市長 沖 田 嘉 典 君 産業振興部長 水 谷 謙一郎 君
助役 井 村 郁 雄 君 建設部長 池 上 源太郎 君
企画財政部長 林 田 源 正 君 (2)収入役
副理事兼秘書広報課長 収入役 上 村 正 勝 君
山 中 健 二 君
財政課長 江 崎 眞 通 君 (3)教育委員会
助役付理事兼
行政管理部長兼環境部長 委員 小 柳 洋 一 君
永 江 明 久 君
市民部長 本 田 精 吾 君 教育長 水 本 正 和 君
健康福祉部長兼福祉事務所長 教育部長 福 嶋 秀 利 君
田 中 忠 君
庶務課長 濱 田 義 雄 君 (5)
選挙管理委員会
(4)農業委員会 委員長 上 田 義 光 君
会長 満 田 繁 光 君 (6)監査委員
委員 吉 村 憲 之 君
─────────────────────────
・職務のために議場に出席した事務局職員の職氏名
事務局長 保 田 光 義 君 次長 松 山 俊 哉 君
庶務係長 國 岡 雄 幸 君 議事調査係長 土 谷 武 君
主任 永 原 博 英 君 主任 嶋 田 和 博 君
主事 柿 本 光 明 君 主事 津 川 恵美子 君
─────────────────────────
(午前10時04分 開議)
○議長(福田富雄君) これより本日の会議を開きます。
─────────────────────────
△日程第1〜40
○議長(福田富雄君) 日程第1から日程第39まで、すなわち議第5号から同第43号までの議案39件を一括議題とし、これより本39件に対する質疑、並びに日程第40・一般質問を行います。
それでは、通告に従い順次発言を許します。
上野茂満君。
(上野茂満君 登壇)
◆上野茂満君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)清風会の上野でございます。
質問通告に従って質問をしてまいります。
1.新
清掃センター建設のその後の経緯及び今後の取り組みについて。
昨年の12月定例市議会の一般質問で、本議員は新
清掃センター建設についてお尋ねいたしました。30億円をかけて現有施設に
ダイオキシン対応の設備を改善する案と、熊本県の広域構想を踏まえたRDF方式及び発電所建設の案の2つの案について、市長の考えをお伺いいたしました。市長から、
一般廃棄物処理の
広域化基本構想についての説明があり、さらに平成14年11月まで発電所建設が時間的に間に合うかという問題もあるが、今後の取り組みとして現有施設における
ダイオキシン対策はどうか、老朽化対策をどうするか、広域化への取り組みをどう進めるか、皆さんにお諮りしていきたいという趣旨の答弁がなされております。
その後、1月に
環境コンサルタントに比較検討を依頼されていたが、2月初めに中間報告、2月26日に仮報告書が提出されたと聞いています。新
清掃センター建設が平成14年11月まで完成する見込みがないので現有施設を改善するしかない、その経費に約30億円必要だと聞いていました。一方、建設後23年も経過しているのに30億円かけて改善してもむだなことであり、RDF化施設及び発電所建設に早急に取り組むべきだということでしたが、仮報告書が提出されて従来の方針が変更されるのか──されるのでしょうか、お尋ねいたします。
広域化基本構想は、平成10年度をスタートとして、おおむね10年間をめどとして
広域ブロック圏を設定していますが、早急に発電所を建設しても、
南部ブロック圏の現状からして当分はRDF170──1日当たり170トンを確保することは困難だと予想されます。現有施設を改善しながら県の広域化計画に基づき、平成20年度をめどにRDF施設及び発電所建設を推進する方がよいと思いますが、いかがでしょうか。
3月9日の熊日新聞には、
八代市長ごみ発電所事実上断念、必要量のごみ収集めど立たずとの見出しで報道されていましたが、八代市が
発電所建設計画を断念すれば、県の
広域化計画そのものの見直しが必要になると思います。執行部の御所見をお伺いいたします。
2.4年制大学誘致について。
国際医療福祉大学の誘致について、昨年の9月と12月の定例議会において質問いたしましたが、誘致には積極的に取り組んでこられたと思いますけど、ほとんど進展が見られないように思われます。話し合いが進展しない原因はどこにあるのでしょうか、問題点は何でしょうか、現在どのような取り組みがなされているのでしょうか、あわせて今後の取り組みについてもお伺いいたします。
3.機構改革に伴う企業振興課の新設について。
平成7年の機構改革で企業振興課がなくなり、大変残念に思っていました。大学・高校卒業後、地元に残って働きたいと思っても職場がなく、やむなく八代を去っていく人が多数います。働く場の確保のために行政としても最大限の努力が必要です。企業誘致、地場産業の育成は積極的に取り組むべきです。このたびの
機構改革見直しで企業振興課を復活されたことに敬意を表します。八代港が国際貿易港として発展するとき、企業立地が期待されます。企業誘致、地場産業の育成に積極的に取り組んでください。企業振興課の具体的な目標、方針等についてお伺いいたします。
4.二見自然の森の長期計画について。
自然体験学習が教育的に大変重要であり、二見自然の森を自然体験学習を推進する施設にしてほしいということは何回となく要望をしてまいったところです。長期的展望に立ったビジョンが必要です。庁内協議が行われていると聞いていますが、基本計画策定はいつできるのでしょうか、全く先が見えてきません。今年度予算に炊飯棟の改良工事として150万円が計上されていますが、現在のままでは全く魅力のない二見自然の森で終わってしまうと思います。庁内協議の状況についてお伺いいたします。
以上、壇上よりの質問を終わりまして、再質問は質問席にて行います。
(市長沖田嘉典君 登壇)
◎市長(沖田嘉典君) 上野議員の質問の、新
