型コロナウイルス感染症との闘いはワクチン接種の実施により収まっほしいとの期待はあるものの、現在でも時間経過するとともにウイルスの変異体見つかっおり、接種予定のワクチン効かなくなる可能性もあります。この点を勘案すれば、事態の収束には数年はかかると見もおかしくない状況であり感染対策と経済活動の両立を図るためにも、柔軟にコロナ患者用の病床や医療スタッフを確保できる体制を構築し、感染症との闘いのとりでである医療機関を守りつつ、感染者ある程度増えたとしても、できるだけ経済活動を停滞させない方策必要ではないでしょうか。
     市長及び市の職員におかれましは、日夜、市民の安心安全のため粉骨砕身の努力をされていますことに敬意を表しますとともに、今後も市民安心し暮らせるまちづくりに向け新型コロナウイルス感染症に打ち勝ち、時代に即した政策を進めいただくことをお願い申し上げまし本質問を終わらせいただきます。  最後ですけれども、新聞で見ましたところ、感染症指定医療機関、この西諸においては四床ございまし協力医療機関など十四床あるということで、西諸管内には十八床の患者用の病床準備されていると理解しおります。  次に、施政方針について伺っまいります。  総合計画は、市目指すべきまちづくりの指針を示した市の最高上位計画であると認識しています。その計画第五次計画から第六次計画に継承されようとしています。総合計画は、基本構想と基本計画、実施計画をもって構成されています新型コロナウイルスの感染症対策と経済活動のバランス崩れ社会の動きも元に戻れない状態まで変わっしまいました。  実施計画においては、必要な点検や見直しなされいくものと思われます令和二年の六月定例会の一般質問で、第六次総合計画作成についてのお考えは伺っています。そのときは、令和四年度を始期とする十年計画であること、新型コロナウイルス感染症の関係で、委託業者のプロポーザル完了していない状況であること、市民意識調査、ワークショップなどの事業を進める予定であることの答弁を担当課長に頂いおります。  施政方針十一ページの六節、計画の実現に向けの一項目に、「計画的な行政運営の推進に、第六次総合計画の策定について作業を進める」とあります。第六次総合計画について、市長はどのような思いを持っ臨んでおられるのか見解をお伺いいたします。 ○市長(村岡隆明君)  第六次総合計画、市政運営を進める中で、一番の骨格になる計画であります当然、新型コロナウイルス感染症の影響等も出今、御質問の中にもあったように、状況変わっている状況もございます。これまでに、市民意識調査であったりとか、関係団体へのアンケート、そういったものも今取りまとめおりますので、そういったものを見ながら、新型コロナウイルス感染症の影響というのも幾らか勘案する部分くると思いますけれども、決めいきたいと思っおります。 ○九番(松窪ミツエ君)  具体的に第六次総合計画の実施期間はどのような構想になっているのか、もう決まっているのかお伺いいたします。 ○企画課長(黒松裕貴君)  頻発する自然災害やTPP協定等の国際関係におきます政治動向の変化など、また、新型コロナウイルス感染症の影響により、平時であれば五年以上かけ進むようなデジタル社会を政府は現在、先取りした形で推進をしおります。  今後も大きく社会は変容しいくこと予想されおり、次期総合計画では、これまでの十年間の比較的長い計画期間ではなく、八年間、令和四年度から十一年度の計画期間を想定し作業を進めているところでございます。  また、策定作業の進捗状況につきましは、市民意識調査、関係団体アンケート等を実施しおるところでございますけれども、令和四年三月定例会におきまして、基本構想、基本計画の骨子をまとめまし提案をする予定でございます。 ○九番(松窪ミツエ君)  お尋ねしたいことを、市長と課長のほうで、もう一気にまとめお答えいただきましたので、質問ちょっと困っしまったような感じもございますけれども、着々と進捗しているということ、市民の意見も反映され、新しい時代の変容も組み入れた新しい第六次総合計画できいくということに期待を持ちまし提案される三月、そのときに、この座にられたらいいかと思いますけれども、どういうものできるのか、本当に楽しみでございます。  市制五十周年のキャッチフレーズ「みんなで築いた五十年、次に進もう新時代」、この言葉次期総合計画とリンクされえびのの未来築いいかれるものと思います。  次に、二項目、行財政改革の推進についてお伺いいたします。  「自主財源である市税について、公平負担の原則に基づく適正な賦課と効果的な収納業務による納期内納付を推進し、収入の確保に努める」とあります。ここでお願いしたいことは、未収金、延滞金、不納欠損をなるべく出さない努力をしいただきたいと思います。これは、日々職員におかれは努力をしいらっしゃることではございます。承知もしおりますやはり職員の意識づけ、まあ、いいか、後回しというような意識では、絶対これは積み上げられないものではないかなと思います。使用料の収納も計画性を持っ実施いただきたいと考えます。  第六次えびの市行政改革大綱、令和元年度分の取組結果報告書十七ページに記載しございます自主財源の確保、税務課の分として、行政改革推進委員会の評価には、払えないと、払わない、実情に合った対処法で収納率のアップをお願いするとあります。収納業務の関係する課におかれましは、この評価を生かしいただきたいと思います、市長の所見をお伺いいたします。 ○市長(村岡隆明君)  税金のみならず使用料等も含め当然、公平な行政運営ということを考えも、きちんと払える方には払っいただきたいということで、市の職員としても関わりを深めるということで、払える人払う状況できくると思っおりますので、税務課を中心として、非常に収納のほうは成果も出おりますので、そういった考え方を全庁的にまた共有しながら、全体的な収納率向上にはつなげいきたいというふうに思っおります。 ○九番(松窪ミツエ君)  是非、自主財源はこれ少なくなっいきますとまちの衰えにつながると思います。予算審査特別委員会のときに、財政課長おっしゃっていましたけれども、国は財源不足のため、地方自治体に臨時財政対策債を認めています。地方一旦借り入れ運用し、国また返済する仕組み、私は慎重な対応を取るべきだと思います。これはやっぱり国にお金ないから、地方は財政調整基金、積立金を持っおりますので、そこら辺を国は期待しているのかと思います、国かなり財政圧迫しおります、国も。つ返しもらえるのやら、それも定かではないという不安も湧き上がっきます。  自主財源の大事さは、市民共有しこのまちを守っいくために、どうしても私たち努力しいかなければならない部分ではないかなと思います。後から来る子供たちのためにも、そこはきっちりと守っいかなければならないのかなと思っおります。  次に、人材育成についてお伺いします。この人材育成については、取りあえず研修、職員研修ということで、触れさせいただきたいと思います何せ今年は新型コロナウイルス感染症対策の影響もあってか、実施された研修も少なかったのではないかなと思います。今年度実施された全ての研修の開催の数と、それから職員の皆様の数は、何人ぐらいだったのかお示しいただきたいと思います。 ○総務課長(谷元靖彦君)  今年度の人材育成に向けた職員研修の実績ということでございます。  今年度当初、宮崎県市町村振興協会主催の研修でございましたり、市の独自研修、西諸広域行政事務組合主催研修、西諸三市町合同研修などで、二十四件の研修のプログラムへの参加を予定しおりましたそのうち八件、数十名程度の受講予定の研修等新型コロナウイルス感染症関係で中止となったところでございます。  研修の実績といたしましは、人数といたしましは、全体で二百四十七名程度の職員研修の受講の実績になっおるところでございます。 ○九番(松窪ミツエ君)  なかなかやっぱり厳しい研修であられたかと思います。私これをどうしてお尋ねするかというと、研修において、参加されなかった方、本当に貴重な研修だと思います。年に一回かもしれません。その研修では行政を取り巻く環境、住民サービスの提供先である住民の意識をも刻々と変化しおります。これらに対応するためには、住民求める理想とする職員像に一歩でも近づくための職員研修ではないかということも思います。  この研修できなかった部分の、今後の職員研修の計画、やはり職員みんなで質の向上を高めたり、育っいきたいという思いございます。それ市民へのサービスかと思います。今後の職員研修計画についてお伺いしたいと思います。 ○総務課長(谷元靖彦君)  先ほど、今年度の中止の状況等も答弁したところでございます中止になった研修の中でも、例えば日程をずらしたり、あるいはオンラインでの開催といったフォローもあったところでございます結果的に実施できていない研修もございます。  また、職員の人材育成に関する研修といたしまし総務課でも重要視しおりますので、実施できなかった研修のうち、例えば職責に応じた新任の、例えば課長研修であったり、新任の係長、そういった経験による研修であったり、それぞれの行政分野での研修等につきましは、次年度からの研修も含め実施しいきたいとは考えおります外部主催の部分については、また、そういったところでの協議をしいきたいと考えおります。 ○九番(松窪ミツエ君)  前向きな積極的な職員研修に取り組むということで、今後を期待しおります。  これは吉留議員からの提案でもございましたけれども、ちょっと雑談しているときに、各課内での職場の会議をなさいますよね。恐らくあるかとは思うのですそういうところに、出張研修、自分には全く関係のない課であっても、その課どういうような話合いをされているのか、それも一つの緊張ある迎える側も行く側も、緊張ある庁内研修になるのではないかと思います。すぐに実現はできないかもしれません。でも、そういうものがあってもいいのではないかなと。あ、あそこの課はこういうことを話し合っている自分の課とこういうところつながっているまた、職員の姿勢を見ああ、積極的だな、自分もこの部分はあの方を見習おうとか、メリットがあるかもしれません。デメリットは余り私考えていないのですけれども。そういうようなえびの市の職員の研修の在り方に、一つはこれは提案でございます。御返事は、ありますか。あったら回答いただきたいと思います。 ○総務課長(谷元靖彦君)  他の職場での研修であったり会議、そういったものに課を越え参加ということの御提案でございます。  職員は定期的に人事異動等ございましそれぞれの所属での会議等のやり方、そういった部分については、人事異動のたびに新しい課での、前の課ではこういったことをやっていたよといった、自らの会議において改善等は図っているところでございます市の内部研修、課ごとにも研修をしおります。課の所属長職員に対して服務であったりコンプライアンスであったり、そういったところの研修も行っおりますので、そういった部分では他課の内容、そういったものについては参考になる部分多いかと思っおりますので、そういったものも紹介しながら、市役所全体での人材育成、そういったものを図っまいりたいと考えおります。 ○九番(松窪ミツエ君)  是非そういうような取組をお願いしたいと思います。