愛南町議会 > 2021-06-18 >
令和 3年第2回定例会(第2日 6月18日)

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  1. 愛南町議会 2021-06-18
    令和 3年第2回定例会(第2日 6月18日)


    取得元: 愛南町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-18
    令和 3年第2回定例会(第2日 6月18日)            令和3年第2回愛南町議会定例会会議録(第2号)                   招集年月日 令和3年6月18日(金曜)                   招集場所 愛南町役場議場                   開議 6月18日 10時00分宣告 1.議事日程  日程第  1 会議録署名議員の指名  追加日程第1 発議第 3号 「小山地区太陽光発電事業に係る調査特別委員会」の調                査に関する決議  日程第  2 第44号議案 令和3年度一般会計補正予算(第4号)について  日程第  3 第45号議案 令和3年度愛南町小規模下水道特別会計補正予算(第1                号)について  日程第  4 第46号議案 令和3年度愛南町旅客船特別会計補正予算(第1号)に                ついて  日程第  5 第47号議案 令和3年度愛南町上水道事業会計補正予算(第1号)に                ついて  日程第  6 請願第 1号 柏坂遍路道国史跡指定の促進  日程第  7 閉会中の所管事務調査等申出について 2.本日の会議に付した事件
     議事日程第1から日程第7及び追加日程第1 3.出席議員(13名)   1番 尾 崎 惠 一       2番 嘉喜山   茂   3番 池 田 栄 次       4番 吉 田 茂 生   5番 少 林  子       6番 石 川 秀 夫   7番 金 繁 典 子       8番 鷹 野 正 志   9番 原 田 達 也      10番 佐々木 史 仁  11番 中 野 光 博      12番 山 下 正 敏                   14番 吉 村 直 城 4.欠席議員(1名)  13番 那 須 芳 人 5.説明のため出席した者の職氏名    町長          清 水 雅 文    副町長         木 原 荘 二    教育長         中 村 維 伯    総務課長        浅 海 宏 貴    企画財政課長      立 花 慶 司    消防長         中 平 英 治    会計管理者       早 川 和 吉    税務課長        山 本 光 伸    町民課長        中 田   章    農林課長        吉 村 克 己    水産課長        長 田 岩 喜    建設課長        濵   哲 也    商工観光課長      兵 頭 重 徳    環境衛生課長      山 本 正 文    水道課長        池 田 洋 輔    保健福祉課長      幸 田 栄 子    高齢者支援課長     土 幡   淳    学校教育課長      岩 井 正 一    生涯学習課長      清 水 雅 人    防災対策課長      守 口 庸 夫    国保一本松病院事務長  赤 松 邦 彦    内海支所長       横 山 修 治    御荘支所長       猪 野 博 基    一本松支所長      尾 﨑 弘 典    西海支所長       吉 田 潤 一 6.職務のため出席した者の職氏名    事務局長        本 多 幸 雄    局長補佐        小 松 一 恵                 午前10時00分 開議 ○議長(原田達也) ただいまの出席議員は13名です。定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――             ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(原田達也) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、5番、少林議員と6番、石川議員を指名いたします。  日程第2、第44号議案…… ○議長(原田達也) 中野議員。 ○11番(中野光博) 動議の提出をいたします。 ○議長(原田達也) 動議ですか。 ○11番(中野光博) はい。 ○議長(原田達也) ただいま、中野議員から小山地区太陽光発電事業に係る調査特別委員会の動議が提出されました。  お諮りします。  この動議に賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 所定の賛成者がありましたので、この動議は成立をいたしました。  重要な案件でありますので、十分に提案内容を確認する必要があります。  暫時休憩いたします。  議会運営委員会において審議を行いますので、委員の方は協議会室に移動をお願いいたします。               午前10時02分 休憩            ―――――――――――――――――               午前10時49分 再開 ○議長(原田達也) 休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど、中野議員から提出された小山地区太陽光発電事業に係る調査特別委員会の調査に関する動議を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに賛成の方は起立願います。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) 暫時休憩いたします。               午前10時50分 休憩            ―――――――――――――――――               午前10時53分 再開 ○議長(原田達也) 休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど、中野議員から動議が提出されたんですが、その題名しか聞いてなかったので、その内容について中野議員から説明を求めます。  中野議員。                (発言する者あり) ○11番(中野光博) 提案理由説明前に時系列にて簡単に説明をいたします。簡単でなくなりますが、ちょっと申し訳ないです。  令和3年2月27日、「正当な理由なく不許可、業者に補償申し出」との報道以降、小山地区太陽光発電事業に関わる違法行為の報道が続いています。  発端は令和2年1月28日、小山地区住民と思われる方から、1、地区住民とのトラブル、2、申請地以外の造成確認、3、造成工事により災害の発生及び生活環境への被害の恐れ。3項目の通報により、現場確認以来、1月31日担当課長ほか職員で現地調査、確認、副町長に報告。  2月21日、協議の結果、緊急性があると判断。再生可能エネルギー電気促進条例の規定に基づき、不許可決定。業者に行政処分を通知。業者から再三の問合せに不誠実な対応。業者から質問書提出。  9月25日、協議の結果、顧問弁護士の助言を参考に不許可取消書を業者に郵送。  11月12日、業者来庁。町長室で関係者同席の下協議。不許可処分にした3項目の事実は、全てない旨確認。  11月24日、町長ほか関係職員5名で業者に謝罪。愛総発814号の公文書にて違法性のない事業に対して不許可処分を行い、貴社へ多大なる御迷惑をおかけしおわび申し上げます。補償については、本町が誠意をもって対処する所存ですと郵送。  令和3年2月17日、第4回議会全員協議会において、同僚議員の質問に対し、町長は小山地区太陽光発電事業に関わる件については、きっちりと調べて報告しますと答弁。以降、3月議会、一般質問まで一切の報告はなし。  このような事実がありながら、4か月間議会に一切の報告もなく、3月議会初日追求され初めて公文書3通が議会に配付されました。全て町の責任と全面降伏の内容であります。  また、2017年には担当課長工事現場工事中止命令、3名の同僚議員の質問に対し、整合性のない言い訳、意味不明の言い逃れ、町長は虚偽答弁の訂正も拒否されました。  なぜこのような結果に至ったのか、原因の報告もありません。町として真摯に原因究明に取り組む姿勢は全く見えてきません。何も解明できないまま、補償金交渉に入ってしまいます。町民はそれで納得するでしょうか。  愛南町自治基本条例の中で、町の役割と責務、町長の責務として、透明性を担保し、公平で民主的な町政の執行をうたっています。  以上、現況を踏まえ、議会に与えられた権限、地方自治第百条調査特別委員会を設置し、事件の真相を解明することこそ、町民の負託に応える我々議員の責務と考えます。  よって、ここに小山地区太陽光発電事業に係る調査特別委員会設置の動議を提出いたします。  以上です。 ○議長(原田達也) ただいま、中野議員から小山地区太陽光発電事業に係る調査特別委員会の設置の動議の説明がございました。  この動議を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに賛成の方は起立を願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。
