令和 3年第3回 6月定例会 令和3年第3回
丸亀市議会6月
定例会会議録 丸亀市告示第1209号 令和3年
丸亀市議会6月定例会を次のとおり招集する。 令和3年5月25日
丸亀市長 松 永 恭 二1 日 時 令和3年6月1日(火) 午前10時2 場 所
丸亀市役所 議場 ───────────────
出席議員 24名 1番 渡 邉 一 馬 君
│ 13番 横 川 重 行 君 2番 守 家 英 明 君
│ 14番 加 藤 正 員 君 3番 角 野 仁 美 君
│ 15番 大 西 浩 君 4番 中 谷 真 裕 美 君
│ 16番 竹 田 英 司 君 5番 東 由 美 君
│ 17番 三 宅 真 弓 君 6番 神 田 泰 孝 君
│ 18番 多 田 光 廣 君 7番 水 本 徹 雄 君
│ 19番 福 部 正 人 君 8番 岡 田 剛 君
│ 20番 内 田 俊 英 君 9番 廣 田 勝 也 君
│ 21番 真 鍋 順 穗 君 10番 武 田 孝 三 君
│ 22番 横 田 隼 人 君 11番 香 川 勝 君
│ 23番 山 本 直 久 君 12番 川 田 匡 文 君
│ 24番 大 前 誠 治 君 ───────────────
欠席議員 なし ─────────────── 説明のため出席した者市長 松 永 恭 二 君
│ 都市整備部長 吉 本 博 之 君副市長 徳 田 善 紀 君
│ 産業文化部長 山 地 幸 夫 君教育長 金 丸 眞 明 君
│ ボートレース事業局次長 │ 福 本 泰 幸 君
モーターボート競走事業管理者 │ 消防長 田 中 道 久 君 大 林 諭 君
│市長公室長 横 田 拓 也 君
│ 教育部長 七 座 武 史 君
総務部長 栗 山 佳 子 君
│ 秘書政策課長 窪 田 徹 也 君
健康福祉部長 宮 本 克 之 君
│ 財政課長 宮 西 浩 二 君
市民生活部長 小 山 隆 史 君
│ ───────────────
事務局職員出席者事務局長 渡 辺 研 介 君
│ 主査 高 橋 幸 見 君次長 平 尾 哲 男 君
│ 主任 伊 藤 傑 君
総括担当長 松 尾 耕 平 君
│ ───────────────
議事日程第1 会期の決定第2
会議録署名議員の指名第3 諸般の報告第4 市長の
所信表明第5 議案第39号から議案第44号まで 議案第39号 令和3年度丸亀市
一般会計補正予算(第2号) 議案第40号 令和3年度丸亀市
モーターボート競走事業会計補正予算(第1号) 議案第41号 丸亀市
市税条例の一部改正について 議案第42号 丸亀市
附属機関設置条例の一部改正について 議案第43号 丸亀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正について 議案第44号
市道路線の廃止及び認定について第6 議案第45号
監査委員(識見を有する委員)選任の同意について第7 議案第46号
監査委員(
議員選出)選任の同意について第8 議案第47号
公平委員会委員選任の同意について第9 議案第48号
選挙管理委員及び同補充員の選挙について ─────────────── 本日の会議に付した
事件日程第1 会期の
決定日程第2
会議録署名議員の
指名日程第3 諸般の
報告日程第4 市長の
所信表明日程第5 議案第39号から議案第44号まで日程第6 議案第45号日程第7 議案第46号日程第8 議案第47号日程第9 議案第48号 ─────────────── 会 議 〔午前10時00分 開会〕
○議長(
真鍋順穗君) おはようございます。 ただいまから令和3年第3回
丸亀市議会6月定例会を開会いたします。 本日の
議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 本日の会議を開きます。
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△日程第1 会期の決定
○議長(
真鍋順穗君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
今期定例会の会期は、本日から6月21日までの21日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
真鍋順穗君) 御異議なしと認めます。 よって、
今期定例会の会期は、本日から6月21日までの21日間と決定いたしました。 なお、会期中の
会議予定については、既にお手元まで御通知いたしました案のとおりであります。御了承願います。
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△日程第2
会議録署名議員の指名
○議長(
真鍋順穗君) 日程第2、
会議録署名議員を指名いたします。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の規定により、3番角野仁美君、4番
中谷真裕美君を指名いたします。
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△日程第3 諸般の報告
