• "住宅新築資金等貸付事業特別会計予算議案"(/)
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  1. 四国中央市議会 2020-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 四国中央市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-11
    令和 2年 3月定例会         令和2年第1回四国中央市議会定例会会議録(第1号)議事日程第1号 2月25日(火曜日)午前10時開会 ※開会宣告 ※市長の議会招集挨拶 ※開議宣告 ※議事日程報告日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸般の報告   ────────────────日程第4 承認第1号 令和元年度四国中央津根工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについて 承認第2号 交通事故に伴う和解についての専決処分の承認を求めることについて 議案第1号 四国中央地域福祉計画審議会条例の制定について 議案第2号 四国中央監査委員条例の一部を改正する条例について 議案第3号 四国中央事務分掌条例及び四国中央市議会委員会条例の一部を改正する条例について 議案第4号 四国中央市印鑑条例の一部を改正する条例について 議案第5号 四国中央市特別職の非常勤職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例について 議案第6号 四国中央会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について 議案第7号 四国中央特別会計条例の一部を改正する条例について 議案第8号 四国中央市基金条例の一部を改正する条例について 議案第9号 四国中央ふるさと寄附金条例の一部を改正する条例について 議案第10号 四国中央公民館条例及び四国中央教育施設等使用条例の一部を改正する条例について 議案第11号 四国中央福祉会館条例の一部を改正する条例について 議案第12号 四国中央放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について 議案第13号 四国中央国民健康保険条例の一部を改正する条例について 議案第14号 四国中央市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例について 議案第15号 四国中央市営住宅条例及び四国中央コミュニティ住宅条例の一部を改正する条例について 議案第16号 四国中央水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例について 諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて       (施政方針表明 説明)   ────────────────日程第5 議案等の質疑   ────────────────日程第6 議案第17号 令和元年度四国中央一般会計補正予算(第6号) 議案第18号 令和元年度四国中央港湾上屋事業特別会計補正予算(第1号) 議案第19号 令和元年度四国中央西部臨海土地造成事業特別会計補正予算(第1号) 議案第20号 令和元年度四国中央津根工業団地造成事業特別会計補正予算(第2号) 議案第21号 令和元年度四国中央公共下水道事業会計補正予算(第2号)       (説  明)日程第7 議案の質疑   ────────────────日程第8 議案第22号 令和2年度四国中央一般会計予算 議案第23号 令和2年度四国中央国民健康保険事業特別会計予算 議案第24号 令和2年度四国中央国民健康保険診療所事業特別会計予算 議案第25号 令和2年度四国中央介護保険事業特別会計予算 議案第26号 令和2年度四国中央住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 議案第27号 令和2年度四国中央福祉バス事業特別会計予算 議案第28号 令和2年度四国中央港湾上屋事業特別会計予算 議案第29号 令和2年度四国中央西部臨海土地造成事業特別会計予算 議案第30号 令和2年度四国中央寒川東部臨海土地造成事業特別会計予算 議案第31号 令和2年度四国中央駐車場事業特別会計予算 議案第32号 令和2年度四国中央介護予防支援事業特別会計予算 議案第33号 令和2年度四国中央後期高齢者医療保険事業特別会計予算 議案第34号 令和2年度四国中央市城山下臨海土地造成事業特別会計予算 議案第35号 令和2年度四国中央水道事業会計予算 議案第36号 令和2年度四国中央工業用水道事業会計予算 議案第37号 令和2年度四国中央公共下水道事業会計予算 議案第38号 令和2年度四国中央市財産区管理会特別会計予算 議案第39号 四国中央指定金融機関の指定について 議案第40号 四国中央農業委員会の委員に占める認定農業者等又はこれらに準ずる者の割合を4分の1以上とすることにつき同意を求めることについて       (説  明)日程第9 議案の質疑   ────────────────日程第10 先議議案等の審議(承認第1号、第2号、諮問第1号)   ──────────────── 本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸般の報告日程第4 議案の上程(承認第1号、第2号、議案第1号~第16号、諮問第1号)日程第5 議案等の質疑日程第6 議案の上程(議案第17号~第21号)日程第7 議案の質疑日程第8 議案の上程(議案第22号~第40号)日程第9 議案の質疑日程第10 先議議案等の審議(承認第1号、第2号、諮問第1号)   ────────────────出席議員(22名)   1 番   飛  鷹  裕  輔   2 番   吉  原     敦   3 番   石  川     剛   4 番   国  政     守   5 番   眞  鍋  幹  雄   6 番   三  好     平   7 番   山  川  和  孝   8 番   三  宅  繁  博   9 番   谷  内     開  10 番   川  上  賢  孝  11 番   篠  永  誠  司  12 番   山  本  照  男  13 番   苅  田  清  秀  14 番   吉  田  善 三 郎  15 番   井  川     剛  16 番   原  田  泰  樹  17 番   青  木  永  六  18 番   石  津  千 代 子  19 番   谷     國  光  20 番   曽 我 部     清  21 番   石  川  秀  光  22 番   西  岡  政  則   ────────────────欠席議員(なし)   ────────────────出席理事者 市長         篠 原   実 副市長        坂 上 秀 樹 (総 務 部) 部長         高 橋   徹 総務調整課長     