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08月26日-02号

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  1. 多治見市議会 2022-08-26
    08月26日-02号


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    最終取得日: 2022-12-31
    令和 4年  9月 定例会(第4回)議事日程 令和4年8月26日(金曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員指名 第2 発議第5号 決算特別委員設置について 第3 報第16号 専決処分報告について 第4 報第17号 専決処分報告について 第5 認第1号 令和3年度多治見市一般会計歳入歳出決算認定について 第6 認第2号 令和3年度多治見市南姫財産区事業特別会計歳入歳出決算認定について 第7 認第3号 令和3年度多治見市土地取得事業特別会計歳入歳出決算認定について 第8 認第4号 令和3年度多治見市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について 第9 認第5号 令和3年度多治見市営住宅敷金等特別会計歳入歳出決算認定について 第10 認第6号 令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 第11 認第7号 令和3年度多治見市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 第12 認第8号 令和3年度多治見市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 第13 報第18号 令和3年度多治見市基金運用状況に関する調書提出について 第14 報第19号 令和3年度多治見市継続費精算報告書提出について 第15 報第20号 令和3年度決算に基づく健全化判断比率報告について 第16 報第21号 令和3年度多治見市財政向上指針実施状況報告について 第17 認第9号 令和3年度多治見市水道事業会計決算認定について 第18 議第80号 令和3年度多治見市水道事業会計利益処分について 第19 認第10号 令和3年度多治見市下水道事業会計決算認定について 第20 議第81号 令和3年度多治見市下水道事業会計利益処分について 第21 認第11号 令和3年度多治見市農業集落排水事業会計決算認定について 第22 議第82号 令和3年度多治見市農業集落排水事業会計利益処分について 第23 認第12号 令和3年度多治見市病院事業会計決算認定について 第24 報第22号 令和3年度多治見市水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告について 第25 報第23号 令和3年度多治見市下水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告について 第26 報第24号 令和3年度多治見市農業集落排水事業会計決算に基づく資金不足比率報告について 第27 報第25号 令和3年度多治見市病院事業会計決算に基づく資金不足比率報告について 第28 議第83号 多治見市職員育児休業等に関する条例一部を改正するについて 第29 議第84号 令和4年度多治見市一般会計補正予算(第3号) 第30 議第85号 令和4年度多治見市南姫財産区事業特別会計補正予算(第1号) 第31 議第86号 令和4年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 第32 議第87号 令和4年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 第33 議第88号 令和4年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 第34 議第89号 令和4年度多治見市水道事業会計補正予算(第1号) 第35 議第90号 令和4年度多治見市下水道事業会計補正予算(第1号) 第36 議第91号 工事請負契約変更について 第37 議第92号 権利放棄について 第38 議第93号 指定管理指定について 第39 議第94号 指定管理指定について 第40 議第95号 指定管理指定について 第41 休会期間決定    (第2 提案説明~質疑~委員会付託(省略)~討論~表決、第3及び第4 質疑、第5から第12まで 質疑~委員会付託、第13から第16まで 質疑、第17から第23まで 質疑~委員会付託、第24から第27まで 質疑、第28から第40まで 質疑~委員会付託)     -------------------------議事日程(第2号) 令和4年8月26日(金曜日) 第1 議第98号 決算特別委員の選任について    (第1 選任)     -------------------------本日会議に付した事件 議事日程(第1号)から議事日程(第2号)まで     -------------------------出席議員(20名)          1番    山田 徹君          2番    片山竜美君          3番    玉置真一君          4番    城處裕二君          5番    奥村孝宏君          6番    吉田企貴君          7番    佐藤信行君          8番    渡部 昇君          9番    寺島芳枝君         10番    古庄修一君         11番    柴田雅也君         13番    若尾敏之君         14番    三輪寿子君         15番    若林正人君         16番    林 美行君         17番    加藤元司君         18番    仙石三喜男君         19番    井上あけみ君         20番    石田浩司君         21番    嶋内九一君     -------------------------説明ため出席した者職氏名         市長         古川雅典君         副市長        佐藤喜好君         教育長        渡辺哲郎君         副教育長       高橋光弘君         企画部長       柚木崎 宏君         総務部長       仙石浩之君         福祉部長       加藤泰治君         市民健康部長     澤田誠代君         経済部長       長江信行君         環境文化部長     伊藤徳朗君         都市計画部長     知原賢治君         建設部長       村瀬正一君         水道部長       木村信孝君         会計管理者      伊藤香代君         監査委員事務局長         併選挙管理委員会書記長                    金子 淳君         消防総務課長     青嶋 修君     -------------------------職務ため出席した事務局職員         事務局長       河地孝彦         書記         臼武徹也         書記         虎澤智子         書記         山内祥子         書記         阪野広紀     ------------------------- △開議    午前10時00分開議 ○議長(石田浩司君) これより本日会議を開きます。     ------------------------- △第1 会議録署名議員指名 ○議長(石田浩司君) 日程第1、会議録署名議員指名を行います。 本日会議録署名議員は、会議規則第87条規定により、議長において、9番 寺島芳枝君、10番 古庄修一君両君を指名いたします。     ------------------------- △第2 発議第5号 ○議長(石田浩司君) この際、日程第2、発議第5号 決算特別委員設置についてを議題といたします。     -------------------------             〔議案掲載省略〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 提出議案に対する発議議員説明を求めます。 6番 吉田企貴君。   〔6番 吉田企貴君登壇〕 ◆6番(吉田企貴君) 発議第5号 決算特別委員設置について、文案朗読をもって説明に代えさせていただきます。 多治見市議会委員会条例第6条規定により、下記事件を審査するため、委員18名で構成する特別委員会を設置するものといたします。 詳細につきましては、お手元資料を御一読ください。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) これより質疑を行います。 発議第5号 決算特別委員設置について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) これをもって、質疑を終結いたします。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第5号については、会議規則第36条第3項規定により、委員付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、発議第5号については、委員付託を省略することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) これより、討論を行います。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) これをもって、討論を終結いたします。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) これより、採決を行います。発議第5号 決算特別委員設置については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。 追加議事日程を配付いたしますので、しばらくお待ちください。   〔議案配付〕     ------------------------- △日程追加(議事日程 第2号) ○議長(石田浩司君) この際、お手元に配付いたしましたとおり、決算特別委員の選任についてを日程に追加し、議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、決算特別委員の選任についてを日程に追加し、委員の選任を行うことと決しました。     -------------------------
    △第1 議第98号 ○議長(石田浩司君) お諮りいたします。本特別委員の選任については、委員会条例第8条第1項本文規定により、山田 徹君、片山竜美君、玉置真一君、城處裕二君、奥村孝宏君、吉田企貴君、佐藤信行君、渡部 昇君、古庄修一君、柴田雅也君、若尾敏之君、三輪寿子君、若林正人君、林 美行君、加藤元司君、仙石三喜男君、井上あけみ君、嶋内九一君、以上18名を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました18名を決算特別委員に選任することに決しました。     ------------------------- △第3 報第16号から第40 議第95号まで ○議長(石田浩司君) この際、日程第3、報第16号から日程第40、議第95号までを一括議題といたします。     -------------------------             〔議案掲載省略〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) これより質疑を行います。 最初に、報第16号 専決処分報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、報第17号 専決処分報告について質疑はありませんか。 3番 玉置真一君。 ◆3番(玉置真一君) パッカー車と対向車衝突事故という説明がありました。 まず、双方車両が破損したとことだが、運転手、また同乗者けがはありませんでしたでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 環境文化部長 伊藤徳朗君。 ◎環境文化部長(伊藤徳朗君) 正面衝突ということで、車自体はすごい破損が大きかったんですけれども、運転手にけがはありませんでした。相手方方はエアバッグで胸を強打されたということで、念ため救急車で病院には行かれたと聞いていますけども、その後、何か入院されたとか、そういう話は聞いておりません。 ○議長(石田浩司君) 3番 玉置真一君。 ◆3番(玉置真一君) けがはなかったということで少し安心しております。 今後こともありますので確認させてください。 富士見町1丁目地内とことだが、車道中央線、言わばセンターラインですね、センターラインが引かれていない区間で事故だったんでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 環境文化部長 伊藤徳朗君。 ◎環境文化部長(伊藤徳朗君) センターライン自体は、過去にはあったかもしれませんが、その時点では消えておりまして、ただ、当然、十分な道幅ございましたから、パッカー車ほうは通常ところで走っておったところを、相手方が中央線を乗り越えてきたということでございます。 ○議長(石田浩司君) 3番 玉置真一君。 ◆3番(玉置真一君) 過失割合ことで、通常我々が入っている任意保険話をしますと、過失割合が市側20%、相手側80%とことだが、これは事故直後に先方が、私がセンターライン付近を越えた、もしくはそういうところで認める態度があったか。 双方車両が動いている状態で自動車事故場合、最初に提示される過失割合は、相手保険会社が一方的に認定した2対8、20%と80%と認定されます。 一般我々が入っている保険では、相手に過失が大きくてもらい事故だった場合、2対8と言われてから弁護士費用特約を使って1対9にしていただけるような場合もあると聞いております。 今後安全管理もありますが、以前、社用車等にはドライブレコーダー設置等お話も聞いております。ドライブレコーダー画像を検証して弁護士が判断された場合に、過失割合が変わる場合があると聞いておりますので、今後安全管理も含めて、今、パッカー車にドライブレコーダーは装着されているんでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) パッカー車、全てついておりますし、公用車にも、今、つけております。 今、御指摘ように、今回センターラインを越えてという評価、しましたけれども、これも、先ほど答弁にあったように、センターラインがないところでなぜ分かるだということについては、今ドライブレコーダーが証拠になって、今ような結果といいますか、評価になったということでございます。 あとは、保険会社等過失割合補償ですけれども、今回場合は両方動いていたというような形中で、この2対8という結果となったというものでございます。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第1号 令和3年度多治見市一般会計歳入歳出決算認定について質疑はありませんか。 16番 林 美行君。 ◆16番(林美行君) 4号冊 200ページ市町村台帳において、財政力指数が3か年平均で0.71、単年度で0.69、この数字は、古川市政15年で最低数字ではないでしょうか。この低下は何が原因になるでしょうか。それは、構造的な何か課題があってということではないか。ただ、コロナ禍とか様々なことがあってということで、こういう数字になったということなんでしょうか。そこをまず最初に。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) まず、令和2年度と令和3年度だけを取り上げて数値ということでいきますと、確かに、新型コロナウイルス感染症影響というものは無視できない部分はあります。 ただ、今、議員御指摘ように、ここ数年来、非常にわずかずつですけれども、下がってきているという傾向はございます。その辺りを簡単に一言で説明するというは難しいながらも、あえて言えば、いわゆる税収も実は微増しているんです。少しずつ上がってきている。ただし、それ以上に使う分、はっきり言えば、扶助費関係ですね、高齢化に伴って増えつつある扶助費部分と、それから施設がかなり老朽化しているものが多くなってきました。この施設維持費、維持補修費等も、多少凸凹はありますけど、上昇傾向です。 こういった必要経費というが増えておりますので、数値的にはわずかずつなんですけれども、数値が落ちているという部分、根本的にはそういった部分があろうかというふうに認識しております。 ○議長(石田浩司君) 16番 林 美行君。 ◆16番(林美行君) 多治見市はこの15年で約1万人人口を減らしていて、高齢化率というもかなりスピードが速く、とても中京圏まちとは思えないような形でございますが、いわゆる、長期にわたってこんなまちになっていきそうだ、だからその対策をしなきゃいけないというところで、もう少ししっかり対策をしなきゃいけないんじゃないかと、税収を当然増やす、それから支出を無駄ない形にしていく、こういう原則を着実にしていかなきゃいかんじゃないかと。 令和3年度財政向上指針数字中でも、その、いわゆる経常支出について、数字が逆に増えてしまっていて、節約をしていくという姿勢がない、数字が出るような、先ほど総務部長説明とおり、お金がかかっていくところがある、だからというは分かるんですけど、だけど、それがこの先ずっと続くことになるわけで、それをどうやって乗り越えていくかというは多分課題で、それをどうしていくかというところを、その、多治見は計画的な行財政運営をしていく、総合計画に基づいて、だから税収を増やす、支出を少なくする、こういう努力をするというふうにして進んできたわけですが、この進んでいっている方向がどこかずれていると思うんですけど、このずれというはもう仕方がないと考えられているんですか。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) ここ10年あるいは20年という中でお話だろうと思います。 多治見市としては、この間、相当ないろいろな構造転換を図ってきています。例えばで言えば、企業誘致による税収面へ貢献度というは、年間、例えば、8億円とか9億円という数字が最近上がってくるようになりました。この分がなければ、財政力指数は確実に 0.6台にもう既に落ちています。それを、企業誘致という中で、何とかここで食い止めているという部分があって、これをさらに伸ばしていくというが重要な点、1つ目だろうと思います。 もう一つは、FMでございます。先ほども言いました、老朽化した施設が非常に、類似自治体に比べて数多くある。この辺りは誰も手をつけたくはありません。その地域にとっては、それなり思いがありますから。しかし、これら施設を今後、30年、40年かけてどうしていくかという思い切った場面に足を踏み入れたわけです。 こういった構造転換は、すぐには効果は現れません。やはり10年、20年かけて効果が現れてくるものです。ですから、今、議員が御指摘になったように、結果として数字だけでもって何もやってこなかったという評価は、我々はしておりません。これまでいろいろな構造転換に向けて努力をしてきた結果が今現在ある。今結果を受け入れざるを得ないんですけれども、そういった効果を続けていくことによって解決を図っていきたい、そう考えております。 ○議長(石田浩司君) 16番 林 美行君。 ◆16番(林美行君) その説明、分からないわけじゃないんですが、基本的に、内向き行財政運営、都市経営をやっているために、結果として、順番に縮小していく方向にまちが動いていて、結果として、まちエネルギーが失われて、その結果がこの15年数字じゃないかと私は考えます。 大事なことは、前に向いていく、社会的なその外部効果、例えば、渋滞とか解決して、そのマイナス部分を改良することで、多分、まち経済循環はよくなる、その経済循環構造がよくなれば、多分、事業所も増える、増えれば消費も増える、人口も増えるというふうで、いいふうに回転すると思うんですが、その基本的なところが、やっぱり西寺元市長から続く28年ですっかり前へ行かなくなって、内向きになっちゃったという結果が多分ここ数字じゃないかと、一番いい時代、この十数年過ごしたわけですけど、財政力を1にする可能性あるかといったら、当時総務部長は、夢また夢と平然と言いましたけれど、やはり行政が内向きになっていては、多分、まちはよくならないので、その数字がこの令和3年度歳入歳出決算中でかなりはっきりしたんじゃないかと。 これは、構造的な改革をしないことには先がないという、そういう数字に私には思えますので、その辺、努力してるからいいというふうじゃなくて、努力する方向を変えるべきだと私は思うんですけど、その辺いかがでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 御意見は承りました。 ただ、我々方向は、先ほど言いましたように、全国的に人口が減っている中で、多治見市だけ人口を増やしていくというような、そういった立場には立っておりません。できることとして企業誘致を頑張ってきた、あるいは公共施設適正配置、こういったものを地道に頑張っていく中で、今現実を受け入れつつも、人口がたとえ減ったとしても、市民が幸せに暮らせるようなまちをどうつくっていくか、そうした基本姿勢に立って運営を続けてまいります。 ○議長(石田浩司君) 6番 吉田企貴君。 ◆6番(吉田企貴君) 決算認定中で、特に収入面についてお伺いします。 今答弁中で、総務部長もおっしゃっておりましたが、現に、コロナ禍影響がある中でも、法人市民税については 4,000万円余増加になっております。これはまさに多治見市当局努力が実ったものと、そう誇っても十分によいものであるというふうに私は評価しております。 その上で、私が今ここで伺いたいは、個人市民税につきましては、1億 4,700万円余減少となっております。これは、当然ながら、新型コロナウイルス感染症影響が大きいだろうとは思います。この金額そのものは、もちろん小さいものではございませんが、何が聞きたいかというと、個人市民税が減少しているということは、多治見市民暮らし向きが苦しくなっている、そう捉える必要があるではないかということを考えております。 