○議長(
真鍋順穗君) 日程第3、この際、報告いたします。 去る4月27日開催の第83回
四国市議会議長会定期総会において、表彰規程に基づき、本市議会より8名の議員がその栄に浴しましたので、ただいまから表彰状の伝達を行います。
事務局長が氏名を朗読いたしますので、恐れ入りますが、前へおいで願います。 〔
事務局長(
渡辺研介君)朗読〕 ─────────────── 議員として16年………………三宅真弓、多田光廣 議員として12年………………加藤正員 議員として8年………………神田泰孝、水本徹雄、岡田 剛、川田匡文 ─────────────── 〔
表彰状伝達〕
◎
事務局長(
渡辺研介君) 引き続きまして、福部副議長から
真鍋議長に対しまして表彰状の伝達をお願いいたします。 ─────────────── 議員として8年………………
真鍋順穗 ─────────────── 〔
表彰状伝達〕
○議長(
真鍋順穗君) 以上で表彰状の伝達を終わります。 次に、市長から、去る5月25日付で、
地方自治法第243条の3第2項の規定により、令和2年度における丸亀市
土地開発公社、
公益財団法人ミモカ美術振興財団、
公益財団法人丸亀市
福祉事業団及び
公益財団法人丸亀市
体育協会の経営状況に関する説明書類の提出がありました。 同じく5月25日付で、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により、令和2年度の丸亀市
一般会計繰越明許費繰越計算書の提出がありました。 また、同じく5月25日付で、
地方自治法第180条第1項の規定により、付加してある
損害保険金の範囲内における賠償額の決定及び和解について専決処分した旨、同条第2項の規定により書類の提出がありました。 同じく5月25日付で、丸亀市の市債権の管理に関する条例第7条の規定により、市の市債権について放棄した旨、同条第2項の規定により書類の提出がありましたので、既に配付してある書類をもって報告に代えさせていただきます。 以上で報告を終わります。
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△日程第4 市長の
所信表明
○議長(
真鍋順穗君) 日程第4、市長から
所信表明について発言の申出がありますので、これを許可いたします。 市長
松永恭二君。 〔市長(
松永恭二君)登壇〕
◎市長(
松永恭二君) 令和3年4月18日執行の
丸亀市長選挙におきまして、市民の皆様からの温かい御支援、御支持を賜り、
丸亀市長として新たに
市政運営を担わせていただくことになりました。
今期定例会の開催に当たりまして、これからの
丸亀市政に対する私の思いを申し上げる機会をいただきましたことは、誠に光栄であると同時に、私に寄せられる期待と与えられた使命に一層身が引き締まる思いでございます。これから始まる4年間、私の愛する丸亀市の発展と
丸亀市民の福祉の向上を目指して、持てる力の限り情熱を注いで取り組んでいく決意でありますので、
議員各位におかれましても格別の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。 今、100年に一度と言われる
世界的パンデミックとなった
新型コロナウイルスは、様々な変異株をもたらしながら、依然として行く先が見通せない状況が続いています。私は、昨年
市長選挙に出馬を表明して以降、1万人を超える市民の皆様との対話を重ねる中で、苦しい生活を強いられている
子育て世代、
事業継続の危機に追い込まれている事業者など、数多くの深刻な状況を目の当たりにしてまいりました。それ以降においても、
香川県内での
感染者数は急拡大を続け、
感染警戒レベルが最も高い
緊急事態対策期に引き上げられるなど、市民の皆様にとってもコロナの脅威が実感として差し迫っている状況となっています。何度も押し寄せるコロナの波、それによって繰り返される活動の自粛に市民の皆様は辟易し、言いようのない閉塞感にさいなまれているものと思います。 こうした状況の中、市民の皆様からの負託を受けました私が一番に取り組まなければならないと考えますのが、感染症に強い
まちづくりと、1年以上続く
コロナ禍で冷え込んだ
市内経済への
緊急経済対策であります。前市政が築き上げてこられた医師会との協力体制を引き継ぎ、
PCR検査や
感染症対策の充実とともに、多くの皆様が待ち望まれている
ワクチン接種を早急に進め、一日も早く市民の皆様に安心感をもたらしてまいりたいのであります。 また、コロナとの共存、克服に向けた取組には、市民の皆様の御協力も不可欠です。改めまして、マスクの着用や手洗い、3密の回避、適切な換気などの基本的な
感染対策は基より、会食はできるだけ少人数で短時間で済ませるなど、一人一人の
感染リスクを下げる工夫をよろしくお願いいたします。 その一方で、限界が来ている市民を救い、これから迎える困難を乗り切るためには、今こそもう一度
経済対策を打つ必要があるものと存じます。こうした思いから、私は全市民に10万円を支給する