また、議員、私どももいろいろと研修をし、自分たちの資質の向上を図っいく、それもまた、私たちに課せられた課題でもあるかと思います。  続きまし広域行政の推進についてお伺いしたいと思います幾分かは分かっているんですけれども、手短かにといいますか、勝手ではございますここのところについての御答弁をお願いいたします。 ○企画課長(黒松裕貴君)  広域行政の推進に関しましては、一つの自治体単独では非効率であるものを、複数の市町村で解決しまた、身近な関係人口の創出や共通資源をお互いに協力し磨き上げるものでございますけれども。  えびの市本市に関しましては、まず初めに、西諸広域行政事務組合の消防救急、そして西諸広域葬祭センターの管理運営など、住民サービスの維持と事務の効率を図る取組、共同処理ございます。  また、小林市、高原町、えびの市の三市町で運営いたします西諸定住自立圏、あと環霧島会議、霧島ジオパーク推進協議会、また、古くからございますけれども、熊本県人吉市、鹿児島県伊佐市、鹿児島県湧水町と本市で、平成十一年度から取り組んでおります九州南部「川と森」の県際交流推進会議等を実施をしているところでございます。 ○九番(松窪ミツエ君)  いろいろな、ここではちょっと市長はこんな短い文章でようまとめくださったって、ですね、文字数も少なく今の課長の説明で詳細分かりました。ありがとうございます。  続きまし三番目です。庁舎内の駐車場についてお伺いしたいと思います。  庁舎内東側の駐車場を課長写真を持っくださったんですけれども、利用させいただいおりますいつだったか記憶定かではないんですけれども、いつものように東側の駐車場に入りましたら、車南側に数台しか駐車してなくえ、止めいいのかな、駐車しもいいのかなというような、逆に不安募っどうしたんだろうと思いました。  今日までもその状況続いおりますけれども、職員の駐車利用されおりませんけれども、この理由をお伺いしたいと思います。 ○財産管理課長(有村 充君)  本庁に勤務する職員の自家用車につきましは、庁舎の北側と西側、商工会横の第二駐車場、社会福祉協議会南側の駐車場を利用することとしおりましこれらの駐車場を各課二か月に一回の割合でローテーションする形を取っおります。  御質問の庁舎東側の駐車場につきましは、市民の皆様を初め本庁舎を訪問された方に利用しいただく外来駐車場としてございます。会計年度任用職員を含めました全ての職員の自家用車につきましは、原則として駐車を控えることとしおりますこの外来者駐車場に自家用車を駐車する事例見受けられおりましたので、グループウエアや定例課長会などで、職員は定められた駐車場を利用するよう徹底を図ったことで、現在は職員の駐車は見られていない状況です。  今後も引き続き、駐車場の利用のマナーにつきましは、働きかけを行っまいりたいと考えおります。 ○九番(松窪ミツエ君)  改善なさったということですね。改革につながったということですね。やはり思い切った、そういう課長の発言といいますか、そういうのって、意外と従われたのか、素直に受け止められそうされたのか、そこら辺のところはやはり規律を守っいただく、そういう精神はやっぱりあったんだということを思っ今、ほっとしたところでございますけれども。  この駐車場、それで足りているのでしょうか、十分なのでしょうか。 ○財産管理課長(有村 充君)  先ほど御答弁いたしました職員の駐車場で、今は全部足りている状況でございます。 ○九番(松窪ミツエ君)  では、もう駐車場は足りているというところで、もう駐車するときの借用地といいますか、使用料といいますか、そういうのはもう実際発生していないということで安心いたしました。  実は、一時、駐車場非常に混み合い、私たちも苦労しおりました。自治会の会合があるときなんかは、朝来たときに、右往左往しどこに置けば、ああ、もう時間に遅れるとか、そういうようなこともなくなりましたので、来客された方もきっと安心され駐車をしいただいているものと思います。  そこで、私なりに、こんなに混んでいるんだったら、その当時ですよ、立体駐車場を造ればいいのではないかなということを思いついたんです。でも、課長の話を聞いた、今さら、この財政難に、そこまで徹底し職員規律を守られ駐車場のしっかりとした取組なされているのだったら、この立体駐車場というのは、もう必要ないのかなと。  でも、もしえびの市の人口ぐんと増え職員もぐんと増えるようなことございましたら、そういう夢を持っいっいいと思いますので、その片隅に立体駐車場ということもおいいただけたらということを思います。  次に、四番目、最後の質問になりますえびの市地方創生総合戦略アドバイザーについて通告しおります。ここでは、課長に、地方創生人材支援のことですよね。特命大使のことですよねっていうことを問われた、あ、私ちょっと勘違いといいますか、そうだったのかなということで、そういう勘違い私にございましたら、おわびを申し上げます。  また、通告書のほうには、北きりしまの地方創生と記しございますこれはやはり農家民泊の北きり心にインプットされていまし誤記をししまっおります。ここは九州きりしまえびの地方創生と訂正しいただければありがたいと思います。  地方創生の手段として、外部からの人材支援登用の取組は今やどの自治体でも通常になっおります。本市、我がまちにおいても、発展を切に願う市民の期待ございますので、この大使の方々の御活躍のほどをお伺いしたいと思います特命大使でも四人の方それぞれに特別親善大使、地方創生特命大使、特別環境大使、地方創生特命大使と、それぞれに異なる任務を担っいただい御活躍いただいおります。  新聞の報道や広報紙で、特命大使の活動については幾分かは承知しおります。また、五十周年記念誌の応援者メッセージの欄にも御寄稿いただいおります。拝読させいただきました。  特命大使については、昨年度の三月に定例会でも一般質問しおります今回はこの三年間、きりしまえびの地方創生に幅広い人脈、専門的な知識、豊富な経験をお持ちである方々に御尽力いただいているところの実績といいますか、活動内容について、どのようなえびのの広報、PRをしいただいているのかをお伺いいたします。 ○企画課長(黒松裕貴君)  本市の認知度を高めるために効果的な施策を展開し、地方創生の実現を図ること現在では強く求められおります。  世界に発信するという部分ございますので、九州の中のえびのという形での位置づけという形でさせいただいおります議員御質問のとおり、四名の方をそれぞれ地方創生特命大使、地方創生親善大使、特別環境大使、地方創生特命大使に関しましてはお二方、任命をしているところでございます。  それぞれ国内外に発信力がありまし幅広い人脈、専門的な知識及び豊富な経験をお持ちである方々に、本市の大使をお願いをしおりまし本市の魅力を国内外にPRをしいただいているところでございます。 ○九番(松窪ミツエ君)  具体的には、いかがでしょうか。全部でなくも、主な活動。 ○企画課長(黒松裕貴君)  SNSを通じましたPR活動を主に展開をしいただいおりますし、市民との触れ合いという形で環境大使の二木あい様におきましては、飯野高校を中心としまし川内川の河川敷でワークショップ等を実施をしいただいおります。  また、様々な地域物産におきますアドバイス等も気軽に対応しいただいているところでございます。 ○九番(松窪ミツエ君)  この地方創生人材支援事業は、今月三月三十一日まででございますよね、間違いございませんよね。任期ございます。まだ二週間ほどは御尽力いただくことになります今の時点で、市長のこの事業に対しての見解をお伺いいたします。 ○市長(村岡隆明君)  四名の方には、なかなか通常であれば御縁を頂けないような方々を御紹介しいただいたりとか、それぞれえびの市のPR等をしいただいおります。特に個人のネットワークでの情報提供というの非常に強みになっおりましどこかの大型の観光客一堂に来るというようなことにはつながっおりませんけれども、特に国内の富裕層に焦点を当てたというような観点から、えびの市の知名度の向上にはつながっていると感じおります。 ○九番(松窪ミツエ君)  コロナ禍入りまし活動富裕層とか、自宅、巣篭もりというのですか、そういう方たち今アウトドアとかを求め活動そういう人の流れできているということは伺っおりますそういうような流れ是非今後つながっくるといいと思いますけれども。この事業を取り入れ何か変化といいますか、地域への影響といいますか、何か感じられるようなことはございませんでしょうか。 ○企画課長(黒松裕貴君)  先ほど市長答弁申し上げましたように、幅広い人脈を生かしふだんは関わることできない方々へのえびの市の認知度を向上させることにはつながっおります。過去を申し上げますと、JALの機内誌にえびの市の特集ファーストクラスで機内食としてえびの産ヒノヒカリ使われたりとか、また、職員研修で月刊誌「ソトコト」、関係人口に関する指出氏をお迎えし講演会をされたりとか、別途、温泉旅館組合の皆さんを対象としたセミナー、白鳥温泉での研修会、また、サンマリノ共和国の大使の方との交流のある方々との交流、えびの市への御訪問ということも実現をしているところでございます。  これまで積み上げきたものに関しましては、総体的大小はございますけれども、えびの市国内外から選択をしいただけるような霧島山、えびの高原、歴史などをしっかりと発信できているお伝えできているものと考えおります。 ○九番(松窪ミツエ君)  御尽力いただいている活動今、しっかりと見えきたという感じいたします。確認でございます令和三年度の当初予算では計上されおりませんけれども、これに間違いはございませんか。 ○企画課長(黒松裕貴君)  当初予算には計上はしおりません。 ○九番(松窪ミツエ君)  その継続されていない理由をお伺いしよろしいでしょうか。 ○企画課長(黒松裕貴君)  先ほど申し上げましたように、インバウンドへの発信というの一番大きな効果を持つところでございました。新型コロナウイルス感染症の影響に伴いましそういったところの経過を見る、推移を見る必要ございまし令和三年度につきましは、計上はいたしていないところでございます。 ○九番(松窪ミツエ君)  令和三年度は計上していないということで、今後もまたあり得るというような解釈でよろしいのでしょうか。 ○企画課長(黒松裕貴君)  新型コロナウイルス感染症をもう乗り越えた際に、また、インバウンドの需要上っくる、そのときにえびの市をどうPRしいくかというときに関しまして、適切なアドバイス等をお願いすることの際に必要であれば、検討をしいくところでございます。 ○九番(松窪ミツエ君)  九州一つというようなキャッチフレーズで活動をしいただいていまし今後、時間、それから日数を重ねいくことで、少しずつそういう形見えくるのかなとは思います何せ大きな広い構想でございますので、私たちにはなかなか捉え切れない部分もございました。でも、この三年間の活動を報告いただいああ、そうだったのかというような理解は幾分かさせいただきました。  今、課長のほうから、職員の住民サービスの向上とか、京町温泉のさらなる発展への研修会とか、それからインバウンド、新型コロナウイルス感染症回復したときのインバウンドの活性化へ向けの取組とか、経済効果につながることを期待するところでもあります。  