古 東 圭 介 財政課長       高 橋   誠 (政 策 部) 部長         金 崎 佐和子 政策推進課長     宮 崎 淳 子 (市 民 部) 部長         大 野 育 雄 国保医療課長     石 田 由 佳 (福 祉 部) 部長兼福祉事務所長  大 西 賢 治 生活福祉課長     高 橋 哲 也 (経 済 部) 部長         宮 崎 博 夫 産業支援課長     東 澤   博 (建 設 部) 部長         今 村 昭 造 港湾課長       安 部   弘 建築住宅課長     宮 崎   修 (水 道 局) 局長         田 辺 敏 文 水道総務課長     寺 尾 大 典 (消防本部) 消防長        近 藤 英 樹 安全・危機管理課長  内 田   斉 (教育委員会) 教育長        東     誠 教育管理部長     石 川 正 広 教育指導部長     古 川 拡 延 生涯学習課長     窪 田 壮 哲   ────────────────出席事務局職員 局長         石 村 泰 彦 議事調査課長     井 川   剛 議事調査課長補佐   山 内 政 樹 議事調査係長     合 田 仁 人 議事調査係主事    西 原 啓 太 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午前10時00分開会 ○石津千代子議長 ただいまから令和2年第1回四国中央市議会定例会を開会します。   ──────────────── ○石津千代子議長 市長より今議会招集の御挨拶があります。篠原 実市長。     〔篠原 実市長登壇〕 ◎篠原実市長 皆さんおはようございます。 開会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。 本日,ここに令和2年第1回の定例会を招集申し上げましたところ,議員各位におかれましては,何かと御多用の中,御出席賜り,まことにありがとうございます。 今年度も残すところ約1カ月余りになりました。今定例会では,令和2年度当初予算を初め,指定金融機関の指定など,市政にかかわる大変重要な案件について御審議をお願いすることといたしております。どうか十分に御審議いただき,適切な御決定を賜りますようにお願い申し上げまして開会の御挨拶といたします。よろしくお願いいたします。 ○石津千代子議長 以上で挨拶は終わりました。   ──────────────── ○石津千代子議長 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は,お手元に配付の議事日程第1号のとおりであります。   ──────────────── ○石津千代子議長 日程第1,会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は,会議規則第85条の規定により,議長において三好 平議員,三宅繁博議員を指名します。   ──────────────── ○石津千代子議長 日程第2,会期の決定を議題とします。 お諮りします。今期定例会の会期は,本日から3月18日までの23日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 異議なしと認めます。したがって,会期は23日間と決定しました。 なお,会期中の会議予定につきましては,お手元に配付の会議日程表案のとおりでありますので,御了承を願います。   ──────────────── ○石津千代子議長 日程第3,諸般の報告をします。 まず,地方自治法第121条の規定により,市長以下関係理事者の出席を求めております。 次に,本日市長から報告第1号から報告第5号をもって5件の報告がありましたので,お手元に配付しております。 次に,監査委員から例月出納検査の結果について8件の報告がありましたので,本日報告書写しをお手元に配付しております。 次に,12月3日付をもって新風会の会派構成の変更届が提出されましたので,お手元に配付しております。 次に,議長会関係会議概要については,お手元に配付の報告書によりその概要を御報告しております。 次に,本日市長から承認第1号,承認第2号をもって承認2件,議案第1号から議案第40号をもって議案40件,諮問第1号をもって諮問1件の提出がありましたので,御報告いたします。 次に,議長において受理しました請願1件,陳情1件について,請願・陳情文書表を配付しております。 なお,12月定例会以降の一般事務報告をお手元に配付しております。 以上で諸般の報告を終わります。   ──────────────── ○石津千代子議長 日程第4,承認第1号令和元年度四国中央津根工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについてから承認第2号交通事故に伴う和解についての専決処分の承認を求めることについてまで及び議案第1号四国中央地域福祉計画審議会条例の制定についてから議案第16号四国中央水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてまで及び諮問第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての19件を一括議題とします。 ただいまから令和2年度の施政方針及び提案理由の説明を求めます。篠原 実市長。     〔篠原 実市長登壇〕 ◎篠原実市長 それでは,令和2年四国中央市議会第1回定例会の開会に当たりまして,令和2年度の施政方針を申し上げます。 まず,新年度に取り組んでまいります重要施策と主たる取り組みについて申し上げます。 近年,全国各地で発生している大規模豪雨災害や近い将来の発生が懸念される南海トラフ巨大地震に備え,市全体の防災力の向上を図るため,現在の消防本部に設置しております安全・危機管理課のうち,防災業務を市長部局に移管し,新たに総務部内に防災まちづくり推進課を設置し,災害に強いまちづくりを推進してまいります。 具体的には,各地域の実情に応じた避難所運営マニュアルの作成支援を行うとともに,自主防災組織を初め,学校や公民館,企業,関係団体等と協力して,大規模災害時に重要となる共助の取り組みを促進し,地域防災力の強化に努めてまいります。 さらに,人命保護を最優先に,社会機能の維持,被害の最小化,迅速な復旧・復興を目的とした四国中央国土強靱化地域計画を策定するほか,防災体制の強化や職員の役割の明確化などにより,災害対応力の一層の向上に取り組んでまいります。 長期間に及ぶ避難所生活におけるトイレ不足を解消するため,より機能性の高い移動設置型トイレとしてトイレトレーラーを導入いたします。大規模災害発生時には緊急用トイレとして活用するほか,災害時応援協定等に基づく被災地への派遣や,平常時には屋外イベント等におきまして防災意識の啓発に活用してまいります。 次に,産業振興についてでございます。 旧来より地域住民や市議会の皆様方から,川之江町沿岸部の水防対策として強い要望をいただいておりました城山下臨海土地造成事業に着手いたします。当事業は,住工分離及び企業用地の確保が主たる目的ではございますが,南海トラフ巨大地震の減災対策としても非常に重要な事業でございます。