その意味で、いま一度、この個人市民税が減少したこの金額に対する分析と市見通しですね、これについて伺いたいと思います。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 今、御指摘があったように、個人市民税は減っております。 基本的なことで、まず押さえておかないといけないは、市民税課税というは、前所得に対してかかりますので、令和3年度個人市民税というは令和2年中にどれだけ所得があったかというが反映されてくるものでございます。 令和2年というは、ロックダウンに近いような、新型コロナウイルスによる経済的な停滞等々が一番激しかった年です。ですから、今回数字だけを取って、もう少し中長期スパンで生活が苦しくなっている云々というは、簡単にはちょっと言えないだろうと思います。 ただ、参考までに、今年度調定額、令和4年度市民税、個人市民税調定額は、前年度に比べて1%以上増えています。ですから、かなり元に戻りつつあるという数字です。 その意味でいくと、あまりコロナ禍による凸凹に過剰に反応することなく、以前並み傾向が続いているというか、そういう捉え方でいいと思うんです。 ただ、もう一つだけ影響があるは、やはり働く世代数が減ってきている、トータルでっていうはあります。ですから、その分影響が今後どう出てくるかというものについては、全体としては見ていく必要がある。一人一人については、特段、急激に悪くなっているという状況ではないだろうと認識しております。 ○議長(石田浩司君) 6番 吉田企貴君。 ◆6番(吉田企貴君) 分かりました。 今回提出されております補正予算中でも、物価高騰、生活、暮らし向きに対する手当てはなされておりますので、そこを心配しているわけではないです。 その上で、今、総務部長御答弁にもありましたが、今回減収は恒常的なものではなくて、一過性側面が強いということで伺いました。しかしながら、その部分に関しては、非常に丁寧な分析が要ると思います。 いずれにせよ、人口が減る中で、生産年齢人口割合が減っていく中で、恒常的な減収が見込まれるかと思います。そういう意味で、今回は一過性かもしれませんが、改めて少し中長期なビジョンで見たときに、当局として、この市税収入割合とか金額というはどうなっていくかという、もし、この段階で見立てがあれば、改めて伺いたいと思います。先ほど質問と少々重複しますが、お願いします。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 市税収等、全体話と、それから、今御指摘個人市民税傾向というは、ちょっと分けて考えないといけないだろうというふうには思います。 個人市民税についていうと、繰り返しになりますけど、やはり市としては、働く世代減少を少しでも食い止めていくということは、絶対必要なことだろうと思います。 ただ、一人一人所得維持とか、あるいは拡大ということに関していうと、市ができる施策というは結構限りがありまして、全国的な景気動向とか、そういったもの影響ほうが物すごく大きな波としてやってきますので、それについては、ちょっとこれは逃げた言い方になるかもしれませんけども、動向を注意深く見守っていくというようなことしかできないだろうと。ただ、今回補正で出したように、生活が突然新型コロナウイルスような急な、災害に近いようなインパクトでリスクがあるとすれば、それへ手当ては着実にやっていくということではないかというふうに考えております。 ○議長(石田浩司君) 6番 吉田企貴君。 ◆6番(吉田企貴君) 今、総務部長がおっしゃられたように、個人市民税増収を図るときは、国策問題が大きいと思いますし、人口を含めた日本国長期トレンド中で考える必要がありますので、これを増収させようとか減収を防ごうということは難しいと思いますが、だからこそ、長期トレンドを見た上で、税収が減っていくならば、減るに見合った、当然ながら財政規模に調整していかなければいけません。 そうしますと、それを市民皆様理解を得ていく必要がありますので、今質問意図としては、中長期で税収動向を見たときに早く説明を、減らしていくなら減らしていく、そういうことをしていっていただきたいなというふうに思いますので、これについては要望にとどめたいと思います。 ○議長(石田浩司君) 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 3号冊99ページこの実質収支に関する調書中で、実質収支額は51億円、過去最高決算剰余金と説明がありました。 財政調整基金へ26億円繰り入れて4億円繰越しという表が掲げてありますけれども、当初予算では税収見込みが非常に厳しく見積っていたので、先ほどお話で法人市民税増収ということがありますが、単年度決算、こういうことを基本にした場合に、法人市民税、これが増加していく中で、景気動向に好転兆しという説明がありました。が、個人市民税は、先ほどように1億何千万円と減少しています。そこ中で、生活に大変な負担感が増していると考えますが、改めてこの51億円、この黒字分活用で物価高騰対策、様々提案がされておりますが、さらなる増額、これを求めますが、いかがでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 補正予算ところで質疑ように思われましたが、今ことにあえてお答えするであれば、それにお応えすべく、今回補正予算を組んだということでございます。 ○議長(石田浩司君) 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) その補正については、大変大きく評価をしているところでございますが、先ほど総務部長ほうから、急な災害状況であると、今状況下、これは何とか手当てをしていかなあかんということをおっしゃいましたので、私はやっぱり市財源またはそういった財政調整基金、そうした独自財源、これを充当、さらに増やしていくという方向性も求められているではないかと考えますが、再度いかがでしょう。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 先ほども言いましたように、決算というは過去もう結果です。これをどう評価するかということで、今、質疑にお答えしているわけですけれども、その使い道について御質問だと思いますので、補正予算質疑ときに、改めてお答えさせていただければと思います。 ○議長(石田浩司君) 11番 柴田雅也君。 ◆11番(柴田雅也君) 固定資産税についてお伺いしたいと思います。 減少傾向であるというふうに捉えておりますが、課税標準額、これ、路線価推移、そして固定資産税収入変化をどう捉えてみえるか、その辺をどう分析されているかを、まずお聞きしたいと思います。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 固定資産税税額といいますか、調定額も、これも実は先ほど市民税と似たところがありまして、1月1日現在資産に対してかかりますので、前年にどれだけ設備投資がなされたかというが非常に大きく影響します。ですから、この令和3年度固定資産税決算を見ると、確かに減っていますけれども、それは逆に言えば、令和2年中設備投資が非常に少なかった、要は、企業にとって、令和2年中はなかなか新たな設備投資ができなかった1年であったという評価はできます。 現に、令和3年に入って盛んに設備投資が戻ってきました。ですから、令和4年、今年度固定資産税年度当初調定額は大きく伸びています。この令和3年度決算で固定資産税が若干落ち込んでいるという数字は、前年になかなか企業が積極的な設備投資をしなかったということが一番大きな原因だろうと思います。 もう一つは、税制上問題として、このコロナ禍という大変なときなので、本来は、評価額に対して課税標準、乖離があって近づけていかないといけないという部分を一旦凍結したという税制上仕組み部分も若干ありますので、そういった、複数要因が重なっていますけど、一番大きなは設備投資だろうというふうに評価しています。 ○議長(石田浩司君) 11番 柴田雅也君。 ◆11番(柴田雅也君) 今、総務部長が言われたは、償却資産部分だと思いますけど、住宅需要、新築住宅において状況による固定資産税変化ということで、路線価とか、その辺推移ということをお伺いしたので、ちょっとずれがありますが、本市において納税義務者数もちょっと減少気味ですが、その辺、本市において大規模開発ももうほとんど終わってしまって、今後、この部分において右肩上がりに成果が上がって、固定資産税が上がっていくという部分から考えるならば、なかなかそれが見込めない中で、本市として、その辺をどのように捉えて、今後、どのように分析して、それに対して政策として考えていくかということを聞きたかったので、よろしくお願いします。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 個人住宅ということに関して固定資産税伸び、あるいは減少というは、さほど大きなものではありません。土地評価、新聞等でも皆さん御覧になったと思うんですけど、多治見市場合は、駅周辺が値上がり傾向があって、さらに周辺部分だとかなり安くなってるという傾向がある中で、まず、住宅地土地については、トータルでは若干マイナス傾向かなと、でも、ここに、数字にすぐに表れるほど大きな変化ではありません。 住宅については、一定程度団地ができた年にやっぱり新たな投資が増えるという凸凹がありますので、全体として見たときに、やっぱりこの20年、30年来長いスパンでいえば、減ってきていることは確かです。 ただ、毎年毎年数字が大きく変動するほど大きさではない。やっぱり1年1年数字が大きく変動するは企業による設備投資等が、実は直接的に反映してくるものですから、それで先ほど答えになったんですけども、個人宅地はもうちょっと10年とか20年という長いスパン中で、どういう傾向かということを検討しながら、動きを評価していくということが必要だろうと思います。 ○議長(石田浩司君) 11番 柴田雅也君。 ◆11番(柴田雅也君) この景気動向とかによって、先ほど1回目御答弁ときに、償却資産、企業設備投資ということは、本当に、それが一番大きな問題と思いますが、今、多治見市において、例えば、今度、駅南再開発マンションなんかは分譲マンションということで、その辺、期待していきたいなと思います。 本市においては、郊外開発というは、もうほぼないであろう、考えられないだろうという中で、いろいろな環境とか状況において、中心市街地ネットワーク型コンパクトシティということを考えながら、これから、住宅、固定資産税ということで高度利用ということをまた考えていかなきゃいけないので、この辺においていろいろ分析が必要だということで、そのつなぎでそういう質問をさせていただきました。その辺について、お考えについてお聞きしたいと思います。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) ちょっとこれはある意味、評論家みたいな形でお答えになってしまいかねないので、気をつけないといけないんですけれども、多治見市が、今、進めているはネットワーク型コンパクトシティというものです。 これ考え方一つとしては、今、議員が御指摘ような形将来を見据えています。中心市街地、高度利用をきちんと進めていく、周辺はもう放棄するかって、そうじゃないんだと、ネットワークを組むことによって、誰もが便利で暮らしやすいまちをつくっていくんだというが、その底辺にあるわけです。 その結果、今固定資産税が、全体としてどうなかというは、恐らく、先ほど来話題になっているような経済状況とか、全国的な、日本全体、そういったもの影響ほうがむしろ大きいではないかなと思います。 ただ、かといって、これ、逃げるわけにはいかないもんですから、傾向は常に注意深く見守っていくということしか今段階では言えないだろう。ただし、地道な努力ですけれども、コンパクトシティ、ネットワーク型コンパクトシティを着実に進めていく努力は、これは続けていくということだろうというように考えております。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) 昨今この新型コロナウイルス関連予算がこれだけ大きくなりますと、歳入総額、歳出総額で過去最大という言葉はよく耳にしてきましたが、さすがに今回、この実質収支額51億円超という数字を聞いたとき、内心、本当、驚きました。 反面で、先ほど林議員からもありましたけども、財政構造弾力性というか、我々はちょっと自ら稼ぐ力という感覚も持っているんですけども、その財政力指数はやはり低下してしまったという、いろいろな説明は受けましたけども、改めて、そこところ、これまでも聞いてきましたけども、今、林議員に御答弁された以外ことも含めまして、実質収支額ここに至った理由、財政力、どのような判断をしておるかだけ、もう一度お聞かせください。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 直接的な要因でいえば、税収面が一番大きいということでございます。 先ほど来話題になっております、新型コロナウイルス影響というものをかなり大きく評価をいたしまして、当初予算を組む段階では、税収落ち込みというものをかなり大きく評価をいたしました。ただし、結果として、そこまで落ち込まなかったと、特に法人市民税、企業から税収等については、むしろ若干増えたぐらいだというような流れがあったもんですから、その税収面で見立てに対して、かなり大きな上振れがあったということが大きなものでございます。 また、地方消費税交付金、要は、全国消費動向についても、かなり上振れがありました、当初想定に比べて。ですから、一旦、国へ納められる消費税、地方へ配分される分が相当大きな額になったということで、この2つが最も大きな部分だろうと考えております。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) その7款部分はまた個別にさせていただこうと思うんですけども、やはり予測した結果が出ました。上振れか下振れしかないわけですよ、ある意味、表現としては。 一足先に公表された、令和3年度一般会計財政税収が、予想以上企業業績回復ということもありまして、前年比 6.2兆円国は増収があったわけです。過去最高ですね、2年続けて過去最高です。これを、政府も上振れと言ってますが、もともと出した数字も高かった上増収なんです。 今、総務部長からありましたように、確かに、市税部分、市民税ところ、先ほど言いました、消費税ところとかを大きく上回った、上振れがあって、結果としてこうなるんですけども、反面で、吉田議員も言われたように、前年比では下がってる分もある中で、これだけ数字が出たと。ここは、やはりコロナ禍です。非常に難しいです。判断することは難しいことだとは思いますが、やっぱりここはさすがに、素直に税収見込みが若干誤りがあった、その結果、51億円超実質収支が出たということで、財政調整基金26億円、それは結構です。繰越金に同等金額が行ったことによって、中長期財政計画そのものが過去4年、将来4年間、全部変わってしまいます。全部変わります。ここは、やはり昨年つくった分計画、4年分計画も全く意味をなさないと言ってはいけないですけど、変わるわけです。やっぱり、議会も予算を認めたわけですけども、こういう時代にあっては、ともに、そこは、間違ったところは間違ったことをしっかり反省しながら、その残った予算を今回補正についても、あれだけ大判振る舞いと言っては失礼ですけども、大きな補正が出てます。これがこの時期に、はっきり言って使わざるを得ない予算になってないかということもチェックしますが、そういう面を含めて、これはやっぱり編成上に若干イレギュラーがあった結果だと私は思うんですけど、それについて認識をお尋ねしたいと思います。 それともう一点、財政力指数についてなんですけども、市民方は、あくまで収支という言葉がつきますから、過去最高51億円なんて数字出ますと、非常に喜ぶ部分もあるかと思うんですね、錯覚で。しかし、単年度でいくと 0.068程度まで下がってる。これは、仮に 7.1億円交付税を外したとしても、 0.707まで下がってることは0.26ポイント落ちてるんですよ、前年比。この数字は上げるが大変な努力なんですけど、確かに分かりますが、この結果になったことは、近隣を含めて全国自治体がこういう状態なんでしょうか。多治見市における中で、構造的な、財政構造中で先ほど言った扶助費が上がるとかいう部分で、何らかの特別な部分があるか、そういうものはどのように改善していけば、これは、この数字を見直すことができるか、御所見を伺いたいと思います。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 決算剰余金51億円分析について、答弁を申し上げます。 再三、間違った間違ったって連発されますが、私たちは地方財政計画あるいは国全体財政動向、こういうようなことは、財政課を中心として総務部あるいは市役所全体でチームを組んで、どうなか分析をします。その状況中で、かなり厳しく新型コロナウイルス関係で経済は落ち込むであろう、これは国全体トレンドでした。地方財政計画でも、そういうシグナルを送っています。それに従って、歳入を見込んだ、その歳入がそこまで厳しく新型コロナウイルス影響、減収を受けなかった、これが結果でございます。 したがって、決して私たちは間違った予算編成をした、こういうようなつもりは毛頭ございません。加えて、歳出についても、1事業ずつ厳しく副市長がチェックをします。本当にこれは重要な事業なか、もう一つは、当初予算で定めたんだけれど、もう少しかんなで削ることができないか、こういうようなことをやった結果が51億円という決算剰余金でございます。 したがって、丼で勘定して、やるべきことをやらなかったんじゃないか、あるいは執行率が低いんじゃないか、こういうような御指摘を受けたとしても、腹を立てないでしっかり質疑に臨もう、こういうようなことで来ております。 そこ51億円お金っていうは、すぐに今回9月補正予算、これも使わざるを得ないっていうは、極めて私たち執行部については残念な発言です。やろうと思ってもできなかった、当初予算で盛ることができなかった、ここでようやくこれだけお金ができたんだ、全部貯金に回すなんていうことはよくないよ。今、見える形で幸せ感をしっかり皆さんに提供していこう、こういうようなことで、後3点セット、補正予算中で議論をさせていただきますが、しっかりとした地方財政計画に基づき、加えて多治見市内状況をよくウオッチし、そこ中でやった結果が今回決算剰余金51億円、それをどういうふうに使うか、これについては補正中でしっかり議論をさせていただきます。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 今市長から答弁以外部分で少しお答えをいたします。 一つは、51億円という数字が独り歩きをしてしまっている傾向がありますので、その点に一つだけ、ちょっと注意をさせていただきます。 議員もよく御案内ように、多治見市は3年ぐらい前まで、大体この決算剰余金って20億円台ぐらいがずうっと続いてました。財政調整基金額も凸凹はありますけども、大体同じぐらい水準で推移してたが数年間続いてました。それって考え方によっては、手元に二十何億円現金を持って年越しをした、1年たったらまた年越しするときに二十何億円現金を手元に持ってる、年間実態収支でいくとプラスマイナスゼロなんです、これ、二十何億円でずうっと続いていくということは。ところが、ここ2年でがんがんと上がって手元資金が51億円になったということでございますので、51億円をこの1年間で稼ぎ出したかような議論が先ほど来ありますけど、それは違ってて、その二十何億円あるいは30億円程度だったものが51億円になったということですので、20億円ぐらいが、その3年前までと差があるという、そういう前提で議論を進めないといけないというが、まず第一点です。 その上で、先ほど財政力指数ほうへ、後半御質問お話が移っていきました。それは、先ほど林議員にお答えをしたように、確かに、ここ5年ぐらい数字を比べてみてもだんだん減ってきてる。今年だけ特別な事情はもちろんあるにしても、コロナ禍ですね、それを差し引いてもやっぱり微妙に減ってきてるというは、やはり市抱えている今現状を表している部分ありますので、それについては、今後総合計画見直し等々ありますけれども、そういう中で、今後も大きな方向性、議論していく上で一番基本的な数値になってくるだろうというふうに考えております。 あと、他市状況という御質問ありました。他市決算は、まだ認定されてないです。ですから、正確な数字はないんですけども、電話等で確認すると、みんな落ちてます。いろいろな理由はあると思うんですけど、根本には同じような理由があって落ちてるという状況です。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) さすがに、私も51億円が、もうけだなんて、さすがに思いませんよ、そんなばかなことは。しかし、今、市長、それだけを全部貯金に回すなんて、そんな法律でできないことを言わないでください。半分しか貯金には戻せなくて、繰越金に半分は行くんですから、貯金してるなんて私は言いません。 ただ、当初にできなかったことが、今、そのお金が、皆、頑張ったおかげで今やれるんだと言われましたけど、当初に必要なものと1年たったとき必要じゃないか、まだ精査せにゃいかんわけですよ。時代というは動いてんですから。ですから、そのときにぜひ、必要だったものが、順位があったかもしれませんが、それ以降、今順位かどうかっちゅうはまた疑問なんで、それはまたほか議論ところでさせてもらいますが、私はそこまで単純にこの結果を見て質問しているとは思ってませんので、よろしくお願いします。 ある意味、ここで言っていいかどうか分かりませんけども、今状態は、このコロナ禍という特殊な事情中、一般家庭に例えますと、コロナ禍で大変な若夫婦たち世代に、一番お金を持っているおじいちゃん、おばあちゃんがお小遣いとして、孫ために使ってくれってせっせとくれるんですよ。そうすると、お父さんは、それをあてにして新しい車を買っちゃうんです。買っちゃった。ただ、しっかり者お嫁さんがそんなものに使えませんって、奥さんは一部は孫に渡すけど、全部貯金に回しちゃった。気がついたら、自動車ローン 500万円が増えたんだけど、お母さんところに 1,000万円お金たまっちゃたんだ、実は。そして、お父さんは仕事に行かないもんで、現金収入が減っているから子どもたちに習い事やめてよ、塾やめてよって言っちゃってたわけです。そしたら次年、成績が下がっちゃった。さあ大変だということで急いで塾に行かせようとしている。私妄想はこうなんです、今。こういうことがあってはいけないから、やはりしっかりした議論しようと、私はそういう妄想を持っちゃった、これ見たとき、申し訳ない。 