     金繁議員。 ○7番(金繁典子) あの今、中野議員から動議が出されて、その趣旨説明がありました。通常、それについてですね、質疑をしないと、その内容についてしっかりと知ることができず、これまでは当然質疑、討論という流れをしていました。  で、今、全員協議会でもそういう流れを確認しましたよね。そうですよね、鷹野議員。  副委員長もそうおっしゃっていますよ。  なぜ、今、日程追加の決議をするんですか。動議の内容分かりませんよ。 ○議長(原田達也) 暫時休憩いたします。               午前10時59分 休憩            ―――――――――――――――――               午前11時09分 再開 ○議長(原田達也) 休憩前に引き続き会議を開きます。  再度、先ほど中野議員から提出された、小山地区太陽光発電事業に係る調査特別委員会の設置の動議を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに賛成の方は起立を願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、小山地区太陽光発電事業に係る調査特別委員会の設置の動議を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることは可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎追加日程第1 発議第3号 「小山地区太陽光発電事業に係る調査特別委員会」の調査に関する決議 ○議長(原田達也) 追加日程第1、「小山地区太陽光発電事業に係る調査特別委員会」の調査に関する決議を議題といたします。  趣旨説明を求めます。  中野議員。 ○11番(中野光博) 提案理由説明前に、時系列にて簡単に説明をいたします。  令和3年2月27日、「正当な理由なく不許可、業者に補償申し出」との報道以降、小山地区太陽光発電事業に関わる違法行為の報道が続いています。  発端は令和2年1月28日、小山地区住民と思われる方から、1、地区住民とのトラブル、2、申請地以外の造成確認、3、造成工事により災害の発生及び生活環境への被害の恐れ。3項目の通報により、現場確認以来、1月31日担当課長ほか職員で現地調査、確認、副町長に報告。  2月21日、協議の結果、緊急性があると判断。再生可能エネルギー電気促進条例の規定に基づき、不許可決定。業者に行政処分を通知。業者から再三の問合せに不誠実な対応。業者から質問書提出。  9月25日、協議の結果、顧問弁護士の助言を参考に不許可取消通知書を業者に郵送。  11月12日、業者来庁。町長室で関係者同席の下協議。不許可処分にした3項目の事実は、全てない旨確認。  11月24日、町長ほか関係職員5名で業者に謝罪。愛総発814号の公文書にて違法性のない事業に対して不許可処分を行い、貴社へ多大なる御迷惑をおかけしおわび申し上げます。補償については、本町が誠意をもって対処する所存ですと郵送。  令和3年2月17日、第4回議会全員協議会において、同僚議員の質問に対し、町長は小山地区太陽光発電事業に関する件については、きっちりと調べて報告しますと答弁。以降、3月議会一般質問まで一切の報告はなし。  このような事実がありながら、4か月間議会に一切の報告もなく、3月議会初日追求され、初めて公文書3通が議会に配付されました。全て町の責任と全面降伏の内容であります。  また、2017年には担当課長工事現場工事中止命令、3名の同僚議員の質問に対し、整合性のない言い訳、意味不明の言い逃れ、町長は虚偽答弁の訂正も拒否しました。なぜこのような結果に至ったのか、原因の報告もありません。  町として真摯に原因究明に取り組む姿は全く見えてきません。何も解明できないまま、補償金交渉に入ってしまいます。町民はそれで納得するでしょうか。  愛南町自治基本条例の中で、町の役割と責務、町長の責務として、透明性を担保し、公平で民主的な町政の執行をうたっています。  以上、現況を踏まえ、議会に与えられた権限、地方自治第百条調査特別委員会を設置し、事件の真相を解明することこそ、町民の負託に応える我々議員の責務と考えます。  よって、ここに小山地区太陽光発電事業に係る調査特別委員会設置の動議を提出いたします。  以上です。 ○議長(原田達也) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。  山下議員。 ○12番(山下正敏) 中野議員に質問します。  今の趣旨説明の中で、どうも2017年の件と2020年の件があると思うんですよ。これ、この2件、本当に内容が全然違うんですよ。これ、特別委員会を開いて全然違う案件を2件一緒にこれ審議するつもりなんですか。まずお伺いします。 ○議長(原田達也) 中野議員。 ○11番(中野光博) 説明のとおりであります。 ○議長(原田達也) ほかに。  山下議員。 ○12番(山下正敏) 説明のとおりというような説明では、私、ちょっと理解できないんで、その2件、全然違う案件を一緒の特別委員会で一括で、これ本当に小山の太陽光問題と町民の皆さん聞いたら、全部2件とも同じような感覚で取るんですよ。私は2017年とこの2020年問題、全然内容が違うと思うんです。その件について、ちょっと分かるような説明をお願いします。 ○議長(原田達也) 中野議員。 ○11番(中野光博) 山下議員のそれは思いだと思います。私は一括して両方、委員会の中で説明したとおりであります。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  石川議員。 ○6番(石川秀夫) あの、この本会議で町長もですね、謝罪もされてますし、原因究明についてはですね、係争中によってですね、今、説明ができないというような説明があったと思うんですが、これ係争中の中でですね、特別委員会開いて本当にこれ真実が明らかになったりですね、またこれ裁判に進んだりすればですね、余計に特別委員会を開いて原因を究明すると言ってもですね、限界があると思うんですが、そのあたりについて御見解をいただきたいと思います。 ○議長(原田達也) 中野議員。 ○11番(中野光博) 究明する委員会ではありません。原因を、内容を解明して、何が事実なのか、真実なのかを調べる、そういう特別委員会でありますので、別に町長を究明しようとか、誰かを究明しようとかいう委員会ではありません。事実はどうなのかということを解明すべきだということであります。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。  鷹野議員。 ○8番(鷹野正志) 反対討論をいたします。 ○議長(原田達也) はい、どうぞ。 ○8番(鷹野正志) 私は、反対討論いたします。  今、中野議員より動議の説明があったわけですが、まず、20年の件は、太陽光の再生可能エネルギーの乱開発の弊害を懸念した条例ですね、愛南町再生可能エネルギー促進条例、これの一部不備で起きた問題でありまして、この条例にない事業者への不適切な町の処分、これは動議が出るぐらいですから、当然行政に対する信頼を失うものでありました。しかし、原因は明確で、町側も今回の不適切な対応を全面的に認めて謝罪しております。  議会も先ほど中野議員が時系列の事実云々っていうふうに細かく言っておりましたが、議会としても事実関係は説明を受け、把握しておりまして、現在は代理の弁護士による賠償問題等、今後の協議をしております。議会としてこれ以上調査しても進展はないものと私は思っております。また、このことがですね、町の行財政上重大な事件になるとは考えていないため、反対討論いたします。  ただし、議会として今後の動向によっては、協議する必要はあると考えております。また、17年の件につきましては、観光、美化、災害等を懸念した当時の環境衛生課長が工事の停止を文書でなく口頭でしており、停止が命令なのか行政指導なのか、そこで両者の捉え方が違っており、これがこのような問題化になった原因だというふうに私は思っております。  しかし、再開された工事も今は順調に終えて、順調に進んでいるというふうに聞いております。また、事業関係者の事務所で作成された文書の書面に関しては、地区の会計の立場で押印しておりまして、行財政上の問題として捉えるよりも、業者と地区間での問題であると捉えるべきだと考えます。  したがって、特別な調査をする必要もなく、また、このことが町の行財政上重要な事件には当たらないというふうに考え、反対討論といたします。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに討論ありませんか。  少林議員。 ○5番(少林法子) 賛成討論をさせてください。 ○議長(原田達也) 賛成ですか。はい、どうぞ。 ○5番(少林法子) 失礼します。  私は、以前から調査委員会を求めていたものです。  まず、石川議員へ、係争中であるとか裁判のことをおっしゃいましたが、それはなり得ません。なぜならば、町は相手に対して全てこちらが悪かったと全面的にその非を認めているのですから、今、行われているのは賠償金のすり合わせということになります。百条委員会が影響を与えることはないはずです。  次に、鷹野議員を初め各議員の皆さん、この2017、2020年、これらの件について、どれだけ御自分で調べましたでしょうか。私は3か月にわたって多方面の取材をして、意見や資料を集めてまいりましたが、つじつまの合わないこと、明らかにされていないことがたくさん出てきています。そこで、一部のことは本会議初日一般質問でぶつけてみましたけれど、納得のいく回答は得られませんでした。そもそもの原因は何なのか、5年間にわたっている経過の中でなぜ見過ごされてきたのか。関係者の責任、組織の在り方等、解明すべきことはたくさんあります。  