清掃センター建設とその後の経緯及び今後の取り組みについてでありますが、一応私は総括的にお答えいたしまして、各論につきましては担当部長をしてお答えをいたします。
まず、2つに分けまして、新
清掃センター施設とその経緯でありますが、現有施設は御承知のように24年も経過した老朽の施設であります。この改造・新設につきましては、前任の市長時代からの申し送りでもあります。私は、平成4年、5年ごろから具体的な準備に入りました。新設の場所は平和町、面積は16ヘクタール、条件は進入路を取りつけること、300ヘクタールの農地の土地改良をすること、また上水道を引くこと等々でありまして、これらを条件に地権者と協定を終え、早速平成7年から8年にかけまして
環境アセスメントを完了し、新設に備えました。さて、次に──このアセスが終わったころ、議会筋から中北の隣地に新設せよとの意見等があり、新設計画が少し遅延をしております。
次に、この新設計画は八代市──これまでの新設計画は八代市独自の単独計画でありましたが、その後平成9年度に、国及び県当局から、
ダイオキシン対策のために広域のごみ処理計画が策定・提案をされました。平成14年11月から日量100トン以上のごみ焼却に対応すること、100トン以下──日量100トン以下については国は補助をしないということであります。現在、生ごみ100トン以上を処理しているのは県南では八代市であり、県当局は八代市に対して広域処理の協力を要請をいたしました。市といたしましては、
広域ごみ処理計画は、八代市はもとより、これは国家、県民のためでもあり、積極的に受け入れることを考えました。
私は、県の指導に従って、事務方に対して
広域ごみ処理を検討するように強く指示をしたものであります。しかし、事務方は、現有施設に30億円の資金を投入し
ダイオキシン対策をする、新設は向こう10年から12年先に着手すればよいと。新設については平成14年、
ダイオキシン対策の平成14年11月までには間に合わないということで、内々にその方向を取り決め、
広域ごみ処理の新設については一切検討をしなかったようであります。
次に、事務方がなぜ現有施設の延命だけに固執するのかわかりませんが、私としては延命と新設との2面をコンサルすることにし、事務方に
コンサル調査費1000万円を計上するよう指示しましたが、これを事務方は拒否をしました。(笑声)しかし、しかし相談の結果、190万円の調査費を12月議会に計上することにいたしました。平成11年1月13日、ことしの1月13日であります、
コンサルタント会社と契約をしましたが、事務方は新設は期日が間に合わないとしながら、また延命のための30億円の積算資料をコンサル会社に提出をしない、そのようなことから、これでは調査が進まないので、平成11年の1月21日、職員の配置がえをしたものであります。新しく配置された新職員によってようやくそれぞれの資料が提出され、調査が軌道に乗りました。次に──ところで、コンサルの作業は実質11月の──いや、この1月の22日から2月の16日までわずか1カ月余りであります。懸命の調査をしていますが、作業に無理があり、暫時提出期間が延期となりました。
次に、第2点でありますが、これからの問題点について申し上げます。
約1カ月ぐらいの短い
コンサルタントの調査期間でありますが、この調査はごみセンターの延命か新設について、その調査は大きな意義があったと考えています。この調査がなければ今日の議論はないわけであります。
コンサルへの調査は、第1に、延命のための30億円の
ダイオキシン対策は是か非か、2に、新設の可能性についての以上2点等でありますが、中間報告によりますと、この
ダイオキシン対策の30億円については、既に
ダイオキシンの数値はクリアされており必要ないとのことであり、延命のための30億円は全くむだであるとの報告のようであります。2に、
ダイオキシン対策を中止するとすれば、次に来るものはごみの広域処理、すなわちごみを燃料とするごみ発電の新設か、また市独自での──原点に返って市独自の単独処理かの2点になります。で、コンサルの報告後、以上の2点について積極的な調査をなし、皆さんと協議の上、これからの方向を定めていきたいと思っております。
広域のごみ処理については、既に議員からも申されましたように、日量170トンの固形化燃料が必要であることから、この収集に当たっては、国はもとより県当局、広域自治体の強い協力がなければ成り立たないという論もあり、問題点であります。
以上のことから、短い調査期間ではありますが、大変に意義のある調査報告を受けて、積極的な検討をこれから始めたいと思います。
以上です。
(助役付理事兼
行政管理部長兼
環境部長永江明久君 登壇)
◎助役付理事兼
行政管理部長兼環境部長(永江明久君) 新
清掃センター建設計画につきまして御質問の、仮報告書が提出されて従来の方針が変更になったところはあるのかというお尋ねだったかと思いますが、お答えをいたします。
RDF発電を含めましたところの広域化への取り組みにつきましては、その重要性を十分認識をいたしておるところでもございますが、今回の中間報告書によりまして、発電所建設には立地条件等の問題があり、間に合わないというような報告があったところでもございます。したがいまして、当面現有施設の
ダイオキシン対策を講じていく必要がございますが、従来の方針では、
ダイオキシン対策並びに老朽化対策も含めまして、補助金を利用しながら約30億をかけまして、より厳しい新ガイドラインにおける既設炉の
排出濃度基準管理目標値1ナノグラム以下に合わせた改造等を行うということでございました。
しかしながら、中間報告では、