何回も申し上げますけれども、特命大使の皆様方に対しては、今年度、三月三十一日までは、まだ残す日もございますこの三年間、えびの市の自然に触れいただき、また、堪能しいただき、大使の命に御尽力いただきましたことに感謝を申し上げたいと思います。今、まだちょっと早いのかもしれませんけど、恐らく会えることはないのではないかという思いの下で、感謝を申し上げます。  最後ではございますけれども、繰り返しになります、「みんなで築いた五十年、次に進もう新時代」のキャッチフレーズを市民みんなで共有しこの国に生まれよかった、ここに生きよかった、この時代に生まれよかったと思えるまちになっくる、そして後から来る人にこれを受け継いでいく、そういう魅力的なえびの市これからも発展しいくことを祈りつつ、一般質問を終わります。 ○議長(北園一正君)  しばらく休憩いたします。                     休憩 午前十一時五十三分                     開議 午後 一時  〇分 ○議長(北園一正君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、観光商工課長から発言訂正の申出がありますので、発言を許します。観光商工課長。 ○観光商工課長(吉留伸也君)  申し訳ございません。昨日の遠目塚議員の一般質問の中で、答弁として、県の施設でありますえびの高原荘の指定管理者として、株式会社レジャークリエイトサービスと申し上げました正しくは株式会社レジャークリエイトホールディングスでございますので、訂正しおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。 ○議長(北園一正君)  次に、三番吉留優二議員の発言を許します。吉留優二議員。 ○三番(吉留優二君)  お疲れさまでございます。今期一般質問最終日、大トリということで、先輩議員から大トリはやはり北島三郎だろうと言われましたそういう先輩の優しい言葉にも緊張しおります。この緊張を最終日まで持続させいただきました関係者の皆様方に感謝、お礼申し上げます。  それでは、質問に移らせいただきます。今回は、質問項目といたしまし七項目質問させいただきます。  一番目に、新型コロナウイルス感染症について、二番目に、災害復旧対策について、三番目に、えびの市役所のデジタル化について、四番目に、硫黄山噴火に伴うえびの高原の中和処理施設と観光振興及びえびの高原施設等について、五番目に、保安林について、六番目に、市道等整備について、七番目に、飯野高等学校全国枠生徒下宿について伺います。  この七番目の飯野高等学校全国枠生徒下宿については、担当課と関係者の皆様方と意見交換した結果、ある程度決着はついおりますので、今回は割愛させいただきまし令和三年度に向け注視しいきたいと思います。  また、この三番目のえびの市役所デジタル化については、十二月定例会で質問時間切れでできなかった部分と、それとこの四番目の観光振興及びえびの高原施設等についても、十二月定例会で質問できなかった部分でございます。  今回、先輩議員の中で、重なる部分ございますので、順不同ではございますそれを了承いただきまし順不同で質問させいただきます。  それでは、項目の一番、新型コロナウイルス感染症について、(一)新型コロナウイルスワクチンについてということで伺います。  厚生労働省のホームページで新型コロナワクチンについての情報は公開されおりますえびの市において、新型コロナワクチン接種全般について確認も含め伺います。  初めに、①承認ワクチンの種類ということで伺います。  厚生労働省は、二月十四日に、正式にファイザー社のワクチンを特例承認いたしました。現在、イギリスの製薬大手アストラゼネカ社厚生労働省に対して認証を求める申請を行っおります。また、アメリカの製薬会社モデルナ社も国内で治験を進めおります。中国政府は、二月二十五日に、新型コロナウイルスワクチンの認証を二つ追加し、計四種類の承認となっおります。  えびの市において、もちろん国の新型コロナワクチン認証先でございますけれども、ファイザー社以外のワクチン接種今後計画されている情報は入っているのか伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  日本政府としては、ファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社の三社からワクチンの供給を受けることについて合意していることから、これらのワクチンを用いた接種行われる見込みでございます。それ以外のワクチンについての情報はないところでございます。 ○三番(吉留優二君)  ファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社の認証を得ているということです認証ではなかったですかね、ファイザー社以外のワクチンをえびの市で取り扱う計画があるのか伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  ファイザー社のワクチンにつきまし特例承認下りているわけでございまし今、予定されている接種につきましは、このファイザー社のワクチンから使っいくと。それ以降、高齢者終わっその他順次優先接種進んでいっ一般向けになった際に、残りのアストラゼネカ社、モデルナ社、特例承認等下りた際の供給に応じた配分なされると理解しているところでございます。 ○三番(吉留優二君)  理解いたしました。  菅総理は、二月二十四日に高齢者向けワクチン接種を四月十二日から開始すると発表しおります。対象となる高齢者数は、全国で約三千六百万人のようです。スタート段階で接種可能な高齢者は、極めて限定的で、必要なワクチンの数量確保今後の課題だと言われおります。  ワクチン接種期間終了まで、ワクチンは不足することなく安定的な量を計画的に入手することできるのか伺います。
    健康保険課長(原田和紀君)  高齢者のワクチン接種につきましは、国の方針としまし六月末までに三千六百万人分のワクチン接種量を配分し終えると方針を発表しているところでございます。 ○三番(吉留優二君)  えびの市では、確実にワクチン接種できるのか、高齢者のワクチン入るのか伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  先ほども申し上げましたように、国の方針によりまして、供給量決定しますので、それに応じた接種の人数ということになります繰り返します、国のほう六月末までに高齢者全員分のワクチンを配分し終えるということですので、それによりまして、えびの市もそれに対応した接種可能と考えているところでございます。 ○三番(吉留優二君)  理解いたしました。  ②ワクチンの信頼性と効果ということで伺います。  ワクチン接種世界の各国で行われていますワクチン接種による様々な情報錯綜しおります。ワクチンの信頼性と効果ということで、ワクチン接種のメリットとデメリットを伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  ファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社の新型コロナワクチンは、開発中のワクチンを投与した人のほう投与していない人よりも新型コロナウイルス感染症に発症した人少ないとの結果、または中間結果得られたと発表しています。ファイザー社は発症予防効果は約九五%と報告しているところでございます。  また、日本への供給を計画している海外のワクチン副反応として、ワクチン接種と因果関係ないものも含め接種部位の痛みや頭痛、倦怠感、筋肉痛等の有害な事象見られたこと論文等に発表されおります。海外で、既に実施されている予防接種においては、まれな頻度でアナフィラキシー発生したこと報告されています。  新型コロナワクチンの信頼性について、政府は新型コロナワクチンの承認後も安全性を継続し確認し、安全性に関する情報を提供しいくこととしています。市としても、公式ホームページや広報紙を用いた情報提供を行っまいりたいと思っおります。 ○三番(吉留優二君)  ③副反応発生したときの対応、補償ということで伺います。  ワクチンは新型コロナウイルス感染症を収束させるために、どうしても必要なものだと考えます。日本は、諸外国に比べワクチン接種に対して恐怖心高い国だと言われおります。ワクチンのメリット、デメリットについては、先ほど説明を頂きましたワクチンを接種すると、一般的に腫れや痛みといった副反応一定程度起きると言われおり、アメリカの諮問委員会の発表によりますと、一回目のワクチンを接種した九十九万七千人中、接種部の痛みを訴えた人、六七・七%、疲労を訴えた人、二八・六%、頭痛を訴えた人、二五・六%という報告がありました。また、二十万回に一回程度、重いアレルギー反応、アナフィラキシーの報告があります。  田村厚生労働大臣は、二月十九日に、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種後に、副反応などで死亡した場合は、遺族に四千四百二十万円支払われると説明しおります。また、接種後、日常生活全般で介護必要となる一級の障害生じた場合、年額で五百五万六千八百円を支給することになっおります。  そこで伺います。ワクチン接種で副反応起きたとき、細かい対応や最後まで補償、介護、責任を取るというえびの市の独自の姿勢大事だと考えます見解を伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  ワクチン接種に当たっての副反応等の救済制度につきましは、今、議員おっしゃっいただいたとおりの制度があるところでございます。  予防接種と因果関係がある旨を厚生労働大臣認定した場合、医療費や障害年金、介護加算、死亡一時金等給付されるということになっおります。市としては、このような救済制度を確実に受けられるよう、サポートしいきたいと考えおります。 ○三番(吉留優二君)  是非ともえびの市独自の補償はできなくとも、アナフィラキシーや障害出たときは、素早い対応で対処をしいただきますようお願いいたします。  新型コロナワクチン接種で副反応生じた場合、最後まで補償や介護責任を取るという姿勢は大事だと思います。市独自の補償はできなくも、対応の遅れがあってはならないと考えます、市長の見解を伺います。 ○市長(村岡隆明君)  基本的には、ワクチン接種については、国のほうで主導しいただいおりますし、先ほど申し上げたような副反応の対応等も整えいただいおりますので、円滑に事務作業も含めそういったもの発生したときの対応というのは、市のほうでも迅速にできるように指示しいきたいと思っおります。 ○三番(吉留優二君)  対応迅速にできますよう、お願いいたします。  ④ワクチン接種順番及び期間について伺います。  河野ワクチン接種担当大臣は、高齢者の接種は四月一日より始まり二か月と三週間で高齢者の接種終えられる目標で計画を立て、六月二十一日で高齢者の接種終了する説明でした高齢者の接種は四月十二日に先送りになりました。