だから、こんなことではいけないから、家族としてお金は、一つ財布なんだから、みんな同じようにいいことために使おうと思うんですけど、一方では無駄遣い、無駄遣いというは、また、市長に怒られるけど、個別的なものを指しているわけじゃない。例えば、妄想例を挙げて、私思いを。そういう面で、一方で貯金がたまっている。昔、両方ともあるからどっちとも財産だって言いましたよ、借金も貯金も。でも、貯金が少なくても借金を返したほうがいいという家庭があるわけで、いろいろな考え方があるわけです。 そういう議論をぜひこの決算というタイミングで諮って、私はやりたいと思っていますので御理解ください。すみません。 それから、もう一点ですけども、当然、決算ときですから、総合計画と私たちは連動しているものと思っているんですよ、私は。全国もう大半がそうでしょうが、多治見市この総合計画、第7次総合計画イコール地方版総合戦略ですよね、ということで、KPIがあるわけです。 決算前に総合計画一覧表をいただきましたけども、なかなかどういうタイミングでそれを議会で審査するかは別として、そのうち、 178事業うち、4割に当たる71事業は、事業性格上、アウトプット、定性評価設定が困難なんですね。つまり、定性評価ために成果目標値が設定が困難とされている事業なんです。 私がいつも思うは、やはり補助金等効果は、幾ら使ったからどういう効果が出たっちゅうをやはりどっかで検証されてこそ計画だと思っているわけですよ。そうしながら、今、例えば、定性評価では数値で表せないということです。でしたら、その場合客観性とか公正性というはどのように組織内でタンクされて、事業評価して、明確化されているか、ぜひこれ一度聞いときたいと思ってるんですよ。 そうでないと、やはり、予算適正さと用途効果を判断する基準がきちっとなければ、財政規律は緩むと考えるんです、私は。そこで、入りと出ところをしっかりチェックしないと、数値的なものが見えないと、やはりどこかで緩みが出るということが出てくるような気がして仕方ないんで、最後にその点だけ、本会議答弁としてお願いいたします。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 柚木崎宏君。 ◎企画部長(柚木崎宏君) 今、御指摘KPIでなかなか評価できない項目はある一定数あります。それ、当然、1年間業務をやっていく中で、どういったことをやったかということ実績を挙げて、これがその政策として正しいかどうかということについては内部でも検討しますが、事業評価委員会という外部委員会もございますので、その中で、こういった理由でKPI指標は設定してないけども、こういった事業をやっているということで、この事業効果がどうかということについては、外部評価委員ほうでも評価していただいた上で、次年度以降どうするかということを含めて、チェックしながら次年に実行していくというようなことをしております。 ただ、KPIについては、できるだけ、今御指摘ように、きちっとした指標があることが当然望ましいと思いますので、今後もKPI、それに代わる数字ができないかということについては、これは今後も一つ一つ事業については検討していく、そういった形で進めてまいりたいと思っております。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君本件に対する発言は既に3回に及びましたが、特に発言を許可します。 ◆15番(若林正人君) ありがとうございます。 一つ、これは質問というよりも懸念していることで、ちょっと市長にもお尋ねしたい。 今、駅南再開発事業が非常に順調に進んでうれしい限りです。この間、議会としても視察に行きました。マンションへ入居がもう少ししたら始まるということなんですね。思いつきで失礼なんですけど、柴田議員質問を聞いていて、居住者が、年の暮れタイミングで入ると、1月1日にもう資産対象固定資産税に入るじゃないですか。ずうっと住まなくてもあっという間にして、我々も新団地できたときに3月頃引っ越して、半年10か月間は非課税といって、おかしいんですけども、そういうタイミングを図って誘導されたもんですよ。 あれだけ高額物件ところに多治見市がお招きして11月から入居されて、登記されて1月1日、いきなり満額税金くださいって、何となく、冷たいというか、優しいという、その辺感覚が非常に気になるんですけども、それは法律ですから、なかなか特例は無理ですかね。何かないですか、考え方は。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) こればっかりは法律に従ってやるがもう税金根本的な部分なんで、どうしようもないだろうと思いますけれども、一つだけ補足をすると、最終的な評価、あれは非常に大きな物件なもんですから、岐阜県が評価をします。その評価に基づいて、今度1月1日に所有している人が固定資産税納税義務者になるということですので、議員が御指摘とおり、あそこを買われた方が納税義務者になるということでございます。 ○議長(石田浩司君) 19番 井上あけみ君。 ◆19番(井上あけみ君) まず、実質公債費比率について、5号冊で監査委員の要望事項があり、この実質公債費比率は全国的に見ても優秀な数値になっているということです。 それで、県健全化判断比率等というので、これは令和2年度ものなんですけども、結果としては、その岐阜県中ではマイナスになっているは、多治見市ただ一つで、令和2年度ではマイナス 3.7で、今回、決算表中ではマイナス4%ってなっていたんですけども、その要因についてお伺いをいたします。 それから、先ほど固定資産税について議論がありましたけれども、何でこんなたくさん減るかなというふうに私も疑問に思ったんですけど、でも、令和2年度決算概要という文書を見てみると、その固定資産税、物すごく、その令和2年度、総務部長が言われたことと全然違っていて、すごい増えていたんです。えっ、こんなに、何でだろうというふうに思うくらいに。それが変わって、それでまた今度はちょっと落ち着いてこのマイナスになったかなというふうに思ったんですけども、その理由についてお伺いをしたいと思います。 それから、同じく5号冊監査委員から要望事項で、不動産について懸念が示されております。家相続放棄がこれから増えていくと、市負担が増えていくことが懸念されるというふうに明記してありました。そういう提起についてどういう考えをお持ちであるかということをお伺いをしたいと思います。 それから、私の委員所管部分とは離れたところことをお伺いしたいんですけれども、先ほど若林議員からお話にもありましたように、駅南再開発事業がもう最終を迎えて完成間近ということです。 それで、その予算について決算では34億円ほど明記されていたんですけども、長い期間事業であったわけですけれども、その最初予算提示から、最終的な完成に至ってどのような変化、最初予算どおりにいったか、どういう変化があって、減ったか増えたか、そういうことについて御報告をいただけたらと思います。 それから、4号冊成果報告書53ページ、公共交通関係費決算が明記されておりました。 それで、この事業とこの金額について、どうなかなというふうに検証したんですけども、例えば、多治見市が目指しているネットワーク型コンパクトシティ要となるは、公共交通だと私は考えております。 それで、その実行計画も重要成果指標中に、その公共交通充実ということも一つ書かれているわけですけども、小泉地域はAI(あい)よぶくるバスという、大変皆さんに好評な施策を実行していただいて大変感謝をしているんですけども、そのほか東鉄バス昼間時間帯運賃を安くするとか、あるいは地域あいのりタクシーについては、非常にその効果がなかなか見えてきていないというふうに思います。 今後、その公共交通、この結果を見てどのように、もうこういう政策を変えないというか、それとももっと新たな取組を検討していくか、お伺いをします。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) まず、駅南再開発当初予算と出来上がり状況については、都市計画部長ほうから後ほどお答えをいたします。 総体でいけば、当初と大きな変化がなく、無事11月1日竣工を迎えようとしている、こういうような状況でございます。 公共交通充実については、一方でコンパクトシティ、JR駅周辺にほぼ実現化をしつつあります。一方で、郊外と拠点をどう結ぶか、これについては、現在が十分だとは捉えておりません。一方で、いろいろな形で市ほうが提案とか提言をしてメニューをお示しします。 ただ、いつも申し上げますが、それを使っていただければ必ず継続ができます。さらに使っていただければ、ダイヤが拡大できる。AI(あい)よぶくるバスについても、最初、食いつきはいまいちよくなかったんですが、何もない小泉・根本方面では非常に高い評価が得られている。あれと同じことを他地域で実験をしてみるというが一番簡単です。 いつもいつも東濃鉄道株式会社とは結構激しい議論を、市長としてさせていただきます。東濃鉄道株式会社以外にパートナーはおりません。あ、失礼をいたしました。パートナーはいらっしゃいます。ただ、路線パートナーというはもう東濃鉄道株式会社しかないわけですから、必ず彼らは言います。乗っていただければ、便は確保します。もっと乗っていただければ、便数を増やします。だけれど、これだけしか乗らなかったら、お金を市役所が出してください。お金がこれ以上出せなかったらこの便は停止をします。こういうような激しい議論になります。 議員皆さんもそうですが、地域皆さんに対して、区長を通して、どういう公共交通がいいか、ゆっくりゆっくりですが、地域あいのりタクシーというは進化をしていますし、今、ようやく地域あいのりタクシーに興味を持つ区長も増えています。 財政的に弱い区に対してどういう応援をしていくか、こういうようながちっちゃなちっちゃな公共交通です。あとはききょうバスぐらい大きさ、一番いいは路線バス。でも、路線バス中で、黒字便というはホワイトタウン線、滝呂台線以外はもうほとんどない状況になっている。こういうような中で、どういうような形で、今で満足をしておりませんので、さらに公共交通を充実していく。 そのときにこちらからつくったメニューを提供するか、逆に言うと、議員とか区長からこんな制度どうなんだろう、こういうようなことで提案をしていただく、こういうなが一番近道と捉えております。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 最初御質問で、実質公債費比率、マイナス 3.7だったがマイナス 4.0になった。何かよくなった点はということなんですけども、実は、これ、財政力指数と一緒で、実質公債費比率過去3年間平均という数値出し方です。ですから、令和3年度だけ単年度で取ると、実は前年よりも若干悪化している状況です。多少凸凹という意味です。ですから、あまりこの 0.3がどうのこうのということではないということですが、根本的なことでいいます。なぜこの公債費、要は、借金を返していくが全体うち何%か、マイナスになるはずがない数字がマイナスになっているかというと、幾つか要因があるんですけど、多治見市は臨時財政対策債を満額借りていません。かなり借りない額が多いです。借りてないのに、借りたことにして国から支援してくれます、借りてない分まで。それが臨時財政対策債というもの制度です。そういう部分が一つあるということ。 それから、それ以外でもお金を借りるときには、後で国が5割とか7割、ちゃんと支援してくれるという有利な起債しか借りないというを原則にしています。そういうことをやっているということ。 最後にもう一つは、都市計画税というを多治見市は課税しています、用途地域に限定ですけれども。この都市計画税は特定財源ということで、この借金に代わる部分として充当できるもんですから、計算上、そういうものがあってマイナスという形になっています。 ですから、多治見市は本当にいろいろな工夫を重ねる中で、将来に負担を押しつけないやり方は何かという、その結果として、このマイナス数値になっているということでございます。 2つ目御質問、固定資産税、令和2年度かなりよかったのにという御指摘でした。 さっきも言いましたように、前設備投資なり住宅投資に対して結果が翌年固定資産税税額に表れますので、令和2年度がよかったということは、令和元年、新型コロナウイルスがまだ蔓延する前に、多治見市は住宅投資や設備投資が結構盛んにあったということ表れです。 ただ、令和2年に入ると、もう新型コロナウイルスが蔓延してロックダウンに近いような状況がある中で、新たな投資というはなかなか個人も企業もできなかったということで、令和3年度決算数値は若干悪化しているという内容になっています。 それから、相続放棄問題について、市全体こととしては、都市計画部ほうからまた答弁があると思うんですけれども、決算監査ときに、少し触れられたは、市が所有している土地に個人方が住んでいるような場合もあると、そういったところで大丈夫なかというような話題も会話中では出ました。 その部分についてお伝えいたしますと、市としては、貸地に新たな建築は今認めておりません。ただ、過去から長いいきさつ中で、市土地に家を建てて住んでいらっしゃる方もゼロではありません。こういう方については、家族っていいますか、親戚ですね、その方、等々状況を常に把握するように努めて、要は、空き家になってしまって、もう取り壊しどうしようもないというようなことないような工夫を今続けているということでございます。 ○議長(石田浩司君) 都市計画部長 知原賢治君。 ◎都市計画部長(知原賢治君) 私からは、まず、再開発関係でございます。 先日、皆様方に現地確認していただいたとおり、順調に進んでおりまして、11月1日竣工を目指してということで、10月中旬には建築確認検査もいただいてというような、そんな流れになっております。 事業費関係でございますが、全体事業費、再開発区域内、それから区域外部分もございますので、その事業費でございますけど、当初は 210億円多額な事業費がかかるということで、それについて見直しをかけながら、現在は 199億円という全体事業費でございます。 そのうち、市補助金等々でございますけれども、それが当初は44.4億円ということで試算をしてございますけれども、現在44億円といったところでございます。 若干、変更等々がございますので、確定な数字ではございませんけれども、市持ち出しについては、44億円以内に収めていただくような形で進めているといったところでございます。 また、公共交通につきましては、先ほど市長からも御答弁ございましたが、 200円バスでありますとか、地域あいのりタクシー事業を展開しております。小泉根本AI(あい)よぶくるバスにつきましては、登録者方は多いんですけど、利用される方というは、なかなか浸透されてない部分もございまして、少ないということで、事業者でございますコミタクモビリティサービス株式会社はかなり苦戦されてみえますが、昨年度7月から実証実験を始めましたけど、4月からは本格運用ということで、周知も図りながら、地域皆様方に使っていただきたいといったところで継続をしていただけるというふうに聞いておりますので、我々としても支援をしていきたいというふうに思ってございます。 また、地域あいのりタクシーにつきましては、それぞれ地域実情もございますので、それぞれ運用等々も御相談いただきながら、変更できるところは変更していきながらということでございますが、昨年度につきましては、登録団体が16地区ございますけれども、そのうち2地区につきましては、御利用がなかったんですけども、14地区方々が御利用いただいて、好評をいただいているといったところでございますので、しっかり継続してまいりたいというふうに思っているところでございます。 ○議長(石田浩司君) 19番 井上あけみ君。 ◆19番(井上あけみ君) 実質公債費比率は、岐阜県中でマイナスになっているは本当に多治見市だけだったので、基金をいっぱい持っているからそうなかなとか、いろいろ考えていたんですけど、臨時財政対策債というお話があって、そういう有利な事業をやっぱり優先的にしかしないとか、そういうお話を聞きましたけども、庁舎建設が何年後になるか分からないがあると思うんですけれども、例えば、今ある20億円基金をそちらにつぎ込んだりしたら、その実質公債費比率とか、そういうものが変わるということはないですかね。 それと、固定資産税説明は分かりました。 駅南再開発事業予算流れも分かりました。 あと、公共交通機関問題なんですけども、市長答弁中では、AI(あい)よぶくるバスというものを小泉・根本地域でやっぱりもっともっと使っていただいて、事業としてしっかり成り立つような、そういう方向に持っていかなければならないということで、私も、先日、パソコンから利用者登録をして、いつか乗ろう乗ろうというふうに考えているんですけど、乗っている方については非常に評判がよくって、みんな喜んでいます。できれば、この事業を拡大をしていただきたいということが一つあります。 それであと、地域あいのりタクシーなんですけど、進化しているというふうな答弁がありましたけれども、この決算ありようを見ていくと、コロナ禍ということもあって、利用が少なかったかなと思うんですけど、14地区が使ったに対する市補助が 120万円程度、それは1年ものなので、14で割って月にすると本当に微々たるものだなというふうに感じています。 地域あいのりタクシーって最初はとても新鮮でいいなというふうには思ったんですけども、それぞれ区、それぞれ団体でやっぱり財政力も違うし、あとやっぱり乗る人が区とか町内に負担をかけているという思いというがやっぱりあって、あの人ばっかり乗っているというふうに言われるってすごく心苦しいという面もあるし、それから週に大体1回、2回ところもあるかもしれませんけど、かなり限定的なものであるということで、そろそろちょっと限界ではないかなというふうに、いろいろ変えていただいたり、負担率を変えていただいたりという努力をしてはいただいているんですけども、そろそろ検証したほうがいいではないかなというふうに考えておりますが、その点どうかということです。 それとあと、相続放棄問題は、例えば、私住んでいる地域だと、財産管理会がありまして、その土地について借りていらっしゃる方が結構あるんですけども、この間財産管理会議でも、そこをもう相続放棄をされる方が出てくるんじゃないかということで、この対策をどうしたらいいかということもかなり話題になりましたけれども、そういうことがあるということで、今後検討として、私も勉強してまいりますので、よろしくお願いします。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 基金とこの実質公債費比率ことで御質問いただきました。 基金が直接どうのこうのということで、この率は変わることはありませんが、まず、基金ことでいいますと、多治見市は、県内自治体でいいますと、減債基金、要は、将来借金返済ために計画的に一定程度貯金しておきましょうという部分基金が、割合多めなほうです。1人当たりでいうと、県内21市中で4番目に多いほうです。ですから、将来負担に向けて一定準備はしているということは言えるだろうと思います。 ただ一方で、多治見市基金特徴として、先ほど来話題になっています、財政調整基金、要は、何に使ってもいいよということで、一定程度普通預金みたいなものだと思います、この財政調整基金1人当たり額は21市中14番目ということで、割合下ほうなんです。それが正しいかどうかというはここ議会場でもいろいろ議論されるところですので、今後課題というふうに思いたいんですけれども、これによって先ほど実質公債費比率が上下するというものではないということだけは申し上げておきたいと思います。 それから、財産管理中で相続放棄ことが出ました。若干総務部も関わっておりますので、財産区等であえて申し上げると、それぞれで努力していくしかないというが結論なんですけども、ただし、多治見市としては、先ほど実は都市計画部に委ねたつもりだったんですけども、老朽空き家とか危険空き家除去に対しては、ここ一、二年中で補助制度等もつくってきました。そのPR結果、幾つか実績も上がってきているということですので、そういった幾つか制度を使いながら、地主あるいは持ち主方に何とか働きかけを強めていただきたいというが正直な気持ちでございます。 ○議長(石田浩司君) 都市計画部長 知原賢治君。 ◎都市計画部長(知原賢治君) まず、AI(あい)よぶくるバスについて地区拡大という話でございますけれども、こちら運行区域等々決めるに当たりまして、地域交通会議で、これはバス事業者とかタクシー事業者も入っていただいているんですけども、そういったところで議論をしてございます。 先日もこの会議ございましたので、私も初めて出席をさせていただいて、その中で、AI(あい)よぶくるバスについては、今現在、コミタクモビリティサービス株式会社に頑張っていただいて、区域を広げるということではなくて、この中でどれだけ皆さんが御利用していただけるかというところ、周知を図りながら、今区域中で頑張っていきたいと、拡大については、これから議論かなというふうには思ってございます。 また、地域あいのりタクシーにつきましては、やはり地域実情によりまして、地域地域で使い方、利用仕方というを決めていただいております。 ですので、先ほど議員おっしゃったように、週に1回とか2回というような限定なところもございますし、毎日運行でいいですよというところもございます。ただし、皆さん使われる時間帯がやはり通勤通学時間が多いということで、どうしても朝に集中されるというところで、なかなかその日朝にタクシー会社に連絡しても予約でいっぱいですとお断りされるケースがあるというところございましたので、それはもう事前に、前日うちに御予約をお願いしたいというところも、お話もさせていただいているところでございます。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第2号 令和3年度多治見市南姫財産区事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第3号 令和3年度多治見市土地取得事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第4号 令和3年度多治見市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第5号 令和3年度多治見市営住宅敷金等特別会計歳入歳出決算認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第6号 令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑はありませんか。 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 3号冊 125ページから 126ページ、決算剰余金が1億 363万円ということで黒字になっています。国民健康保険料は前年比マイナス 1.6%ということで、1人当たり平均保険料、これは上がったか下がったか。また、上がったとしたら平均どれほどかということと、基金が 9,900万円繰入があります。これが激変緩和策だと思いますけれども、今後繰入方向、4億円は取っておくということですが、その方向性について。 それから3号冊 179ページ、国民健康保険財政調整基金残高が現在8億 4,700万円となっていますが、4号冊 153ページにあるように、一番最初概要説明ところですよね。被保険者数減少や高齢化、高度先進医療普及による医療費増加、県単位化、これが令和6年度までに、ずっと保険料率が引上げで大変厳しいという指摘が、評価が書いてありますが、令和6年度に向けて保険料統一化に向けて、令和4年度、さらに引上げ方向かどうなかということについて、概略で結構ですので答弁願います。
    ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) まず1点目、保険料値上げがあったかどうかということですが、令和3年度は微増でございます。保険料率はほんの少し上げまして、1人当たり保険料12万 584円、世帯当たりが18万 5,124円で、平均いたしますと、被保険者1人当たり 684円値上げとなっております。 次に、国民健康保険財政調整基金でございますが、今、8億 5,000万円弱ございますが、こちらにつきましては、先ほど議員4億円とおっしゃいましたが、5億円は災害など非常時ために取り崩さない予定でございます。残り3億 5,000万円につきましては、令和6年度県単位化に向けまして、取崩しもありというふうに見込んでおります。 今後保険料につきましては、やはり被保険者数が減っております上に、全体的な収入状況も減少傾向にございますので、現在保険料ではちょっとやっていけないということで、値上げをせざるを得ないというふうに思っております。 ○議長(石田浩司君) 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 毎年値上げがじわじわと来ていまして、特にこのコロナ禍で大変な状況に置かれていると思います。年金生活をされている高齢者も多いと思います。若い方についても、個人事業者にとっても、本当に災害級厳しい状況、その中で、国民健康保険財政調整基金も取り崩して活用するというお話でしたけれども、令和4年度引上げ、多治見市国民健康保険事業運営に関する協議会資料を見ますと、さらに引上げが提示されています。やっぱり決算剰余金、国民健康保険財政調整基金、これを今こそ保険料緩和、引下げに使っていただきたいということを申し上げて、その点について最終お答えをお願いします。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 令和4年度につきましては、1億円国民健康保険財政調整基金取崩しを予算化、既にしておりますので、そういったことも含めまして、今後、検討してまいります。 あと、大変苦しいという方につきましては、軽減対象ということで、7割・5割・2割という軽減措置を取らせていただいておりますので、また御相談いただきながら納めていただきますように、よろしくお願いいたします。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第7号 令和3年度多治見市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第8号 令和3年度多治見市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、報第18号 令和3年度多治見市基金運用状況に関する調書提出について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、報第19号 令和3年度多治見市継続費精算報告書提出について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、報第20号 令和3年度決算に基づく健全化判断比率報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、報第21号 令和3年度多治見市財政向上指針実施状況報告について質疑はありませんか。 16番 林 美行君。 ◆16番(林美行君) 12号冊3ページ、令和3年度多治見市財政向上指針実施状況報告についてを見てください。 その中一つ項目として、1、収入増加及び支出抑制に、公共施設ランニングコスト軽減、行政改革実施による経常経費抑制に努めますとありますが、実際数字は歳出額も構成比も増加しています。どのような努力をしてこの結果なか、説明をいただきたいと思います。 それからもう一つ、3、基金適正な管理の点です。 財政調整基金残高は、ちょっと大きく令和3年度末は58.1億円、これいろいろ以前に多治見市財政形を考えていたことをちょっと頭中で整理をしてみましたが、基本的には、基準財政需要額20%程度が適正な財政調整基金であるというふうで、多治見市場合は、基準財政需要額は 191億円ちょっとですので、38億円程度が適正と思います。そうすると20億円も多いということになります。 先ほど、そういう、20億円ぐらい多いという話だったんですが、適正な財政調整基金形というは、やはり大事なものだと思うんですけれど、そういう考え方は、今、多治見市に基準としてあるかどうか2点を質問いたします。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) まず、収入増加、支出抑制ということで、指標中でどういう位置を占めているかということで答弁します。 経常経費充当一般財源ことでいいますと、やはり令和3年度でいきますと、特徴的なは扶助費が大体 2.5億円ぐらい伸びているというが大きいです。 さらに人件費、これは全体平準化された人件費は増えてないんですけども、退職者がちょっと多かったもんですから、退職金等で大体 1.6億円ぐらい増えていると。もう一つ大きいは、老朽化した施設維持補修費、これが大体 9,000万円ぐらい増えています。あとは細かい幾つか足してということなんですけれども、その辺りがこの指標を考える上で非常に大きな部分だったろうというふうに思います。 それから、基金、特に財政調整基金、これ適正な金額は幾らかという御質問でした。これ、本当に難しい質問で、先ほどから答弁中で、何度か私、触れさせていただいています。 多治見市場合、その財政調整基金中で、今12号冊3ページ一番下にあるように、災害復旧経費留保分というものと、リスク引当金ですね、こういった考え方を取り入れていますので、それ以外可処分額として、じゃあ、幾らが適当なかというような議論立て方が一つと、いや、そうじゃなくて全体として幾らが適当なか、両方あるだろうと思います。 今目標としては可処分額が18億円でしたか、目標といいますか、最低限守るもの目安として、そういった考え方を持っています、目標として。それは十分に達成しているという状況です。 じゃあ、その中で、目標ではなくて、適切なは一体幾らなか。そのときに、さっき県内状況言いました。財政調整基金市民1人当たり額というは、21市中で14番目なんです。14番目で数字細かく見ると、実は15番から18番ぐらいは、多治見市とほとんど同じなんです。ほんのわずかな差で14位。ちょっとでも少なくなると、もう18位か19位、最下位に近い方額になるというような状況です。ですから、ほか市が相当、もっともっと2倍、3倍というような額を持っているところもあるということからすると、今状況が絶対適切かどうかという言い方はできませんけれども、今回、令和3年度決算でちょっと増やしましたけれども、それは決して増やし過ぎという評価には当たらないだろうというふうに考えているところでございます。 ○議長(石田浩司君) 16番 林 美行君。 ◆16番(林美行君) なかなか考え方をどうしていくかというは難しいところですけれど、多治見市は計画行政で来ているので、お金を短期一般会計で使っていくというだけではいけないので、計画行政中で反映できるような構造がひとつ要るだろうというが一つ。 それから2つ目は、とにかく渋滞対策とか産業基盤づくりなど都市基盤づくりが大変急務になっている。また、安心して暮らせるコミュニティーというをつくり出していくことも現況課題であると。こういうことに対してぎりぎり努力をしないといけないと思うんですけど、この20億円というは上手に使えば 100億円ぐらい事業が可能になる金額になると思っていますので、だから課題解決するために先に上手にお金を使ってまちが貧しくならないようにしていくというような形、いわゆる多治見市は財政主導型、どちらかいうと健全なんですが積極的な投資をしていく財政運営仕方というふうにはなっていなかったので、その結果、どうしてもこういう数字が出るような財政運営になっていると思うんですけど、そういう点はもうこれでいいと考えるか、改善をしなきゃいけないような状態に多治見市があると思われるかというが一つ。それから努力が見えない指標では、みんなが一緒になって多治見市役所全体として、こうしていこうという形にならないので、一人一人職員に分かるような指標というがやはり要るんじゃないかと。いわゆる滞納が少なくなるという話こと、努力をその部分ではされているけれど、そういう気持ちが全体に伝わるかもしれないですけど、また歳出額と構成比ところですけど、こういう形ではどんな努力をしてどんな結果を出していくか、またきたかということが分からない。職員が共有できない構造じゃないかと思うんですけど、そういう点、何度も提案をかけたんですが結局この形ですので、指標としてはこんな程度でいいというふうな判断なかというをお尋ねします。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 1つ目計画行政云々ということですけれども、これはもうお答えするは一日以上かかっちゃうんですが、ただ基本的なことだけでいいますと、基金と計画行政ことでいえば、多治見市は先ほど私、減債基金というものを言いました。この減債基金というは合併特例債を含めて、多治見市というは一定程度借金はきちんとして先行的に投資もします。ただその借金返済には負担がかかるので、あらかじめ最低限貯金は積んでおいて、ある程度安心できる形で投資していきましょうというやり方をやってきた。これ計画行政最たるものだと思います。この減債基金は1人当たり額としては、岐阜県内でも上から4番目です。そういったもので担保してきていますので、計画行政を支える財政的な基盤というはできる範囲で最大限やってきたというふうに考えております。 次に、道路を含めて、やることいっぱいあるんだから今ある貯金を吐き出してやってしまえというような御趣旨に聞こえましたけれども、これ、考え方なんです。今年とか去年ここ一、二年はコロナ禍ためちょっと省きます。3年前までは、先ほど若林議員御質問ときにもお答えしましたけれども、毎年二十何億円お金を手元に持って年越しをした。財政調整基金という貯金は大体40億円ぐらいでやってきた。これ毎年同じだったんです。だから単年度だけで見る実態収支は、プラスマイナスゼロで安定してやってきたんです。40億円あるからどんどん使ってしまえという議論になると、それは単年度でもう貯金を使い果たしてその次年からは余裕ない財政をやらざるを得ない。実態収支としてはマイナスになっちゃうんです。だから一つ考え方として財政調整基金は多少凸凹はありますけど、一定程度安定した部分はやっぱり確保していく必要があるだろう。それから年越しをするとき手持ち現金もやっぱり前年と同じぐらい持っているということが一年を通して安定した財政運営をやったあかしだろうということを考えれば、ここ一、二年はちょっと増え過ぎたという評価はそれは甘んじて受けます。が、3年前まで安定した形というものは一つ自治体運営形としてはありだろうというふうに思っております。 それから、指標をもっと見える化せよという御趣旨だと受け取りました。指標は、確かにこれ、何こっちゃいなというは、私、総務部長にきて徹夜で勉強して分かったも幾つかあります。分かりにくいという部分もあります。ただ、この指標というは全国一律で決められているものですから、これで表すことによって、全国自治体中で多治見市がどのぐらい位置にいるかというを分かりやすくしている面があります。ですから、それとは別にもっと分かりやすい指標をという御意見であれば、これは検討余地はあると思うんですけれども、今ある指標を全く捨て去って新たな指標ではかるということは、ちょっとこれは違うんではないかというふうに考えております。 ○議長(石田浩司君) 16番 林 美行君。 ◆16番(林美行君) まず指標問題からいきますと、とにかく職員が自分たちはどんな努力をしなきゃいけないか、その結果こんなふうに出ていると思えるような、共有できる何かをつくる必要があって、標準形式があるからそれではそこ中に入れられないということであれば、そこに加えて別項目をつくるべきだと思います。 それから、計画行政をやっている、西寺元市長ときに借りたものは返さないかんからといってお金を積んだ、そういう健全な行政形というはとても正しいことなんですが、いわゆる健全にもやっぱりそのレベルがあって、やはり大事なことはまちづくりを進めていく、その事業をきちんと行っていく、そういうところを計画化して、総合計画であると言われるんですけど、それも4年、8年という形じゃない、もう少ししっかりした見通しがある形にしておいて毎年毎年できることをそこにお金を入れてやっていく。そのことが前向きに歳入が増えるとか、人口減少をある程度減らすとか、そういう積極的なまちづくりになる形。多治見は地の利もいいし、いろいろな環境でも恵まれているので、そこがこれだけ大きな人口減少を引き起こしているというは理解できないんですが、財政的にはそこまで追い詰められていないので、だから余力はある、考え方だけは不足していると思うところなんですが、そういう点で改めて考え方を整理していただきたいと思っているわけです。例えば、4号冊 199ページ財政判断指数で見ても、財政調整基金充足率は18.6%、そこ財政向上目標が9%、財政健全基準は5%から見ても、やっぱり異常なほど数字で、こういうことを見逃していくことが基礎的な都市基盤整備が遅れ続けていく理由じゃないか。そういう現象がここに現れていると私は理解するんですが、いかがでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 指標見える化というが職員目標として共有できるようにというようなお話がありました。これ評価は分かれるんですけど、私は、周り職員を見ておりますと、きちんとこれに応えるような目標を掲げていると考えております。先ほども言いましたように、経常収支比率、一気に悪化しているわけではないんですけど、真綿で首を絞められるように徐々に徐々に悪化しています。この原因は、一つは扶助費増加です。高齢社会到来で扶助費増加です。もう一つは、老朽化した施設多さです。これを改善するためには一人一人目標設定で何をやるか。公共施設適正配置、今もう本当に汗を流して頑張っています。要は何ためにやるかというと、来年とか再来年財政ためにやるわけじゃないんです。30年後、あるいは50年後多治見市財政ために負遺産を残さないようにするにはどうしたらいいか。だから議員がおっしゃるように、3年先や4年先ことでやっているわけでは全然ありません。数十年先ことを見越して、一人一人目標に反映させる形でこの指標は使われております。 次に、 199ページ財政判断指数、これを適当にやってきたから人口が減ってきたんじゃないかというは全くお門違いな話で、要は昭和末期から平成にかけて一気に宅地開発で団地が広がって、相当な数人数が増えました。そこで入ってこられた方というは多治見市にとって大変大きな役割を占めていただいたわけなんですけれども、その方たちがもう皆さんが大体今70代ぐらいで後期高齢者域に入るような時代に差しかかってきたということがあります。ですから、このことは決して悪いことではなくて、全て方が今後、人口がまた増加に転じるというは難しい話ですけれども、例え若干ずつ減っていったとしても幸せな人生を暮らせるような社会、そういったものをどうつくっていくかというが最大課題であって、議員がおっしゃるように、昔みたいに人口増加時代、10年先、20年先はもう人口増加するような計画を立てて、そのために一年一年何をやるかということをやっているうちに人口が減ってしまって取り返しつかないことになる、そういうことないような財政運営をやっていくということでございます。 ○議長(石田浩司君) 16番 林 美行君本件に関する発言は既に3回に及びましたが、特に発言を許可します。 ◆16番(林美行君) まず、必要なことというは、どうやったら経済循環がよくなるか。どうやったら一人一人方が幸せに暮らせる環境ができるか。このために何をするかというところを考えて行財政運営をやっていくというが基本だと思っています。だから宅地開発をやって土地利用規制緩和をして宅地開発をやってどんどんというふうでまちが成り立つかというと、そういう話ではなく、そういう話をしているわけじゃないですよ。お金使い方を合理的にすることで、よりまち可能性が増えていく。私から見ていると何かいろいろな政策があちこちそれぞれで変わっていて、例えば調理場にしても結局、食育推進課をつくらないと管理できないような状態になる。こういう無駄遣いを重ねる内容が多治見市にはある。そういうところを改めていただきたい。それが大事なことで、だから外向きちゃんとした計画をつくる。市民方と一緒にみんなが豊かになる。その可能性を追求していくということは大事で、役所中だけで勝手に考えてこうだと言っていただいては本当はいけないと思います。 ○議長(石田浩司君) 質疑をしてください。 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) 今話を聞いていまして、この最初収入増加及び支出抑制というこの表現仕方が、自主財源を一生懸命確保するために努力しても今多治見市高齢化が進む中でこの扶助費伸びと同じ扱いにはできないようにここ並んでいるので、努力すればさもそれが達成できるという表現が私は違うんだと思うんです。それを林議員が言われたと思うが、表現が下手なだけだと思っているんです。高齢化になっていることを名指ししていただきまして、三輪議員と今確認し合ったところです。私たちももう70歳を超えましたので、確かにいろいろなコストもかかると認めた中で、きれいな高齢者になろうと思っています。健康な高齢者になろうと思っています。そこ表現をもうちょい見直されたらどうですかということを私からもそれは申し上げる。 前監査委員なので、2年ぶりに決算議論に参加しますのでちょっと思うんですけども、たしか10年ほど前に、財政調整基金残高を標準財政規模10%ぐらいと言ったことあると思うんですよ。いつの間にか、今言われたように、全国8割自治体が20%ぐらいなんですね。平均は16%強ですけど。ですからこの基金というものに対する積立て考え方が自治体は変わってきたと思うんですよ。多治見市はもともと先ほど総務部長が言われたように、一定額を持って予算編成して、その結果としてそれぐらいまた確保して安定的な、こういう持っているもので安定性を求めた財政運営をしてきた。私はそれ、昔からちょっと持ち過ぎで現役世代分をちょっとそこはため過ぎじゃないかということは言っていたんですけども、決して否定しているわけじゃない。ただ全国自治体が財政調整基金というものをある程度、財政規模2割、20%を持つほど膨らませている考え方というは、これは地方分権制度何か悪影響で自治体が国を信用しなくなったからですかね。そういうことと、多治見市は独特に、いつも私言っているように、可処分額という表現を使われるんですけど、昔、災害が起きたとき、なかなか動かなかったんですけど、最近は意外と早い財政手当てがしていただける時代になったんです。この15億円という根拠、私も15年たちますけど15年前から変わらないですよ。そのとき人口からも含めても、災害スケール感も含めて、この15億円は変わらない。この15億円根拠というがちょっとなかなか分からないんです。18億円以上ためているというは、それもはっきり言って分からないですけど、差引きするとちょうど16%になったんですね、可処分額が。ちょうどいい支出で私はそうなかなと思うんですけど、別枠で今議論したいは、最大15億円に何根拠があるか。この辺も、ちょっと一回議論して、もう少し必要なか、それともためる必要はないかということも私は必要じゃないかと思いますが、それについてだけ見解ください。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) この場決算関係議論プラス、毎回毎回そうですが、新年度予算編成でこういった議論は十分し尽くして予算認定をいただいている。こういうようなことだけはちょっとお忘れなく。 問題指摘はおっしゃるとおりです。各地方自治体は国へ信頼度というがどんどん薄らいでいます。特にコロナ禍になって、国が言う地方自治体というは都道府県なんですよ。よく言うでしょう。地方自治体意見を聴いて新型コロナウイルス全数把握をやるか、やらないか。あれって市町村意見なんか何とも思っていないんですよね。そういうような状況中になると、いざとなったときに助けてくれないから自分身は自分で守る。財政調整基金を膨らます。そうすると今度、今国はやろうとするか。地方交付税を減額する。そんなに隠し財産があっていっぱい金持っているんだったら、国税三税を全部国で預かって地方になんか分配しない。そうするとますます危機感を持ってくる。こういうような悪循環は特にこのコロナ禍3年間で地方自治体、全国市長会は相当危機感を持っています。新型コロナウイルス対応で、今度一般質問ありますけれど、首長意見って、市町村長意見って国なんか聴く気、毛頭ないですよ。県知事意見が地方自治体。だから多治見市は地方自治体ではない。岐阜県は地方自治体だ。こんなような感覚で物事が動かされると何が始まるか。自己防衛が始まります。この悪循環が始まっている中で、多治見市場合は計画行政であるから今言った県平均中でも真ん中より低い位置財政調整基金にとどめている、こういうようなところでございます。いつもいつも若林議員は財政調整基金を膨らますよりも今いる人たち幸せに使ったらどうか。もう一個、災害復旧経費留保分15億円根拠って何があるんだ。だって平成19年に大雨降って大洪水になって平和町がああなったときに誰も助けてくれなかったじゃないですか。災害救助法指定すらなかったじゃないですか。ああいうことを覚えていると、やっぱり副市長なり、財政を預かる人間というは、いざ有事になったときにすってんてん、もうありませんということは怖い。