ダイオキシン対策といたしましては法の定める基準値の5ナノグラムをクリアしているというようなことで、莫大な資金を投入するよりも、市単独事業によりまして18億6000万円をかけまして、ばいじん対策と廃棄物処理法の構造及び維持管理基準を遵守しながら補修・改造が望ましいとの判断も示されておるところでもございます。昨日もお答えいたしました内容でございます。
新ガイドラインに対応いたします従来の改造案と今回提案されました案、双方の経済性、安全性などにつきまして比較検討を行いながら、最終報告をまって方針を決定しなければならないという点が変わったところでもございます。
次に、お尋ねの2点目の、RDF方式及び
発電所建設推進についての所見についての御質問でございますが、調査報告書によりますと、広域化施設につきましては、ごみ焼却による発電は可能であると判断されつつも、現在ごみの供給につきまして、本市のごみを対象に廃棄物を燃料といたしました発電施設を建設し、今後は県南地域の自治体に働きかけまして、段階的に施設の大規模化を図ることが望ましいというような内容になっております。まずはこのことからいたしますと、現施設を構造基準それから維持管理基準に合致するように改善策を講じまして、そしてその間に、新施設の整備に当たりましては熱の、いわば余熱の有効利用を図るための施設建設も必要になってこようかというふうに考えておるところでもございます。
県におきましては、熊本県
一般廃棄物処理広域化計画の策定に向けまして、県南ブロック内の施設計画、それから当面の整備工程、
ダイオキシン類の削減対策等の検討が行われておるところでもございます。この中で、構成市町村の意向やあるいは最新の処理技術の活用を図りながら、ごみ焼却それから溶解施設、あるいはごみの固形化燃料──RDFでございますが、この
固形化燃料施設、さらには
リサイクル関連施設、あるいは最終処分場などを、このごみ処理施設の整備計画を行うとされておるところでもございます。将来に向けまして本市がこの計画に乗らなければ、県南ブロックの計画の推進は極めて困難ではないかというふうに考えられるところでもございます。
以上、お答えといたします。
◆上野茂満君 はい、どうもありがとうございました。
ただいまの答弁の中で、私ちょっとおかしいと思ったのはですね、排煙中の
ダイオキシン濃度が、9年度の調査で3.1ナノグラムだったということで、まあ30億をかけて改造する必要はないというような報告書が出たということですけど、私、環境部からいただきました資料によりますと、この改造計画書というのは、老朽化等の改造も含んだもう抜本的な、本格的な改造計画でありまして、
ダイオキシンについてだけの改造計画ではなかったというふうに思っているわけですね。しかし、コンサルの報告で、
ダイオキシンはクリアしているのでそれは30億の必要はないということ、ちょっと何かおかしいなと思ったんですけど、いかがですか。
◎助役付理事兼
行政管理部長兼環境部長(永江明久君)
ダイオキシンのこの測定には、いわゆる法的な基準とそれからガイドラインで示される基準がございます。で、ガイドラインでは法律よりもより厳しい基準値というのが示されておりまして、これが現在の炉を改造します場合は、1.0以下に改修・改善をしなさいということでございます。それから法的な基準では、これは5.0ナノグラム以下であればクリアをしておるという判断でございます。
◆上野茂満君 環境部の方で計画しておった改造計画というのは、いろんなものを含んだですね、老朽化対策とかあるいはばいじん対策なんかも含んだそういう、十分10年ぐらいは延命ができるような本格的な改造計画だったと思うんですけど、ただ単なる
ダイオキシン対策ではなかったというふうに思っているわけですけど、いかがですか。
◎市長(沖田嘉典君) 担当部長ではなかなか答えにくい問題──質問でありますから私が答えますけども、大体30億円の
ダイオキシン対策の資料はどこがつくったかと、こういうことで私が強く資料を要求したんだけれどもこれが出てこないと、そういうことで、今度新しくコンサルを委託しましたところが積極的にその調査をした結果、その
ダイオキシン対策の問題については資料が出ないものですから、ようやく今は出てきましたけど、そこでその資料そのものが全く根拠がなかったと、こういうことであります。(発言する者あり)
◆上野茂満君 はい、わかりました。
それじゃ、次、お尋ねいたします。
排煙中の
ダイオキシン濃度が、平成9年度の調査では3.1ナノグラム、10年度は1.5ナノグラムに半減していますけれども、大変喜ばしいことだと思います。その原因についてはどのように分析しておられるのか、お伺いいたします。
◎助役付理事兼
行政管理部長兼環境部長(永江明久君) この原因調査につきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の施行規則というのがございますが、この中で、排ガスの
ダイオキシン類の濃度を年1回以上測定して記録をしなければならないということになっております。それによりまして、本市におきましてもそのような調査を実はしたわけでございますが、これは現有施設のばいじん濃度ということで、平成9年度に八代市清掃センター精密機能検査報告書というものを作成をいたしておりますから、そのような法の基準によりまして、この
ダイオキシンの濃度調査というものは行っておるところでございます。
◆上野茂満君 はい、どうもありがとうございました。
それから、平成9年1月9日のばいじん排出量の調査では、0.30グラムパー立方メートルでしたけど、平成10年度はこれは調査をなさっているんでしょうか。
◎助役付理事兼
行政管理部長兼環境部長(永江明久君) お答えいたしますが、10年度の数値はまだ承知をいたしておりません。
◆上野茂満君 はい、わかりました。