このことで、高齢者への最優先接種本格化するのは四月末以降にずれ込む見通しで、高齢者のワクチンの接種終了するのは、七月三日の計算になります。  そこで伺います。高齢者のワクチン接種開始から終了日まで、日程計画を伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  高齢者のワクチン接種の期間でございます。こちらについては、最初にファイザー社のワクチンを使用しの接種になります。重症化リスクの大きさ等を踏まえ、まずは医療従事者等への接種、次に、六十五歳以上の高齢者の方、その次に、高齢者以外で基礎疾患を有する方、高齢者施設等の従事者への接種、その後、それ以外の十六歳以上の方に対し、ワクチンの供給量や地域の実情等を踏まえ順次接種を行う予定になっおります。  高齢者のワクチン接種につきましは、本市に四月十二日の週に第一便一箱届くことになっおります。今現在、通知があったものは、この一箱分でございましそれ以降に予定されているのは、四月二十六日の週に一箱、それ以降につきましは、まだ明確な通知ていませんので、はっきり申し上げられないのです先ほども答弁の中で申し上げましたように、国のほう六月末までには全高齢者に行き渡る分のワクチンを配分するということにされおりますので、それに応じたワクチンの接種期間というところを想定しているところでございます。 ○三番(吉留優二君)  今のお話によりますと、七月三日の終了という断定はできないとような気いたします。全国どの自治体も国の情報不足で戸惑っていると思います。それは接種を受ける高齢者の方も、まさに不安いっぱいだと思います。なるべく情報を集め早い情報発信に努めいただきますようお願いいたします。  二月十四日から医療従事者への先行接種開始され、四月以降、高齢者の方、七月以降、基礎疾患者、その後、高齢者施設などで従事される方の順に接種する日程となっていると思いますえびの市でのワクチン接種全体の日程計画を伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  今、議員おっしゃいました、それぞれの接種計画につきましでございます供給量、供給時期というの明確になっていない現段階で、つからつという期間を、今現在立てることは現実的ではありませんので、今現在、計画しているのは、あくまでも高齢者の予防接種というところで計画をいたしおります。 ○三番(吉留優二君)  供給量によって日程変わるようですなるべく日程はしっかり作っいただいたほうよろしいかと思います。  厚生労働省の発表では、ワクチン接種を受けられる期間は、令和四年二月末までとなっおります。えびの市の新型コロナワクチン接種は、期間内に全てえびの市民に接種できるのか伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  国のほうこの来年の二月二十八日の間で接種を終わらせる計画となっていることから、ワクチンの供給も当然その間に終わる分日本国民全員接種できる量配分されるものと理解しおりますので、えびの市民も同様と考えているところでございます。 ○三番(吉留優二君)  令和四年二月末までのワクチン接種終了も供給によって変わっくると予想されます。ちょっと不安な部分がありますワクチン供給の情報を的確に集めワクチン入手できるように対策をお願いいたします。  令和四年二月末のワクチン接種終了時のワクチン接種率、目標を伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  接種率につきましは、現在のところ、約七〇%を見込んでいるところでございます。 ○三番(吉留優二君)  河野大臣の説明では、新型コロナワクチン接種優先順位は、自治体の状況によって柔軟に対処しいただいもよいと発表しおります。えびの市では、新型コロナワクチン接種優先順位の柔軟な対応はされるのか、見解を伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  柔軟な優先接種の順位でございますやはり供給量に応じそれ可能になっくるものと考えおりますので、供給量によっては、当然、そういったところも踏まえ検討しいく考えでございます。 ○三番(吉留優二君)  供給量によって優先順位をお願いいたします。  厚生労働省の予防接種法で、ワクチン接種を受ける努力義務を果たす人は十六歳以上としています十五歳以下の人は、基礎疾患があったとしても、ワクチン接種をする対象に当たりません。十五歳以下のワクチン接種は、どのように計画、対応されるのか伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  ファイザー社のワクチンについての情報しか今現在持ち合わせおりません現時点では、十六歳未満は対象外となっているところでございます情報等によりますと、既にファイザー社のワクチンについても、十六歳未満の治験も始まっているようでございますし、今後、承認予定されおりますアストラゼネカ社、モデルナ社のワクチン十六歳未満の方を対象とした広い範囲のワクチン接種可能なのかどうかというところも、今後見守っいきたいと考えているところでございます。 ○三番(吉留優二君)  十六歳以下の接種者を見守っいくのも大事です十五歳以下の子供さんを持っおられる保護者の方々は心配だと思います。やはり市民の保護者の方々の十五歳以下の方々に、説明大事だと考えます。  今後、説明を求める十五歳以下の保護者の方々増えくると思いますそこら辺の対応はどのようにされるのか伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  国のほうで接種年齢も、今現在設定されているところでございますので、今後、国そういったワクチンの治験情報等を踏まえ十五歳以下等に広げいくのかどうかというところが、えびの市でもそれ可能かどうかというところにつながっいきますので、まずは国のほうの今後の動向を見守っいきたいと思っおります。 ○三番(吉留優二君)  国の考えも大事ですえびの市の考えも持つべきだと考えます。  また、妊娠中の女性の人は、胎児への影響を考慮し、努力義務の対象とせず、医師と相談し慎重に判断しもらいたいとの厚生労働省の方針がありましたえびの市は、妊娠中の女性に対して、どのように対応しいくのか伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  妊娠中または妊娠している可能性がある人については、予防接種の有益性危険性を上回ると判断される場合のみ接種することとされおり、接種努力義務の規定の適用除外されおります。主治医と相談の上、接種者本人決定しいくものと考えおります。 ○三番(吉留優二君)  妊娠中の女性は、やはり不安だと考えます。医師と相談の上、判断するのも大事でしょう妊娠中の女性の相談窓口も必要かと考えますので、検討のほどよろしくお願いいたします。  国は、ワクチン接種の実施期間をおおむね一年、来年の二月末までとしていますえびの市のワクチン接種完了するのは、つ頃になるのか、再度市長に伺います。 ○市長(村岡隆明君)  先ほど来、担当課長も答弁いたしおります、国の全体のスケジュール示されおり、全体的なワクチン供給のめども立っはおりますけれども、まだ具体的にえびの市に来るの決まっているのはほんの僅かだけ供給決定している状況でございますので、基本的には国示す範囲内で終わることになるつもりで準備はしおりますので、供給自体うまくくれば、えびの市としては十分その中で対応できる体制は取っているところでございます。 ○三番(吉留優二君)  ⑤ワクチン接種申込み全般について伺います。  ワクチン接種完了までの新型コロナウイルスワクチン接種に関する周知はどのように計画されているのか伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  ワクチン接種の周知でございます市民の方への周知については、二月二十二日に市公式ホームページに「新型コロナウイルスワクチン接種について」として記事を記載しおります。また、三月五日発行の広報えびのお知らせ版にも掲載し、周知を図っているところでございます。あわせ高齢者の方と接する機会の多い職種の方として、民生委員、自治会長の方への周知を行ったところでございます。  接種券を発送の際には、ワクチン接種までの流れや接種前後の注意事項、副反応等についての情報を同封し、周知を図っまいります。  今後についても、追加決定や変更点分かり次第、順次、市民の方へお知らせしまいりたいと考えおります。  それと、すみません、先ほど十五歳未満のワクチン接種の御質問で、少し答弁不足しおりましたので、ここでちょっと少し付け加えさせいただきます。  接種委託料でございますえびの市全員分を予定しおります。十六歳以上だけではなく今後、国のほう十五歳以下も制限をなくし全員ということも想定されますので、そこまで含めの接種委託料ということで予算は計上させいただいおりますので、その分を付け加えさせいただきます。 ○三番(吉留優二君)  十五歳以下の予算は分かりました。  また、新型コロナウイルス接種に関する情報周知は定期的に行っいただきますようにお願いいたします。  六十五歳以上のワクチン接種券発送を四月中旬、当初は三月中旬と言われおりました今回、今日の田口議員での質問での話によりますと、四月中旬と一か月遅れになったということでただいま理解しおります。そうしますと、六十四歳以下の発送を四月中旬とされおりました五月中旬と、一か月遅れに順次遅れることになろうかと思いますえびの市のワクチン接種券発送はどのように計画されているのか、全般的に伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  現在、高齢者の接種券につきましは、四月中旬ということで予定をいたしおります高齢者接種終わっからの、その他の接種券発送につきましは、繰り返しになりますワクチンの供給量に応じたタイミングでの発送ということにどうしてもならざるを得ませんので、現段階でつというのは申し上げられないところでございます。 ○三番(吉留優二君)  当初の情報より情報錯綜しているようでございます。やはり情報は的確に伝わるようにお願いいたします。  接種券届いたら、予約をすることになります。コールセンター業務委託料に、三千七百四十万円の総予算要求額上っおりますコールセンターだけでの電話受付を全て受けると混乱生じると考えられます。昨年、プレミアム商品券のコールセンター受付だけでも混乱生じました。今回は、一年を通してのえびの市民全体の予約受付となります。  そこで予約受付にLINEアプリ専用Webサイトなどを活用することで、経費も抑えられ、受付混雑もなく、データ処理作業も軽減されるなど、予約受付には有効かと考えます見解を伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  現在、予約の方法でございますLINEやWebを利用した予約の方法も検討しているところでございました市としては、予約についてはコールセンターに委託することを想定しているところでございます。  