早期実現に向け取り組んでまいりたいと考えております。 また,当市産業の海上輸送拠点であります三島川之江港につきましては,荷役効率性の向上を目的に,新たな荷役機械の設置が決定されたところでございます。 しかしながら,依然として一部の施設における非効率的,非安定的な荷役実態や既存ストックの老朽化が課題として残されており,本市産業の持続的成長はもとより,大規模災害時に重要な復興拠点となる三島川之江港の整備促進に引き続き取り組んでまいります。 次に,市民生活の安全・安心の確保についてでございます。 新たな中核病院の建設につきまして,現在公立学校共済組合が,三島医療センターの液状化や耐震調査の準備に取りかかっております。本市といたしましても,アクセス道路における液状化対策等の調査を行っており,早期建設に向けて,できる限りの支援を行ってまいりたいと考えております。 また,市内交通ネットワークの基盤道路として,市民生活の向上と産業発展に必要不可欠な国道11号川之江三島バイパスは,国土交通省において測量及び調査設計が行われており,早期の全線開通に向け,引き続き関係機関と協力して事業推進に取り組んでまいります。 また,機会あるごとに嶺南地域の皆様方や各会の代表者と要望活動を行っております新法皇トンネルの整備につきましては,早期事業化に向け要望活動を積極的に行ってまいります。 また,施設や管路の更新時期を迎えております水道事業につきましては,令和3年度から10年間を対象期間とする水道事業ビジョンを策定し,市民生活に必要不可欠な水道水を今後も安定して供給するため,施設や管路の更新計画や更新に必要な財源となる水道料金の将来像などを示してまいりたいと考えております。 次に,教育環境の充実についてでございます。 令和3年4月の開校に向けて準備を進めております新居浜特別支援学校の分校につきましては,今年度三島小学校の北校舎の改修が予定どおり完了し,今後分校部分を含めて東校舎の改修等を進めながら,並行して施設の維持管理などについて県と協議してまいります。開校と同時に,その分校と三島小学校両校が教育活動を円滑に行えますように準備を進めるとともに,開校後は特別支援教育センター校として,市内各小中学校とも連携して,共生社会の形成に向けてインクルーシブ教育を推進してまいります。 また,国のGIGAスクール構想の実現に向けた小中学校の施設整備について,高速大容量のネットワーク環境の整備を行い,児童生徒の教育環境の充実を図ってまいります。 次に,拠点施設の整備についてでございます。 まちづくりの核となる公民館整備につきましては,「ふれあい」「学び」「憩い」「賑わい」を基本コンセプトとした金生公民館が,4月の供用開始に向けて最後の移転準備を進めております。 また,文化振興の拠点施設となる歴史考古博物館高原ミュージアムは,当市初の本格的な博物館として,4月11日の開館に向けて,四国中央市の原点,宇摩を示す馬評の文字が刻まれた岡山県立博物館所蔵の須恵器のほか,市内の遺跡からの出土品など,これまで展示環境が整わず公開がかなわなかった四国中央市の歴史を知ることができる数々の貴重な資料を展示・公開いたしますので,市民の皆様にぜひ御来館の上,当市の歴史と文化を学んでいただきたいと考えております。 次に,福祉行政でございます。 入所者の安心・安全の確保や基本的人権の尊重,障がいの重度化・高齢化の対策が急務となっております太陽の家につきましては,3年ほど前から専門家を交えた施設更新に関する本格的な議論を進めてまいりました。今後は,そこに示された方針の具現化に向け,市の西部地域において日常生活の利便性を考慮した移転候補地の選定に向けてさらに議論を深めることとしており,来年度中の個別施設基本計画の策定を目指し,関係機関との調整・連携を図ってまいります。 また,障がい福祉につきましては,第6期障がい福祉計画を策定し,障がい者等が地域で安心して暮らせる社会の実現を目指し,新たな成果目標とサービス等提供体制の整備方針を定めることとしております。 次に,その他の取り組みであります。 市の公式ホームページ再構築事業といたしまして,今あるホームページを一新し,本市の魅力や特色をより効果的に市内外へ発信するとともに,機能の充実など利便性の向上を図り,利用者が必要とする情報を提供できるようなホームページを作成してまいります。 また,多文化共生事業として,四国中央市在住の外国人が増加し続ける中,急増する日本語教室の需要に対応するため,現在実施しているボランティアによる少人数教室とは別に,日本語のスクール型教室を開講いたします。 また,新宮地域においては,過疎地域自立促進計画につきまして,著しい人口減少によりさまざまな課題を抱える当地域の事業促進を目的として,令和3年度以降,事業計画の策定に取り組みます。 また,新年度は第2期四国中央市まち・ひと・しごと創生総合戦略の初年度を迎えます。子育て環境の整備や地域愛を持った若年人材の育成,関係人口の創出・拡大事業など,四国中央市の地域課題に即した地方創生事業を,産学官を初めとした関係機関との連携強化により取り組んでまいりたいと考えております。 以上が,令和2年度の重要施策と主な取り組みでございます。 これらの実行を目指し編成いたしました令和2年度当初予算は,一般会計が355億4,000万円,特別会計が255億8,200万円,総額で611億2,200万円となっております。 前年度との比較では,一般会計で13.2%の減,特別会計では3.0%の増であります。 一般会計の予算編成に当たりましては,歳入においては,合併算定がえの優遇措置の終了等により大幅な減額となる地方交付税や,税制改正により減額となる法人市民税等の一般財源の減少を財政調整基金などの活用により補います。 一方,歳出については,庁舎等の中核施設の整備が完了したことにより,投資的事業が大幅に減少します。合併関連事業の推進による市債残高の増嵩及び幼児教育・保育の無償化や高齢化の進行などにより,公債費や扶助費の義務的経費が増加いたします。これに加え,災害多発時代に対応した防災対策や公共施設の老朽化対策など,高まる行政需要にも対応する必要から,一般財源の減少と市民福祉の充実という二律背反の難題を乗り越え,あったか協働都市の実現に向けて,安全・安心を確保し,地域活性化財政健全化の両立を目指し,そうした予算を編成いたしました。 次に,議案の概要について申し上げます。 今回上程いたします承認に関するものが2件,条例の制定・改正が16件,補正予算が5件,当初予算が17件,その他の議案が2件,諮問1件の計43件でございます。 令和元年度の補正予算につきましては,一般会計では3億1,400万円の増額,特別会計は3会計,事業会計は1会計で補正を行うものであります。 なお,令和2年度の当初予算につきましては,先ほど申し上げたとおりであります。 続きまして,諮問第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて御説明を申し上げます。 お手元の資料ナンバー1,議案書の30ページをお開きください。 今回,3名の人権擁護委員が本年6月30日をもって任期満了となることから,再任といたしまして,宮内涼子氏,八竹成奉氏,鈴木美恵子氏を人権擁護委員候補者として法務大臣へ再度推薦いたしたいので,議会の意見を求めるものであります。 