ばいじん排出基準は0.15グラムパー立方メートルで、平成12年4月1日から適用されるとのことですが、早急に対応しなければいけないと思います。新しい施設が建設されるまでは、必要最小限の現有施設の改善はやむを得ないと思います。23年も経過している老朽施設であるからこそ、延命を図るためには老朽化対策を含めて本格的な整備が必要だと思います。さきに出されている現有施設の整備計画の手直しを考えておられるのか、お伺いいたします。
◎助役付理事兼
行政管理部長兼環境部長(永江明久君) 現有施設の改善につきましては、先ほど壇上でお答えいたしましたように2つの案が考えられますところでございますけれども、現在専門
コンサルタント会社に調査を委託しております最終報告書をまって、選択肢をしなければならないというふうに考えております。
◆上野茂満君 はい、それじゃ、よろしくお願いいたします。
次に、小型炉でも
ダイオキシンを出さない施設の研究が進められており、厚生省も何か研究に取りかかったというふうに聞いておりますけど、近い将来実用化されるのではないかと思っております。そうなると、ごみ処理の広域化計画自体も見直さなければいけないようになるんではないかと思っているんですけど、いかがでしょうか。
◎助役付理事兼
行政管理部長兼環境部長(永江明久君) そのようなことにつきましても部分的には存じておりますが、まだ県の指針が明らかになっておりませんので十分承知はいたしておりませんが、今後ごみ処理対策の広域化計画のあり方につきましても、県の方と十分そのような協議の確認を行っていきたいというふうに考えております。
◆上野茂満君 はい、どうもありがとうございました。
じゃ、次、お願いいたします。
◎市長(沖田嘉典君) 次に、4年制大学誘致とその後の経緯及び今後の取り組みということの質問であります。細部にわたっては担当部長をもってお答えさせますけれども、一応総括的にこれもお答えいたしますが、先だってここの議会で話がありましたし、また新聞等にも載った国際医療福祉大学というのがあります。これは栃木に現存している大学でありますけれども、これの分校をという話がありました。私はまあ相手方の理事長さん等とも会いましたけれども、やはり会った結果ですね、八代には余りふさわしくないという判断をいたしました。というのが、ちょうど人吉の方に進出してくるという大学とほとんど似たようなものでありますので、それくらいの規模の大学をこんな地方に持ってきては繁栄につながらないという判断をいたしましたから、まあ断わったわけじゃないけれども、その後消えていったわけであります。
今、大学誘致の──大学の問題は、特に福祉それから医療等の問題が──いや、大学が盛んに取りざたされておりまして、各県もそういうものを積極的に誘致をいたしております。私のところもあえて積極的に私が取り組むということでなくて、向こうの方からいらっしゃる学校があればという、そういう態勢で私はおるわけでありますけれども、また新しくですね、新しく、大変力の強い医療法人がここの八代に向かって、まあ高速道路、西回り、駅──いや港という、そういうような総合判断の中で取り組みが始まっておりますので、そのことにつきましては担当をして今交渉に当たらせております。
ただ、問題はですね、学校ですから地元負担が非常に大きい、そういう問題もありますし、まずは地権者の人がですね、これは6万坪か7万坪要りますから、地権者の人が、地権者全体が誘致態勢でないと、おれは反対というところには行けないということを申し上げております。ちなみに、よその大学は50億とか60億でありますけれども、これからの新しい大学はですね、最低150億ぐらいの大学でないとうまくいかないというのが私の判断でもありますので、そのような方向の中でとらえております。まだ議会で、市長という立場でこれを議員に御返事するには時期尚早であると思いますが、その内容については担当の部長をして答えさせますので、よろしくお願いをいたします。
(企画財政部長林田源正君 登壇)
◎企画財政部長(林田源正君) 上野議員さん御質問の、4年制大学誘致のその後の経過及び今後の取り組みについて、お答えをいたします。
4年制大学の誘致につきましては、八代市新総合計画の中におきましても、国際化・情報化に対応した人材の育成を図り、本市における教育技術水準の向上を目指すため、高等教育機関の充実を促進するとともに、新規の4年制大学などの新たな高等教育機関の誘致に努めるということをうたっておりまして、平成6年度から4年制大学等に関する懇談会を設置いたしまして、調査・研究を進めておるところでございます。さらに、平成6年に指定を受けましたけれども、八代宇城地方拠点整備──都市整備計画の中でも、食・住・遊・学の機能の充実が必要とうたわれておるところでございまして、地域産業の高度化、それから生涯学習機会の充実など地域社会への貢献などの面から、高等教育機関の設置が必要とされておるところでございます。
このような中にありまして、先ほど市長から話ございましたが、栃木県の国際医療福祉大学の話があったわけでございます。しかしながら、交渉する中で、大学誘致の条件におきまして大学側と合意に達しませず、現段階では同大学の誘致は大変困難な状況になっておるところでございます。そのような中にありましても、またほかの法人から話があっておるわけでございますけれども、これにつきましてはまだ現段階では具体的に中身が決まっているような状況ではございませんけれども、以前と同じような医療福祉関係の新設大学でございます。