現在、個別接種を基本に準備を進めおります医療機関は通常診療と併せ接種をしいただくことになり、予約業務まで担っいただくことは困難と考えおります。そのため、コールセンターでの予約について検討、準備を進めているところでございます。 ○三番(吉留優二君)  都城市は、LINEアプリでの予約を検討しているようです。また、富士通など開発しおります接種券にQRコードを添付し、ネットアプリを活用するシステムがあります。このネットアプリシステムは、スマートフォンでQRコードを読み込むことで、簡単に市民ワクチン接種予約を二十四時間受付でき変更、キャンセルも簡単にできる上、データ蓄積的にも有効で、事務作業の軽減につながります。  QRコードを使ったネットアプリの導入は、ワクチン接種予約受付に有効かと考えます、市長の見解を伺います。 ○市長(村岡隆明君)  今、そういった予約の中身については、担当課で検討させおりますので、えびの市民の高齢化率の状況等もありますので、その中で結論を出しいきたいと思っおります。 ○三番(吉留優二君)  高齢化社会の中、ネットアプリでの予約受付困難な部分もあろうかと思います是非とも検討しいただき、受付の混乱を避けいただきますようお願いいたします。  ワクチンを接種する前に、予診票を記入します事前に予診票を先に送り記入しもらえばスムーズにワクチン接種受けられると考えます見解を伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  現時点で予診票については、接種券と併せ発送することを予定しおります。あわせ接種会場となる医療機関にも予備として設置する予定でございます。 ○三番(吉留優二君)  国は、接種に関する質問を受け付けるワクチンコールセンターを開設しています。えびの市も独自に接種の手続や場所、ワクチン接種の不明な点など、様々な相談を受け付ける窓口の開設必要かと考えます見解を伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  本市設置予定いたしおりますコールセンターの機能としては、予約受付のほか、接種時期、接種場所、接種券、予診票等についての質問に答えるべき業務も担っいただこうと考えているところでございます。 ○三番(吉留優二君)  先ほども申しましたコールセンターでの受付は混乱を生じる可能性があります。そこら辺も考え、考慮いただき、受付相談窓口の検討を再度考えいただくようお願いいたします。  ⑥ワクチンの集団接種、個別接種の内容と接種場所、ワクチン接種までの流れについて伺います。  健康保険課では、マイナス七十五度前後でワクチンを保存するファイザー製ディープフリーザーを三月下旬に設置する計画です県の発表では、六月までに九十五台を配備予定と発表しおります。三か月のずれ生じるおそれがあります三月下旬にディープフリーザーを確実に本庁に設置できるのか、見解を伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  ディープフリーザーの設置でございます既に三月八日に一台届いおり、五月中にさらにもう一台届く予定となっているところでございます。 ○三番(吉留優二君)  理解いたしました。  超低温保冷庫からワクチンを接種会場、医療機関に運ぶための保冷ボックスの性能や確保重要となっきますどのように計画されているのか伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  ディープフリーザー一台につき、保冷バッグ四個国から配付される予定になっおります。ファイザー社のワクチンを輸送する方法として、三つの方法があります保冷バッグを用い二度から八度で移送する方法一番現実的であると考えおります。しかし、移送にかかる時間の制限や中を開けはいけないなどの制限もあることから、追加として、十個の保冷バッグを購入予定としているところでございます。 ○三番(吉留優二君)  ワクチンの移動の際、これから暑くなりますので、注意をしいただきますようお願いいたします。  ワクチンを解凍し接種するため、生理食塩水で薄めるためのシリンジなどは自治体用意しなければならないと聞いおります。全国の自治体一斉にシリンジ注文に入り、シリンジ不足するのではないかと懸念されます令和四年の二月まで、医療機器用シリンジの確実な入手は手配できているのか伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  個別接種の場合は、各医療機関で準備しいただくことになります集団接種となった場合は、市で準備することになります。  国からの通知によりますと、今後、国から配付される可能性もあること示されおります。 ○三番(吉留優二君)  シリンジ不足にならないよう計画をお願いいたします。  ファイザー社の開発したワクチンは、一つの容器から六回接種できる想定でした接種する注射器によって六回打たなければならないワクチン五回分しか打てなくなるという問題発生しおります。えびの市の場合、六回五回接種になれば、約三千人分のワクチン無駄になることになります。特殊な注射器を増産する体制整い、供給可能になるまで、四、五か月かかる見通しです特殊注射器の準備調達はできているのか伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  四月十二日の週に配送予定のワクチンは百九十五バイアルで、九百七十五回接種分とありますので、五回用配送される見込みでございます。医療機器メーカーは一バイアルで六回分接種できる特殊注射器の生産の増産や開発を進めていると聞いおりますので、将来的には六回用も流通しいくものと考えているところでございます。 ○三番(吉留優二君)  今現在、特殊注射器で七回打てる注射器開発されおります。それを利用しますと、六千人分のワクチン打てることになりますので、注射器の手配えびの市にできればいいかなと考えおりますので、よろしくお願いいたします。  今後、新型コロナウイルスワクチン接種全般に関して、多くの問題発生しくると思われます。集団接種をするに当たり、一部でも問題発生すると、ワクチン接種スムーズに行えなくなるおそれがあります。そこで集団ワクチン接種会場を想定しシミュレーションをする必要があると考えます見解を伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  現在、個別接種を基本に考えています集団接種を行う場合は、接種スムーズにできるようシミュレーションを行う予定でございます。 ○三番(吉留優二君)  ワクチン接種を約一年かけ行うことになります。二市一町と西諸医師会との連携と協議は最も重要ですどのように取り組まれているのか伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  今回のワクチン接種は、議員おっしゃいますように、医師会や医療機関の協力なければ実施することできません。現在、できるだけたくさんの医療従事者の皆様に御理解いただき、御協力いただけるように、医療機関、関係機関の皆様との間で協議を進めているところでございます。 ○三番(吉留優二君)  医師会と二市一町の連携協力ないと、医師、医療従事者の確保できないと考えます。スムーズなワクチン接種できるように、医師や医療従事者の確保を計画しいただきますようお願いいたします。  ワクチン接種会場は、集会所、体育館などで接種する集団接種するのか、個別に地域医療での個別接種するのか、それとも両会場並行しワクチン接種するのか考えおりました、担当課の先ほどの説明によりますと、個別接種で行うとの発言でございました個別接種でのワクチン接種ということで理解しよろしいでしょうか、伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  現在、市としては、個別接種を基本として準備を進めているところでございます状況の変化に対応できるよう集団接種となった場合も想定し準備を進めおります。  先ほども申し上げましたように、医療機関と現在調整中でございましそこで集団接種も必要となれば、そこも当然選択肢併用ということも出くる可能性はあるとは思っおります。 ○三番(吉留優二君)  ワクチン接種に関しまして、医師、医療従事者の確保は大事でございます。個別接種になりますと、現在、病院にかかっている患者もいらっしゃいます。ただでさえ日常の医療業務にいっぱいのところ、ワクチン接種可能なのか、伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  議員、御懸念の点も含め医療機関に意向を確認しているところでございます。 ○三番(吉留優二君)  それでは、⑦二回目ワクチン接種について伺います。  ファイザー社のワクチンは、三週間間隔で二回接種する必要があると理解しおります二回目の接種スムーズに行くように計画されているのか伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  接種を予約制とすることにより、接種会場混雑しないよう調整する予定でございます。 ○三番(吉留優二君)  二回目の接種予約もコールセンターで行うのだと考えますし、各病院での二回目の接種、一回目の接種も重なるかと思います。また、日常よりその病院で医療を受けている患者もおられます。それを簡単に考えますに、三倍の、一回目のワクチン接種者、二回目のワクチン接種者、その医療機関にかかっている医療従事者、そこら辺の混雑生じると考えますどのように計画されているのか伺います。