3名の候補者につきましては,これまで同委員として積極的に活動されており,引き続き活躍していただけるものと考えております。 なお,住所,生年月日等につきましては,議案書のとおりでありますので,御同意くださいますようお願い申し上げて提案理由の説明とさせていただきます。 以上,私から令和2年度の施政方針と議案概要,そして人事案件の提案理由を説明申し上げました。その他の案件につきましては,それぞれの理事者から説明させますので,ひとつよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 宮崎博夫経済部長。     〔宮崎博夫経済部長登壇〕 ◎宮崎博夫経済部長 私からは,承認第1号,議案第7号につきまして順次御説明申し上げます。 資料ナンバー1,議案書の1ページをお開き願います。 まず,承認第1号令和元年度四国中央津根工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについて,御説明を申し上げます。 本件は,令和2年1月31日付で,地方自治法第179条第1項の規定により,専決処分をいたしましたので,同条第3項の規定により,これを報告し,承認を求めるものでございます。 1-3ページをお開き願います。 専決処分いたしました特別会計補正予算(第1号)につきましては,歳出予算の2款1項公債費に1億5,620万円を追加し,3款1項予備費の1億5,620万円を減額するものでございます。 これは,本事業により造成した全ての用地の処分が決まり,事業目的が達成されたことから,特別会計の廃止に伴う公債費の全額償還を行うためのものでございます。 次に,議案第7号について御説明申し上げます。 同じく議案書の9ページをお開きください。 四国中央特別会計条例の一部を改正する条例でございますが,本案は,2の特別会計の廃止及び1の特別会計の設置をするため,改正するものでございます。 主な内容といたしまして,簡易水道事業特別会計につきましては,水道事業会計に移行することにより,津根工業団地造成事業特別会計につきましては,同事業の終了により,それぞれ廃止するものでございます。 また,城山下臨海土地造成事業を実施することに伴い,新たに特別会計を設置するものでございます。 なお,本条例は令和2年4月1日から施行し,そのほか所要の経過措置を定めるものでございます。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 金崎佐和子政策部長。    〔金崎佐和子政策部長登壇〕 ◎金崎佐和子政策部長 それでは,私から承認第2号及び議案第9号について,順次御説明申し上げます。 資料ナンバー1,議案書の2ページをお開きください。 まず,承認第2号交通事故に伴う和解についての専決処分の承認を求めることについて御説明を申し上げます。 地方自治法第179条第1項の規定により,別紙のとおり専決処分をいたしましたので,同条第3項の規定により報告し,承認を求めるものでございます。 2-2ページをお開きください。 この専決第5号につきましては,交通事故に伴う和解について,令和2年2月7日付で専決処分としたものでございます。 内容といたしましては,令和元年11月18日午後4時30分ごろ,民間運送会社の車両が市内柴生町地内の国道192号を走行中,運転操作を誤り電柱に衝突したため,当該電柱が倒れ,共架していた市所有の光ファイバーケーブル等の一部が損傷したものであり,相手方が市に対して損害賠償金184万5,758円を支払う内容で和解が成立したものでございます。 次に,議案第9号四国中央ふるさと寄附金条例の一部を改正する条例について,提案理由を御説明申し上げます。 議案書の11ページをお開き願います。 本条例につきましては,文化ホールの建設に関する事業が今年度をもって終了したことに伴い,同事業に係るふるさと寄附金を廃止するため,四国中央ふるさと寄附金条例の一部を改正するものでございます。 なお,本条例は公布の日から施行するものであります。 御審議,御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 大西賢治福祉部長兼福祉事務所長。 〔大西賢治福祉部長兼福祉事務所長登壇〕 ◎大西賢治福祉部長兼福祉事務所長 私からは,議案第1号及び議案第12号について,順次御説明申し上げます。 初めに,議案第1号四国中央地域福祉計画審議会条例の制定について御説明いたします。 資料ナンバー1,議案書の3ページをお開きください。 本案は,平成30年4月の社会福祉法(昭和26年法律第45号)の一部改正を受けまして,四国中央市地域福祉計画について調査,審議を行う四国中央市地域福祉計画審議会を設置するため,本条例を制定するものでございます。 次に,議案書の14ページをお開き願います。 議案第12号四国中央放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本条例は,放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準(平成26年厚生労働省令第63号)の一部改正に伴いまして,市条例附則第3条に定められている職員に関する経過措置について5年間延長し,令和7年3月31日までとするものでございます。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 高橋 徹総務部長。     〔高橋 徹総務部長登壇〕 ◎高橋徹総務部長 私からは,議案第2号,第3号,第5号,第6号,第8号及び議案第11号の6議案につきまして,順次御説明を申し上げます。 最初に,議案第2号四国中央監査委員条例の一部を改正する条例につきまして,資料ナンバー1,議案書の4ページをお開き願います。 本件は,本条例が参照する地方自治法の一部改正によりまして,いわゆる条ずれがございまして,それに伴い本条例を改正するものでございます。 第4条中の第242条第4項を同条第5項に,次の第243条の2第3項を同条の2の2第3項にそれぞれ改め,附則といたしまして,令和2年4月1日から施行するものでございます。 次に,同じく議案書の5ページをお開き願います。 議案第3号四国中央事務分掌条例及び四国中央市議会委員会条例の一部を改正する条例につきまして御説明を申し上げます。 本議案は,組織機構改革に伴うものでございまして,内容でございますが,令和2年度の組織体制中,管理部門を現行の総務部及び政策部から総務部及び財務部に改正し,その事務分掌についてもそれぞれ改正するものでございます。 同じく議案書7ページをお開き願います。 議案第5号四国中央市特別職の非常勤職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 本条例は,監査委員制度の充実強化に鑑み,識見監査委員の報酬額を4月より月額15万円から30万円に改めるものでございます。 次に,同じく8ページをお開き願います。 