コロナ緊急経済対策を公約に掲げました。その実現に向けましては、市議会をはじめ多くの市民の皆様から様々な御意見をいただいております。本議会では、
市内事業者への効果的に還元される仕組みや、
財政計画に影響を及ぼさない財源調達など、決して将来に禍根を残すことのない実施方法を考え抜き、御提案させていただいております。この政策が実現できた暁には、市民の皆様には改めて
丸亀市内で消費することの大切さを感じてもらい、事業者の皆様には消費を取り込む工夫を重ねていただきたいと存じます。私は、こうした
感染防止対策と
経済対策を両輪として、感染症に強い丸亀市を作っていく、これを目下の最優先課題として取り組んでまいる所存であります。 一方で、コロナ以外の本市の状況に目を向けますと、
少子高齢化による
人口構造の変化や、
コロナ禍で浮き彫りとなった行政の
デジタル化の遅れへの対応のほか、丸亀城の石垣修復をはじめ、道路や
教育施設、新
市民会館の整備などの課題が山積しております。こうした課題を解決し、市政を着実に前進させていくためには、市議会との調整力といった、ここ数年間の
市政運営で課題となっている状況を打開する実行力も私には強く求められているものと認識いたしております。 そこで、私がこの4年間で目指す政策の一端と方向性について述べさせていただきます。 初めに、将来の丸亀を担う
子供たちへの教育についてでございます。 子供の教育を取り巻く大きな課題の一つとして、
核家族化の進行や
共働き世帯の増加、また教員の多忙化などにより、保護者や教員が
子供たちと余裕を持って向き合う時間が取りづらくなっている状況が上げられます。私は、これまでも市内の一部の地域で取り組まれてきた
地域学校協働活動について、市内全体で一層の充実が図られますよう地域住民と
協働体制を強化し、まち全体が学校と言えるような、市民全体で丸亀の
子供たちを育てる環境を実現してまいりたいのであります。 一方、ハード面では、トイレの環境改善をはじめ、
学校施設の老朽化への対策が求められております。そのため、
学校施設長寿命化計画を基本に、状況に応じた対応も取りながら、
子供たちが安心して快適に学び、過ごせる
教育環境を作り上げてまいります。 また、
子供たちが心身ともに伸び伸びと成長するためには、元気いっぱいに遊ぶことができる場所が必要です。かねてより、身近に遊べる公園が少ないと言われている本市の現状を踏まえ、
子育て世代の満足度を高められる
公園整備にも取り組んでまいります。私は、次代を担う
子供たちがたくましく成長し、丸亀で育ったことを誇りに感じてもらいながら、新しい時代をしなやかに生き抜いていけるように、こうした未来へ種をまく取組を展開してまいりたいのであります。 次に、地域を支える産業についてでございます。 丸亀市がいつまでも魅力的なまちとして発展し続けるためには、市内の
経済活動を持続、循環させるための産業の育成や支援が不可欠であります。その第一歩となるのが、市民をはじめ多くの方に地元企業のことを知ってもらうことであります。そこで、まずは子供の頃から、地域の企業について学ぶ
産業教育や
職場体験等の取組を一層強化して進めてまいります。また、市内の魅力ある企業を行政も一緒になってアピールすることで、丸亀市で働きたい人たちを増やしていきたいと考えております。 さらに、多くの誇れる
地場産品を持つ農業や水産業の活力増強も必要な取組の一つであると考えます。私も農家に生まれ育ち、専業農家として頑張り、御苦労されている方をたくさん存じておりますが、この分野では特に夢のある取組を推進することが大切であると考えております。 そこで、6次産業化などを促進し、農業や水産業の
ビジネス化を図ることにより、明日の農業や水産業の担い手の参入や育成のほか、
耕作放棄地の有効活用などにも取り組んでまいります。また、こうした農水産物の消費拡大に当たりましては、私自身が
トップセールスにも力を入れ、丸亀市が誇る
地場産品を自信を持って売り込んでまいりたいと存じます。 次に、私たちの生活を潤し、豊かな人間形成にもつながる文化や生涯学習、
スポーツについてでございます。 本市では、
シンボル丸亀城や猪熊弦一
郎現代美術館に象徴されますように、歴史と文化が薫るまちとして発展してまいりました。その
文化振興を支えていただいている
文化協会や生涯
学習クラブなどにつきましては、引き続き新
市民会館整備などの課題を一つ一つクリアして、
活動場所を確保し、丸亀市が一層品格のあるまち、にぎわいのあるまちとして進化を遂げるための
基盤整備を着実に進めてまいります。 さらに、本市は県内随一の
スポーツ拠点である
丸亀総合運動公園を有し、
香川県立丸亀競技場や
丸亀市民球場などを活用しての、
スポーツを通じた
にぎわいづくりの観点からも恵まれた環境にございます。また、時期的にも、東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会や、令和4年度に予定されている
全国高等学校総合体育大会などを追い風として、