    健康保険課長(原田和紀君)  接種は基本的に個別接種というところを考えおりますので、各医療機関で、そこの対応は十分対応しいただけるものと考えおります。 ○三番(吉留優二君)  十分対応しいただければよろしいのですどうも考えるに、そうはいかないような心配もございます。できれば、集団接種、個別接種、両方で行うのいいのかなと考えます再度検討をお願いいたします。  ⑧ワクチン接種差別について伺います。これにつきましは、同僚議員からも質問ございました確認ということで伺います。  ワクチン接種をしないことも当然の権利でありワクチン接種を否定する、拒否する人もいるかと考えます。接種をしない人を偏見の目で見ること今心配されています。ワクチン接種をしないと、就労するのに支障を来すとか、打たなかった人その後感染したとき、周囲の誹謗中傷の対象になることも心配されます。ワクチン接種を行わない人の個人情報や誹謗中傷対策は大事だと考えます。  先ほどの同僚議員の質問の中で、執行部の説明では、個人情報などを守りしっかりとした対策を取っいくという答弁ではございましたけれども、えびの市内でも感染した情報やはり薄ら薄ら、その地域で流れるということもございました。パーセントでいいますと、一%情報流れた場合、一万人としましたときに、百人の情報流れると、〇・〇一%で一人、やはり情報の管理体制というのは重要かと考えます見解を伺います。 ○健康保険課長(原田和紀君)  新型コロナウイルス感染症に関しては、これまでも感染された方やその御家族差別や偏見でさらに苦しまれることないよう、市民の皆様には正しい人権意識を持っ冷静な行動をお願いしているところです。  新型コロナワクチンは段階的に供給行われるため、一定の接種順位設けられているため、接種に要する期間人により異なります。また、接種は強制ではないことから、接種しない選択をされる方も想定されます。接種の有無による差別生じないよう、ワクチン接種に関する情報管理を徹底するとともに、市民の皆様には正しい情報の提供とともに、正しい人権意識を持っいただくよう、引き続き周知しまいりたいと思っおります。 ○三番(吉留優二君)  周到な情報管理と周知、差別のないように対策を取っいただきますよう、くれぐれもよろしくお願いいたします。  次に、⑨ワクチン接種済み証、特典について伺います。  接種を受けない人にペナルティーを与えるのではなく、ワクチン接種を受けた方に何らかの恩恵を与えることは、接種を進める上で有効だと考えます。そこで、ワクチン接種を受け、接種済み証を受けた人に買物割引などの特典を与えることで、接種率を高めるとともに、えびの市の経済効果につながると考えます、市長の見解を伺います。 ○市長(村岡隆明君)  ワクチン接種は国からも推奨されています議員御存じのとおり強制ではなく、ワクチン接種による感染予防の効果と副反応のリスク、双方について理解した上で、自らの意思で接種を受けいただくことになります。現段階では、ワクチン接種の推奨につながるワクチン接種済み証特典、そういったものは現段階では考えていないところでございます。 ○三番(吉留優二君)  某自治体では、特典のついている自治体もございますので、検討のほどをお願いいたします。  また、このワクチン接種済み証を発行されることで、その情報漏れることも情報管理の一つかと思いますので、そこら辺の対策もよろしくお願いいたします。  新型コロナウイルス感染症の変異ウイルスであるイギリス型、南アフリカ型という感染力の高いウイルス確認されおります。また、新たにブラジル型変異ウイルス確認され、ブラジル型、感染力は従来の三倍とも言われおります。ワクチン接種も始まり、専門家の見解の中には、変異ウイルスの影響なければ、年内には収まりを見せるのではないかという分析もあります。  このような中、担当課は従来の業務をし、新型コロナウイルスワクチン接種の業務を日夜しいかなければなりません。担当課の負担を軽減する対策必要かと考えます、市長の見解を伺います。 ○市長(村岡隆明君)  そういった面も鑑みコールセンターの委託料とかも予算化をしおりますし、担当課のほうとも、そういったものは調整をしおりますので、新年度からの体制でまた進めいくわけでございます過度な、当然、この新型コロナウイルス感染症に対応しだけではないですけれども、過度な負担一部の職員に来ないように、これはもう全体的な共通の認識ではございますしっかりそういったところもチェックしいきたいと思っおります。 ○三番(吉留優二君)  是非、担当課の負担減少するようにお願いいたします。また、現在も十時まで頑張っいらっしゃるというお話も伺っおります。今後、さらなる負担かかるかなと思いますので、担当課の負担も考え、対策を取っいただきますようお願いいたします。  次に、(二)新型コロナウイルス感染症対策、感染拡大の影響を受けた経営者の苦悩についてということで、①緊急事態宣言の影響で苦悩する営業者の実態調査について伺います。  県独自の緊急事態宣言の下、えびの市内の中小企業者は、昨年末から営業期間短縮や他県との往来自粛など、県要請する対策を講じきたことから、飲食店はもとよりホテル、旅館、観光施設、交通業など多くの事業者影響を受け、厳しい経営状況に陥っています。事業者の経営実態を調査し、細かな支援をこれまで以上に商工会と連携し講じるべきと考えます見解を伺います。 ○観光商工課長(吉留伸也君)  新型コロナウイルス感染症の商工業者に対する影響について、個別の経営者に対し調査等は行っおりませんけれども、商工会把握している現状等について報告を受けおりますし、要望事項等について対処しているところでございます。  当然、多くの業種において影響があることは明らかですので、これまでも全事業者を対象として、第八号補正予算による事業者応援給付金、第十八号補正予算で事業者収入減対策事業を事業化させいただきました。  議員おっしゃるとおり、実態把握により支援策を講じることは大変重要なことと認識しているところでございます緊急性を鑑み、よりスピーディな支援となるよう、これまでも県や西諸市町と連携し、市町村格差生じないよう制度の整備を行っまいりました。  今後も感染症の影響懸念されるところではございます調査を実施するにせよ商工業者と接点のある商工会の協力不可欠でございますので、調査の必要性についても商工会と協議はさせいただきたいと考えおります。 ○三番(吉留優二君)  是非とも関係団体と連絡を取っいただき、対策を講じるようお願いいたします。  ②新型コロナウイルス感染拡大で影響を受けた事業者収入減対策について伺います。  市長を初め関係機関、職員の皆様には、これまで市内商工業者を初め数多くの業者の経営支援を頂いていることに感謝しているところであります。 また、今回、緊急事態宣言の発令で営業時間短縮要請の対象とならなかった商工業者に対して、令和二年度補正予算で事業者収入減対策事業費六千二百六万三千円の補助事業対策を取っいただいていることに対しても感謝いたします。  しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの事業者大きな打撃を受け、経営難に陥っている業者存在しているのは事実であります。事業の規模を問わず経営難に陥っている事業所を細かく調査し、事業継続できるよう、今後も給付金の拡充や税の軽減を要望します、市長の見解を伺います。 ○市長(村岡隆明君)  国、県でも対策を取っいただいおりますけれども、なかなかそれでカバーできないところを、これまでも市の独自の予算でカバーさせいただいおりますし、現段階では、ある程度ほかの市町村よりも手厚くできたところもあるのかなとは思っおります。  ただ、今後の状況の変化等もございますし、経済の復活というのどれぐらいのタイミングで来るのか、そういったものも鑑みながら、随時情報については収集しながら、スピード感のある対応をしいきたいと思っおります。 ○三番(吉留優二君)  今後も市長の手腕を期待いたします。  次に、質問項目二、災害復旧についてでしたけれども、申し訳ございません飛ばしいただきまし十二月定例会で時間切れとなりました三番目のえびの市役所デジタル化についてお伺いいたします。  (一)行政のITシステム化について、前回の十二月定例会で質問できなかった分でございます。①行政手続及び添付書類の押印、認印廃止について伺います。  これまでマイナンバーカードについての質問幾度かありました改めて伺います。行政手続のデジタル化進んできています今後、マイナンバーカードの普及は重要になっくると考えます。国もマイナポイント事業など、マイナンバーカードの普及に取り組んでますまだえびの市ではマイナンバーカードを取得している市民は少ないと考えます。マイナンバーカードによる保険証、またワクチン接種などに関する利用も始まるとお伺いしおります今後、マイナンバーカードの普及促進にどのように取り組んでいかれるのか伺います。 ○企画課長(黒松裕貴君)  マイナンバーカードの普及促進につきましは、行政のデジタル化に関しまして、必要不可欠なものでございます。今後も普及に関しまして取得のための啓発と、また、マイナンバーカードを所持することによって受けられるサービスの充実のほうを展開しまいりたいと考えおります。 ○三番(吉留優二君)  また、行政手続のオンライン化の必要な情報通信技術の活用を進めるべきだと考えおります。行政手続の申請及び申請に基づく処分通知のオンライン化を進めるべきかと考えます、市長の見解を伺います。 ○市長(村岡隆明君)  今回の新型コロナウイルス感染症の影響もあって、国もかなりデジタル化は進めおります当然、このデジタル化の推進であったり効率的な押印の省略であったりとか、あらゆる方法があると思っおります。これまでも取り組んできおります行政のペーパーレス化、テレワーク、オンライン化、そういったものもしっかり対応しいきたいと考えおります。 ○三番(吉留優二君)  また、添付資料の撤廃ということで、行政機関の情報連携等によって、入手、参照できる情報に係る添付書類について添付を不要とする規定の整備必要と考えます、市長の見解を伺います。 ○市長(村岡隆明君)  現在もいろいろな効率化を進めおりますけれども、国を挙げマイナンバー制度を推進する中で、行政手続のオンライン化や申請届出に関する添付書類の省略についても進められおりますので、えびの市といたしましも、市民の利便性向上や業務効率化につながるよう関連する施策やシステム導入等の検討を行っまいりたいと考えおります。 ○三番(吉留優二君)  クラウドサインや脱判こなど、働き方改革を進めるため重要なテーマとして様々なアプローチ検討されおります。押印、認印の廃止国を挙げ進められていますえびの市の動向を市長に伺います。 ○市長(村岡隆明君)  これまでも押印廃止等の取組は進めおります具体的な取組については総務課長をし答弁をいたさせます。 ○総務課長(谷元靖彦君)  えびの市におきましては、最近の国の取組より以前に、第五次、第六次行政改革大綱に係る取組の中で、市民サービス向上の観点から、随時押印省略可能な様式等についての見直しを実施しおります。  しかしながら、各課事務局の自主的な判断となっていたこともありその把握や検証十分になされていない状況でございます。このため、現在、全庁的な調査と検討を行っおりましその調査結果の取りまとめをもっ次期第七次行政改革大綱の中では取組項目として明確に位置づけ、随時押印の廃止、押印省略に取り組んでいく予定としているところでございます。 ○三番(吉留優二君)  是非とも押印省略等を努力しいただきますようお願いいたします。  次に、(一)えびの高原中和処理施設とインフラについて伺います。  ①恒久的な中和処理施設について伺います。十二月に質問いたしましたとき、恒久的な中和処理施設についての市長の答弁では、恒久的な施設を造る会議を県のほうで行っているとの答弁でございました。  令和三年二月十二日に宮崎県環境管理課出された硫黄山河川白濁対策水質改善施設整備の説明では、短い工期で低コスト、シンプルな構造で電気や動力を使わない自然の流れを擁し、緩やかに水質改善をする施設との報告でした。  恒久的なプラント、施設の建設だと説明を受けていましたこの恒久的な理解というのの相違があったのかもしれません当初の施設整備とは、施設規模小さいと考えます見解を伺います。 ○市長(村岡隆明君)  施設の規模も、実証実験をまず行っおりまし実証実験の中でどれぐらいの効果出そうだというような方向性まずは示されました。