市といたしましては、こういう大学の誘致ということは必要なことだというふうに考えておりますので、過去におきましてそういう誘致ができなかったというようなこともありましたので、誘致のための体制づくりを進めたいというふうに考えております。まあ具体的には、まず庁内の中にいろんな横の連携がとれるような組織を設置いたしまして、大学等の進出の諸問題の調査・研究をしたいと、それからあわせまして、まあ必要であれば対外的に、外部的にも広域的に誘致促進運動を展開するための組織をつくりたいと、そういう組織をつくりながら熊本県あるいは医師会などとも十分相談しながら進めていきたいというふうに考えております。ますます多様化します高齢化・情報化・国際化時代を迎えまして、大学誘致がもたらすものは多大なものがございますので、横の連携をとりながら誘致を進めてまいりたいというふうに考えております。(「よかった。つくるごつせぬばあかぬ。何でけぬじゃなかか。つくれ、つくれ、大学ぐらい。」と呼ぶ者あり)
◆上野茂満君 はい。さきの栃木県の国際医療福祉大学は、誘致交渉の中で大学側と合意が得られなかったと、現段階では同大学の誘致は大変困難な状況にあるということですけれども、現在東京にある別の法人から、新しい医療福祉系の大学の設置について話し合いが持たれておると、そして平成14年開校を目指しておられるということを大変うれしく思います。
そこで、東京にある別の法人ということですけど、もっと具体的には説明いただけないんでしょうかね。
◎企画財政部長(林田源正君) 自席から失礼いたします。
先ほども申し上げましたように、具体的な中身があるわけじゃございません。したがいまして、現段階で公表できる段階でございませんので、大学名の公表は差し控えさせていただきます。
◆上野茂満君 現段階ではまだ公表できないということですので、まあやむを得ないと思います。
次に、庁内に大学設置検討委員会を設置する──したり、あるいはさらに広域的に誘致促進運動を展開するために、医療福祉大学誘致期成会を設置することなど、積極的な対応を検討しておられることをうれしく思います。期成会の構想についてお伺いいたします。
◎企画財政部長(林田源正君) 自席から失礼します。
先ほど申し上げましたように、中身が具体的に進展をしておりませんし、議会にも御理解をいただくというような段階になりましたならば、その大学誘致の手順といたしましても、期成会などをつくりまして運動を推進していくということになるかと思います。その際、関係周囲の市町村等々との範囲もございますけれども、なるべく広く御理解をいただきたいというふうに考えております。(「ちゃんと話ばしとけ」と呼ぶ者あり)
だから、農振地区でありながら手付が入っとる、これは前代未聞の大違反行為であります。だから、それにかたって、そして先ほど申されました、それは地主が16人ぐらいおるでしょう。それは市長が知っておられる人たちが多いようですから、また半分ぐらいしか知らないかもしれないけれども、地主さんには気の毒いけどですよ、それはですよ、市長が網かけられたところは、そういうジャスコとか物売りじゃなくて、地元からの声を生かしたスーパーなり──地元も頑張りますよ。
そして、いろんな形のですね、32メーターは──極端に言えば工業地区もちょっとつくっていいんじゃないでしょうか。そういうことで、企業誘致の形で農振除外をした方が私はいいと思います。市長は以前言われましたね、あの地区で、学校のスクールゾーンという形も取り入れたいと。そういう気持ちになって考えてみてやってください。そうすることによって市長がこのジャスコのあれを、農振地区の──そしてまた立地法ができれば逆に2年延びるわけですよね。部長、やりにくうなりますでしょう。だから、ジャスコとしてはその前におろさにゃならぬと、こういうこともよく私もわかっております──私はだったですね、わかっております。
だから、そういうことでありますから、この項目については、絶対ジャスコの法の規制がある手前行政は手伝いをしてはいけないと、そしてまたしてはならないと、かように私は思うわけであります。どうか市長におかれましては、そしてこの問題を真剣にとらえて、本当の意味で八代経済とは──今弱くなってる経済を立て起こしを市長みずからやっていただきたいと。それでこの項は終わります。
次、お願いいたします。
◎企画財政部長(林田源正君) 自席から失礼いたします。
先ほどの、場外馬券場の検討懇談会におきまして(山田栄一君「検討懇談会じゃない。PTAの小・中学校の賛否両論のパーセント」と呼ぶ)はい、アンケートについて御説明いたします。日奈久の小学校及び中学校のPTA会の方でアンケートをとられまして、八代市PTA連絡協議会あて報告されたものでございます。その内容を申し上げます。小学校・中学校合わせまして274名でアンケートをとられました結果、回収が193名、71%の結果となっております。
まず、第1番目でございます。小・中学校合わせて申し上げますけれども、「場外馬券場について御存じですか」ということについて、「よく知っている」25.4%、「少し知っている」64.8%、「全然知らない」9.8%というようなことになっております。「日奈久埋立地への進出計画について御存じですか」ということで、「よく知っている」34.2%、「少し知っている」59.1%、「全然知らない」6.7%です。
「ウインズ日奈久が日奈久の活性化に役立つでしょうか」という質問について、「大いに役立つ」22.8%、「どうかわからない」59.6%、「役に立たない」17.6%。次に、「子供に与える影響についてどう思いますか」という質問に対して、「悪い影響がある」45.0%、「よくわからない」36.1%、「ないと思う」18.8%になっております。次に、最後に「ウインズ日奈久についてどう思いますか」ということで、反対47.7%、賛成31.6%、その他20.7%。
以上がアンケートの結果でございます。
◆山田栄一君 今、最後のところはちょっとおたくは中学校の項ば言うたみたいで、小学校の方じゃなくて、アンケート、合計を言うたかな、それで、要するにウインズ進出にどう思いますかということについてはですね、要するに絶対反対と、賛成できないと、これが68%ですよ。賛成が22%ですよ。だから、今さっき言われた、悪い影響が絶対あると、またいいとは思わない、これは合計の79、絶対ないと思うというのは17%ですね、これは小学校。で、役に立たないと、立つかどうかわからない、77%。そして大いに役に立つと思う22%です。