スポーツへの気運醸成は一層期待されるところであります。私は、これらの丸亀市特有の貴重な資源を存分に活用しながら、市民の皆様のそれぞれの活動を支援し、活気に満ちた魅力あふれる
まちづくりを展開してまいります。 一方、私たちの生活の基盤となります
インフラ整備などにつきましては、行政の大切な役割の一つであり、産業の発展や防災面においても重要な施策であると考えております。これまで多くの
地方都市が直面している
中心市街地の空洞化や商店街の衰退などは、本市も例外ではございません。しかし、今本市の
中心市街地は、新庁舎と
市民交流活動センター(
愛称マルタス)が完成し、
ビジネスホテルやマンションなどの民間投資が見られるなど新たな人の動きが出てきており、お城を中心としたまちなかのゾーンが新しく生まれ変わろうとしています。私は、この好機を逃すことのないよう、
大手町地区の
再編整備のほか、丸亀駅北地区の
生活道路や、
丸亀駅前からの
県道丸亀停車場線での
歩道整備の推進により、丸亀港から丸亀駅、商店街、そして大手町4街区から丸亀城へとつながる
中心市街地に元気をもたらしてまいりたいのであります。また、こうした
中心拠点の整備と併せて、
都市計画マスタープランに基づき、綾歌・飯山地区の
地域拠点の活性化を目指し、多極分散型の
まちづくりの実践につなげてまいります。 一方、
市道西土器南北線や
市道原田金倉線などの
主要幹線道路や、新
浄化センターなどの整備につきましては、市民の皆様をお待たせしている状況でございますので、迅速に完了できますよう、財源の確保に向け、国や県への
要望活動などしっかりと汗をかいてまいる所存でございます。 瀬戸内の温暖な気候と、地震や大雨などによる
自然災害の少ない地域性は、私たちの
ふるさと丸亀の大きな魅力です。しかしながら、昨今の甚大な被害をもたらしている豪雨や台風などの
自然災害は全国の各地で発生しており、私たちにとっても対岸の火事と決して楽観できる状況にはございません。そのため、引き続き
浸水対策を進めますとともに、市民の防災意識の向上にも取り組み、災害に強い
まちづくりを進めてまいります。 今の平和で豊かな時代、そして私もそうであったように、この丸亀で生まれ育ち、自由に人生を選択することができ、現在の自分があるのは、ひとえに先人の皆様の御苦労があったからこそと強く感じるところでございます。そのため、この時代を作り上げてきた方々への敬意と感謝を表すため、本市における
敬老事業等の在り方を改めて見直したいと考えております。先輩方には、いつまでもお元気で、生きがいのある豊かな生活をこの丸亀の地で送ってほしいと願うものであります。 また、
人権尊重社会や
男女共同参画社会などの実現は、これからも変わらぬ共通の目標であり、
まちづくりの原則である協働につきましても、マルタスを拠点に新たな
市民活動を支援するなど、行政の継続性が求められる取組につきましては、引き続き着実に取り組んでまいります。 ここまで、私の考える政策の一端を述べさせていただきました。これらの取組を実現していくための
財政基盤は、コロナの影響なども踏まえますと、今後もしばらくの間は厳しい状況が続くものと認識いたしております。そのため、私たちは知恵を絞り、汗を流し、創意と工夫で持続可能な
行財政運営を実行していかなければなりません。人口や
雇用対策などによる安定した税収の確保を基本としつつ、国や県とのパイプを通じた財源の獲得、さらには
ふるさと納税におきましても、新たな寄附者の掘り起こしや、返礼品のさらなる充実に取り組みます。 また、地域の皆様とともに歩み、今年で開設69周年を迎える
ボートレース事業につきましては、安全・安心な運営に努め、さらなる収益の確保に向けて、私が自ら
ビッグレースの誘致に足を運んでまいります。一方で、最少の経費で最大の効果を生み出す
行政システムの構築といたしまして、私は今後の
市政運営において次の視点を大切にしながら取り組んでまいります。 1つは、
広域行政の推進であります。人口減少が深刻化し、
高齢者人口がピークを迎える2040年頃を見据えますと、今の段階から
広域行政による取組を強化し、
スケールメリットによる業務の効率化や
財政基盤の強化などを目指すことが必要と考えます。中讃広域の構成市町をはじめ、近隣の自治体と手を取り合い、協力しながら
事務事業や
財政負担の合理化を進めてまいります。 もう一つは、民間の力を借りることでございます。市役所の人手不足の問題も生じている中、業務の官民分担を改めて検討する必要があり、民営化や民間活力の活用は、限られた人材の適正配置、経営効率、働き方の観点からも避けて通れない方向性であると考えます。これまでの
ごみ収集運搬業務や
学校給食調理業務などのように、民間の力を借りられるところには積極的に民間の力を活用し、専門性を生かした
市民サービスの向上も図りながら
行政運営の最適化を進めてまいります。 最後に、改めて私の決意を申し上げます。 冒頭にも申しましたとおり、私の使命は、丸亀市の発展と
丸亀市民の皆様の福祉の向上を実現することであります。