議会は、それを眺めているだけでいいのでしょうか。  これまで、愛南町民は、新聞記事を見て初めて不祥事を知ってびっくりする、この繰り返しでした。これからも外部から愛南町、こんなことになってますよ、御存知ですか、いいのですかと指摘され続けるのでしょうか。それとも、自分たちの町は自分たちでどうにかする、自立の道を歩み始めるのでしょうか。  今、愛南町議会はその真価を問われていると私は思っています。  私は、この危機を議会の自立のチャンスだと捉えたいと思います。  例えで言います。病気になればまずは血液検査をしたり、レントゲンを撮ったりして、正確に病巣を突き止めようとするでしょう。それがこの調査特別委員会です。これは、自治体の事務に関して疑惑や不祥事があった際、事実関係を調査するための会と規定があります。疑惑や不祥事、まさに今の状況ではありませんか。  愛南町だって人間のやることですから、完璧はありません。おかしいこと、間違ったことの1つや2つはあるでしょう。ただし、このとき大切なのは、それを隠そうとしたり見なかったふりをしたり、なあなあで済ませたりするのではなくて、しっかりそれに向き合うことではないでしょうか。おかしいところが見つかるたびに、きちんと調べてうみを出し切り、その病巣を取り除く。その際、多少の痛みが伴うことも、これは覚悟しなければなりません。けれど、小さなことでも一つ一つこつこつこれを繰り返す、そうやって健全な町が育っていくのではないでしょうか。  そして、その役割をするのが、その役割を託されているのが私たち議員ではないでしょうか。  今、愛南町の議会は、その真価を問われています。新しい議会がスタートした今、たくさんの町民が傍聴席で、テレビで固唾をのんで、希望を持って、期待を込めてこの議会を見ています。これまで町民からよく聞かれたのは、選挙のときばっかりええこと言うてという言葉でした。それを今度の議会は違うなと言わせるかどうか、これは、私たちの決断にかかっています。ぜひ議員の皆さん、私は皆さんと一緒にこの愛南町を前進させたいです。ぜひ、この調査委員会への設置の同意をお願いをしたいと思います。  以上、賛成の意見でした。ありがとうございました。                   (拍手) ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  佐々木議員。 ○10番(佐々木史仁) 反対討論です。 ○議長(原田達也) はい、反対です。 ○10番(佐々木史仁) 私は、反対の立場から討論させていただきます。  まず、2017年の件は4年前のことであり、当時の課長が口頭で指示したことを業者が命令と勘違えて工事の休止をしたことであり、その後4年間、事業も順調に進んでおります。今になってそのときの業者の取り違え、工事についての取り違えですね、のことで今さら百条委員会で調べる必要はないと思います。このことが、行政上重大な事件には当たらないと考えます。  また、2020年の件は、町としても議会に何回も説明しており、間違いを認め、事業者に対して謝罪をしております。損害賠償についても事業者からの連絡を待っている状態だと聞いております。この時点で、百条調査で調べる必要はないと思います。  また、このことが行政上重大な事件には当たらないと思います。今、一番大事なのは、今後、このような事案が起こらないように、職員、我々議員、十分に反省し緊張感を持って、十分注意をして職務に当たる必要があると思います。  以上、反対討論といたします。                   (拍手) ○議長(原田達也) ほかに討論はありませんか。  金繁議員。賛成ですか。
    ○7番(金繁典子) はい。  私は、次の理由で調査委員会の設置に賛成します。  先ほど、佐々木副議長のほうから小山の太陽光発電事業、2017年の件に関しては今さら調べる必要はない、重大な事件ではないという御発言がありましたけれども、この件に関して、私、情報公開請求しましたが、一切の情報を出してもらうことはできませんでした。全員協議会で僅かに時系列で情報を頂いたのみです。  町長は、17年の事件についても知っていたら認めていなかったとおっしゃっていましたけれども、にもかかわらず情報さえ出してくださいません。  記憶にないので出せません、文書がありません、特定できません、そんな言い訳ばかりです。これを通してていいでしょうか。当然文書を作ってトラブルに対応できるように事前にしとく必要がある、それさえできていなかった。これを今ただす必要があるんじゃないでしょうか。  今後、この件だって損害賠償請求に発展しかねないとは言えないです。  そして、2020年の件に関し、先ほど佐々木副議長のほうは町長が謝罪しているとおっしゃいました。確かに謝罪しておられます。でもそれだけでいいんですか。今、私たちの税金、町民の税金がこの後始末に使われているんですよ。謝って済むことじゃないですよね。責任の所在を明らかにして、しっかりと弁償させる、町民のお金を使わせない、それが私たち議員の責務ではないですか。  今のままでは誰に責任があるのかさえ分かりません。そして、この件に関しては既に弁護士を雇ってお金も払ってます、22万円。予備費という町長の裁量で議会にも一切見せないで出費できるお金です。これをこのまま議員として黙って見過ごしますか。それとも真相究明に動きますか。  先ほど、少林議員がおっしゃったとおり、一切の責任は町にありますと。昨年11月27日付で公文書出してるんですよ、相手方に。そして、その事業主さんには一切責任はありませんと、全てこちらですと、責任は。だから、事実について争うことはしてないんですよ。あとは、補償額の協議だけです。  ですので、この後、たんたんと早急に補償額が決定し支払いということになっていくでしょう。それでいいんですか。町民に顔向けできますか。  私は、顔向けできません。しっかりと町民の負担ではなく責任を明確化して、町民の負担をなくすべきだと思います。  反対される議員は、せめて一言だけでも理由をおっしゃってください。それが議員としての責務ですし説明責任を果たすということだと思います。  討論は以上です。                   (拍手) ○議長(原田達也) ほかに討論はありませんか。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) 賛成討論です。 ○議長(原田達也) はい、どうぞ。 ○14番(吉村直城) 賛成討論の前に、反対討論をされた方、原因は一部不備が原因とか、あるいは係争中とか、行政上の重大な事犯ではない。我々議員の立場で、そういう捉え方しかできないのが、摩訶不思議に思います。また、防災のスペシャリストで、防災でよく質問される鷹野議員、何かあったときにはまず原因究明が先ではなかったんでしょうか。  そのようなことの中で、私は、答弁とさせていただきます。  皆さん、御承知のとおりですね、地方自治100条とは決して個人の調査ではありません。言うまでもなく、議会に調査権が与えられているのは、執行機関が住民の福祉増進のため、適正な事務処理をしているか、その実態を把握し、もし違法や不適切な事実があれば、原因を究明し、それを是正・改善させる。そして、必要に応じその責任の所在を明確にし、将来を戒め、議会の監視機能と政策機能の発揮に万全を期すため、議会に与えられた権限です。  今こそ必要に迫られた適時適切なときではないのでしょうか。  本事件の真相を徹底究明することこそ、住民から付託を受けた二元代表制の一翼を担う我々議会の重要な責務です。愛南町の憲法とうたわれる愛南町自治基本条例第12条、議会の役割。しっかりとうたわれております。また、我々が今年3月制定した議会の憲法。愛南町議会基本条例第3条、議会の活動原則にうたい込まれた条例を遵守し、小さいながらも我々は愛南町の政治家です。与えられた自治の範囲の中、職責を自覚し、しがらみ、偏見、感情に惑わされることなく、今こそ町民、注視をしております。この傍聴者、テレビを見られておる方々の前で、勇気と奮起をもって議員各位の賢明な御判断、御賛同を願い、特別委員会百条の設置の賛成討論とさしていただきます。  また、申し遅れました、先ほど反対討論の中で小山地区会計の立場で部落の部分と反対討論されましたが、私ここに用紙持っております。項目の3項に、愛南町環境課長が去る2月13日に命じた造成作業停止は同年6月18日をもって再開を認めることとすると、文言がちゃんとうたい込まれております。  以上、賛成討論といたします。                   (拍手) ○議長(原田達也) ほかに討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) これにて討論を終わります。  これより、採決します。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) 本事件、除斥対象議員がおります。議決能力の有無を判定し、対象議員を認め、地方自治117条の規定により退場を求めます。  これは議長の議事整理権でございます。確認願います。 ○議長(原田達也) これ、吉村議員、動議ですかね。 ○14番(吉村直城) そうです。 ○議長(原田達也) ただいま、吉村議員から……                (発言する者あり) ○議長(原田達也) ただいまの対象議員の除斥することが動議として提出をされました。  お諮りします。  この動議に賛成の方は起立を願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  起立少数でございます。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) これはあくまでも議長の確認事項なんですよ。 ○議長(原田達也) 皆さんに諮っても、諮ることでしょう、これ。皆さんに諮ることじゃないんですか。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) 議長が判断できませんので、皆さんに諮ったところです。  山下議員。 ○12番(山下正敏) この問題は議長の整理権、議長が判断できる問題ではありません。だから、議員全員で判断すべきだと、私は思って、先ほどの採決でよろしいんではないかと思います。これは議長1人の判断では無理です。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) 除斥は判断できません、私は。  以上です。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) 今問うたですよ、今。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) これより、採決をいたします。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  起立少数であります。  よって、小山地区太陽光発電事業に係る調査特別委員会の設置動議は、否決されました。  暫時休憩いたします。  13時30分より再開します。               午前11時45分 休憩            ―――――――――――――――――               午後 1時30分 再開 ○議長(原田達也) 休憩前に引き続き会議を開きます。  午前中の小山地区太陽光発電事業に係る調査特別委員会の設置の議案の中で、討論がございました。その討論の中で、個人名を出して討論されていた方がおられますけど、今後、その個人名を出しての討論というのは、十分に謹んでいただきたいと思います。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) 除斥の、先ほど終わったんですけども、除斥の件は動議は成立されました。動議成立されて、提案理由もなし、質疑もなし、採決もなし、あの流れでいいんですか。違うでしょう。 ○議長(原田達也) あれは議長が判断したんで、それでいいんじゃないんですか。  議事進行上の動議ですので、あれでいいと思います。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) それでは、私では判断できませんの発言は何ですか。 ○議長(原田達也) 除斥をするかどうかの判断ができないということです。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) あれは本議会で議長が答弁する話じゃないでしょう。判断じゃなくてこれ認めるだけなんです、117条は。対象議員を議長が認めです。動議は成立されとんですよ。違うんですか。 ○議長(原田達也) ですから、決を取ったでしょう、採決したでしょう。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) 動議は成立されたら、今朝の百条の提出と一緒でしょう。  私は議長の判断でいうことで、除斥を出したんですから。だけども議長は私じゃ判断できんいうことで。 ○議長(原田達也) ですから採決したんです。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) 日程第2、第44号議案、令和3年度愛南町一般会計補正予算…… ○7番(金繁典子) 議長。 ○議長(原田達也) いや、もう始まっています。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) 金繁議員。 ○7番(金繁典子) はい。私も先ほどの除斥の動議に関しては、趣旨説明がなかったというのは、手続に瑕疵があるんではないかと思います。で、議員の除斥というのは、地方自治117条でその議会の議長もしくは議員に事故、もしくは親戚等に関係する事件であれば、その議事に参与することができないと定めてありますよね。で、それに当たるかどうかということを、法的に判断する必要があったんじゃないですかね。 ○議長(原田達也) 暫時休憩いたします。               午後 1時34分 休憩            ―――――――――――――――――               午後 1時53分 再開 ○議長(原田達也) 休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほどの吉村議員の発言ですが、私が動議として正式な手続を踏まずに進行をしてしまいました。私の不手際だったと思います。  改めて吉村議員、先ほどの動議はどうしますか。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) 私が冒頭質問したのは、あの流れでよかったんですかという、あれではちょっと議会上は、運営上はおかしいということで、冒頭申し上げたんです。
    ○議長(原田達也) 改めて動議出されますか。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) これ本議会でやっていいんですか。動議は出したんですけども、今議長が訂正あるんで、これどうですか、やり直しするんですか。ということになるんですか。これはもう議長と、今、議運開いたんで、どういう方向に行かれるのか、これは私は投げかけたほうですから、それにおいて私は対応します。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) 再度この動議について諮りたいと思います。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) それと、ほしたら併せて、私には判断できんいうのは、あれはもう訂正してください。あれは議事録に載るような議長発言とは違いますので、それは老婆心ながら。  でですね、私、あの動議の、動議いうかあれの中でも触れたんですけども、対象議員は議長が認めれるんじゃないかという思いがあったんで、私は除斥をいうことで言ったんです。だからこの117条いうのを使ったということで。  もう議長が判断してください。それによって私は出せというか、であるのならば、またやります。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) 金繁議員。 ○7番(金繁典子) はい。あの今、除斥の動議を出すかどうかという話になってますけど、そもそも動議って必要なんでしょうか。議員必携の中に除斥の手続について書いてあります。それによると、除斥については、何らの手続を取らなくても法律上当然に除斥の効果が発生すると。これ117条の条文を見てもそうなんですよね。原則として、その利害関係のある議員は、その議事に参与することができないのが原則なんですよね。例外的に議会の同意があったときは、会議に出席し発言することができる。  だから、これの有無を除斥に当たるかどうかを議長のほうで判断されて、で除斥が当然と認められるという場合には、そのまま除斥を、退場を求めて、除斥の認定に疑いのある場合については、賛成を議会に諮るという手続になるんじゃないですかね。動議は、動議以前にやらないといけないことなんじゃないでしょうか。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) 先ほどの動議ですね、これは再度お諮りします。  先ほどの除斥の認定ですね、これは議長が判断ができなかったので、正式な判断の根拠が分かりませんので、皆さんに諮ったということです。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) そのまま除斥の認定に疑いがあると議長が思われる場合には、それなりの手続がありますよね。で、その除斥に認定されるかどうか、当たるかどうかというところを、やっぱりしっかりと議員に知らせた後に、議員の賛成を得ないといけない。ここに手続としてその文言もちゃんと書いてありますけれども、「本件については、誰々君の一身上に関する事件、もしくは直接の利害関係のある事件であると認められますので、地方自治117条の規定によって、誰々君を除斥したいと思います。御異議ありませんか。」という流れになるのではないでしょうか。  原則はもう除斥されているんですよ、これに当たると思われるのであれば。 ○議長(原田達也) 石川議員。 ○6番(石川秀夫) そもそもですね、この除斥というのは、個人が特定された案件であれば、それは除斥の対象、この事件に関してですね、関することであれば、特定できるんであれば、今現在特定されていないという中で、除斥云々という問題が、ここに出てくること自身がですね、私は不思議でいけません。 ○議長(原田達也) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) この117条、まあ先ほど金繁議員があれしましたけど、これをそのまましてください。今日、100条の討論の中でも、2017年の事件がいうこともあったでしょう。これは質疑でやることでしょう。 ○議長(原田達也) 金繁議員。 ○7番(金繁典子) 先ほどの石川議員の発言に関連してなんですけれども、たしか5月の全員協議会でですね、本人からヒアリングをしたということで、町長自らその方のお名前を、個人名をおっしゃっております。ですので、既に個人名は出てきております。 ○議長(原田達也) 山下議員。 ○12番(山下正敏) えっとこれ、いつまでも議論してもなかなか前に進まないんで、これはもう議長がその関係議員、利害関係があるのかないのか、議長の判断でやってもろたら簡単なことなんです。                (発言する者あり) ○12番(山下正敏) 除斥するのかしないのか、議長がはっきり意見を言っていただいたらそれでよろしいんです。 ○議長(原田達也) 除斥はしません。これは議長の意見です。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) それは議長の意見でいいんですけども、今朝の私の冒頭質問したのは、今朝の流れでいいんですかというのが、今日冒頭だったんです。今朝の、いわゆる本議会の中であれしたあの流れでよかったんですかねというのが、私の最初の質問です。もともとは。 ○議長(原田達也) ですから、動議に関しては私が手続が、正式な手続を踏まなかったと、それです。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 除斥の件ではありません。その前に議長がおっしゃった件について確認さしてください。  討論の中で個人名を出さないようにということがありました。ここの議場にいらっしゃる第三者のお名前を出した覚えはないんですけれども、反対討論された方のお名前とその論点を明らかにするためにお名前を引用しました。それもいけなかったということですか。 ○議長(原田達也) 討論とは、現に議題になっている事件に対し、自己の賛成・反対の意見を表明することであって、特定の個人に対して批判的と思われる発言については謹んでいただきたい。そういうことです。 ○7番(金繁典子) 確認です。議長。 ○議長(原田達也) もう次に移ります。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) 金繁議員。 ○7番(金繁典子) 個人を批判するようなことはもちろん言ってはいけません。ただ、私が先ほど質問したのは、反対討論の議員のお名前、その論点を明らかにするために引用さしていただきました。それもするべきではないということですか。 ○議長(原田達也) そういうことです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第2 第44号議案 令和3年度愛南町一般会計補正予算(第4号)について ○議長(原田達也) 続いて、日程第2、第44号議案、令和3年度愛南町一般会計補正予算(第4号)についてを議題といたします。  本案は提案理由の説明を終えておりますので、これより質疑を受けます。  質疑の方法は、初めに歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質問ありませんか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) はい。歳出ですね。総務費の16ページです、全般です。  小山の太陽光発電の損害賠償、先週損害額確定して役場に届いているんじゃないですかね。早急に支払いの必要が出てくると思いますが、これについて補正予算に入れる必要はないでしょうか。これが1点です。  2点目、総務全般です。歳出16ページです。もしくは24ページからですね。先週、その損害額が役場のほうに届いているはずなので、これここに入れとかないと早急な支払いってできませんよね。会計する必要はないんですかという意味です。これはもう大分前から議員には頂いている補正案なのですが、こういう緊急の事態が生じたときに入れる必要があるんじゃないかという質問です。  それから2点目、51ページ、プレミアム商品券発行支援業務委託料について伺います。  昨年も行われたプレミアム商品券ですけれども、今回はさらに額を、補助額を、予算を多くして1億3,000万使いましょうということです。経済を刺激することは本当にすばらしいことで、前向きに私も考えているんですが、ただですね、1回目の後、たくさんの町民の方から一遍にたくさんのお金でよう払わんと、買えない人がたくさんいたんです。その後、私、商工観光課に電話して聞きました。これは何割の町民の方が使うという想定で企画されたんですかと。そしたら7割、8割でしたかね、町民の方が利用される計画でしたということでした。でも、1回目の販売であまり売れなかったのか、2回目の販売をされました。2回目買えた方というのは、1回目買えた人と大分ダブってるんじゃないですかね。  実際、町民の中から私らは買えん。あれやったら松野町とかみたいに1万円でも5,000円でも町民全員に商品券を配ってほしかった。そういうお声をたくさん聞きました。年金生活、僅かな年金の中から一遍に1万5,000円も払える人って本当に珍しいです。そういう意味で、これはもう一回買わすんじゃなくて、配布する、それが町民の平等な行政サービスと言えるんじゃないでしょうか。  3点目、53ページ、道路新設改良事業について伺います。  これは、西海の旧有料道路の下に旧西海中学校がある、そこと中学校と有料道路を結ぶ道を新たに建設するということで、その設計料が850万円計上されています。でも、事業費が幾らかかるかは書かれていません。何億円かかるのでしょうか。そしてこれは防災目的という説明を受けました。南海トラフなどの折には、旧西海中学校に避難してもらう、避難所として使うので、利便性のよい道を造る必要があるということでした。  しかしここに、聞いたところ、西海地区のほぼ全ての住民の方を、1,500人を連れて来て避難をすると、してもらうと。その中には、内、中、外泊の西浦地区の皆さん、福浦、大成川、小成川、とても南海トラフで道が封鎖されたりしたら上に道がないところの地域の人たちはどうやってもたどり着けないような西海中学校に集まってもらう、1,500人集まってもらうということです。  ヘリコプターで輸送するということですけれども、広範囲に地震が起きたときに、いつ救助隊、自衛隊が来てくれるでしょうか。町民の皆さんには説明したんでしょうか、この西海地区の。私、町民の方の意見を聞きに行きました。そしたら、聞いてないと。あんなところまで行けるわけないやないのというお声がほとんどでした。やっぱり防災というのであれば、まず、地域の方々に説明をして、その御意見を聞くのがまず、やるべきことじゃないでしょうか。  そして、実際私ここの道、自分で確認に行きました。そしたら、西海中学校から有料高速道路に上がる道、旧道がありますよね。普通車で通れました。確かにいざというとき、あれをたくさんの車が通るということは難しいので、あの道を補正して、離合場所も造って広くすればまだ分かるんですけれども、新たにここに町民に説明もせずに道を造るということは、合理性がないと思いますが、防災的観点、いかがでしょうか。  以上、3点伺います。 ○議長(原田達也) 木原副町長。 ○副町長(木原荘二) はい。お答えいたします。  1点目の太陽光の発電事業に伴う補償金の件につきまして、総務費全般の中で質疑を頂きましたが、その件につきましては、一般質問のときにも答弁させていただいておりましたが、まさに現在進行形の件でありまして、全く確定したものではございません。ですから、確定した段階では、速やかに予算措置等手続をさせていただきたいと考えておりますので、以上、答弁とさせていただきます。  以上です。 ○議長(原田達也) 兵頭商工観光課長。 ○商工観光課長(兵頭重徳) プレミアム商品券の件についてお答えいたします。  昨年度は、町民全体の7割を想定しておりまして、今年度は8割を想定をしております。1回当たり5,000円をお支払いいただきますと、7,500円、500円の商品券が15枚という設定です。今年度もその構成につきましては同様に考えております。ただし、昨年度は最大2セットまでということであったんですが、今年は最大3セットを予定しております。  先ほど議員の御指摘の中で、一遍に1万5,000円の支払いはできないというようなお話があったと思うんですが、1回当たり5,000円、1セットから購入できますので、最大2セットは絶対買わないけんということではありませんので、5,000円からでも結構ですので、金額的に厳しい方については、5,000円でプラス2,500円、7,500円の商品の購入できたりサービスが受けられるということで、御理解をしていただいたらと思います。  さらに今年度につきましては、期間も延長して考えております。それから5,000円、通常の生活費で通常5,000円お使いになることもあると思うんですが、生活用品にも使えることも多分にありますので、1回当たりで結構ですので、買物とか普段のほうにつきましての、支援につながればと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) 濵建設課長。 ○建設課長(濵 哲也) 3つ目の御質問にお答えします。  概算事業費ですが、類似路線、近隣の類似路線のメートル当たりの単価を参考にしまして算出しますと、およそ1億2,000万程度になるのではないかと認識しております。ただし、計画をしている工法や総延長が予定どおりに行うことができたという場合だということを御理解ください。  そして、先ほどの西海に路線の合理性がないということですが、実はこの平成30年に地域の地区の総意としまして、地区要望が区長のほうから出てきております。そのときには、実施にはかないませんでしたが、今回、防災対策課と協議し、我々ハード部門、つまり避難場所へのインフラの整備を行おうということになりました。  以上です。 ○議長(原田達也) 金繁議員。 ○7番(金繁典子) まず1点目、副町長から御回答がありました点についてなんですけれども、まだ確定していないのでということなんですけれども、ただその損害賠償額について、請求がもう先週の時点で来ていたということは、議員に、議会に共有していただけるはず、共有するべき情報ではないですかね。これ、いつまで出さないおつもりだったんでしょうか。  2点目プレミアム商品券について、5,000円からということで確かに5,000円から買えます。ただですね、ぜひ町民の声を聞いてください。去年よりも今年、町民の方たちの暮らし、厳しくなっているはずです。飲食店だけではありません。個人の方たちもそうです。時短協力で仕事を失った方もたくさんいらっしゃいます。5,000円でも大きいんですよ、そういう方がたくさんいるんです。私、松野町にも聞いてみました。やっぱりみんな喜んでほとんどの方が使ってくれたと、担当の方も喜んでいらっしゃいました。ぜひですね、町の中に入っていって、町民の方の御意見を聞いてください。もうこれだけコロナ、コロナで1年以上不経済が続いていると、経済状態が悪い状態ですと、平時ではないんですよね、もう。ぜひ町民の方の声を聞いてから、企画するようにしてください。これはお願いです。  3点目の西海の道路なんですけれども、平成30年に地区要望があったということなんですけれども、これどこの地区なのか。今、1,500人の避難所に使用としている、その地区全体の要望だったのかどうか、お聞かせください。 ○議長(原田達也) 木原副町長。 ○副町長(木原荘二) はい。お答えいたします。  その補償の請求の件なんですけど、実際のところ、私どももまだ委任弁護士とその件で協議をできていないというか、来週、ようやく協議をして内容について知れる段階にあります。  ですから、当然まだ議員の皆様に公表できるような状況ではありませんので、その点は御理解をいただきたいと思っております。  以上です。 ○議長(原田達也) 濵建設課長。 ○建設課長(濵 哲也) はい。平成30年の地区要望は船越地区からです。  以上です。 ○議長(原田達也) 金繁議員。3回目です。 ○7番(金繁典子) まあ、船越地区からの地区要望があったということですが、この西海中学を避難所としていただく、西海地区の方たちというのは、ほとんどですよね、船越の一部、それから下久家、久家を除く全ての西海の方たちをここに集めて、来ていただいて避難してもらうということで、これぜひ町民の方、当事者の方たちにせめて説明会を開いてください。で、もっともっと緊急の課題として、要望出てくるはずですよ。私実際聞いています。上に道がないけん、いざというときはどうしたらええか分からん。そがいなもん造るんやったらしっかりと避難道をもっと整備してほしいとか、避難所を地元に造ってほしいとか、たくさん要望はあります。  何年先かにできる、この西海の遠いところにできるよりは、町民の皆さん、願っていることたくさんあるはずです。ぜひこれは説明をして、町民の方の意見を聞いてください。それを前提とした設計費なら理解はできますが、それをせずにすぐに測量を始めようというのは、町民の納得は得られないと思います。 ○議長(原田達也) 清水町長。 ○町長(清水雅文) 金繁議員の質問にお答えしますけど、金繁議員、ちょっと勘違いされとるところがあるんではないかと思います。ただ、その西中にそういう道路をつけて避難する、1,500人と言われたんですかね、じゃなくて、とにかく南海トラフの大型のが来たら、まずは命を助けると、自分の命は自分で守るというその観点で、一時避難場所は各地区地区の集落に造ってます。とにかく高台に逃げて、一時的にしのぐと。その後ですね、その後が大事なんですよ。家が潰れるところもあれば、また全然家が大丈夫なところもある。自分の家で過ごせる人も結構あると思うんですよ。全部が全部そこに行くんじゃなくて、自分の家がええところはそこの自分の家で後過ごしたらええわけですよね。ですから、どうしても家が潰れたとか、避難所に行かんと、長期的に避難せんといけん人らが来るために、あそこが、西中がしっかりした建物であるので、そこに避難所として持っていくと。食料とかいろいろ備蓄して、長期間になってもそこでしのげるということが、一番大きな目的なんです。  そして、ヘリポートとしての役目もできるし、あそこやったら。だから、もし校舎とかに入り切れんかったらテントも張ることもできるし、そういったためにですね、するのに道路がどうしても要るという。そして金繁議員、道を走られたということですね、あの道はまだ仮の道であって、しっかりとした道ではないんで、できるだけしっかりした道であそこから、自衛隊とかどんどんそういういろんな車が来ても対処できるような形にしたいというのが、我々の考えであります。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  守口防災対策課長
    防災対策課長(守口庸夫) その住民に説明してということなんですが、福浦の方については、昨年度から今年度にかけて、かなり防災学習会をしております。その中で、今、町長が言われたように、すぐ避難ではなくて、すぐにまず高台のほうに避難するので、その後避難所となるのが西海方面については西海中学校付近と。あと船越小学校もあるんですけど、船越小学校については、先ほど金繁議員が言われたように久家、下久家、船越の方が避難しますので、そのほかの地域の方については、西海中学校のほうに来ていただくというような説明は、福浦のほうでは何度もしております。で、特に福浦は、すぐに避難できないということで、高台のほうでどうするかということで、何回も協議して、今年度もまたいろいろと協議して、その対策を取るようにしております。  あと、西浦地区の方に関しては、本来3月に避難訓練をする予定だったんですけど、ちょっとコロナの関係でできませんでしたので、また今後説明していきたいと思います。  で、あと、西海方面の各自主防災会長を来月ぐらいに一度集めて会議をする予定にしておりますので、またそこでもそのことを説明もしていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  尾崎議員。 ○1番(尾崎惠一) 予算書の28から29ページなんですけれども、ここに地域交通対策費ということで1,930万8,000円、内容はコミュニティバス2台購入予定ということでなっております。現在、6路線で運用されておろうかと思うんですけれども、今回のこの購入によって、どのような再編を考えておられるのか、ちょっと聞きたいと思うんですが。 ○議長(原田達也) 浅海総務課長。 ○総務課長(浅海宏貴) お答えします。  まず、宇和島バスが運行しておる路線、城辺発の久良、そして樫月、外泊、この路線を愛南バスに切り替えるということで、2台の愛南バスの購入を計上しております。それで、城辺発着で終点となろうとするところが、久良、それと樫月、外泊、あと武者泊ということになるんですけど、この4つの終点を3台のバスで賄うことになりますので、再編につきましては、地区行政協力員などの意見を聞いて、これから考えていくことになると思っております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  中野議員。 ○11番(中野光博) ええっと、今のところのコミュニティバスのところなんですが、29ページ、まず。ある方からコミュニティバス、車の返納をしたいと。けど、バスがあるじゃないですかと、今度あれ安くなりますよみたいな話をしたら、バスに階段、登っていくのがなかなか障害がある方で大変なんで、バスだと、自分のバイクとかあれだと何とかあれだけど、バスだとなかなか階段上ってバスに乗るのが大変だっていうことで、そういうバスというのは運行しているんですか。それとも、今回新規購入しますので、そういう対応とか考えたことはありませんか。それがまず1点です。  それと、先ほどの53ページ、福浦地区、説明をしたということなんですが、私の、樽見というところでほぼ福浦湾と同じような、うちはちょっと高いところがあるんであれなんですが、そういう説明を聞いてなかったんですが、どの程度の説明をしたのか。全般にしたのか、これ予算も早ければ早いほどアクセス道路ですからいいんでしょうけど、やはり予算、これもう通したらなんかすぐにやってしまうみたいなあれではなくて、再度やっぱりもうちょっとどういう形のものがいいのか、今、ある道路を改良したりするのか、いろいろ議論する部分もあると思います。これ早急に余り予算、事業規模相当大きくなると思うんですが、そこらあたりもうちょっと検討するつもりはないか、お伺いいたします。  それと、39ページ、コロナワクチン接種のところ、予算ではないんですが、接種されますよね。その後副作用とかあまりうわさは聞かんのですが、今まであまり聞かないのであまりないんだろうと思いますが、もしそういう入院せんといかんとか、もっと深刻な状況があったとかいう場合に、国・県・町あたりはバックアップ体制は何かあるんですかね。ある範囲で説明していただければと思います。 ○議長(原田達也) 浅海総務課長。 ○総務課長(浅海宏貴) 29ページのコミュニティバスのことについてお答えします。  現在、運行しておりますバスと同様にですね、ステップが出るようになっておりますので、それで対応をさしていただこうかと思っておりますけど、それでもどうしても介助が必要やというときはですね、運転手さんにお願いをして、乗降の際にはサポートするようにしていこうと思っております。  以上です。 ○議長(原田達也) 守口防災対策課長。 ○防災対策課長(守口庸夫) お答えします。  どういうふうに説明したのかということなんですが、説明したというのは、避難所が最終的に西海中学校のほうに来ていただくということで説明をしております。