あのですね、部長、一番大事なことはですね、このPTA、子供さんを中学校、小学校、持っとる親御さんですよね。しかし、今ですね、26人ですか──9人ですか、26人で今つくって、答申、もうちょっと早う出すように──たった2回、これで3回で出すなんか、とんでもないことを考えてですね、済んでいるようである。それだけ、こういうですね、中身を熟知して、プリントはやってあるかもしれませんよね。でも、本当の意味でわかっておられないと、こう思うわけであります。
だから、今からいろんな形でですね、そしてまた、あなたが言うた、今21%ですか、このアンケート回収率ですたいね、回収率の21%(企画財政部長林田源正君「71%」と呼ぶ)71ですね、71.2だったっかな、71.2%。だから、こういう回収率は、回収を出さぬだった人はどう思いますか。表に出きらぬ反対ですよ。これを日奈久の町は知ってないといかぬ。それはちょっとオーバーになってもですよね。そういうことで、ほとんど賛成者ないんです。一部──日奈久の一部の一部ですよ。このことをしてるのも一部の一部です。
だから、今からそのことについて話します。この、私がですね、一般質問で、当初このウインズちゅう言葉を出したのが山田栄一本人であります。この議会でですね、私はこう申してまいりました。日奈久のこの大事な六郎左衛門の親子が見つけた温泉の地、そして女郎居山麓も櫛山があり、これを自然を生かして自然公園にしたり、そしてまた埋立地は3号線によって分断されておる。だから、そこに橋をかけて、そして市街地と──日奈久の市街地と駐車場を結ぶ道路、すなわち昔の馬車でも通らせたり、いろんな形で古きところは古きよきところ、そしてまた日奈久の祭神縁起、有名な宮崎博士、らい患者の──らい病の。そういう形で熊日のですね、社長も同じであります。そういう形で、いろんな形で言うてまいりました。口は酸っぱくして言うてまいりました。
その中で、埋立地には保寿寮を──周りを福祉の里づくり、そしてその横には3000人から5000人のコンベンションホール、そして親、子、孫、3世代が1日中遊べるつくり、これは日奈久新港ができましたとき、また空き地がふえますから、港がですね、43億の予算が、まだ今縦がしゅんせつ工事しかしておりませんけどね、護岸工事と。
だから、そういう形で、非常に日奈久に対する思いは、私は本当に一般質問多かったし、また今もやっております。それはどういうことかといいますと、いろんな形で長くかかって何もできなかった。山田栄一もまだ若かった。だから、いろんな形で、何もできないなら中央競馬でもどうだろうかと思った。
しかしながら、今まさに、国際福祉医療大学はともかくとしてですね、東京の医療法人、4年制学校が打診しておる。また、ケンタッキーから市長に会われに来た人もおられます。それはケンタッキー大学の系列の人であります。だから、そういう形で日本校をつくりたいと。非常に八代の今の日奈久の埋立地は地の利がいいわけであります。例えば国際福祉医療大学でも2400人のですね、学童数であります。そのことの方が旅館にとったら大変喜ばしいことであります。そういう大学の話がその前に、8年前でも、私が言ってきた8年前でもあれば、何でもウインズなんか関係ありません。場外馬券場なんか関係ありません。
しかし、今になって、まさに都市高速がそこにできます。日奈久の地におります。建設省に聞いてみました。しかし、芦北と日奈久の間はまだ未定であります。断定的でまだ全然できぬ。こういうときに、場外馬券を早目にいろんな形で許可したら大変なことになると、かように思うわけであります。
そしてまた、特殊法人であります──農林水産大臣の特殊法人、これがJRA・ウインズであります。これは財産を持たないと。だから、東京の森ビルの30階から37階を借っておるわけであります。これは賃借であります。いろんな形で、この賃借の絶対財産を持たないところのJRA、だれかがつくって家賃で借るわけであります。この、先ほどの新聞で、地元の有志の企業が、そしてこの建物を日奈久の温泉組合が既成会をつくり、協同組合を発祥させて、そして、そこが土地の──駐車場の土地を買い入れる、これが3万3000平米、そうすると1万坪、そして3000坪、これが建物と、敷地と、こういう形であります。こういう形のときに、だれが本当に建て切る人、買い切る人がおるんですか、今現在。だれもいないと思います。
この前、前回申したように、株式会社オクト、これはある植木屋さんが社長でありました。これは幽霊会社とは申しません。名もない、実体もない会社であります。市川ビルのマンションが──アパートが、一室がそこの本社の住所でした。今迎町に、橋のたもとに、3階に、貸しビルの右の方に、北側になおっております。ほそぼそと電気はつけております。ついたりつかぬだったりしております。しかしながら、この実体のない会社、代表者がまた変わりました──代表者がまた変わりました。
そしてまた、この前申しましたこと、非常に動きがおかしいわけであります。まず、この株式会社、名もない、実体もない会社が、中央競馬と契約する会社であります。そして、その協同組合、温泉でつくった協同組合、お金は幾ら──私が知るときは600万か800万集まったと言いましたけど、今どのくらい集まったか知りません。それは土地開発公社、我々の市の土地を、我々の血税──市民の土地を10億で買うと、9億で買うと、こういうことを言っております。しかし、そこに力がありましょうか。今、きょうび、厳しいこの世の中、銀行、金利も要ります。そしてまた実体のない会社が、場外馬券場・中央競馬会と契約して、そして家賃をもらう。おかしいことであります。