コロナ禍という未曽有の危機に直面しながらも、この状況を打ち破り、共存する新たな丸亀市を築いていくことが市民の皆様から私に託された願いであります。これから私が進める
市政運営に当たりましては、数々の困難が立ちはだかることを覚悟しておりますが、私は七転び八起きの精神で必ずや成し遂げてまいる決意であります。
新米市長として未熟な面も多々あろうかと存じますが、4期16年務めた
市議会議員時代からの国や県とのつながりも生かしながら、座右の銘であります終始一誠意を胸に、全ての人に誠実な政治姿勢を貫き、令和時代の新たな丸亀市の創造に力の限りを尽くしてまいる所存であります。改めまして、
議員各位並びに市民の皆様におかれましては、本市のさらなる発展のため、格段の御支援と御協力を賜りますよう切にお願いを申し上げます。私の
所信表明とさせていただきます。
○議長(
真鍋順穗君) これにて市長の
所信表明を終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第5 議案第39号から議案第44号まで
○議長(
真鍋順穗君) 日程第5、議案第39号から議案第44号までを一括議題といたします。 件名は
事務局長から朗読いたします。 〔
事務局長(
渡辺研介君)朗読〕 ─────────────── 議案第39号 令和3年度丸亀市
一般会計補正予算(第2号) 議案第40号 令和3年度丸亀市
モーターボート競走事業会計補正予算(第1号) 議案第41号 丸亀市
市税条例の一部改正について 議案第42号 丸亀市
附属機関設置条例の一部改正について 議案第43号 丸亀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正について 議案第44号
市道路線の廃止及び認定について ───────────────
○議長(
真鍋順穗君) 以上、
一括上程議案について、市長の提案理由の説明を求めます。 市長
松永恭二君。 〔市長(
松永恭二君)登壇〕
◎市長(
松永恭二君) 議案第39号、
一般会計補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ65億1,641万3,000円を追加し、予算の総額を553億2,541万3,000円とするものであります。 その内容といたしまして、
総務費関係では、市民1人当たり5万円を支給する
コロナ緊急経済対策特別定額給付金56億3,500万円や、その給付に係る事務費9,500万円を計上するほか、
新型コロナウイルス関連事業所支援事業費として、
キャッシュレス決済ポイント還元事業業務委託料5億7,000万円や、市の特産物を活用し、
新型コロナウイルス感染予防の周知啓発を図るためのうちわ製作業務委託料420万円を計上いたします。 そのほか、低所得の子育て世帯のうち、独り親世帯以外の子育て世帯に対し、児童1人当たり一律5万円を支給するための子育て世帯生活支援特別給付金1億525万円や、その給付に係る事務費475万円を計上いたします。 農林水産業費関係では、農業施設整備補助金において、国庫補助事業に活用できる見込みとなりましたことから、かがわ園芸産地活性化
基盤整備事業補助金3,030万3,000円を減額し、産地生産基盤パワーアップ事業補助金1,505万4,000円及び担い手確保・経営強化支援事業補助金3,000万円を措置するものであります。 土木費関係では、道路橋梁改良費において、今年度早期に事業着手の必要があります
市道西土器南北線(南工区)道路改良事業費ほか2事業について、事業費2,550万円を計上するほか、排水路改修費として、遊水地機能の回復を図るため、中津下川浚渫事業費2,800万円を計上いたします。 教育費関係では、学校における
感染症対策として、国の補助金を活用し、消毒液等の購入や教職員の資質向上のため研修等支援に必要となる経費として、小・中学校の管理運営費をそれぞれ1,855万円及び745万円増額計上するほか、城東小学校校舎等改築事業費として、基本計画の策定や基本設計に係る業務委託料600万円を計上いたします。 そのほか、市指定文化財整備事業費では、本島町にある千歳座の保存修理に係る補助金46万2,000円を計上するほか、女子サッカー推進事業費では、U-12女子サッカー交流大会開催委託料150万円を増額補正いたします。 また、これらの財源といたしまして、
コロナ緊急経済対策特別定額給付金給付事業費や、
キャッシュレス決済ポイント還元事業業務委託料に、モーターボート競走事業からの繰入金63億円を活用するほか、国県支出金や寄附金、地方債及び基金繰入金を措置するものであります。 予算第2条の債務負担行為の補正につきましては、城東小学校校舎等改築事業費の基本計画策定及び基本設計業務委託料について、後年度における負担の限度額を定めるものであります。 予算第3条の地方債補正につきましては、道路橋梁改良費や、中津下川浚渫事業費に係る事業債の補正に伴い、借入限度額を変更するものであります。 議案第40号、
モーターボート競走事業会計補正予算につきましては、収益的支出であります営業外費用の繰出金について、一般会計への繰出金を63億円増額するものであります。 議案第41号、丸亀市