だからああいうような形で財政調整基金中にもう一個封筒をつくりますよね。それがいいか悪いかというは皆さん中で議論をしてきた中ですので、ある意味、予算編成、新年度予算中でしっかり議論をさせていただいている、こういうような中で今回この決算中というような御理解をお願いを申し上げます。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 2つ目収入増加と支出抑制というは、ある意味、一般論ような書き方なんですけど、この表現を含めてどうかというは、あんまりこういう席で個人で意見を言ってはいけないんですけど、同感です。おっしゃるように、いろいろな努力をしてもそれを上回るような社会全体動きというがありますから、そういうものと個別努力というを同列で並べるというは、確かにちょっと表現としてはどうかと思う部分もありますので、何が一番適切かというは今後宿題とさせてください。より分かりやすい表現が取れるようなことは検討します。 もう一つ、先ほど財政調整基金中で災害復旧経費留保分15億円が適切かどうか、どういう根拠なかという御趣旨なんですけども、これはある程度検討したときは多治見市予算規模が大体 300億円ぐらい頃に検討したんですけれども、災害救助法適用云々その最悪状況を考えたときに、国復旧制度として災害復旧債等々制度がある中でこれ限度額が大体予算規模95%、残り5%分は自前でやらないといけないと。それを計算すると最大15億円積んでおけば多治見市財政規模にとって適切ではないかという計算がありました。ありましたが、おっしゃるように現実として本当にそれが適切かどうかというは分からないです、その災害によって。あくまで何らかの基準が必要だったのでそういう考え方をしたということでございます。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) 予算を一緒につくり上げてこの結果が出て、そのときになって結局、問題はもちろんあると。ただ、今あるように想定以上なことが起きていくわけですよ。先ほど失礼なことを言いましたけど、1年前と思うと、当然変わった状況が刻々と起きているが今こんな状態で、災害規模にしたってもう当たり前ように毎年起きている状態できている。多治見市は暑さがすごかったときはそれは災害としてそこから出すんですけど、災害にしても種類が増えている中で私が言うように、本当に市民を守るためだったらそこ部分はもうちょいちゃんと議論しないと、十何年来ずっと15億円根拠も分からずに15億円は別財布に入れておこうねみたいな感じになると非常にいけないので、ぜひ何か機会がありましたらそういうところもしっかりした議論でやっていきたい。それでもともと基金全体こともいろいろ考えないかんという発言されていますので、ぜひそういうつもりでしていますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第9号 令和3年度多治見市水道事業会計決算認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第80号 令和3年度多治見市水道事業会計利益処分について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第10号 令和3年度多治見市下水道事業会計決算認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第81号 令和3年度多治見市下水道事業会計利益処分について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第11号 令和3年度多治見市農業集落排水事業会計決算認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第82号 令和3年度多治見市農業集落排水事業会計利益処分について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第12号 令和3年度多治見市病院事業会計決算認定について質疑はありませんか。 16番 林 美行君。 ◆16番(林美行君) 8月17日全員協議会で頂いた資料確認をしたいんですが、令和3年度は累積損益5億 800万円プラスになっているという数字なんですが、この背景というは新型コロナウイルスで1病棟 2,000万円というお金が入って、そのお金をそこに足しているのでこの数字になっているか。そういうことを抜きにしてその金額がプラスになっているか。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 新型コロナウイルスに対する国から補助金としては、大体3億円から4億円間です。あと 1.7億円支援金がございます。ですので病院事業収益としては大体2億円ぐらいでこういう数字になっております。 ○議長(石田浩司君) 16番 林 美行君。 ◆16番(林美行君) そうしますと、新型コロナウイルスが収束してコロナ用ベッドをある程度減らしていくことになるときには国からお金は少なくなるのでなかなかその黒字幅を確保するは難しいと考えるべきでしょうか。病院事業会計で、歳入ところでそうやって新型コロナウイルスお金で3億円から4億円というがあったわけですが、これは令和3年度で、この数字というは将来もそれなり継続をする可能性があるというふうに考えるんでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 病院事業会計にはそのお金は全く入っておりません。全員協議会で説明させていただいた資料分につきましては、厚生会、指定管理者として多治見市民病院決算報告になりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(石田浩司君) 16番 林 美行君。 ◆16番(林美行君) それで理解できました。確かに病院事業会計決算では赤字になっているので、どこでそういうことになるかというところを少し疑問に思っていたですが、病院事業会計そのものとして、将来ことまで言ってはいけないかもしれんですが、黒字になる形に順番に診療科が増える、先生たちも増える、お客さんもつくという形で黒字になるという方向できているというふうに判断すればいいんですか。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 指定管理経営としては、このまま黒字をしていっていただきたいと思っております。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) この際、暫時休憩いたします。   午後0時00分休憩     -------------------------   午後1時00分再開 ○議長(石田浩司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、報第22号 令和3年度多治見市水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、報第23号 令和3年度多治見市下水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、報第24号 令和3年度多治見市農業集落排水事業会計決算に基づく資金不足比率報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、報第25号 令和3年度多治見市病院事業会計決算に基づく資金不足比率報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第83号 多治見市職員育児休業等に関する条例一部を改正するについて質疑はありませんか。 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 12号冊5ページ、育児休業に関する条例一部改正ですが、育児休業取得制限緩和ということで1回から2回取得できる。また非常勤職員についても、産後8週間以内から1歳半経過するまでに緩和。非常勤職員については1歳半から2歳まで育児休業を夫婦交代で取得が可能ということを説明されました。特別な事情ある場合は柔軟な対応も可能だと。仕事と育児両立へ環境整備ということですが、まず、現状で育児休業を取ってみえる人数、それと育児休業取得率、そのうち男性は何名方が取っているか、お尋ねします。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 柚木崎宏君。 ◎企画部長(柚木崎宏君) まず、育児休業取得ですが、8月1日現在ですけど、24人方が育児休業を取っておられます。そのうち男性が2人でございます。パーセンテージは出していませんが、人数はその程度です。 ○議長(石田浩司君) 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 取得率が何%かはちょっと分からないですけれども、男性が2人という点については非常にまだ少ないなというふうに受け止めます。もう一つ、特殊な事情ということを掲げていますが、具体的にどんな状況を示して特殊な事情ということなんでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 柚木崎宏君。 ◎企画部長(柚木崎宏君) 一般的なは、育児休業後、保育所に入れないというが一番大きな要因になるかと思います。 ○議長(石田浩司君) 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 育児と仕事両立へ環境整備ですが、私も指導員をやっていたときに育児休業というを取得したことがございますが、まだ本当に未整備状況中で交代要員、育児休業を取る人が休んでその代わり人がいないとなかなか安心して育児に専念できないんですが、そうした交代要員というは前提条件として考えられているかどうか、お尋ねします。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 柚木崎宏君。 ◎企画部長(柚木崎宏君) 育児休業をされますと、任期付職員を採用してそれに充てるということでございますので、育児休業される方が交代要員がいないから取得できないということではなくて、育児休業を取られるということであれば、人事課で交代要員を充てるということで対応しております。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第84号 令和4年度多治見市一般会計補正予算(第3号)について質疑はありませんか。 6番 吉田企貴君。 ◆6番(吉田企貴君) 2点だけ、簡単に伺います。 1点目は、今回たくさん上がっています燃料費高騰に対する対応がいろいろな課で出ていますが、この燃料費高騰主要な原因は何か。ガソリンが上がっているという話なか、ガスや電気が上がっているか、どの辺で影響が出ているかということと、今後もこれは続くという見込みなかという点が1点。 もう1点目は、物価高騰対応における全世帯を対象にした高騰対応です。2つ、水道料金基本料金4か月無料分と可燃ごみ指定袋を全世帯に配布する。これについて伺いますが、物価高というは当然今後も続いていく可能性がある中で、今回施策というものは恒常的な支援を目的にするというよりは、今急激な変化に対応するものであるというふうには捉えます。これには当然ながらいろいろな考え方があると思うんですけども、今回この施策を新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を投入して選択するに至った中でどういった議論が庁内でされたかということを伺いたいと思います。以上2点です。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 2点目物価高騰対応に対する補正考え方でございます。 議論に入る前に、現金よりも現物、次に申請型よりもプッシュ型、皆さんに恩恵があるように、この3つキーワードで福祉を中心として各課からいろいろなアイデアを上げてもらいました。そういうようなものを精査した中で予算と見合い方を含めて今回3点セット、水道料金、ごみ袋、学校給食、こういうような形になりました。今回はこれ、議会で議決をしていただくとさらに市民皆さんに分かりやすく周知をするというようなことで、水道検針員方がいらっしゃいます。水道検針員皆さんにビラをつくって、今申し上げました水道料金、ごみ袋、給食費、この3点セットをしっかり明記をして直接ポストインをする。こういうような形で、特に物価高で非常に困っていらっしゃる皆さんに対して現金よりも現物、プッシュ型、こういうような形で議論をスタートし、今回、補正予算に掲げた形で提案をさせていただきます。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) まず、燃料値上げ等々ですけれども、今月19日に国ほうから消費者物価指数どういう状況かというが発表されました。全体としては 2.4%値上がりなんですが、品目別に見ると相当に温度差がありまして、例えば電気代ですと19.6%、それからガス代ですと18.8%という形で高い比率になっています。ガソリンは個別店舗によって大分差があったりしますし、契約仕方によって差がありますので一概には言えませんけども、もうまさにトータルで20%近く、前年同じ月、要は去年7月に比べてそのぐらい上がっているという状況がありますので、20%加算という、かなり乱暴なやり方なんですけども、割とこの消費者物価指数上がり方に近い形で補正予算を組ませていただきました。 それからもう一つ、今市長から答弁させていただいた部分で、これら物価高対応が恒常的なものかどうかなんですけども、御指摘ようにこれはあくまでも一種、緊急的な支援です。というは、今消費者物価ことでいいますと、消費者物価は 2.4%しか上がっていない。だけど企業物価というは10%上がっているんですよ、実は。だから企業は、全体物価が上がっているんだけど小売に転嫁できない。ではどこで我慢しているかというと、給料を上げないという形で企業は我慢しているというところがあるので、全体給料が上がらない中で物価だけが上がっちゃっているということを何とかこう補填していくような意味合い、緊急性が高いです。だから理想を言えば物価が多少上がっても給料も同じように上がっていけばこういう支援は特に必要ない状況に、理想論なんですけども、そういう意味で今回はまさに緊急避難的なというか、支援をしていくという側面だろうというふうに認識しています。 ○議長(石田浩司君) 6番 吉田企貴君。 ◆6番(吉田企貴君) まず、今市長答弁でよく分かりました。合理的な選択だったろうと。ましてやこれは国補助金をきちんと活用するという意味ですので、この政策的な意図がもともとそういう目的でつくられた補助金もあるので、その方向性がいい、悪いは言わないですけど、今総務部長が御答弁いただいたように、恒常的なものではない中で、でも物価高、生活苦が恒常的に続いていくとすると、これ国ほう政策でやってもらわないと何ともならない。今回ような緊急避難的な支援は永遠に続けられるわけではないので、もし国がやるであれば、それこそ消費税を減税するとか、そういった恒常的なことを取ってもらわないと困るわけですね。そういう意味でいうと地方自治体がやれることには限界がある中で、ぜひともこの全国市長会等を通じて市長ほうからこういう地方現状を伝えていっていただくというような機会を持っていただきたいと思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 必ず全国市長会では発言をしていきます。地方事情をしっかり理解をしてもらう。特に私自身が所属しているは財政委員会ですので、総務省、あるいは財務省官僚が来て直接意見を言うことができます。一方で、午前議論にありましたように、あんたたち、厳しい厳しいと言いながら、がっちり隠し貯金してんじゃない、財政調整基金ことですよね。国はこんな言い方をしますね。国はお茶漬け食べてんのに地方自治体はステーキ食べている。何がお茶漬けだっていうような僕は議論をしますが、とにかく一律1人10万円をまいたときにはそれなり効果があったような感覚は受けましたが、結局あそこ中で一律1人10万円、家族4人で40万円、そこ中で幾ら使ったんだろうかということを考えると、それは半分いかなくて貯金に入っちゃったんじゃないかというようなことがあります。今回は現金よりも現物、申請制度よりもプッシュ型、もう一つは事務費が異常にかかることはやめよう。餅より粉ほうが高いということ、よくあります。こういうようなことで今回3点セットを選びました。吉田議員言われる部分については、全国市長会で必ず大きな声で発言、発信をしてまいります。 ○議長(石田浩司君) 7番 佐藤信行君。 ◆7番(佐藤信行君) 私からも2点ございます。先ほど物価高騰対応について、市長思いを聞くことができましたので、それについては省略させていただきたいと思います。 実際に現金ではなくて現物で支給することほうが恩恵があるといったこと答弁でしたので、そういったこともチラシ等で分かることができればいいかなというふうに思いました。 ふるさと応援寄附金取組強化についてお伺いしたいんですが、新たに株式会社スチームシップとタイアップをして取り組むというふうにおっしゃられておりました。実際に私もホームページを拝見させていただいたんですけども、地域宝探しをする、実にクリエイティブで大変魅力ある会社だなというふうに思いました。こちら会社はふるさと納税だけではなくて、若者たちが帰ってきたいと思える、そういった環境をつくるといったこともコンセプトで取り組んでおられます。実際にそういった点でもこの株式会社スチームシップとタイアップしようというふうに考えた理由にあるか、ないかということと、実際に今本市にお越しになって多分取り組んでくださるというふうに思うんですけども、その際も総務部長は死ぬ気で頑張るというふうな決意表明を全員協議会ところで述べておりましたが、担当部署は総務部になるんでしょうか。以前、部署変更についてお考えを示されていたというふうに思うんですけども、今回が例えばふるさと納税だけではなくて、地域魅力を発見してさらに移住定住につなげるといったところとタイアップされるであれば、そういうタイミングとしてはどうなかなというふうに思ったんですけども、そういった方向性、お考えがあるか。もしくはいっそ全力でそうやって取り組むであれば、全庁横断できるそういった専門部署、それを総務部なりどこかに設けるということはできないか、お考えをお聞かせいただければと思います。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 詳細と決意表明は後ほど総務部長が申し上げます。 株式会社スチームシップをパートナーとして選んだというようなことについては、地元陶磁器メーカー、商社皆さん推しがありました。もう一つは、総務部担当者が株式会社スチームシップと面談をしました。ふるさと納税だけ単発で終わらない。多治見市魅力、これを日本あるいは世界に発信をしていく。こういうような2つ効果があって株式会社スチームシップを選びました。 なお、営業所が土岐市にありますし、私自身も株式会社スチームシップ代表とも意見交換をしています。一番は、ふるさと納税活性化には役所が頑張るよりも地域産業界、ここがその気になるというようなことから、そこが一押しで紹介をしてくれている株式会社スチームシップ。加えて役所自体担当者がその話を聞いてその気になった。それを受けて一気に総務部が動いております。総務部職員が相当な勢いで動いておりまして、慎重姿勢になっているが何と総務部長ですので、今、決意表明を申し上げます。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 2億円目標というも、正直言いますと、実現可能性ということを本当こう細かく何か根拠に基づいて積算したわけではないです。ある意味、象徴的な数字として上げました。ただ、本当に目標とするは、市へ入ってくる収入がどれだけ上がるかということも確かに結果として大事なんですけども、一番大事なは、この返礼品というビジネスチャンスを地域皆さんが生かしてどれだけ自分こととして頑張って新しい商品開発だとか、新しいサービス開発に生かしてもらえるか。さらに寄附をしていただいた人が返礼品だけに喜ぶではなくて、多治見というまちファンになってもらうとか、一度訪れてみようというふうに思ってもらえる、そういう付加価値というか、プラスアルファを求めて今回一歩踏み出したというところでございます。ですから、その意味でいくと、2つ目御質問にあった、どこ部署が担当するか。今、私が言ったことだけいえば、もしかすると経済部ほうが適切ではないかという議論が成り立つと思います。ですから何年後かに担当がどうなっているかというは、これは今時点では分かりません。ただ一つ言えることは、どこが担当すべきかという議論に何か月もかけているよりも、今やれることをまずやって、今年一定数字を出す。来年も一定数字を出す。その上でどこが一番適切なかというを検討するはそれからでも遅くないんじゃないかというが本音でございます。 ○議長(石田浩司君) 7番 佐藤信行君。 ◆7番(佐藤信行君) 御答弁と決意表明、ありがとうございました。他市実績をホームページ上ですけど拝見しますと、2億円というは決して達成できない数字ように見えてきてしまったんですね、私中で。ハードルを上げているつもりは全くございませんので、ただ、これあくまで高い目標ではあるんですけども、今後、これが通過点としてなるように成長していっていただきたいなというふうに思いますので、総務部長だけが抱え込まずにいろいろな人といろいろな知恵があると思いますので、全庁的にいろいろなノウハウですとか、人脈ですとか、そういったものはあると思いますので、総務部だけではなくてもいろいろなところから力を借りてやっていただきたいなというふうに思います。それが結果的に返礼品だけではなくて実際に来てくれる、そして移り住んでいただけるというところも、本当にこれはもうこういった会社とタイアップされていくんであればいいタイミングとして移住定住までを含めた様々な広い範囲で取り組んでいただけるような機会にしていっていただきたいなというふうに思います。ぜひともいろいろな地域に実際赴いてその地域づくりも含めて取り組んでいただけるというところなんですけども、その営業所が土岐市にあるというふうにおっしゃったんですけども、ぜひとも本市に長い付き合いをしていくという前提で支社ですとか、そういったを設けていただいて実際にここに住んでいただけるようなそういった働きかけもぜひ今後していっていただきたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 応援御質問だというふうに受け取りました。