私がこの前、ここの議会で申しました。いろんな形で何かが見え隠れすると。それはどういうことかと申しますと、この議会の中で、議員が博多駅前のクリオコート3階の喫茶室において、何々株式会社社長ほかと会っております。そして、八代在住の人と一緒に行き、そしてJRAをおたくにしてもらいたいとかして、その意味はわかりませんけれども、何せそういう形でお金の打診をされたと。そして、次の──数日した日にお金を、そのクリオコートの喫茶のコーナーの左コーナーのところで300万、一緒についてきた人がもらったわけであります。そして次は100万円を、肥後銀行日奈久支店の口座に100万円を送ってくれと、400万の約束だったからと言うて──ここに写しがあります、100万の。こういうことであります。どういう事情かはわかりませんけれども、私にはよくわかっております。
そしてまた、年長議員副島議員であります。この議員を、ある元の市会議員、名前は申しませんけれども、日奈久の防波堤に連れていって、場外馬券、協力してくれと、こういうことを言ったそうですね。(副島郁朗君「はい」と呼ぶ)そうです。はい。だから、いろんな形で、このウインズをつくる前に何かしら──市長も考えると思います。何かしらおかしいおかしい動きがですよ、市長には関係ないことでありますけれども、おかしなことが始まっておるわけであります。
だから、旅館の組合の──旅館の人の中では正しい人もおられます。そしてまた人間のいい人もおられます。しかし、私が決算審査特別委員会のとき、2年にわたってその旅館の主人が固定資産を払っておりません。どうして払わないのかという問いに、課長がこう申しました。場外馬券のウインズをしたら、駐車場の収益金でこれはもう全部払わるっですもんな。待っとってください。これが決算審査特別委員会のときの答えでありました。何と情けないことか。そしてまた何と大変なことか。
そして、先ほど申しましたこと、金銭のことに関しては、100万はもう最近返されたそうでございます。だから、そのことについては明快にしておきたいと思います。そのどういう意図があったか、意図がなかったかという問題よりも、今まさに16人の知らない素人さん、そしてまた、そこの、日奈久の、ぜひしたいと、絶対やりたい、お金になりたいと見え隠れする人がその中に入っております。
そういうことで、今まさに、このことが3回で終わったならば誤解を招くおそれがあり、いろんな形で市長は──ちょっと聞きますけど、森ビルなんか行ったことありますか。ちょっとお願いします。
◎市長(沖田嘉典君) 何の意味で山田議員が質問されるかは、そういうことにはお答えしません。
◆山田栄一君 そういうことです。質問ももちろんでけぬはずでありますけど、森ビルにですね、あるブローカーと──楠城という名前言いますけど、楠城とそこで会って、市長は非常に──そこで会ったと、こういう、かようなうさわが聞きまして、あえて聞いて誤解を解いてやっただけのことであります。安心しとってください。(笑声)
それから、この問題につきましてはいろんな形で今から大変なことが起こると。慎重審議でいってもらいたい。もしくは今回、次の──今度選挙でございますから、次上がられた人でも特別委員会でも──公社特別委員会でもつくっていただいて、いろんな形で切磋琢磨にしてやるべきだと、かように考えております。
それでは最後、4番、5番になりますけど、イグサ問題と、それから新清掃センターの問題については壇上に行ってから質問します。
(山田栄一君 登壇)
◆山田栄一君 もう時間がありませんけど、あと7分もあれば。傍聴に来ておられますお顔を見るために上がってまいりました。(笑声)
どうも、本当にこの4番目のイグサ対策でありますけど、これは御承知のとおり3950万畳、150万畳は目減りしましたけれども、北海道から沖縄まで畳が流れておる、流通の畳の市場経済であります。このイグサ問題、私は要望にかえさせたいということで、冒頭、時間が足らぬだろうと思ってそう申しました。これはどういうことかといいますと、今まさに、いろんな形で、このイグサ農家、八代市郡大変であります。これは大川、柳川、そしてまたこの宮崎の一部、これも一緒であります。もう大川、柳川、地元には畳の稲作はありません、あんまり。あれは中国もんの寧波からのイグサを買ってきて打ちよるのが現状であります。トクラ、クワキ、サイトーも250万──これは200万畳になって、クワキも、そしてまたサイトーも目減りしております。
いろんな形で、このイグサは大不況に陥っているわけであります。あえて3万7000世帯を持つ我が八代、ここに一大畳のキャンペーンをしてみたらどうかと提言するわけであります。そしてまた要望するわけであります。時間があればこれに精いっぱいのエネルギーを費やし、ウインズのことよりもこっちが大事なような感じがしてまいりました。(笑声)いろんな形で、あと6分23秒ありますからちょっと頑張ってみたいと思います。
要するに国体の、この、あれでも、畳、旅館なんかいろんな形で補助金がつきました。そしてまた独居老人についても、おばあちゃん、おじいちゃんが──本当にお年寄り、喜んでおります。あれは95歳以上、90歳以上、85歳に下げさせてもらったと思います。そして、いろんな形でそれを70歳に下げると、そして畳をかえると、こういうことも大事でありましょうけれども、この3万7262世帯の、この方たちの畳を補助金2000円つけてかえてやると。しかし、市長、あんまり心配なさらぬでもようございます。一遍に畳はどーっとかえません。どうしてかというのを、畳がえの表がえの手間賃がちゃんと2500円から2300円かかるわけであります。