市税条例の一部改正につきましては、地方税法の一部改正に伴うもので、個人市民税の非課税限度額における国外居住親族の取扱いの見直し及び特定一般用医薬品等購入費を支払った場合の医療費控除の特例であるセルフメディケーション税制の延長の措置を講ずるものであります。 議案第42号、丸亀市
附属機関設置条例の一部改正につきましては、下水道事業の経営の安定化を図り、将来にわたる継続的なサービスを提供することを目的に調査、審議を行う附属機関として、丸亀市下水道事業運営審議会を設置するため、所要の改正を行うものであります。 議案第43号、丸亀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正につきましては、丸亀市下水道事業運営審議会の設置に合わせ、審議会の委員に対し報酬及び
費用弁償を支給するため、所要の改正を行うものであります。 議案第44号、
市道路線の廃止及び認定につきましては、市営上分団地跡地整備に合わせて、上分団地1号線、上分団地2号線、上分団地3号線、上分団地4号線、上分団地5号線の
市道路線の廃止を行い、新たに市道として整備を行う土器上分線を認定するものであります。
○議長(
真鍋順穗君)
一括上程議案に対する提案理由の説明は終わりました。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第6 議案第45号
○議長(
真鍋順穗君) 日程第6、議案第45号「
監査委員(識見を有する委員)選任の同意について」を議題といたします。 市長の提案理由の説明を求めます。 市長
松永恭二君。 〔市長(
松永恭二君)登壇〕
◎市長(
松永恭二君) 議案第45号、
監査委員の選任につきましては、識見を有する委員として山本一清氏を選任いたしたく、議会の御同意をいただきたいのであります。
○議長(
真鍋順穗君) 提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第45号は、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
真鍋順穗君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第45号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 本件に対し、御意見等はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
真鍋順穗君) 御発言もなければ、これより採決いたします。 議案第45号「
監査委員(識見を有する委員)選任の同意について」は、原案を同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
真鍋順穗君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第45号「
監査委員(識見を有する委員)選任の同意について」は、原案を同意することに決定いたしました。
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△日程第7 議案第46号
○議長(
真鍋順穗君) 日程第7、議案第46号「
監査委員(
議員選出)選任の同意について」を議題といたします。
地方自治法第117条の規定により、加藤正員君、除斥となりますので、退席、退場願います。 〔14番(加藤正員君)=退席、退場〕
○議長(
真鍋順穗君) 市長の提案理由の説明を求めます。 市長
松永恭二君。 〔市長(
松永恭二君)登壇〕
◎市長(
松永恭二君) 議案第46号、
監査委員の選任につきましては、
議員選出委員として加藤正員氏を選任いたしたく、議会の御同意をいただきたいのであります。
○議長(
真鍋順穗君) 提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第46号は、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
真鍋順穗君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第46号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 本件に対し、御意見等はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
真鍋順穗君) 御発言もなければ、これより採決いたします。 議案第46号「
監査委員(
議員選出)選任の同意について」は、原案を同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
真鍋順穗君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第46号「
監査委員(