ただ、西海中学校、上から道ができるとかいう説明は、まだ予算も通ってないので、そういう説明はまだしておりません。  以上です。 ○議長(原田達也) 幸田保健福祉課長。 ○保健福祉課長(幸田栄子) ワクチン接種による副反応ということで、お答えさせていただきます。  現在、集団接種、個別接種を進める中で、特にアナフィラキシーといった重篤な副反応の報告は出ておりません。腕が上がりにくいとか、体がだるいとか、発熱をしたというような情報は入ってはおりますが、入院してるとか、重篤な副反応というところでの報告は出ていない状況です。  副反応への対応ということでは、県のほうが24時間対応の相談センターを、コールセンターを設置しておりますので、そちらについては接種後に接種を受けた方に説明のほうをして、こういう症状には気をつけてくださいねということで、対応をしております。  万が一気になるようなことがあれば、南宇和病院が受皿病院ということになってますので、そちらのほうへの相談というところも進めております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに。  中野議員。 ○11番(中野光博) これ今、ワクチンのところなんですが、対応はそうなんでしょうけど、あと入院してもあれしても、そういうふうなバックアップとかいうのはできとるわけですか、国や県や町のほうで、ある程度の方向というか、自己負担ではないとかそういう部分は何も決まってないんですかね。あってからの話なんですか、そこらあたり。 ○議長(原田達也) 幸田保健福祉課長。 ○保健福祉課長(幸田栄子) 副反応が出て、それがワクチンによるものであるかどうかといったところは、予防接種の被害救済の委員会のほうで諮ります。それで、予防接種による被害と認められたときには、国の被害救済の制度の対象になって、それが補償されるという流れになっております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにございませんか。  石川議員。 ○6番(石川秀夫) 39ページのコロナ対策なんですが、一般質問でもちょっとお伺いしいたんですが、短期でですね、早く終わらすためにこの補正予算だけでは少ないんではないかなというふうに思ってまして、医療機関で日曜日、休診されているお医者さんですね、ある程度固定費を見ていただいたら日曜日も開けて接種をしたいというような意向があるお医者さんもいらっしゃるんで、ぜひともですね、先日の愛媛新聞でも上位のほうに接種ランキングが上がって、愛南町がなってまして、55%でしたが、1回目の接種が。ぜひですね、この一般接種が始まる前にですね、短期でできるようにもう少し予算を補正、専決もあるでしょうけども、組む予定があるのかどうかということと、短期でやる方法をお考えがあるのかどうかという2点、お伺いしたいと思います。 ○議長(原田達也) 幸田保健福祉課長。 ○保健福祉課長(幸田栄子) はい。お答えします。  できるだけ多くの方に早くワクチンが行き渡るようにということで、接種計画のほうは立てております。今週末にも2回の集団接種が入りますので、大体67%以上の方の接種が今週末で終了する予定となっております。  各医療機関への加算というところではありますが、現在、国のほうでも時間外、休日の接種に対する加算として、時間外であれば通常2,070円に対して730円、休日であれば2,130円というような追加が、予算が組まれております。で、町のほうとしては、もう現在接種体制としてはある程度確保はできているんですが、ワクチンの供給状況が一番課題となっております。今後、モデルナに切り替わりそうな動きもありますので、それによったら接種間隔というものも異なってきますので、そのワクチンのめどがはっきり分かれば速やかに切れ目なく進めていくという考えでおります。  以上です。 ○議長(原田達也) 石川議員。 ○6番(石川秀夫) 休日加算ということで、確かに休日加算はあるんですが、休日を運営するにはですね運営スタッフが必要になってきます。その部分の固定費見合いということでですね、何とか補助金が出たら頑張れるというお医者さんもいらっしゃるみたいなので、ぜひですね、御検討いただけたらというふうに思います。 ○議長(原田達也) 幸田保健福祉課長。 ○保健福祉課長(幸田栄子) 愛南町の個別接種への医療機関への支援といたしまして、愛南町独自で通常2,070円が国から決められている委託単価なんですが、それに500円を追加して、医療機関のほうでは接種事後に、もろもろの事務処理も発生しますので、そういった上乗せ加算をして個別接種のほうをさらに進めていただくようにはお願いはしております。  で、7月当初は週で700件余りだった個別接種のほうも、現在では1,000を超える医療機関のほうからの接種枠のほうを頂いているような状況です。ワクチンの状況を見ながら、速やかに進めていきたいとは考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにございませんか。  中野議員。 ○11番(中野光博) 先ほどのアクセス道路の件なんですが、町長にお伺いします。  これ、町長、設計委託料、予算あれしたら早急に工事を急ぐおつもりですか。もうちょっと慎重にやるべき部分、検討するべき部分があると思うんで、そのあたり、町長の考えはいかがでしょうか。 ○議長(原田達也) 清水町長。 ○町長(清水雅文) はい。お答えします。  まずはですね、測量をきちっとやっていただいて、どれぐらい、どういう形にするのが一番ベストな路線になるのか、そういうことも含めてですね、やっていきたいというように思います。 ○議長(原田達也) ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) ほかにないようなので、歳出分を終わります。  次に、歳入全般にわたって行います。  質疑をされる方は、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第44号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 起立多数でございます。  着席してください。  よって、第44号議案、令和3年度愛南町一般会計補正予算(第4号)については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第3 第45号議案 令和3年度愛南町小規模下水道特別会計補正予算(第1号)について ○議長(原田達也) 日程第3、第45号議案、令和3年度愛南町小規模下水道特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) 第45号議案、令和3年度愛南町小規模下水道特別会計補正予算(第1号)について提案説明をいたしますので、71ページを御覧ください。  この補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ220万円を追加し、その総額を1億4,600万円とするものであります。  それでは、歳出から説明いたしますので、83ページを御覧ください。  2款1項1目小規模下水道管理費において、現在実施している平碆漁港外4漁港における漁業集落排水施設の機能診断及び機能保全計画策定委託業務において、人口の減少に伴う施設規模の縮小化や統廃合等について新たに検討する必要が生じたため、委託料220万円の追加であります。  次に、歳入について説明いたしますので、81ページを御覧ください。  5款1項1目一般会計繰入金は、一般会計からの繰入金として220万円の追加であります。  以上、第45号議案の説明といたします。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(原田達也) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑の方法は、歳入歳出全般について行います。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第45号議案を採決します。
     お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立でございます。  よって、第45号議案、令和3年度愛南町小規模下水道特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第4 第46号議案 令和3年度愛南町旅客船特別会計補正予算(第1号)について ○議長(原田達也) 日程第4、第46号議案、令和3年度愛南町旅客船特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  吉田西海支所長。 ○西海支所長(吉田潤一) 第46号議案、令和3年度愛南町旅客船特別会計補正予算(第1号)について提案理由の説明をいたしますので、87ページを御覧ください。  この補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ136万3,000円を追加し、その総額を2,941万4,000円とするものであります。  それでは、歳出から説明しますので、99ページを御覧ください。  2款1項1目施設経営費は、旅客船の休業期間中の営業補償額136万3,000円を追加するものであります。  次に、歳入について説明しますので、97ページを御覧ください。  2款1項1目一般会計繰入金は、一般会計からの繰入金を136万3,000円追加するものであります。  以上、第46号議案の説明とします。