しかしながら、この市営住宅にしても、いろんな形でこの畳がえの運動を、例えば5年に一遍──聞いてみますと、13年入っておれば13年入った──出たときしかかえぬと。そういうことじゃなく、5年に一遍かえてやると。こういう畳、畳は空気を──二酸化炭素を──ちょっと、もう言いません。(笑声)要するに空気を浄化するということでございます。はい。だから、そういうことであります。
あと、ちょうど4分57秒ありますから、まだ次の後段にいくとはもったいないでありますけれども、新清掃センター、
ダイオキシン対策について、ちょっとここから答弁させていただきます──ここから質問させていただきます。
この新清掃センター問題ちゅうのは、本当に我々建設環境委員会で、流動床であれ、ストーカであれ、全国、本当に見てまいりました。いろんな形で駅前にあって、そして、もちろんダイオキシンの濃度も若干少なく、もう本当に考えられないくらいのですね、もう本当に1.──もう1.0ナノグラム、もう全然ないで、0.0どれだけちゅうともありません。だから、そういう形で駅前にあって、隣にはその温熱を利用して温水プール、そしてまた家族が一緒に入られる、そしてまたサウナ室とか、いろんな形で温熱利用をしてる施設を持っておりました。で、RDFちゅう構想になって、平和町ならRDFだろう、16町だから。いろんな形で8町でも足る。8町でもいいんだけどと、こういう、思っとります。
しかし、それはちょっとさておいときまして、ダイオキシン問題、これは本当に1人1人の市民の人が、これはもう本当に重大と、関心事が高いわけであります。テレビで、ちょっとした間違いでホウレンソウがお茶だった、それでも騒ぎます。しかしながら、ダイオキシン、これは1に対して1兆分の1を1ナノグラムと言います。それを──ちょっと計算が間違ったようでございますけど、それは愛きょうで、どうっちゅうことはありません。
ダイオキシンの問題は本当に大事なことと思うわけでありますけど、この
ダイオキシンは煙突から出る煙だけじゃないと思うのであります。3──1ナノグラム、これが八代の基準で、国の基準には5ナノグラムと、こういうことでありますけど、やっぱりガスから──ガス温度が下がったとき、いろんな形であれして、もう対応しやならぬと、これはもう市長わかっておりますですね。だから、いろんな形で山田栄一一生懸命いきますから、
ダイオキシンな大丈夫ちゅう、市長のそこだけをちょっと聞かしてください。違うちゅうとと、あれ。
◎市長(沖田嘉典君)
ダイオキシンの猛毒問題についてお答えいたしますけれども、今私の知っている範囲内では、1000度以上の高熱で
ダイオキシン対策をしないと危険であるという論であります。その1000度以上の高熱で
ダイオキシン対策をするには、それは発電──ごみ発電でないとだめだと、そのようには聞いておりますけれども、先ほどのどなたかの質問に答えたように、その燃料が足らないもんだから──それは八代市の責任ではない、国や県がと、こういうふうに思っておりますが、いずれにいたしましても、
ダイオキシン対策に四つに組んで今日まで来ておりますから、何としてもこの問題は真摯に取り組んでみたいなと、このように思っております。
◆山田栄一君 要するにですね、タイムリミットは来ております。もう時間が来てることはそうであります。で、タクマもいろんな形で今市長言われました。そしてまた執行部とのいろんなですよ、模索があったかもしれません。しかしながら、この問題は謙虚に受けとめて、そしてまた永江部長におかれましてはですね、退職でございますから、苦労してからわざわざ環境部に来て、すぐ去らにゃならぬと、決しておたくもいい評価はされておりません。
いろんな形で、この問題についてはですね、一般市民の目が、本当に関心事が強いようでございますから、そこに、市長におかれましても執行部におかれましても大変でございましょうけど、一生懸命頑張ってみてください。そしてまた、本当にいろんな形で声は高うございましたけど、この1時間、あと43秒、もったいないと思いますけど、声を大にして、本当に少しきょうは上がったようでございますけど、どうか皆さんも今度の選挙に頑張っていただきまして(笑声)私本人も一生懸命頑張りまして、またお顔を見せたいと、こう思います。どうもありがとうございました。(拍手。「議長、議長」と呼ぶ者あり)
○議長(福田富雄君) 副島郁朗君。
◆副島郁朗君 本議員の名前が出まして、議員さん、あるいは傍聴の皆さんに誤解があると困りますので、ちょっと一口だけ。
ただいま山田議員の一般質問の中で、場外馬券場問題に関係して、いささか私が関係しとるような御発言があったわけでございますが、関係は全くいたしておりません。ただ、ある人の──前市会議員の紹介で、場外馬券場建設に反対をなさってる方がおるので、ぜひその意見を聞いてくださいということで自宅にまいりまして、反対の御意見を十分に承ったところです。
そこで、私は私なりの意見がありますけれども、御拝聴するだけで帰りました。このことは一緒においでになった方が十分御承知です。そのところが山田議員さんの質問の中でちょっと不足しておりまして、逆に賛成で副島は日奈久まで行ったんじゃなかろうかととられると困りますんで、反対という御意見を承りに行ったと、こういうことで、私は何の意見も申さずに帰ったと、こういうことで、ひとつ御了解をお願い申し上げます。(拍手する者あり)
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○議長(福田富雄君) お諮りをいたします。
本日の議事はこの程度にとどめ、延会といたしたいが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(福田富雄君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
なお、次の会議は明11日定刻に開き、質疑並びに一般質問を続行いたします。
本日はこれにて延会いたします。
(午後2時07分 延会)...