議員選出)選任の同意について」は、原案を同意することに決定いたしました。 加藤正員君、入場を許します。 〔14番(加藤正員君)=入場、着席〕
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△日程第8 議案第47号
○議長(
真鍋順穗君) 日程第8、議案第47号「
公平委員会委員選任の同意について」を議題といたします。 市長の提案理由の説明を求めます。 市長
松永恭二君。 〔市長(
松永恭二君)登壇〕
◎市長(
松永恭二君) 議案第47号、公平委員会委員の選任につきましては、現在、同委員であります廣瀬義文氏が令和3年6月23日をもって任期満了となりますが、引き続き委員として選任いたしたく、議会の御同意をいただきたいのであります。
○議長(
真鍋順穗君) 提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第47号は、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
真鍋順穗君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第47号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 本件に対し、御意見等はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
真鍋順穗君) 御発言もなければ、これより採決いたします。 議案第47号「
公平委員会委員選任の同意について」は、原案を同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
真鍋順穗君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第47号「
公平委員会委員選任の同意について」は、原案を同意することに決定いたしました。
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△日程第9 議案第48号
○議長(
真鍋順穗君) 日程第9、議案第48号「
選挙管理委員及び同補充員の選挙について」を議題といたします。 市長の提案理由の説明を求めます。 市長
松永恭二君。 〔市長(
松永恭二君)登壇〕
◎市長(
松永恭二君) 議案第48号、
選挙管理委員及び同補充員の選挙につきましては、現在の
選挙管理委員が令和3年6月22日をもって任期満了となりますので、
地方自治法の規定により、委員及び補充員それぞれ4人を選挙していただきたいのであります。
○議長(
真鍋順穗君) 提案理由の説明は終わりました。 これより
選挙管理委員及び同補充員の選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
真鍋順穗君) 御異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は、指名推選によることに決定いたしました。 お諮りいたします。 指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
真鍋順穗君) 御異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決定いたしました。
選挙管理委員及び同補充員の指名を
事務局長から報告いたします。 〔
事務局長(
渡辺研介君)朗読〕 ───────────────
選挙管理委員 佐 藤 めぐみ 直 江 安 俊 丸 尾 良 一 神 原 太 一 同補充員 神 崎 幸 治 小 橋 節 子 山 本 久美子 北 山 正 善 ───────────────
○議長(
真鍋順穗君) 以上のとおりであります。 お諮りいたします。 ただいま指名いたしました諸君を
選挙管理委員及び同補充員の当選人とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
真鍋順穗君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました佐藤めぐみ君、直江安俊君、丸尾良一君、神原太一君、以上の4名が
選挙管理委員に、また神崎幸治君、小橋節子君、山本久美子君、北山正善君、以上の4名が同補充員にそれぞれ当選されました。 なお、委員中、欠員があるときの補充員からの補欠順序につきましては、ただいま指名いたしました順序をもって補欠順序といたします。
会議規則第32条第2項の規定による当選の告知は、後刻直接本人宛てに行うことにいたします。 以上で本日の会議日程は全て議了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 なお、次回会議の再開は3日午前10時といたします。 御審議、お疲れさまでした。 〔午前10時55分 散会〕 ───────────────
地方自治法第123条第2項の規定による署名者 議 長 議 員 議 員...