清水舞台から飛び降りるとか死ぬ気でというは、一人でやるつもりはありません。経済部長を道連れにやろうと思いますので、お願いいたします。 現実に今、株式会社スチームシップ、市内いろいろな事業所を個別に丁寧に回っておられます。それは経済部が御紹介していただいた形ところがかなり多いです。そういう御紹介いただいたところを丹念に回りながら、おたく事業所だったらこんな返礼品できるんじゃない、こんなサービスができるんじゃない、そんな開発を今もう具体的に始めているというような状況です。 あと目標数値が、もしかして厳しいんじゃないかと思うは、確かに御覧になられたほか事例、急激に伸ばしているところ、幾つかあったと思います。ただ多治見市は今年目標、もう今年度半分済んじゃっているんですよ、実はもう8月末ですから。残り半年でそれを達成しようというはものすごくハードルが高いだろうと思います。予防線を張る意味で、額は最終目標じゃないという言い方しましたけど、あくまでも通過点という御指摘はそのとおり受け取って、今後も頑張っていきたいというふうに考えております。 ○議長(石田浩司君) 5番 奥村孝宏君。 ◆5番(奥村孝宏君) 2点伺います。 1つ目は、先ほど吉田議員からもありましたけれども、物価高騰対策についてです。需要費、燃料費について需要費と負担金補助及び交付金として12号冊に幾つか項目がありますが、全体半分以上、67項目で燃料費と価格高騰に伴う、または価格高騰によるとしてそれぞれ計上されているんですけれども、先ほど総務部長から何々が何%、何々が何%という話がありましたけども、この補正を67件出してきたそれぞれ積算された根拠について教えていただきたいと思います。 もう1点が、12号冊19ページ、74番に勤労者センター整備費というが上がっていますが、ここで勤労者センターに非常放送設備を設置するようなことが書いてありますが、この非常放送設備というは消防法で定めるところ非常放送設備を意味しているか、お尋ねします。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 最初質問、燃料費積算根拠です。 これはかなり大ざっぱです。まず一般的な公共施設、市が直営でやっているものについては、予算額20%増という形にしました。それから指定管理で行っているところ、これについては昨年度実績に対して20%増という積算をいたしました。例外的に三の倉センターとか下水処理場とかそういう大規模なところはもう個別いわゆる契約に基づいて燃料等を調達しておりますので、それは個別契約上、今現在価格がどう推移しているか、個別に推移を見まして積算をいたしました。 ○議長(石田浩司君) 経済部長 長江信行君。 ◎経済部長(長江信行君) 勤労者センター非常放送設備ですけども、議員おっしゃるとおり、消防法上定員設置基準から今回必要となるものでございます。今まで学童が使っておりましたけども、学童が使っていない状態でも 384人ということで、定員基準 300人を超えることになりますので、今回つけさせていただくことになります。 ○議長(石田浩司君) 5番 奥村孝宏君。 ◆5番(奥村孝宏君) 総務部長今答弁中で需用費直営と比較、これ2回目にこれ聞こうと思っていたんですけども、答えられてしまったものですから、これについては分かりました。直営は今年予算、そうでないところについては昨年度実績に対してともに20%だということがよく分かりました。 それからもう一つ勤労者センターですけども、今、経済部長から 300人と言われましたが、現在勤労者センター会議室、大ホール定員からすると、とても 300人には至らない。今、大ホールが60人で会議室AとBが15人という、勤労者センターで配られているパンフレットにはあります。それに学童部分は入っていませんが、学童部分面積だけを見ると、とても残り学童部分で 210人、従業員数を入れても 200人人数が出るような数字には見えないんですけども、その 300人算定仕方というはどこ部分で 300人になってくるでしょうか。
    ○議長(石田浩司君) 経済部長 長江信行君。 ◎経済部長(長江信行君) これは消防法上収容人員ということで、学童は例えば1人当たり1.65平米必要となっています。ただ、今回この集会所という施設になりますと1人当たり 0.5平米ということになりますので、ぱっと見ちょっと狭い感じがすると思うんですが、実際にこの1人当たり 0.5平米で計算をしますと定員が 300人当然超えてしまうということで非常放送設備が必要になるということでございます。 ○議長(石田浩司君) 5番 奥村孝宏君。 ◆5番(奥村孝宏君) もう一度確認しますけど、今この会議室A、会議室Bというが定員数が15と言いました。2階にある大ホールが60人です。1階会議室B向かい側にあるが学童保育と会議室B横に学童保育事務室があります。 0.5平米というは消防法施行規則第1条ところでそういう計算式があるんですけども、それで 0.5平米だと 200人を入れようと思ったら 100平米。 100平米で 200人になると思うんですけど、これ 100平米あるということでよろしいでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 経済部長 長江信行君。 ◎経済部長(長江信行君) ちょっと分かりにくいかもしれませんが、実際定員と収容人員計算仕方は違いますので、今、実際に勤労者センターで貸出し、和室も例えば学童事務室も全部入れますと 250平米以上になります。これ1人当たり 0.5平米掛けるとやはり超えてしまうという計算です。 ○議長(石田浩司君) 4番 城處裕二君。 ◆4番(城處裕二君) 12号冊8ページ、10番新本庁舎建設事業費です。詳細については本庁舎建設に関する特別委員会でと考えておりますけれども、①で新本庁舎基本計画策定及び基本設計業務に係るプロポーザル審査会に伴う報償費という形で補正が上がっておりますが、現状、本庁舎建設に関する特別委員会で、基本構想を固めていくは遅れていくというようなそういう計画、そういうスケジュールを持っている中で基本構想がない中でどういうプロポーザルをかけられるか。要はここでこの予算を上げられている意図とか、またこのプロポーザルを実施されるタイミングというはどういうふうなだろうというが1点。 それから、継続費というが上がっております。この詳細については32ページで上がっておりますけれども、この継続費についてはこの補正予算に含まれて審議していくという形なか、その2点についてお伺いします。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 今回プロポーザル費用をここで計上させていただいたは、実際に事業者を選定して事業者に実際費用を払うはこれは来年度。ここはあくまでもプロポーザルという部分だけ費用を今年度中にということで上げさせていただいたんですけれども、御質問にもあったように、いつタイミングかということなんですが、これ主な事業内容としては基本計画や基本設計業務ということになりますけれども、多く場合、こういった事業者というは基本構想途中段階からいろいろな形でお手伝いいただきたいという考えがありまして、基本構想を最終的につくり上げる段階でもきちんと参画をしていただけるようにということで予算化をいたしました。 それから継続費云々ということなんですけども、継続費も当然、補正予算一部を形成しております。ですから、今回この補正予算御判断中では継続費まで含めた形で御判断いただければというふうに思っております。 ○議長(石田浩司君) 4番 城處裕二君。 ◆4番(城處裕二君) 継続費内容についても審議対象であるようなお話だと承りました。最初プロポーザルで提案してくる内容というは、こちらからある意味で振ることになるかなと思うんですけど、要は今基本構想について割と白紙に近い状態で、我々議員中でもシティホールであるとか、シティオフィスであるとかというその辺幅がすごくある中で、どういうところを、そのプロポーザルで判断していくかというところが疑問に思うわけですけど、どういうところをこのプロポーザル中で見て決めていくというようなことについてお考えがあればお聞かせください。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) まずその前提として、どのタイミングかということ付け加えなんですけども、今おっしゃられたように、今、本庁舎建設に関する特別委員中でいろいろな議論をしていただいております。ですから本庁舎建設に関する特別委員議論を尊重してタイミングを計っていくということは、これはもう当然こととしてまず申し上げます。その上で今御質問なんですけれども、確かにコンセプトと呼ばれるような部分というは全く白紙状態でプロポーザルをやって自由に提案してくださいというは、恐らくあり得ないだろうと思います。一定コンセプトについては固めた上でそれを具体化するためにはどんな提案があり得ますかというような形質問にならざるを得ないと思います。ただし、今御議論は、それって誰がもう賛成したんですかと、その基本となるコンセプトは、というような疑問が湧くから多分御質問されたと思うんですけど、これってやっぱりキャッチボールをやっていきながら決めていかないと、何月何日にコンセプトは 100%決まりました。何月何日にプロポーザルはやりましたという代物とはちょっと現実は違うんではないかと考えておりますので、この予算化に当たっては、一定段階でこれできることが可能なように、プロポーザルが、こうやって予算化をしているということでございます。 ○議長(石田浩司君) 10番 古庄修一君。 ◆10番(古庄修一君) 先ほど来ふるさと納税ことがいろいろ議論されておりますが、12号冊7ページ、2番ふるさと寄附金事務費と3番ふるさと応援基金積立金件についてお聞きしたいと思います。 6月定例会一般質問で、ふるさと納税について質問させていただきました。早速、市ほうもしっかりこういった形で予算書をつくってくださって1億 9,000万円というが計上されました。今回、ふるさと納税中で2億円を目指すということなんですが、古川市長が、大阪府泉佐野市へ視察をされたということを伺いました。ふるさと納税という中で泉佐野市は、私が知る限りは 500億円もふるさと納税を集めて、その後、今、国と訴訟も行われているといったところなんですけど、古川市長は以前、当初弁では、ふるさと納税については節度を守っていきたいとおっしゃっていました。泉佐野市に行かれましてこの点をどのように学んでこられたか、また参考になる点があれば教えていただきたいと思います。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) まず、泉佐野市というと、国とけんかをしながら、地元品しか使っちゃいけないというを平気で違うものを使っちゃったり、Amazonとか楽天ギフト券出しちゃったり、それはまずいでしょうというが泉佐野市だと思ったら駄目なんです。僕はその時点からずっと泉佐野市を見ていて、最近泉佐野市はもう東京自治総務省とはけんかしない方針に変えました。ずばり言うと地元産品をどんどん増やしています。おいしいハム・ソーセージを返礼品として出したい。ハム・ソーセージを作るすごいスーパー技術屋を知っている。その人を泉佐野市に呼び寄せる。そこでハム・ソーセージ工場をつくらせてしまう。実はびっくりするは、それ補助金が 100%なんですよね。 100%補助金なんて僕頭にはないんですが、そこで 100%お金を注入すれば何倍にも跳ね返って返礼品として活躍できる。もう一つは、小規模ミニ規模企業誘致をやっています。多治見市場合は陶器、タイル、それからアダプトゲン製薬株式会社やペットライン株式会社商品、いや、ここで止まる必要はないというが泉佐野市に行って気がつきました。新たにメイドイン多治見産品をつくる能力、こういうような技術を持った人はいっぱいいます。こういうようなことから、僕が知っている、皆さんが知っている旧来泉佐野市とは完全にモデルを変えているというようなことと同時に、役所体制をどうしているか。実はこれだけ金額をもうふるさと納税でゲットしていますので、完全に一つ課をつくっています。もう一つはすごい知識人をちゃんと用意をしています。そこ中で多治見市長が行くということで、今多治見市ふるさと納税額が幾らか、今度何をやろうとしているか、パートナーを結ぶ株式会社スチームシップというはどういう会社か、全部調べて教えてくれています。株式会社スチームシップというは非常にすばらしいパートナーで、それで結構です。あとはこれ以降についても泉佐野市総務省とけんかをしない、ルールに基づいた地場産品をどんどんつくり上げていく能力、こういうようなことについては、まだまだ私たちは2億円ふるさと納税をオール多治見市役所で達成するというが一つですが、これはあくまで通過点です。現行持っている多治見市産品だけではかなり無理があるということと同時に、企業誘致課等ともタイアップをしながらさらにその返礼品拡大をする。もう一つは、まちづくり全体、インバウンドとして多治見市に来てもらう。こういうようなことを学びながら、さらに友好を深めていますので、どこかで例えば多治見市職員を1週間派遣して泉佐野市ノウハウを学んでくる、こういうようなことについては泉佐野市千代松市長ともしっかりお約束をしてきておりますので、さらにこのふるさと納税に対して返礼品拡大、こういうようなことについては、今後しっかり具体的に検討してまいります。 ○議長(石田浩司君) 10番 古庄修一君。 ◆10番(古庄修一君) 具体的に御説明いただきまして、ありがとうございます。今おっしゃった中でやはり発想転換がまたそこで新たに生まれてくるではないかなということも思います。昨年、質問中で市長は、企画防災課企業版ふるさと納税、総務課一般と産業観光も含めた組織づくりを、秋頃にはしっかりとした体制づくりをしたいというふうにおっしゃっておられました。先ほど総務部長が、じわじわ一歩一歩からということも分からんではないですが、組織がやっぱりしっかりした盤石な体制から持っていかないと、本当に目標達成がかなうかなということも考えます。今、私が前回行った一般質問から、そして今回こういった形で進んできている。前回は多治見市が返礼品拡充ということで43業者を集めて商品構成、こういったこと説明会、また参画をしていただいた業者人がたくさんいらっしゃったということで前へしっかり進んでいると思うんです。そこでこのやはりこの組織編成ということに対して、これに関わるスタッフだとか、充実した体制づくりだとか、そういった中から見えてくるようなものを見いだしてほしいなということを思います。だから今ところ私にとってはまだ十分理解していないところもあるかと思いますが、その辺も教えていただきたいと思いますが。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 繰り返しになりますけど、十分理解していないというふうで自虐的におっしゃられたんですけど、さっきから言っているは、組織在り方に時間を割いている暇はないということです。もう始められるんですから、今体制で。だからもう始めたということなんです。組織在り方で最適なものは目標を達成した後でも十分じゃないですか。さっき泉佐野市話が出ましたけども、十分に成果を上げた後で、ではどういう体制が一番適切かということでゆっくり変えたっていいんです。今変えようとすると引継ぎ文書を書かないといけないですよ、今職員は。部課長は次部課長に対してこういう課題がある、こういう課題がある、それぞれ頑張ってくれという引継ぎをしないといけないです。そんなことをやっている前に、協力できる部と課が協力してまず成果を上げようということで一歩踏み出したということを御理解いただきたいです。 ○議長(石田浩司君) 19番 井上あけみ君。 ◆19番(井上あけみ君) 12号冊8ページ、10番新本庁舎建設事業費について、城處議員が質問されたことに引き続きという形になると思うんですけども、ある程度ここで根本議論をした上で本庁舎建設に関する特別委員ほうでまた議論したいと思いますが、このプロポーザル審査会に伴う報酬等増額ということなんですけども、このプロポーザルにした理由をまず説明していただきたいと思います。というは、プロポーザルというは具体的な提案をある程度を持っていくということと、それからこの社はこういう提案、この社はこういう提案といった形で持ってくるんですけど、その中から市ほうが選ぶんですけども、企業コンサルタントみたいな方ホームページでプロポーザル方式メリットとデメリットなどを見ていくと、最後まとめところで、プロポーザル方式は受注できると利益を大きく出せますのでぜひ挑戦されることをお勧めしますみたいなことを書いてあるわけですね。やっぱり私が危惧するは、プロポーザル方式にすることによって、この受注金額がどんどんこう伸びていって、そして今資材が非常に高騰している中で当初52億円と言っていたものが、これもいいよね、あれもいいよねという形になっていきやすいではないかということで、かなり費用をこの新本庁舎建設予算に計上せざるを得ないようなそういうふうな心配をしております。その金額面も含めてですけども、どういう姿勢でこのプロポーザルという考えで、受注形態、契約形態としていくか。最初から参加してもらうので一緒にやっていきたいという答弁があったんですけど、ではどういうところと一緒にやっていきたいか。多治見市条件はどういうものなか。もちろん議会とか、あるいは新庁舎検討市民委員方とかでいろいろ練っていく中で形が決まってくるとは思うんですけども、市として最低限この枠というがあるはずなんですけど、そのあたりはどういうお考えかというを伺いたいと思います。 次に、12号冊18ページ、70番焼却施設等運営費について、ハイブリッドコークス価格高騰に伴う需用費増額として3億円増額があるんですけど、今回、物価高に対する市民へ配慮として、ごみ袋大と中を1セットずつ配布をするという話が出ていましたけど、こういうことがあると、これからごみ袋代が使用料検討中でどんどんこう値上がりしていくではないかと危惧するが、そういうことに関してどういうお考えなかを確認しておきたいと思います。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) プロポーザルメリット、あるいはデメリットというお話が最初ありまして、御覧になられたホームページがどういうホームページか、私も分かりかねるですが、本来このプロポーザルで選ぶは設計業者です。設計業者は多治見市と協力してその後受注するであろう建設事業者コストをいかに抑えるようなことができるかというをお互いに知恵を出し合って協力できる関係を結んでいきたいということなんです。だから多治見市として、例えばさっき城處議員からもお話がありましたが、例えばシティホールという形にしたいとか、あるいはなるべくシンプルな建物にしたいとか、あるいは隣虎渓用水広場と連携が取れるような工夫をしたいとか、そういうようなことをどうやって具体化していくか。一方でトータルでこの予算でやりたいんだという制約がありますので、それを多治見市と協力してどうやって具体化していくか。それをパートナーとしてやっていくがこのプロポーザルによる審査最大特徴です。例えばプロポーザル対局にあるが入札です。要は1円でも安く設計しますよというところと組んだときに、そこ業者がどういう考え方を持っている業者かというを無視して金額だけでやるというが入札方式、それに対してプロポーザルというは、あらかじめプロポーズ、要は提案をするわけですね、近寄ってくるためにプロポーズしてもらえるわけですから、その中で、一番、多治見市考えに合ったところと契約しましょうと、手を取り合いましょうという内容ものですので、プロポーザルだと、段々、あたかも建設事業者まで含めてメリットがあって高騰していくというは、ちょっとそれは違うではないかなと思っています。 ○議長(石田浩司君) 環境文化部長 伊藤徳朗君。 ◎環境文化部長(伊藤徳朗君) ごみ処理手数料ことだと思いますけれども、まず原則としては全庁的な見直しは4年に1度しておりますので、その際お話だというふうに認識しました。 論点は2つあると思っています。1つは費用ですね、このコークスだけに限らず処理する費用がどれだけになるかというがそのとき状況によって違うと思いますので、そういったところもちゃんと精査するというが1つ。 もう1つは、そもそもごみ処理手数料については、ごみ減量努力に報いるという点でいろいろ議論をして進めているというがありますので、本当にたくさん節約して使った方は負担が少なくなるという、そもそも議論があります。ごみ減量取組状況等を見ながら、廃棄物減量等推進審議会がございますので、そういった方々から意見も頂きながら、最終的に決定していくという形になります。 ○議長(石田浩司君) 19番 井上あけみ君。 ◆19番(井上あけみ君) プロポーザルについては設計業者を選ぶというか、そういうことなんですけども、バロー文化ホール照明設備だとか、音響施設設備を選ぶ過程中で、市考えとして世界一流アーティストが呼べるようなものを造りたいということで、どんどん価格が上がっていったと思っている。今回もいろいろな提案をされれば、こういうシティホールにして、こういうふうにしたらもっといいよねという形で、外見も駅前なんだからちゃんと見苦しくないようにきれいにしないといけないよねとか、そういう形でどんどん価格が上がっていって、52億円というふうに提案はあったんですけど、もっと上がるだろうなという心配ももちろんあるんですけど、さらにそれが上がっていって、そして、予算がそちらほうにいってしまって市民生活を圧迫するようなということになってはならないというふうに思っていましたので、今ような質問をしました。この予算を認めると今を認めることになりますので、具体的に何をこれで求めるか、どこまで求めるか、どこまで自由が効いて、芯ところ予算はどの程度にとどめるとか、そういうものをちゃんと出してもらえるでしょうか。 それから、もう1つ、ごみ袋手数料問題につきましては、応分負担というか、減量して努力してという形というお話もありましたけど、ごみ袋代在り方についてはもう徹底的に勉強した記憶があるんですけども、現在、大きいものは50円プラス消費税ですかね、そういうものが例えば本当にある程度かなり金額になったときに、それを本当にのみなさいというか、そういうものが出てくるか、それとも市民生活に配慮したような価格設定をしてもらえるかどうなかというを確認したいと思います。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) まず、プロポーザル方式関係なんですが、全く役所側が白紙、全く議会が白紙、さあ、田舎者ですから、あそこにふさわしい庁舎を提案してください、こんなばかなやり方はしません。 もう1つ、議会は議会中で基本構想議論もされる、それを腰を落ち着けてきちんとやっていかれる、市役所中は市役所中で議会に丸投げなんていう考え方は持っていません。