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(原田達也) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑の方法は、歳入歳出全般について行います。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第46号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立でございます。  よって、第46号議案、令和3年度愛南町旅客船特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第5 第47号議案 令和3年度愛南町上水道事業会計補正予算(第1号)について ○議長(原田達也) 日程第5、第47号議案、令和3年度愛南町上水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  池田水道課長。 ○水道課長(池田洋輔) 第47号議案、令和3年度愛南町上水道事業会計補正予算(第1号)について提案説明をいたします。  予算書の3ページを御覧ください。  第1条では、総則を定めております。  第2条は、予算第3条に定めた収益的収入及び支出を補正するもので、収入・支出それぞれに3,274万円を追加して、その総額を7億2,334万円に改めるものであります。  第3条は、予算第6条に定めた議会の議決を経なければ流用できない経費を8,366万7,000円に改めるものであります。  第4条は、予算第7条に定めた他会計からの補助金の総額を1億5,674万円に改めるものであります。  それでは、収益的収入及び、支出の見積り基礎により支出を説明いたしますので、13ページを御覧ください。  1款1項1目原水及び浄水費は、職員の人事異動に伴う人件費13万2,000円の追加、同じく2目配水及び給水費は、人件費243万6,000円の減額、4目総係費は3,504万4,000円の増額計上で、その内訳は人事異動に伴う人件費278万8,000円及び、水利施設整備事業等に係る愛媛県への負担金3,225万6,000円であります。  次に、収入を説明いたしますので、12ページにお戻りください。  1款2項2目他会計補助金を3,274万円に増額するものであります。  なお、7ページから11ページに補正予算の実施計画書と給与費明細書を載せていますので、お目通しをお願いいたします。  以上、第47号議案の説明といたします。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(原田達也) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑の方法は、予算書全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第47号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、第47号議案、令和3年度愛南町上水道事業会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――        ◎日程第6 請願第1号 柏坂遍路道国史跡指定の促進 ○議長(原田達也) 日程第6、請願第1号、総務文教常任委員会に付託しました、柏坂遍路道国史跡指定の促進を議題といたします。  委員長の報告を求めます。  石川総務文教常任委員長。 ○総務文教常任委員長(石川秀夫) 愛南町議会 議長 原田 達也 殿  総務文教常任委員会 委員長 石川 秀夫  請願審査報告書  本委員会に付託された請願を審査した結果、下記のとおり決定したので会議規則第93条第1項の規定により報告します。  1 審査日時、令和3年6月14日、10時から。  2 場所、愛南町役場、議員協議会室。  3 委員の出席者、委員6名。  4 委員の欠席者、委員1名。  5 町当局の出席者、企画財政課長、生涯学習課長、生涯学習課長補佐。  6 審査の結果等  受理番号、請願第1号。  付託年月日、令和3年6月11日、第2回定例会。  件名、柏坂遍路道国史跡指定の促進。  委員会の意見  柏坂遍路道は、数少ない往時の姿をとどめる文化的価値とお接待文化の普遍的価値のある遍路道であり、国史跡指定への取組は、執行機関においても現在優先的に取り組んでいる事項であるので、願意に沿う。  なお、執行機関が、この請願に関連する事業を行う場合は、長年にわたって柏坂遍路道の保全活用を担ってきた「柏を育てる会」等の既存団体の意向に十分配慮すべきであるという意見を付す。  審査結果、採択。 ○議長(原田達也) 総務文教常任委員長の報告が終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
     続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、請願第1号を採決します。  お諮りします。  この請願に対する委員長の報告は採択です。  請願第1号を採択することに賛成の方は起立を願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  起立多数であります。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) よって、請願第1号、柏坂遍路道国史跡指定の促進は、採択とすることに決定をいたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――          ◎日程第7 閉会中の所管事務調査等申出について ○議長(原田達也) 日程第7、閉会中の所管事務調査等申出についてを議題といたします。  各委員長から会議規則第72条の規定によって、閉会中の所管事務調査等申出一覧表のとおり申出がありました。  お諮りします。  各委員長からの申出のとおり、議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項については議会運営委員会に、常任委員会の調査事項については所管の常任委員会が閉会中の所管事務調査等を実施することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 異議なしと認めます。  よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の所管事務調査等を実施することに決定いたしました。  これで、全日程は終了しました。  閉会に当たり、町長より挨拶があります。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 令和3年6月議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  6月11日の開会以来、多数の議案につきまして、慎重なる御審議をいただき、適切な御決定をいただきましたことに対しまして、厚くお礼を申し上げます。  今議会におきまして、議員各位から頂きました御意見、御指摘等につきましては、しっかりと受け止めさせていただき、今後の町政運営に当たり、対応を図ってまいりたいと考えております。  さて、感染抑制対策として期待されています新型コロナウイルスワクチン接種ですが、今月6日に65歳以上の町民の方々への集団接種がスタートをいたしました。先週末には、本庁舎にて2日間で1,297人の方の接種が行われました。集団接種の実施に当たりましては、医師会や町内の医療機関の皆様には、準備の段階から、大変な御協力を賜り、深く感謝を申し上げます。  接種の予約状況につきましては、6月14日現在で、65歳以上の方7,025人、約8割の方から御連絡をいただいております。接種率につきましては、現在55.4%となっており、おおむね順調に進んでおります。  次に、四国横断自動車道の愛南町延伸について、現況をお知らせをいたします。  国土交通省が行う一本松-内海間の都市計画・環境アセスメントの調査が完了し、去る4月21日に都市計画決定要請書の素案が愛媛県知事に提出をされました。それに伴い先週の7日から10日に、愛媛県主催の都市計画に関する住民説明会が町内の各施設で行われました。  本町において、この高速道路は、生活や産業の振興に寄与する地方創生の道であり、大規模災害に備える命の道でもある重要な社会基盤です。今後、国土交通省及び愛媛県とさらなる連携を深め、新規事業化に向け、引き続き、全力で取り組んでまいりたいと考えております。  来月には、東京オリンピック・パラリンピックが万全の対策を講じつつ、開催される予定でありますが、町内では、昨年に続き、各地域の夏祭りが中止となりました。今後、ワクチン接種が加速し集団免疫の効果により一日も早く日常の生活が戻ることを念願するものであります。  終わりに、今年の夏も、全国的に平均気温は高い見込みとの3か月予報が出ておりますが、議員各位におかれましては、何かと体に負担のかかる季節ともなりますので、くれぐれも御自愛いただき、ますますの御活躍を御祈念申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。  どうもありがとうございました。 ○議長(原田達也) これをもって、令和3年第2回愛南町議会定例会を閉会します。                午後 2時58分 閉会 上記のとおり会議の次第を記載して、その相違ないこと証するため署名する。        議     長  原 田 達 也        会議録署名議員  少 林  子        会議録署名議員  石 川 秀 夫...