議案第6号四国中央会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 主な内容でございますが,先般の人事院勧告,12月市議会での給与条例改正に基づきまして,会計年度任用職員の職種ごとに給料を0.5%から1.37%程度増額改正するとともに,パートタイム会計年度任用職員の報酬につきまして,市長が特に必要と認める場合には,規則で定める額を支給する旨を定めるものでございます。 同じく議案書10ページをお開き願います。 議案第8号四国中央市基金条例の一部を改正する条例でございます。 平成18年度設置の四国中央市文化ホール建設基金及び平成26年度設置の四国中央市新庁舎建設基金につきましては,それぞれの建設事業が完了し,所期の目的が達成されたこと,また四国中央市北地区簡易水道基金及び四国中央市土居地区簡易水道基金の両基金は,それぞれの事業が令和2年4月1日より水道事業に統合されることに伴い,それぞれの基金を解散するため,本条例の一部を改正するものでございます。 次に,議案書の13ページをお開き願います。 議案第11号四国中央福祉会館条例の一部を改正する条例についてでございますが,愛媛県四国中央庁舎の福祉会館への移転に伴いまして,福祉会館2階及び3階の当該部分のいわゆる貸し館としての使用を廃止するため,本条例の別表の使用料金表から2階・3階部分を削除し,所要の条文整備を行うものでございます。 なお,この条例は公布の日から施行するものでございます。 以上でございます。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
    石津千代子議長 大野育雄市民部長。     〔大野育雄市民部長登壇〕 ◎大野育雄市民部長 私からは,議案第4号及び13号について御説明申し上げます。 お手元の資料ナンバー1,議案書の1ページをお開き願います。 議案第4号四国中央市印鑑条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 提案理由でございますが,印鑑の登録の資格に関して,成年被後見人に係る欠格事項の適正化を図るため,本条例の一部を改正するものでございます。 改正内容でございますが,条例第2条第2項中,成年被後見人を意思能力を有しない者に改め,成年被後見人を一律に排除することを見直すものでございます。 附則といたしまして,本条例は公布の日から施行するものでございます。 続きまして,15ページをお開き願います。 議案第13号四国中央国民健康保険条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 提案理由でございますが,国民健康保険法施行令が改正され,令和2年4月1日から施行されることに伴い,本条例の一部を改正するものでございます。 主な改正点でございますが,まず1点目が,国民健康保険料の賦課限度額の改正でございます。基礎賦課額の限度額を現行から2万円引き上げ63万円に,介護納付金賦課額の限度額を1万円引き上げ17万円にそれぞれ改めるものでございます。 2点目は,低所得者の保険料軽減措置の対象となる所得基準の改正でございます。対象となる世帯の軽減判定所得の算定において,被保険者の数に乗ずべき金額を,5割軽減におきましては現行から5,000円引き上げ28万5,000円に,2割軽減においては1万円引き上げ52万円にそれぞれ改め,保険料軽減措置の拡充を図るものでございます。 附則といたしまして,この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 私からは以上でございます。御審議,御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 石川正広教育管理部長。    〔石川正広教育管理部長登壇〕 ◎石川正広教育管理部長 私からは,議案第10号について御説明を申し上げます。 資料ナンバー1,議案書の12ページをお開き願います。 議案第10号四国中央公民館条例及び四国中央教育施設等使用条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 提案理由といたしましては,金生公民館の新築移転に伴い関係条例の一部を改正するものでございます。 改正内容でございますが,第1条で金生公民館の位置を四国中央市金生町下分703番地2から四国中央市金生町下分865番地1に改め,第2条では公民館使用料を新たな施設に即した使用料に改正するものでございます。 なお,附則といたしまして,この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 また,附則第2項により,金生老人集いの家については,その機能が金生公民館に移転することから,四国中央市老人集いの家条例の一部を改正するものでございます。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 今村昭造建設部長。     〔今村昭造建設部長登壇〕 ◎今村昭造建設部長 私からは,議案第14号及び15号について,順次御説明申し上げます。 まず,議案第14号四国中央市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 資料ナンバー1,議案書の16ページをお開きください。 本案は,新たに整備する道路における自転車通行帯の設置の推進を図るため,市道の構造の技術的基準を道路構造令に準じて改めるものであり,改正の内容は,自転車通行帯に関する規定などを新たに設けるものでございます。 次に,議案第15号四国中央市営住宅条例及び四国中央コミュニティ住宅条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 議案書の17ページをお開きください。 本案は,民法における債権関係の規定の見直しや公営住宅制度に関係する改正に伴い,市営住宅等に関する規定を改めるものであり,主な改正内容は,敷金を債務の弁済に充てることができる規定を加えるほか,市が負担する修繕費用について入居者が負担するものとして,市長が定めるものを除くと改めるものであり,あわせて港通りアパートの廃止に伴う改正を行います。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 田辺敏文水道局長。     〔田辺敏文水道局長登壇〕 ◎田辺敏文水道局長 私からは,議案第16号につきまして御説明申し上げます。 議案書の18ページをお開き願います。 議案第16号四国中央水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが,本議案につきましては,土居地域の四国中央市小富士長津地区水道事業に,土居地区簡易水道事業,関川地区簡易水道事業及び北地区簡易水道事業の3簡易水道事業を統合し,名称を四国中央市土居地域水道事業に改めること及び新宮地域の新宮地区簡易水道事業に地方公営企業法の規定の全部を適用することにより,効果的な経営体制の確立を図ることを目的としまして,本条例を改正し,所要の条文整備を行うものでございます。 なお,附則といたしまして,本条例の施行期日を令和2年4月1日とし,また関係条例の整備として,四国中央市水道事業給水条例及び四国中央市簡易水道等給水条例の一部を改正し,所要の経過措置を定めるものでございます。 私からは以上でございます。