私たちは、現在、虎渓用水広場がある、駅北庁舎がある、JR多治見駅がある、そこにふさわしい連続性があるものとしてどういうものを考えるか。 もう1つは、新庁舎検討市民委員会もあります。だから議会、新庁舎検討市民委員会、執行部で議論をしながら、おおむね最大公約数だけ絞り込んでいく、それをプロポーザル相手に私たち基本的な考え方はこうですというようなものを示して動いていきます。 もう前から言っていらっしゃいますけど、ホールはいらないんだというは井上議員論法です。トタン張りみたいな感じで雨露さえしのげればいいみたいな感覚で僕は受けていますが、もう1つは、プロポーザルというは今回初めてやるわけではなくて、圧倒的に多治見市業者選定というはプロポーザルが多いですよね。入札で1円でも安ければいいというやり方は、前いろいろなことで懲りている。こういうようなことですので、基本的な具体的な考え方は議会中で検討される、執行部は執行部で考える、新庁舎検討市民委員会は新庁舎検討市民委員会で考えた中でぎゅっと絞り込む、こういうような計画でございます。 2点目、ごみ袋は、本来はあの金額では無理です。原価計算をしたときに受益者負担があれでは無理です。だけれど他都市と比較、もう1つは、今、値上げときかタイミングというは必ず見ますよね、だから、そういうようなことを総合的に勘案をして、ごみ袋だけではなくて公共料金全て、水道料金にしてもどうするか、原価計算ではじいていったんだけれど、ニアリーイコールに補正係数を変えていくというようなことをやっていますので、コークスが上がったから全部を転嫁するといったときに、転嫁をしたいが本来なんだけれど、全部転嫁ができないから係数として 0.8を掛けるとか 0.7を掛けて高くなるを高止まりする、これは役所全体議論中で最終的に使用料、手数料というはそういう決定をしています。 ○議長(石田浩司君) 19番 井上あけみ君。 ◆19番(井上あけみ君) トタン板でどうのこうのというお話がありましたけど、そんなことは全然考えておりませんのでよろしくお願いします。 本庁舎建設に関する特別委員会で議論するんですけど、幹部皆さんがいらっしゃるところでやっぱりきちんと押さえておきたいことがありますので質問させていただくんですけども、例えば、今、市長が言われた連続性があるというは、ペデストリアンデッキか何かを想定していらっしゃると思うんですよね、では、今、本庁舎建設に関する特別委員市民アンケートで庁舎に行く人が何人かというも取っているんですけど、それをこの間、本庁舎建設に関する特別委員ほうから示していただいたんですけども、ほとんど行かないという人ほうが圧倒的に多いわけです。 そういう中で、本当に必要なか、いかに価格を抑えて、抑えた分を例えば先ほど議論がありました公共施設等を本当に皆さんにぎわい拠点とするならば、皆さんがそこ公共施設を利用しながら駅周辺に行っていただいてという両輪がないと難しいと思うんですよ。 そういったときに、本当にシティオフィス、例えばペデストリアンデッキがいらなければ、そんなに天井が高いものなんていらないわけですし、普通シティオフィスでやれる可能性もあるわけですね。そういうことも含めてしっかりこれから議論をしなければいけないというふうに思っておりますし、だから、そういう設計者を選ぶときにやっぱりきちんと骨組みをしっかり確認した上で選んでいかなければいけないということで、その設計者を選ぶときにはやっぱり事前市議会とそういうものも反映されたものになるということでよろしいですか。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) もう1回申し上げますが、設計業者に丸投げをするなんていう感覚は毛頭持っていません。だから、議会は議会本庁舎建設に関する特別委員中で基本構想をずっと絞り込んでいただく、それが全部議会に丸投げしたら、では執行部はどういう考えでいるんですかと聞かれるでしょう。執行部は執行部でそれをずっと絞り込みながら、新庁舎検討市民委員会は新庁舎検討市民委員会で絞り込む。もう1回申し上げますが、この業者に全く白紙状況でお願いしますと丸投げをするというような考えはございません。また、そういう意図予算でもございません。 ○議長(石田浩司君) 18番 仙石三喜男君。 ◆18番(仙石三喜男君) 私も今井上議員が御質問されましたプロポーザル件について、今議論を通して分かりづらかったことが読めてきましたので、それはそれでよかったなと思います。 その中で、これから秋にかけてどんどん資材が高騰していく、この先が非常に読みづらい、そういう時代世相中でこのプロポーサルをやりながら、そして来年継続費中では基本構想、基本計画が委ねられてくる計画になっていますが、議会としても、今、市長がおっしゃいましたように検討が進められていかなければいけないし、またやっていただいていると思いますが、特に、今、話題になりました駐車場問題、あるいは議場在り方については非常に経費も大きな要素を占めるようなところがあると思います。 それを考えますと、市長がおっしゃいましたとおりだと思いますが、より一層、新庁舎検討市民委員会等も含めて連携を密にしないと、タイムリーな政策にならないことが危惧されますので、その辺ところは逆に私個人的な考えとしては早くやるべきだというは前から持論ですので、その辺を踏まえながらこのプロポーザル方法をやっていただきたいなと思うので、その辺について所見がありましたらお聞きしたいなと思います。 次に、施設改良件については、先ほども冒頭等でありましたが、勤労者センター、それから市民里地球村等々にもいろいろな施策が施設費で出ておりますが、これについてお聞きしたいは、当初予算と絡み中で今回このタイミングで出てきた理由はどこか。そして、午前中決算中でも議論がありましたように、市長からも御答弁がありましたように、決算剰余金が出てそこで財源を得ることができたから、次政策に使うことにしたので、私はこれを否定するものではございませんけれども、その辺当初予算と考え方、こういうこともあるんだなということを改めて今回認識したところですが、執行部として御所見が、そういう兼ね合いについてどうあるかをお聞きします。 3番目といたしまして、今回、その他関連中で国返還金が約 3.5億円ということで計上されて御報告されていますけども、 3.5億円とすると、全体今回一般財源充当が繰越金中から11億円使われていまして、そのうち国返還金が 3.5億円というは非常に大きな3割も占めるウエイトであるということを認識しているわけでございますが、今回は午前中審議で決算剰余金が多く出たから、これをしても十二分に対応できる環境にあるとは思いますが、これについて、特に国と考え方についてでございますが、こういうふうに後から返還金が出てきた場合に、こういう対応が本当に恒常的にできるものだろうかと少し疑問に感じるところがありましたので、これについて御見解があればお伺いをさせていただきます。 最後となりますけれども、物価高騰対策についてでございますが、その中で、コークス対応は非常に大きな金額になっておりますが、これがこのまま続くと、毎年毎年、大変な状況予算を計上しなければいけなくなりますが、こういうことを通して燃料費在り方について、何か御議論が始まっているかどうか少し確認をさせてください。 また、併せまして、今回、計上されております物価高騰対応補助金、合計②から⑤まで予算概要で約 1,600万円ありますが、これは1年分を見越したところ約2割程度になっているかどうか、その辺確認をさせてください。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 新本庁舎プロポーザルについて、先ほど来から御答弁申し上げているとおりです。全く白紙状況でプロポーザルをかけるなんていう、そんな考えは毛頭ございません。したがって議会は議会全員参加本庁舎建設に関する特別委員中で基本構想議論、あるいは基本構想方向性を具体的にお示しいただく、執行部は執行部として全くカードを持っていないというような感覚はございません。 ただし、一番重要なは、価格優先で52億円を金科玉条ようにいって、これでアッパーをかけて今階数ができない。あるいは、さっき具体的に言われましたデッキは必要ない、この価格を最優先でいくか、もう1つは、50年に1度体系中で何が必要なか、市民ために何が必要なか、その議論を最初にスタートして基本構想をつくり上げていく、こういうようなことが必要であるというふうに私自身は踏んでおります。 執行部は執行部として基本構想考え方については、もう既に、当然、着手をしております。議会は議会中で着手をしてゴールがどこになるか、このあたりは議会は議会中でしっかりとした議論をしていただく。加えて、市民代表である新庁舎検討市民委員会は新庁舎検討市民委員中で議論をしていただいて、全会一致でそれら全て満場一致にはなりません。なりませんが、プロポーザル人たちにおおむねこういう方向でお願いをしたい、こういう手続を取ってまいります。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 今回補正中で市民里地球村であるとか多治見市陶磁器意匠研究所等々施設改良というものが上がってきた、これは当初予算案と兼ね合いでどうかという御趣旨でしたけれども、確かに多治見市は総合計画に基づいた計画行政をやっているというところからすると、何か突然ぽこんと出てきたではないかというふうに感じられるという部分を含めて御質問だと思います。 ただ、今、私が申し上げた2つというは、ここ一、二年中でいろいろな検討を進めてきた施設なんです。三の倉市民里地球村については、地元関与をどうしていくかとか、あるいは多治見市陶磁器意匠研究所については、研究生が減ってきたのでこれからどうしていくか、でも、一定程度、授業料を下げて、今、研究生は内外ともに戻ってきている状況です。そういう中でこれからどう生まれ変わっていくか、そういった議論と、今回、補正でやっていくというタイミングがちょうど合ったという部分はございます。ですから、ここで仕切り直しして頑張っていこうというような側面があることは確かです。ただ、その財源として議員が御指摘ように今日午前中に議論があったような51億円決算剰余金があったということも背中を後押しした一因には違いありません。 それから、3番目が今回補正で一般財源を11億円投入しているわけですけれども、そのうち 3.5億円は国へ返還金ではないかと、今後もそういったことは起こり得るかというようなことなんですけど、実は今回 3.5億円なんですが、6月補正で1億円返していますので、今年に入ってからもう 4.5億円も返しているわけです。 これは明らかに今年限り特殊な要因です。コロナ禍における国からいろいろな交付金がスピード優先で概算でどんどんきているというが前提にありますので、毎年毎年こんな数字になるということはあり得ません。ですから、その心配はないと思うんですが、それだけたくさんきているということは、それだけたくさん繰越しもあるだろうからそれなり対応はできるだろうというふうに踏んでおります。ちょっと乱暴な言い方ですみません。 それから、物価高騰、20%で燃料費等やりましたが、これは1年間通してことかということですけど、まさにそのとおりです。年間通して20%プラスをしました。現にもうこれで5か月ぐらい過ぎているわけですけれども、その分は、当然、1年分予算がありますから、その範囲内で賄えています。ただ、年度末に向かって足りなくなってくることが予測されますので、この9月で補正をしたということでございます。 ○議長(石田浩司君) 環境文化部長 伊藤徳朗君。 ◎環境文化部長(伊藤徳朗君) コークスは普通ガソリンとか、そういうものとは違いますのでお答えしますけれども、コークスというは鉄生産とかに使うような石炭を加工したものですので、やはり景気と連動するというも1つあります。 今回、特に上がったは、それ以外に2つあって、1つはウクライナへ侵攻によるエネルギー価格高騰ですけれども、あと急激な円安というも要因としてあると思いますので、これがこの後ずっと続くかどうかというは日本国内だけ話ではなくて世界的な状況を見てみないと分からないので、これについては注視をしていくということで思っております。今、ハイブリッドコークスという形で、いわゆるコークスだけではなくてチップを混ぜて燃焼効率を最小限にして温度を保つという方法を取っております。 今、その配合率見直しをしておりまして、できるだけコークス量を減らすということも試しにいろんな配合率でやっておりますから、今後、もしコークス値上がりが続くような状態でも、できるだけそういったものについて抑えていきたいということも始めております。 ○議長(石田浩司君) 18番 仙石三喜男君。 ◆18番(仙石三喜男君) 順不同ですが再質問させていただきます。 まずは、一番最後コークスについては、今朝テレビでもう肥料代が本当に10倍に上ってしまって大変だなというを見ておりまして、では、コークスも何かいい方法で代替するものがあれば、そういう検討ということで、今、環境文化部長ほうからコークス量を下げる方法御検討をしていただいているということであれば、ぜひそれは進めていただきたいなと思うところですし、これも多治見市いい事例として御検討をお願いしたいなと思いますのでよろしくお願いします。 次に、返還金については今回だけであるということで、6月補正1億円と合計 4.5億円が今年限りだということでございますので、これはこういうことであればそれはそれで安堵しますけれども、毎年毎年、返還金というはいずれにしても出てきますので、しっかりとした財政運営をしながら返還金についてもやっていただきたいなと思うところでございますのでよろしくお願いします。 それから、大きな施設改良については、総務部長からは一、二年検討してきてタイムリーな時点で施策であったということでございますけれども、多治見市陶磁器意匠研究所についても、今回、入所料見直し等々をやっていただいて、20人全員申込みがあって1名方はちょっと御都合が悪かったということで聞いていますけれども、新たな多治見市陶磁器意匠研究所スタートだなと思いますし、ぜひ期待をしているところでございます。 それから、1つここで質問ですが、勤労者センター及び市民里地球村については、一般質問でもちょっと触れましたけれども、公共施設適正配置計画によると令和7年度以降在り方については、少し民間に移行しようとか、小泉交流センターへ移行が示されていますけれども、そういうことがありながらもこの段階で設備投資をされるということは、それを加味した上で大型改良財源補正予算を組まれたか少し確認をさせてください。 最後となりますけれども、プロポーザルについてでございますが、市長御答弁でいただきましたように、これから行政と新庁舎検討市民委員会、それから議会が一緒になって検討を進めなければいけないということは十二分承知したところでございますが、特に、私、駐車場問題についてはまだまだ大きな課題があるような気がしてなりません。駅南駐車場を借りるにしてもそうですし、駅北庁舎地下駐車場を使うにしてもいろいろな視点、いろいろな課題があると思いますので、その辺ところ、例えば、今後、新庁舎検討市民委員日程、あるいは市議会としてもどんな具合あんばい日程で進めながらやっていくかという大日程ぐらいは示しながらやっていかないと、そのプロポーザルと兼ね合いが順調にいくかどうか、少し感じるところがありますが、その辺ところはどのような御見解を持っておられるか。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) プロポーザル前議論後ろです。いついつまでに出してほしい、これを言えば、かなり今ピリピリしている状況中で、議会中では反発があるというは市長として雰囲気として感じています。かといって、あまりゆっくりだったらいつになってお決めになるんですかという話ですよね。だから、執行部は執行部で基本構想案をつくったときに、お前らだけつくって決め打ちかよと言われるが僕は嫌なんです。それがないと白紙委任かよと言われるも嫌なんです。新庁舎検討市民委員会も同じ考えなんですよね。議会中は議会中で改選期非常にナーバスな時期なんですが、皆さん中で議論をして、いついつまでに基本構想最大公約数だけ決めようよ、駐車場方法だけ最大公約数を決めようよ、その状況を見ないと、それを先走るというは執行部としては極めて難しいです。 もう1つは、新庁舎検討市民委員会だって議会はどういう動きですか、議会はいつまでにお決めになるんですか、必ずそういうようなことは見ています。ある意味、カードは議会が持っていらっしゃる、こういうふうに思っていただいて、適切な時期に適切な基本構想お示しをいただく、このようにお願いを申し上げます。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) プロポーザル件で1つだけ補足させてください。先ほど井上議員御質問とも関連するんですけど、業者が決まった後は、ただもう設計に突っ走るだけというはちょっと違います。今駐車場問題も含めてなんですけど、業者が決まった後、個別課題についてどうしていくかを一緒に考えていくという側面も非常にあります。これは、私、多治見市民病院建設に携わったので今でも覚えていますけれども、地下に貯水槽を造るとか、地元人たちともいろいろな議論をしながら、いろいろな大きなところを業者が決まった後に相談しながら固めていったわけです。ですから、業者がプロポーザルによって決まったら全てがもう決まってしまって、後は建設に向けてまっしぐらということは決してありませんので、それだけは前提として押さえていただきたいと思います。 その上で、もう1つ、後で全体はまた企画部長から話しますけど、先ほどFM関係でこの後経営形態をどうするかというを検討していく施設も修繕していくかというような部分がございましたけれども、原理原則を言えば修繕を行わなければもう維持自体が困難な状況ってあります。例えば屋根更新なんて雨漏りし出したらすぐに施設が駄目になってしまいますから、だからそういった基本的にやらないといけないというものは将来構想も含めて個別にちゃんと判断をしていくということはきちんとやっています。その原則はあるということで個別説明はまた別にお答えさせていただきます。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 柚木崎宏君。 ◎企画部長(柚木崎宏君) 公共施設適正配置計画中で、三の倉市民里地球村や勤労者センターについては継続でございます。令和7年に向けてということで譲渡も含めたとかいろいろありますけども、これについては、今年、来年に向けて公共施設適正配置計画中身についても見直すことになっております。 譲渡するにしても機能を維持しなければいけないとか、今、総務部長が言いましたとおり、今、ここで朽ちさせてしまったらもう元も子もないわけでございますので、一定程度修繕は行いながら、方針については、今年、来年で決めていって、将来に向けて機能を維持する、もしくはどういった形で運営とかをしていくということについては2年間かけて研究してまいります。 ○議長(石田浩司君) 18番 仙石三喜男君。 ◆18番(仙石三喜男君) 最後に一言だけすみません。市民里地球村については、今回は浴室給湯設備改修、それから雨漏りというようなことで、今、企画部長からも御答弁がありましたように、市民サービスが若干低下しているようなことについても、こういうふうに投資をされることは、私は多治見市としてやっぱり大事なことだと思いますので、ぜひ今後もその視点は持っていただいて、必要なことについてはやはり必要なお金は投資していただいてやっていただきたいなということをお願いして終わります。 ○議長(石田浩司君) 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 12号冊6ページ、会計別補正予算表中から質問します。 午前中決算中で、物価高騰対策増額を求めるがどうかと、その際に黒字分活用及び一般財源、財政調整基金、そういうところから独自財源を充当してでも考えてほしいという提案をしまして、補正中で総務部長は議論したいということでした。また、若林議員から最後質疑では、想定以上ことが現在起こっていると、災害復旧対策基金についても見直し、こういうことも必要ではないかと、それはなぜかと言うと市民を守るために使ってほしい、現役世代に充当してほしいということを強調されたと思うんですが、先ほど説明中で総務部長が消費者物価指数が 2.4%高騰している、あと電気、ガスなんかを含めると20%と、あくまでも今回物価高騰対応というは緊急的措置であるということをおっしゃいましたが、今、低所得者世帯人たち統計を見てみますと消費税3%増税分に匹敵する負担増ということになっています。 ですから、この物価高騰対策3点セット、これを他市議員に話したら大変すごいなということで評価をしていただいておりますし、私も大いに評価をしているところですが、今、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金残が約 2,000万円あるというふうに説明を聞いておりましたが、その 2,000万円というも12月補正で使うではなくて、もう今、必要なところにどんどん使っていっていただきたいと、そこ中で先ほど低所得者世帯、消費税3%増税分に匹敵するぐらい落ち込んでいる、こういう状況中で先ほど独自財源、財政調整基金繰入れ、そういう必要があると思うんですがお考えをお聞きします。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) まず、基本的な考え方は、今、議員がおっしゃられたとおり今回補正予算というは、51億円決算剰余金があったということを背景にかなり積極的な予算を組んだと、水道、給食、ごみ袋3点セットほか、先ほど来、議論ある施設リボーンに近いような改修も積極的に行っていくというようなものも含めて積極的な補正予算を組んだということでございますので、認識は一致しているだろうと思います。 ただ、例えば国から新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金があと 2,000万円あると、今回、昨年度から繰越しを含めて7億円からこの臨時交付金ですから、そのうちほとんどをもうちゃんと充当してきているということでございます。 2,000万円余っているだから一刻も早くというような御指摘は確かに分からなくもないんですが、もう計画的にきちんと大体については充当してやれることをやってきている、今後、その 2,000万円は12月補正になるか、それとも専決予算等緊急性あるもので対応するか、そこは今段階ではっきりは申し上げられませんけども、有効な使い方をしていくという考え方でおります。 ○議長(石田浩司君) 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 物価高騰対策中に学校給食1食15円支援するということは掲げてあって、約 1,700万円ということになっておりますが、令和2年度、夏休み給食費は無償ということでかなり思い切った対応をしていただきました。今、それがさらに先ほど話で落ち込んでいる状況中で、もう少しこういうところも補填増額をしていただきたいという思いがあるものですから、そういうことを提案しましたが、もうそういう手を打つという余地というか見通しはどうでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 原理原則論で申し上げます。令和2年度給食無償化というは、あれは、もうどう考えても1回限り話ですよ、夏休み中に学校へ出ていくというはほか年ではない、そういう状況中で措置ですので1回限りことですから予算化できるものです。 ただ、学校給食というは、今後、何年も先までずっと続いていくわけですね、そういったもの在り方というは、このコロナ禍による状況が非常に混乱している中でどさくさ紛れでどうあるべきということは議論すべきことではないと思っています。 将来にわたって在り方については、落ち着いた中でどうあるべきかをきちんと議論していく、ただ、今年度に限っては物価高騰があまりにも急だ、食材費高騰も急だ、こういう急な中でそれが家計に響かないようにしていくために1食当たり15円を今年下半期については補填することによって急激な変化を緩和する、そういう考え方でございます。 ○議長(石田浩司君) 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) その考え方は認識は同じにすると思いますが、これはどさくさ紛れ中で議論をすべきではないとおっしゃいましたが、私はコロナ禍だからこそ、今、原点に立ち返って子どもたち問題、これは一般質問でやりますのであまり深入りはしませんが、こういう時期だからこそ落ち着いて原点に返るべきだというふうに申し上げて質問を終わります。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) まず、この対策は3点セットと言われているようなんですけど、私は非常に好感を持って受け止めています。ただ、冒頭一番最初吉田議員質問だったと思うんですけど、やはり公平性というものについては、世帯当たりとかいう独自オリジナルごみ袋話や何かというはこれが公平性かという若干疑念もあるわけですけども、これは緊急避難的な措置だから、まさにスピード感ですね、それをしたということで理解するときに、財源はともかくとして、いろいろなところ財源を寄せ集めてでも、もう一度、そのバランスを取るように補填するような考え方を持っているかという点ですね、この支援方向性としてあるかということ。それと、確かにいろいろあるでしょうが、ごみ袋予算予算書を見ますと 1,330万円が郵送費なんですか、これというは世帯数から数えればこれぐらいいるんでしょうけど、幾らかこれを節約する努力というはもう時間的に無理だったかどうかちょっとお聞かせ願いたいわけですけれども、とりあえずそこ2点をお願いいたします。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 必ずこういった政策を打つときにバランス、公平性は議論をいたします。さき一般質問で寺島議員御主人は外食を一切しない、TAJIMEALGOをやっても何恩典もない、これは公平性からするとおっしゃるとおりですよね。では自分子どもがいなかったら小学校、中学校学校給食なんか何も関係ない、こういう議論をしていると議論が空転をして何も決まらない、何も前へ進まない。したがって、どこかでベストではないけれど、ベター、モアベターを求めていきます。そういうようなことから今回3点セット、1点豪華主義でいくか3点でいくか、これはバランス及び公平性を考えてこの3点セットとしました。 加えて、ごみ袋大・中1セットを送るのに幾らかかるか、郵便局が本当にそれを受けることができるか、それ以外郵送方法はないか、例えば区長会にお願いをして全体にまいてもらう、では町内会に入っていない人はどうすると、では市職員が残業をかけて配達するか、そのほうがよっぽど高い、こういうようないろいろな議論をした中で、今日、私自身が申し上げたように事務費が多くなるというはよくない、餅より粉が高くなるというはよくない、これでも何とか郵便局にお願いをし、いつまでに手元に着くか、議決があった後、大掃除までに届けなさい、これは副市長命です。大掃除が終わってからそんな物をもらったって気抜けたサイダーだと言われるに決まっている、事ほどさように出てきた議案を御審議いただくはそういう形で見ていただきますが、相当な言い争い、葛藤、どれが一番最高選択なか、こういうようなことをやった中で、この事務費というような部分郵送代については極力抑えた金額で計上をしております。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) 不公平さが若干ある部分、それを補填するように子どもがいない人とかも含めてそういうところは何か考えているかというも後で一緒に教えてください。 最近は総務課から丁寧に頂くのでよく分かるんですけども、今回、この中でどうしても全体7億 7,183万円中で三の倉センターだけがちょっと異種というか違和感があって、直接市民生活的なものよりもちょっと何か感覚的なものがあるわけですよ、これはもっと大きな議論が必要なところだと思って、一番金額的にも3億円あるんですけども、このコークス問題はもう何年か前から課題です。今回、普通に我々が感じている水道料を下げていただかなければやっていけないよというぐらい議論と同じときとは若干違うような気がするんですよね、その辺をもう一度、そこ部分を今回加えたは、変な話ですけど、午前中に言ったように、ある意味、このタイミングだからここに出しておこうというイメージを僕は持ってしまったわけなので、その辺否定も含めてしていただければと思います。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) コークス高騰について、私から答弁を申し上げます。今回補正に盛るか盛らないか、これは庁内中でかなり激しい議論をしました。これを盛らなかったら、ハイブリッドコークス自体が異常な価格で高騰しているから、ごみ袋料金値上げに連動していくよ、一般的な議論としてはそうです。それを連動して値上げをするということを抑えるために公金を注入する、したがって、それは公平さとして広く市民皆さんに値上げとして求めるよりも、今回ここで公金を注入する、こういうような結論に至りました。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 1つ目御質問アンバランスなり不公平ではないかと思える部分について何らかの補足と言いますか、補填的な措置は今後あり得るかということなんですけれども、現時点では考えていません。 基本的な考え方は、この2年、コロナ禍だ、物価高騰だという中で交付金も国からたくさんきました。その中で、思い出していただくと、最初は物すごく乱暴に一人一律10万円だというふうにやった。それが最初年でした。その次年、何があったか、低所得者向けに非課税世帯とか子育て世代にピンポイントで交付していこうということがありました。今年に入って何があったか、急激な物価高騰に対して、これは応急処置ですけれども、それに対応したものを自治体ごとに考えて工夫してくださいということで新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金がきた、それに対して、今回、御提案したような内容になっています。 そういうことで、国全体を含めてもどこかでやっぱり不公平なんですよ、1つ1つを取り上げれば果たしてこれでいいかと、こういうものが、1年、1年工夫して重なってきて今がありますので、この先どうなるかまでは予見できませんけれども、トータルで複数年で見た場合にいろいろな人がいろいろな恩恵を受けている、それで次につながっていくような形になっていく、そういう姿を目指していく一環で今一通過点があるんだろうというふうには考えております。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) おっしゃるとおりですね、これからその検証も含めて、まず国がすべきなんですよ、本当にこのことによって恩恵を受けた格差は相当ありますから、とにかく、まず直接にスピード感を持って早く対応しなければいけないから全てがベストだとは思っていません。よりベターなことをやっていただければと思っていますので、そこは私も今回ことは容認というよりも賛成させていただきますのでお願いします。 それと、先ほどから議論になっています、城處議員からもありました新本庁舎議論なんですけど、度々、市長からなんですけども、執行部、行政、議会という言葉中に市民代表市民委員会という言葉が出るんですよ、私たち別に新庁舎検討市民委員メンバーを議決した記憶もないし市長が任命権者であって、僕はいつも言いますが市長諮問を受けるためにある委員会だと思っていて、市民代表だと思ったことはないんですけれども、それは私認識が間違っているんでしょうか。 もう1点、僭越ですが、教育長、前回6月定例会ときに新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で修学旅行キャンセル料補填というがあったではないですか。あの時期も修学旅行に行かれた学校もあったし、その後、新型コロナウイルス感染者数がこれだけになって、秋見通しを非常に心配してしまうわけですよ。そういう中で、現状と基本的考えに変化があるかだけ、その2点だけ教えていただければと思います。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 大変失礼をいたしました。公式市民代表は市議会議員皆さんです。ただ、あの新庁舎検討市民委員会は井上議員も言われました、ああいったものをしっかりつくってコアな深堀りをした議論をしっかりするべきだ、広義で言えば僕は市民代表、市外人は誰もいません、だけど、あれは市長が勝手に任命した人だということであれば、金輪際、市民代表という言葉は使いません。市民代表は市議会議員皆さんでございます。 ○議長(石田浩司君) 教育長 渡辺哲郎君。 ◎教育長(渡辺哲郎君) 修学旅行に関しましてですけれども、おっしゃるとおり9月以降に予定している学校はあります。基本的には方針は変わりません。ただ、県ほうもちょっと緩和したというんですかね、やはり保護者意見、意向をしっかり聞きながら実施可否を決めなさいということですので、基本的に私たちはやはり一種思い出ですので、なるべく行ってもらえるような方向で進めております。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第85号 令和4年度多治見市南姫財産区事業特別会計補正予算(第1号)について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第86号 令和4年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第87号 令和4年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第88号 令和4年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第89号 令和4年度多治見市水道事業会計補正予算(第1号)について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第90号 令和4年度多治見市下水道事業会計補正予算(第1号)について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第91号 工事請負契約変更について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第92号 権利放棄について質疑はありませんか。 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) この権利放棄理由については非常に分かるし理解もいたしますが、これは前例があることなか、悪しき前例となるような懸念はないかだけ確認させておいてください。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 有限責任事業組合キメラを構成する代表株式会社吉川組会長、吉川幹久様から要望書が出されました。5年間、駅北にぎわい創設に最大限努力をした、しかし、コロナ禍で大変な大打撃、億単位赤字を計上したと、何とかこの 150万円余補助金返還については猶予をしていただけないか、こういった切々とした要望書と説明がありました。 これを受けて役所中で議論をいたしました。これまでにこういった事例というはあまりありません。こういったルール中によく書いてあるは、最後に特に市長が認めるところ、こういうようなものを読み替えることができないか、こういうようなことも含めて議論をいたしました。 しかし、そっとやるよりもこういうような形で堂々と権利放棄、これを今まで経過も御理解いただく、そして、なぜこういう形に至ったか、こういうようなことも理解をいただくというようなことで、権利放棄議案を1号立ててしっかり堂々と御議論をいただく、したがって、これまでにないような形ああいった団体ができて、大幅な赤字があって、全て元凶については新型コロナウイルスというようなことですので、前例というは私自身も記憶がありません。ただ、これ以降についてもあまりこういうカードは切ってはいけないと思うんですが、このカードを切っていいかどうかというは市民代表であります市議会皆さんで議論をしてお認めをいただく、こういうような形で議案提案をしております。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) 私もこれは多治見市方針として、施策とした中で協力していただいた事業だと思っています。ちょっと法人成り立ちというか、何か無限責任会社とかではなかったですか、ということは1億円というものを出したらその3事業者が最後まで責任を持たれるわけですよね、やはり行政に成り代わってあそこにぎわいを創生していただいて、当然、補助金等も出たんでしょうけども、結果として新型コロナウイルスという想定外ものによってこれだけ負債を抱えて、ある意味、倒産に近い形になったときに、非常に責任だけ残って無限責任を負わなければいけないという事業者を非常に逆に心配しているんです。こういうことに対して、今後、行政施策にこういうふうに協力してくれるという、今回、多治見市が放棄するは百何万円ですからね、ただ、3つ法人方がつくったとすれば、今、市長が言う金額が確定額とすると三千万幾らずつみんな負担するわけですか。そういうことというはやっぱり今行政仕組み中で、何ら救済的なものは現状では一切ないわけですか。その辺について、ちょっとどういうものなかお聞かせいただければと思うんですけれども。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 仙石浩之君。 ◎総務部長(仙石浩之君) 今、議員が御指摘もっと何か支援をする策はないかということで言いますと、大変申し訳ないんですけど、これはちょっと、今、思い当たりません。既にこの団体は解散されています。その上で、過去に遡ると、今回コロナ禍で幾つか事業者支援、飲食店支援等もやってきて、ここにも実は支援をしています。そういった中で何とかそこを続けていただきたいということで、やれる範囲中では支援をしてまいりましたけれども、残念ながらこういう結果になってしまったということでございますので、これ以上については、ちょっと制度的には難しいかなと考えております。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第93号 指定管理指定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第94号 指定管理指定について質疑はありませんか。 18番 仙石三喜男君。 ◆18番(仙石三喜男君) 今回、たじみDMOということで提案なされていますが、蔦井株式会社について、この3年間指定管理の評価を私なりに調べてまいりましたら、令和元年度については80点で極めて良好でした、そして令和2年度は78点で良好、令和3年度も78点で良好ということで、そこそこ指定管理者としてしっかりやっていただいた3年間だったと認識したところでございますが、今回、多治見市公施設に係る指定管理指定手続等に関する条例施行規則第2条第3項第2号に該当する非公募ということで、蔦井株式会社ではなく、たじみDMOになっていますけれども、どういう経過があったか、こういう機会ですので確認をさせていただきたいが1点。それと、新たに非公募ということで新しい組織でありますたじみDMOを指定ということで提案されていますけれども、これから駅周辺がさま変わりする中で駐車場についてはたじみDMOに一括して管理をしていただきながら、新しい駅周辺まちづくりをしていこうという市御意向があるか、その辺について御見解をお尋ねいたします。
    ○議長(石田浩司君) 経済部長 長江信行君。 ◎経済部長(長江信行君) どういう経過で非公募になったかということでございますが、この非公募理由にもありますように、5月30日から6月28日に公募を行いましたが、蔦井株式会社含めて応募団体はありませんでした。ですので、今回、この公募要件を満たすたじみDMOがありましたので、お願いして非公募ということになったものでございます。 たじみDMOの管理ですけれども、実際に、今回、1つ前議案でもございますが、今、駅北立体駐車場を運営してございますので、それと併せて中心市街地活性化に資するような駐車場運営仕方ということでたじみDMOにお願いしたということでございます。 ○議長(石田浩司君) 18番 仙石三喜男君。 ◆18番(仙石三喜男君) 5号冊40ページ、選定結果表を見ますと、評価項目2、中心市街地活性化や街にぎわいづくりに資する事業提案がなされているかというところは、20点ところ13点配点がされております。 1つ前議案駅北立体駐車場ほうについては、同じ評価項目については40点配点に対して34点ということで高い得点を取られています。少しこちらほうについて、評価項目得点が悪いような気がするんですけれども、何かあったらお聞かせをください。 ○議長(石田浩司君) 経済部長 長江信行君。 ◎経済部長(長江信行君) 駅北立体駐車場と駅北ロータリー駐車場と配点が違うんですけれども、ロータリー駐車場は、御承知とおり、正直な話、あそこでなかなか中心市街地活性化に資するような事業はやりにくい。ただ、そんな中でもたじみDMOからは近隣店舗情報発信をたじみDMO情報発信中でやっていくということで20点うち13点ということで、これは決して低い点数ではないというふうに考えております。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) 今回、蔦井株式会社が辞めた理由というがなかなか明確ではないんですけど、私、やはり長年やっていただいたから、さっき総務部長が言われたふるさと納税でも多治見市に関わった人というはみんな応援団にしていかないといけないと思うわけですよ。そういうことで、蔦井株式会社が今回駅近辺まちづくりことによって、これで多治見市とは縁が切れちゃうというなら寂しい話だなと若干思うんですけれども、その辺ことは懸念はないんだよという言葉を聞いて終わりにしたいんですが。 ○議長(石田浩司君) 経済部長 長江信行君。 ◎経済部長(長江信行君) 蔦井株式会社には今までしっかり運営をしていただいたので、今回も本当は蔦井株式会社に取っていただければよかったんですけれども、蔦井株式会社としてもこの公募要件クリアが今回はなかなか難しいということも聞いてございますので、致し方なくということかなと思います。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第95号 指定管理指定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) これをもって質疑を終結いたします。     -------------------------委員会付託 ○議長(石田浩司君) ただいま議題となっております、議第83号、議第84号(所管部分)及び議第85号から議第95号までは、お手元に配付いたしました議案付託表とおり、所管常任委員会へ付託いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております、議第84号(所管部分)は、お手元に配付いたしました議案付託表案とおり、本庁舎建設に関する特別委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、議第84号(所管部分)は、議案付託表案とおり本庁舎建設に関する特別委員会に付託することに決しました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております、認第1号から認第9号まで、議第80号、認第10号、議第81号、認第11号、議第82号及び認第12号は、18人の委員をもって構成する決算特別委員会に付託上、審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、認第1号から認第9号まで、議第80号、認第10号、議第81号、認第11号、議第82号及び認第12号は、18人の委員をもって構成する決算特別委員会に付託上、審査することに決しました。     ------------------------- △第41 休会期間決定 ○議長(石田浩司君) 日程第41、休会期間決定を議題といたします。 お諮りいたします。議事都合により、明日から9月20日まで25日間は休会したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、明日から9月20日まで25日間は休会することに決しました。     ------------------------- △散会 ○議長(石田浩司君) 以上をもって、本日日程は全て終了いたしました。 本日は、これをもって散会をいたします。   午後2時48分散会     ------------------------- 上記会議顛末を記録し、相違なきことを証するためここに署名する。  令和4年8月26日               多治見市議会議長   石田浩司               多治見市議会議員   寺島芳枝               多治見市議会議員   古庄修一...