その中で、あそこの土地でどれぐらいの規模で、どういった形でできるかということで、議会のほうにもある程度の概略で、どういったところから水を取り入れどっちに出すというような概略の考え方は県から頂いたやつを示させいただいたと思います考え方としては、これまでどおり、上流から流れきたやつをプラントに流し石灰石で中和を図っ出しいくというような考え方でございますので、一番最初の実証実験を始めたときの目標としていた施設恒久的にできるということで、理解をしているところでございます。 ○三番(吉留優二君)  ②施設の性能及び処理能力について伺います。  宮崎県環境整備課の水質改善施設の性能説明では、毎秒一リットルペットボトル百六十本の処理能力で、水質改善性能に限界があるとの説明でした処理能力について伺います。 ○建設課長(森 隆秀君)  県の実証実験時の調査結果によりますと、平成三十年七月の晴天時、前日は降雨だったようです中和処理の実験施設を流れる流量毎秒百三十リットル確認されおります。時間雨量十八ミリを超える流量毎秒百六十リットル以上となること確認されおり、最大流量を毎秒百六十リットルと決定されたものと考えおります。  構造については、詳細設計で決定されます大雨時に濁度も上がるため、施設への流入はできなくなると考えおります。  ペーハーについては、噴火当初のペーハー一・五程度だった水質を実験施設により中和処理を行い、ペーハー二・五に上げることによって大原橋でヒ素については環境基準の〇・〇一未満を達成すること期待されるなど、現在までの実験やデータの収集により確認されているところでございます。 ○三番(吉留優二君)  ③噴火当初のような白濁は処理できないとの説明を伺っおります。自然の流れを生かし、緩やかに水質改善をする施設は、雨の多いえびの高原では用を果たさなく、安心し稲作できないのではないかと考えられます。また、噴火当初のような白濁は十分に対応できないとの説明でした。このような水質改善では、中和処理施設の用を果たさないのではないかと考えます、市長の見解を伺います。 ○市長(村岡隆明君)  この実証実験も、何回も申し上げますペーハーを一上げるということの目的での実証実験をスタートしおりますので、当初から抜本的にどれだけの酸性度高い水でも中和できるといった処理施設を造るという実験ではなかったところでございます。ペーハーを一上げるということ目的での実証実験でしたので、それを恒久的に、その結果を得られる施設を造っいただくということで、当初の予定どおりの施設できると認識しおります。 ○三番(吉留優二君)  是非とも恒久的な処理能力のある施設を造っいただきますよう、再度、県、国と協議しいただき、すばらしい施設の完成を求めますので、検討のほど、よろしくお願いいたします。  半分ぐらいしか質問できませんでしたけれども、また、次回に引継ぎさせいただきたいと思います。以上で終わります。 ○議長(北園一正君)  他に一般質問の通告はありません。  以上で一般質問を終結いたします。  しばらく休憩いたします。                     休憩 午後 二時 十六分                     開議 午後 二時 三十分 ○議長(北園一正君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第二、議案第二十九号令和三年度えびの市一般会計予算の補正(第一号)についてを議題といたします。  市長に提案理由の説明を求めます。市長。 ○市長(村岡隆明君)  それでは、本日追加で提案いたします議案について、その提案理由を説明いたします。  議案第二十九号令和三年度えびの市一般会計予算の補正(第一号)について御説明申し上げます。  令和三年度えびの市一般会計予算の補正につきましは、歳入歳出それぞれ一億八千八百一十万二千円を追加し、補正後の予算総額は、歳入歳出それぞれ一百四十一億六千六百一十万二千円となります。今回の補正のうち、歳出としましては、総務費及び民生費で、新型コロナウイルスワクチン接種に伴う移動手段確保に係る費用の計上、衛生費で、新型コロナウイルスワクチン接種に係る費用の計上、商工費で、新型コロナウイルス感染症対策として、プレミアム付商品券発行事業補助金の計上及びウィズコロナ期等を意識したアウトドアビジターセンターを拠点とした、アウトドア・アクティビティの強化を図るための費用の計上、教育費で、新型コロナウイルス感染症対策に係る費用の計上であります。歳入としましては、歳出の財源として、国庫補助金、県補助金及び財政調整基金繰入金を増額するものであります。  以上、御提案申し上げました何とぞ御賛同を賜りますようお願いいたします。 ○議長(北園一正君)  説明終わりました。  これより質疑に入ります。  なお、発言、質疑につきましは、会議規則において、発言は全て簡明にするものとし、議題外にわたり、またはその範囲を超えはならない、質疑に当たっては、自己の意見を述べることはできないとなっおりますので、御了承願います。  質疑通告のため、そのまま休憩いたします。                     休憩 午後 二時三十四分                     開議 午後 二時三十五分 ○議長(北園一正君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  六番遠目塚文美議員の発言を許します。遠目塚文美議員。 ○六番(遠目塚文美君)  全ての一般質問終わった後で、執行部の皆様におかれましは、どっとしたお疲れと、そして安堵という中での質疑となります大変重要な追加議案と思っおりますので、もうしばらく質疑にお付き合いいただければ幸いです。  それでは、追加として提案されました議案第二十九号令和三年度えびの市一般会計予算の補正(第一号)について質疑をさせいただきます。  ほぼ説明書に沿っお伺いいたしますので、説明書のほうを御覧いただけると幸いです。  まず、説明書二ページ、また三ページとなります。二款総務費、一項総務管理費、十九目諸費、また同じページ、三款民生費、一項社会福祉費、一目社会福祉総務費、また三ページは、三款民生費、一項社会福祉費、三目老人福祉費、全てにおいて対象となります方、また要綱等は違うものの共通するものは、新型コロナウイルス感染症対策に係るワクチン接種に伴う移動手段の確保のための助成ということになっているかと思いますそれぞれ担当課異なるかと思いますので、この件に関しましては、まず、一つずつ質疑をさせいただきます。  まず、地域公共交通対策事業につきまし本来の今あるものに対しての追加というところで理解しおりますそのような理解でよろしかったでしょうか。 ○企画課長(黒松裕貴君)  はい、そのとおりでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  同じく障害者福祉事業につきましも同様で、現在ある事業に対しての追加ということで理解しよろしいでしょうか。 ○福祉課長(黒木良二君)  そのとおりでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  同じく高齢者生活支援対策事業費に関しましても、現在ある事業に対しての追加ということで理解しよろしいでしょうか。 ○福祉課長(黒木良二君)  そのとおりでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  そこで、どの事業に入るのか教えいただきたいことがあります一口に高齢者で移動困難な方といいましも、障害者、障害手帳を持っおらず障害者ではなく、移動困難な方という方も移動手段という確保必要かと思います補助というのはどこに当てはまるのでしょうか。当てはまるものがあればお示しをいただきたいと思いますし、なければないでお答えをいただきたいと思います。 ○福祉課長(黒木良二君)  障害者の福祉タクシー料金助成事業の、一応要件のほうを御説明させいただきたいと思いますえびの市福祉タクシー料金の助成に関する条例の規定に基づきまし七十五歳未満の心身障害のある方で、身体障害者手帳一級または二級、精神保健福祉手帳一級、療養手帳Aのいずれかを取得されおり、かつ車両を保有せず自ら運転できない、また、世帯全員車両を保有していない、施設等に入所していない、前年度の住民税所得割額課税されていない方となっおります。ただし、令和二年度から世帯の中で車両の保有者全員一週間のうち五日以上就労している場合は就労証明書を提出しいただくことで、助成受けられる要件に緩和したところでございます。 ○企画課長(黒松裕貴君)  さきの地域公共交通対策事業のほうも、障害者の方を支援しおりますので、答弁をさせいただきます。  六十五歳以上の高齢者の方に関しましては、車、免許をお持ちでも支援をさせいただいおります六十四歳以下六十歳以上のこの間の方におきまして、何らかの障害をお持ちで運転免許証を所有できない、車を所有できないという方に関しましても、幅広く支援をさせいただいているところでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  高齢者の方で要介護などで御自身で運転困難な方、移動困難な方というのは、どの補助に当たるのでしょうか。 ○企画課長(黒松裕貴君)  諸費の中の地域公共交通対策事業の中で、六十五歳以上の方で車の運転の免許証、車両を持っていても、それを可能にすることに関しましては、議員御指摘のところを含んだ上での事業でございます。 ○六番(遠目塚文美君)  詳細にわたり理解をいたしました。  この三つの事業であります冒頭に申し上げましたように、新型コロナウイルス感染症対策に関わるワクチン接種に伴う移動手段の確保のための助成となっおります全て一般財源からの支出となっおります。今後国からの交付金対象となるものなのか、そのあたりはいかお考えでしょうか。 ○財政課長(宮浦浩二君)  今のところ詳細の国庫補助要綱等おりません今後その要綱に応じは、対象となると考えおります。 ○六番(遠目塚文美君)  国においては、交通手段の確保も国のしっかりと支援必要なのではないかという声も上がっているというところは認識しているところです、高齢化進む地域にとっては、このような支援というのも大事ですし、また、財源という意味では、少しでも国からの助成というものがあると非常にありがたいかと思いますので、しっかりと様々な場所で声を上げいただけると幸いかと存じおります。  では、次に移ります。説明書は次のページの四ページに移ります。  四款衛生費、一項保健衛生費、三目予防費、事業名新型コロナウイルス感染症対策事業となっおります。
     せんだって登壇された一般質問の中でも、本来であると、この部分に触れたい事項等多々あったかと感じているところでございます少しずつお聞きをしたいと思います。  説明書の主な予算の中の報酬(パートタイム職員分)で六百一十万三千円、今回、会計年度任用職員の三名分、看護職二名、事務職一名と記載てあります。今回、この看護職の方など、どこで事業をされ、どのような業務となるのかお答えをお願いいたします。 ○健康保険課長(原田和紀君)  現在、予防接種確保事業につきましは、別室二の五会議室を健康保険課のほうで長期間お借りしたところでございます。そちらのほうに今後採用になった場合は、詰めいただいそこで事務を行っいただく予定にしているところでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  特段、この看護職の方を二名ということで、専門的な仕事になるのかなと考えおりますどのような業務を担っいただくものか、今、決まっているものがあればお教えください。 ○健康保険課長(原田和紀君)  看護職二名につきましは、予防接種を受けられた際のシステムへの入力であったりとか、そういった専門的な形式を要する事務といったところを想定しているところでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  その二段下のコールセンター業務委託料二千六百四十万円についてお尋ねいたします。  一般質問の中でも詳細にわたり答弁はあったところですこのコールセンターは委託をされるということです相談となると、専門的知識も必要だと思いますそのようなことを備えたコールセンターに委託をされるのでしょうか。再度の答弁となりますよろしくお願いいたします。 ○健康保険課長(原田和紀君)  今回、コールセンター業務の委託先を選考するに当たりまして、そういった専門的な知識、そういったところを加味しの選定というところで考えおりますので、そういうことになります。  それと、すみません、先ほど私、別室二の五会議室と申し上げました二の一の会議室の誤りでございましたので、訂正しおわび申し上げます。 ○六番(遠目塚文美君)  また、この下段になります予防接種委託料、またその上になります、上下しすみません、会場設置資材等の借上料、またその上の段、医療従事者調整委託料等々につきましは、先ほどの一般質問の答弁の中で、まだ具体的なもの決まっていないということで、今後、医師、看護師の派遣も個別接種になるのか集団接種になるのかによっては変わっくるというところではありましたでは、いつまでにこれは決めいつ私たちに公表をいただけるものなのか、ある程度期限を決めなければ、もう差し迫っているするのですそのあたりをお答えをお願いいたします。 ○健康保険課長(原田和紀君)  二市一町による医療機関への説明会というのを先週金曜日に実施いたしおります。三月十二日でございますWeb会議方式で実施しおります。これをもちまして、今週から各医療機関への意向調査というものを行っおります。  今週中にはそれまとまると考えおりますので、そこで大方の方向性決まるものと理解しおりますので、公表できるのは、そこを確実に固めた後ということになります流れとしてはそういうことでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  一番核となる部分だと認識しおりますので、医師団の皆さん、そして地域医療を支える皆さん、それぞれにおかれましは、通常業務の中で大変な御苦労もあられるかと思いますまた、調整でき次第、どのような形になるのかは議会のほうにも共有をいただけると幸いでございます。  次に、説明書五ページの、同じく七款商工費、一項商工費、二目商工振興費、新型コロナウイルス感染症対策事業で、プレミアム付商品券の発行事業補助金三千三百一十万円計上されおります。  今回、三回目となるプレミアム付商品券かと思っおります一回目、二回目と、それぞれにいろいろな改善を行っの三回目かと思います一回目、二回目を通して御意見があったもの今回のこの予算を執行するに当たり反映されるものなのかどうなのか、まずは何か御意見一、二回目で寄せられたものがあるのか教えください。 ○観光商工課長(吉留伸也君)  御存じのとおり、昨年一回目を実施いたした際は、三密を避けまし事前の予約を行ったところですけれども、電話予約ということで、非常にコールセンター等も混乱いたしましかなりの苦情等もあって買えなかったといった方もたくさんいらっしゃったわけでございます。二回目につきましは、はがきによる予約とWebによる予約を行ったところでございまし特に大きな苦情もなく、また金券を一回目は一千円の額面でございました二回目は五百円としたことで、六千五百円、五千円単位で購入できたということもございましある程度希望される方には購入いただいたところでございます全体的に一千円の券と五百円の券になりますと、発行枚数倍近くになっきまし今度は逆に事業者のほうからのクレーム等もございましかなりの手続必要になるということもございまし今回については一千円での発行を予定しているところでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  ちなみに、今回は一回目、二回目に購入された方も応募というか予約は申込みは可能ということで、理解いてよろしいでしょうか。 ○観光商工課長(吉留伸也君)  全ての方に応募なり購入いただける予定でございます。 ○六番(遠目塚文美君)  今回のこのプレミアム付商品券は、前回、前々回同様に委託先はえびの市商工会で理解しよろしいでしょうか。 ○観光商工課長(吉留伸也君)  委託というか、補助の事業者は商工会になっおります。 ○六番(遠目塚文美君)  先ほどの課長答弁の中にもありました本来、この事業目的は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、売上高の減少等により事業に支障生じている市内商工業者事業者に対して事業の維持及び継続のための支援により、本市商工業の安定を図るものということですので、もちろんこれを購入しいただくことも重要な支援なのです支援しいただく事業者側の意見というのも大変重要な意見かと思っおります。  そのような双方の意見というものしっかりと事業を実施しいただく商工会のほうとは市としては情報の共有、意見の共有、また改善等、そういったものは行われているものかお教えください。 ○観光商工課長(吉留伸也君)  これまでの商品券の発行事業につきましも、プレミアムを含め意見交換をさせいただく中で、商工会におきましても、地元の商工業者で買物をしいただけるなり、商品券を使っいただけるということで、地元事業者にかなりの効果があるということで、それ相応の御苦労をいただいおりますけれども、そういった形で御理解しいただい取り組んでいただいているところでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  商品券を使っいただく事業者、受ける側ですね、事業者の方の御意見というのも様々なものているかと思いますので、今回、このプレミアム付商品券使える店舗、事業者の皆さんには、また、この旨のお話をされる、内容等をお話しされるかと思いますその際には是非また丁寧な説明をいただきまし双方ともに理解をし合った形のプレミアム付商品券の発行事業となりますことを切に願っおります。質疑ですので、これ以上のことは申し上げません。  では、次に、説明書六ページです。誘客事業について、七款商工費、一項商工費、三目観光費の誘客事業についてお尋ねをいたします。  今回、まだ補正予算といいますか、新年度予算も計上されたばかりの中で、九十六万四千円補正予算として上っきましたこのタイミングでの補正、事業というのは、どういった意図がありましたのか御説明をお願いいたします。 ○観光商工課長(吉留伸也君)  御存じのとおり、令和二年度に新たな指定管理者業務を始めるということで、指定管理事業の一環の中で、様々な取組できるような形での予算化をしまいったところですけれども、新型コロナウイルス感染症拡大を防ぐために、いろいろな企画やイベント等できなかったところでございます。いろいろな面でアウトドアビジターセンターの認知不足なり周知足りないといった御指摘等もございます中で、活動を積極的にやっいただきたいということで、令和二年度で予算化しできなかった事業分について、今回、当初から事業取り組めるように、今回の補正予算ということで計上させいただいたところでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  ただいまの答弁で理解いたしましたあるならば、今回のこの誘客事業の補正で上っていますアウトドアシティ推進事業費九十六万四千円は、自主事業の分なのでしょうか、それとも市委託している委託事業といいますか、そういったもの、どちらのものに入るもの計上されているのでしょうか。 ○観光商工課長(吉留伸也君)  指定管理事業の中の委託事業として、今回予算としてお願いしているところでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  では、次に移ります。説明書七ページの十款教育費、二項小学校費、一目小学校管理費、新型コロナウイルス感染症対策事業、同項になります説明書八ページで、三項中学校費も同じ内容、ほぼ同じ内容かと思っおります。その中で、消耗品費一百六十八万三千円の一番下になります蛇口レバー二千円の七百十か所ということで、今回手で握らなくも蛇口の開閉できるレバーハンドルを購入するということで計上されおりますこれに関しては、工事等必要なものなのでしょうか、工事費用は計上されていない気いたしますいつの時期、これから春休みに入りますので、その期間かなと認識しおりますいつの時期にどのような形で設置されるものかお教えください。 ○学校教育課長(白濱美保子君)  この蛇口レバーハンドルにつきましは、工事は特に予定をしおりません。レバーを消耗品費で購入いたしまし誰でもねじを回せば簡単に取り換えできるというものでございます。  設置時期につきましは、現在、このレバー式のハンドル大変品薄になっおりましつ入荷するかというところは、今、確認はできていないところでございます令和三年度中に整備できればいいと考えているところでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  新年度も安心安全に過ごせる学校環境の整備に努めいただけますと幸いでございます。  では、以上で、私の質疑を終わらせいただきます。 ○議長(北園一正君)  ほかに質疑の通告はありません。  以上で質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっおります議案第二十九号は、議会運営委員会の決定のとおり、会議規則第三十六条第三項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北園一正君)  御異議なしと認めます。よって、議案第二十九号については委員会への付託を省略することに決定いたしました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。十七日及び十八日は、議事整理のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北園一正君)  御異議なしと認めます。よってお諮りのとおり、休会することに決定いたしました。  次の本会議は、十九日午前十時から開きます。  本日は、これをもって散会いたします。                     散会 午後 二時五十九分...