御審議,御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 以上で施政方針及び提案理由の説明は終わりました。   ──────────────── ○石津千代子議長 日程第5,これより承認第1号,承認第2号及び議案第1号から議案第16号まで及び諮問第1号の19件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆三好平議員 議長。 ○石津千代子議長 三好 平議員。 ◆三好平議員 議案第2号監査委員条例を4条で変えるというふうなことになっておりますけれども,地方自治法本体を私見たんですが,4条は242条第4項は住民監査請求という規定でありましたが,242条第5項というのは変わってないように読み取れるんです。第4項は住民監査請求を請求理由がないと認めた場合に請求人に通知,公表しなければならないという規定の後に,5項ではこの規定で第1項規定による請求があった日から60日以内にこれを行わなければならないというようなことになっております。 それで,この内容がどういうふうに,4項がこれに改めるということになれば,4項がなくなるという理解になろうかと。 そしてもう一つ,243条の2第3項,これは職員の賠償という問題でありますが,この243条の2の2第3項に改めるという点は,その損害賠償について条件審査いろいろした場合,軽減することができるというような形で,3項で意見の決定について監査委員の合議によるものとするというような形になっております。 条ずれだというようなお話もありましたが,ここの内容をぜひわかりやすく皆さんに説明いただけたらと思います。 それと,関連して7ページ,監査委員の月額報酬を15万円から30万円に改めると。これ何でこうなるのか。常勤に,フルタイムになるのか。としたら,常勤の問題どういうふうに考えているのか,この点お示しいただきたいと思います。 ○石津千代子議長 答弁を求めます。 ◎高橋徹総務部長 議長。 ○石津千代子議長 高橋 徹総務部長。 ◎高橋徹総務部長 お答えいたします。 まず,監査委員条例の一部改正についてでございますが,本条例が参照する地方自治法のほうにずれが生じまして,そのため条例自体の内容に変更があるわけではございません。 なお,地方自治法の改正につきましては,2つほど追加がございまして,そのため条ずれが生じたわけでございますが,その内容につきましては,先ほど三好 平議員おっしゃいましたとおり,監査請求があった場合のこと,それから免責の件,以上2つの条項が加わったために,もとの地方自治法にずれが生じて,条例が見に行く法律が変わったということでございます。 もう一点,識見監査委員の報酬の件でございますが,地方自治法の一部改正によりまして,代表監査委員に関する職責が重くなってございます。実際問題その職責が重くなっているため,おのずと勤務時間等も長い時間が必要になろうかと見ております。 当市と同じ程度の人口規模の監査委員の実態でございますが,常勤の監査委員をお願いしているというケースは全国的にも1桁台であります。ですから,私どもの監査委員につきましても,常勤とまではいかないまでも,これに近い勤務実態が求められるものと考えておりまして,それによりまして倍額程度の報酬が求められるものと考えております。 ◆三好平議員 議長。 ○石津千代子議長 三好 平議員。 ◆三好平議員 条例改正で見に行く法律がこうなったと。そこらがようわからんのです。 それと,報酬の倍化,これはええことではあるけども,半日で今までやりよったということではいかん。700億円超えるような監査せないかんのにから,そないなことでできるかというてずっと私ども主張してきましたけども,それで同じ人口規模で常勤になっとんがえらい少ないけん金額だけでもというて言われよるけど,これはうちも前市長の段階で非常勤にしたんじゃけん,そのときにおかしいということを言うたんね。 (発言する者あり) ○石津千代子議長 ほかに質疑はありませんか。 ◆谷國光議員 議長。 ○石津千代子議長 谷 國光議員。 ◆谷國光議員 私は議案等の質疑に発言するのは初めてなんですが,市長の所信表明の中にもありませんでしたし,またこれからそういったことを説明されるのであるかもわかりませんけども,新型コロナウイルスですね,事は急を要するものなので,ここであえて質問をいたすわけでありますけれども,それについての例えば教育委員会の行動指針とか,学校におけるとか,あるいは市長がそういったことを水面下でいろいろ進めているとか,何かそういうふうなことがあればここで表明をお願いしたいというふうに思って質疑をいたします。 ○石津千代子議長 答弁を。 (発言する者あり) 答弁を求めます。 ◆谷國光議員 議長。 ○石津千代子議長 谷 國光議員。 ◆谷國光議員 日本人は,私も含めてですけど危機管理意識が非常に低いと言われておりますけれども,一説には人類を滅ぼすのはウイルスじゃないかというようなことを言われている学者もいるわけであります。 ここに来てこれだけ新型コロナウイルス,当市と中国との結びつきというのは,御案内のとおり非常に深いものがありまして,ここであるいはそういったことが,その感染者あるいは保菌者がいるのではないかというようなことを懸念して,市もその防御策というようなものを考えられてもいいんじゃないかというふうな私の意見でございます。そういったことが議会内でもいろいろまだ討議もされていない,議長のほうから提案もない,理事者のほうからも何もまだそういったことが出されてない中で,これから,あるいは行動指針をされるのか,そういったことを示されるのかというようなことがわかりましたらということで私は質疑をさせていただいとるわけで,そこでまだそういったことができてないというのであれば,できてないということで答弁を願えたらというふうに思っております。 ○石津千代子議長 答弁を求めます。 (発言する者あり) ◎篠原実市長 議長。 ○石津千代子議長 篠原 実市長。 ◎篠原実市長 コロナウイルスに関して本市の一般論としての私の意見を申し上げておきます。 先週,知事と市長と町長の意見交換会がありました。その中で,知事のほうから,もし愛媛県に発症した事例が生じた場合は,即座に県下の保健所,市町のその担当部署連携をとって対応すると。そして,県の窓口は,先週から,24時間対応で受け付けるようにしているというお話がありました。 まだ愛媛県自体は発症事例はありませんですけれども,クルーズ船のあのような事態が県内にもあるということであれば,いつ発症事例が生じてもおかしくはないと。 本市においても担当部署を中心にできる限りの対応をして,市民の皆さん方が混乱しないように対応は早急に講じていかなきゃならないというふうに思っております。よろしくお願いします。 ○石津千代子議長 ほかに質疑はありませんか。 ◆青木永六議員 議長。 ○石津千代子議長 青木 永六議員。 ◆青木永六議員 私からは,議案第12号の四国中央放課後児童健全育成事業の条例改正についてお尋ねします。 提案理由に書かれておりますように,放課後児童支援員の資格要件に関する緩和措置を期間延長するということなんですけれども,国の基準どおりではなかなか職員さんが集まりにくいということで,当市の独自の基準を設けてやっておりますということなんですが,具体的に国の基準と当市の基準などの実態も含めて御説明をいただいたらと思います。 ○石津千代子議長 答弁を求めます。 ◎大西賢治福祉部長兼福祉事務所長 議長。 ○石津千代子議長 大西賢治福祉部長兼福祉事務所長。 ◎大西賢治福祉部長兼福祉事務所長 ただいまの青木永六議員の御質問にお答えいたします。 国の基準につきましては,従来従うべき基準から,この4月から参酌すべき基準,つまり自治体のほうで国の基準を参考にして基準を定めなさいということになるわけでございますが,国の基準は原則として1クラブに指導員を2名配置するということになっております。本市の体制は,当然2名以上の配置はいたしておるわけでございますが,そのうちの資格要件といたしまして,現在県が実施しております研修修了者,基本的には国の基準においてはこの修了者が必須条件ということになりますけれども,国のほうの経過措置は,本年度まではそこについては緩和する形で運用されてきたところでございます。 今後そういった国の基準をもとに市が独自の基準で運用してまいるわけでございますが,約半数強の支援員の方が県の研修を受講済みでございますけれども,やはり支援員の方の入れかわりが激しいため,全員がという体制になっておりませんので,そこらを柔軟に運用するために5年間経過措置を四国中央市として延長するものでございます。 ○石津千代子議長 ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 以上で質疑を終了します。 10分間休憩します。   ────────────────       午前11時06分休憩       午前11時16分再開   ──────────────── ○石津千代子議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第6,議案第17号令和元年度四国中央一般会計補正予算(第6号)から議案第21号令和元年度四国中央公共下水道事業会計補正予算(第2号)までの5件を一括議題とします。 これより提案理由の説明を求めます。高橋 徹総務部長。     〔高橋 徹総務部長登壇〕 ◎高橋徹総務部長 それでは,議案第17号一般会計補正予算につきまして御説明を申し上げます。 お手元の資料ナンバー1の議案書19ページをお開き願います。 令和元年度四国中央市の一般会計補正予算(第6号)は,第1条にお示ししておりますとおり,3億1,400万円の増額補正で,補正後の予算総額を438億9,200万円とするものでございます。 19-2ページをお開き願います。 補正予算の内容でございますが,歳入は前年度繰越金9億5,344万7,000円の計上ほかでございまして,次ページ,歳出には国のGIGAスクール構想に伴う小中学校の高速大容量ネットワークの環境整備事業9億円余りのほか補助事業等の精査に伴います補正などを計上してございます。 次に,19-7ページをお開き願います。 繰越明許費の追加でございますが,個人番号カード事務受託事業から19-8ページの過年度道路橋りょう公共災害復旧事業までの24件,総額16億7,690万8,000円の事業費を翌年度に繰り越すものでございます。 次に,繰越明許費の変更でございますが,社会資本整備総合交付金事業ほか起債の3件につきまして総額で4億9,987万7,000円繰越額を増額するものでございます。 次に,19-9ページをお開き願います。 地方債の追加でございますが,市単土地改良事業のほか3件につきまして総額で2億7,450万円の起債の限度額を追加するものでございます。 次に,19-10ページでございますが,地方債の変更でございます。市民文化ホール建設事業からめくっていただきまして19-12ページ,過年度道路橋りょう公共災害復旧事業までの15件につきまして総額で1億4,220万円の起債の限度額を減額するものでございます。 次に,19-13ページをお開き願います。 地方債の廃止でございますが,市単道路改良事業,江之元地区再開発事業及び常備消防施設整備事業の3件につきまして総額で8,930万円の起債を廃止するものでございます。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 今村昭造建設部長。     〔今村昭造建設部長登壇〕 ◎今村昭造建設部長 私からは,議案第18号,第19号及び議案第21号について,順次御説明申し上げます。 まず,議案第18号令和元年度四国中央港湾上屋事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 議案書の20ページをお開きください。 本案は,港湾庁舎基本・実施設計業務に係る経費を翌年度に繰り越して使用するための補正予算であり,補正の内容は,上屋整備事業880万円の繰越明許費を定めるものでございます。 次に,議案第19号令和元年度四国中央西部臨海土地造成事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 議案書の21ページをお開きください。 本案は,令和2年度に予定しておりました一部工事を,令和3年度に繰り延べて行うための補正予算であり,補正の内容は,令和2年度と令和3年度の年割り額を入れかえる継続費の補正でございます。 次に,議案第21号令和元年度四国中央公共下水道事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 議案書の23ページをお開きください。 本案は,主に人件費の精査などによる補正予算であり,主な内容は,収益的収支について,下水道事業収益2,726万8,000円,下水道事業費用2,184万9,000円をそれぞれ減額するほか,資本的収支について,資本的収入3,265万1,000円,資本的支出3,629万9,000円をそれぞれ減額し,不足する額の補填について,記載のとおり改めるものでございます。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 宮崎博夫経済部長。     〔宮崎博夫経済部長登壇〕 ◎宮崎博夫経済部長 私からは,議案第20号につきまして御説明申し上げます。 議案書の22ページをお開き願います。 令和元年度四国中央津根工業団地造成事業特別会計補正予算(第2号)でございますが,歳出予算の補正は,次ページをお開き願います。 1款1項津根工業団地造成事業費に1,254万5,000円を追加し,3款1項予備費の1,254万5,000円を減額するものでございます。 本補正予算は,本事業により造成した全ての用地の処分が決まり,事業目的が達成されたことから,特別会計の廃止に伴う一般会計への繰り出しを行うものでございます。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 以上で提案理由の説明は終わりました。   ──────────────── ○石津千代子議長 日程第7,これより議案第17号から議案第21号までの5件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。   ──────────────── ○石津千代子議長 日程第8,議案第22号令和2年度四国中央一般会計予算から議案第40号四国中央農業委員会の委員に占める認定農業者等又はこれらに準ずる者の割合を4分の1以上とすることにつき同意を求めることについての19件を一括議題とします。 これより提案理由の説明を求めます。高橋 徹総務部長。     〔高橋 徹総務部長登壇〕 ◎高橋徹総務部長 私からは,議案第22号,第26号,第38号及び39号につきまして,順次御説明を申し上げます。 お手元の資料ナンバー2,予算書の1ページをお開き願います。 議案第22号令和2年度四国中央一般会計予算は,歳入歳出それぞれ355億4,000万円と定めるものでございます。 歳入歳出予算の主な内容でございますが,先日の議案等説明会におきまして関係資料により御説明をさせていただいておりますので,まことに恐縮ではございますが,説明を省略させていただきたく存じますので,よろしくお願い申し上げます。 続きまして,9ページをお開き願います。 債務負担行為でございますが,寄附講座設置事業,愛媛県廃棄物処理センター解体事業及び過年度道路橋りょう公共災害復旧事業の3件につきまして,限度額を総額5億2,140万円と定めるものでございます。 次に,地方債でございますが,災害援護資金貸付事業から11ページ,臨時財政対策債までの32件の起債の限度額を25億8,490万円と定めるものでございます。 なお,起債の方法,利率及び償還の方法につきましては,記載のとおりでございます。 続きまして,予算書29ページをお開き願います。 議案第26号でございます。令和2年度四国中央住宅新築資金等貸付事業特別会計予算は,歳入歳出それぞれ400万円と定めるものでございます。 次のページをお開き願います。 歳入では,県補助金が54万3,000円,貸付金元利収入が345万7,000円,31ページの歳出では,収納事務に係ります総務管理費が227万4,000円ほかでございます。 お手数ですが,資料ナンバー1,議案書にお戻りいただきまして27ページをお開き願います。 議案第38号令和2年度四国中央市財産区管理会特別会計の予算は,歳入歳出それぞれ798万6,000円と定めるものでございます。 本会計の予算内容につきましては,次ページの歳入は,そのほとんどが繰越金でございまして,27-3ページ,歳出では,例年のとおり作業員賃金等の財産管理に係るもののほか,諸支出費には北野地区の防火用具整備などのための費用として219万5,000円を繰り出す予算を計上しております。 続きまして,同じく議案書の28ページをお開き願います。 議案第39号四国中央指定金融機関の指定についてでございますが,本市の公金の収納及び支払いの事務を取り扱う指定金融機関につきまして,令和2年10月1日から令和5年9月30日までの間を株式会社伊予銀行に,同年10月1日から令和8年9月30日までの間を株式会社愛媛銀行にそれぞれ期間を付して指定するため,地方自治法施行令第168条第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○石津千代子議長 大野育雄市民部長。     〔大野育雄市民部長登壇〕 ◎大野育雄市民部長 私からは,議案第23号,24号及び33号の3議案について,順次御説明申し上げます。 お手元の資料ナンバー2,予算書の13ページをお開き願います。 議案第23号令和2年度四国中央国民健康保険事業特別会計予算は,第1条にお示ししておりますとおり,歳入歳出それぞれ93億3,300万円と定めるものでございます。 次ページをお開き願います。 歳入の主なものでございますが,1款1項国民健康保険料14億354万1,000円,3款1項県補助金69億22万4,000円,5款1項他会計繰入金8億5,315万1,000円などを計上しております。 16ページをお開き願います。 歳出の主なものでございますが,2款保険給付費67億7,412万円のほか,県への納付金として3款国民健康保険料事業費納付金22億4,130万円を計上しております。 続きまして,同じく予算書の19ページをお開き願います。 議案第24号令和2年度四国中央国民健康保険診療所事業特別会計予算は,第1条にお示ししておりますとおり,歳入歳出それぞれ8,500万円と定めるものでございます。 次ページをお開き願います。 歳入といたしましては,1款診療収入3,053万8,000円,4款繰入金5,076万7,000円ほかでございます。 歳出といたしましては,人件費のほか施設の管理費等に係る経費として1款総務費6,412万5,000円,また診療に係る経費といたしまして2款医業費1,562万1,000円ほかでございます。 22ページをお開き願います。 「第2表地方債」でございますが,起債の目的及び限度額は,診療所事業債で290万円と定めるものでございます。 なお,起債の方法,利率及び償還の方法につきましては,記載のとおりでございます。 最後になりますが,議案第33号について御説明申し上げます。 同じく予算書の57ページをお開き願います。 議案第33号令和2年度四国中央後期高齢者医療保険事業特別会計予算は,第1条にお示ししておりますとおり,歳入歳出それぞれ12億9,200万円と定めるものでございます。 次ページをお開き願います。 歳入でございますが,1款1項後期高齢者医療保険料8億8,413万3,000円,3款1項他会計繰入金3億4,234万3,000円ほかでございます。 歳出といたしましては,2款1項後期高齢者医療広域連合納付金12億4,299万1,000円ほかでございます。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 大西賢治福祉部長兼福祉事務所長。 〔大西賢治福祉部長兼福祉事務所長登壇〕 ◎大西賢治福祉部長兼福祉事務所長 私からは,介護保険関連の特別会計予算案といたしまして,議案第25号及び議案第32号について御説明申し上げます。 まず,資料ナンバー2,予算書の23ページをお開きください。 議案第25号令和2年度四国中央介護保険事業特別会計予算について御説明いたします。 令和2年度四国中央介護保険事業特別会計予算は,第1条のとおり,歳入歳出予算の総額をそれぞれ109億300万円と定めるものでございます。 続きまして,24ページをお開き願います。 歳入の主な内容でございますが,65歳以上の第1号被保険者の保険料22億1,427万2,000円ほかを計上いたしております。 続きまして,26ページをお開きください。 歳出の主なものといたしまして,保険給付費101億5,550万円ほかを計上いたしております。 次に,資料ナンバー2,予算書の53ページをお開きください。 議案第32号令和2年度四国中央介護予防支援事業特別会計予算について御説明いたします。 令和2年度四国中央介護予防支援事業特別会計予算は,第1条のとおり,歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億600万円と定めるものでございます。 続きまして,54ページをお開き願います。 歳入の主な内容でございますが,介護予防サービス計画作成に係る予防給付費収入4,879万1,000円ほかを計上いたしております。 続きまして,55ページをお開き願います。 歳出の主な内容といたしまして,介護予防支援事業運営に係る事業費1億548万6,000円を計上いたしております。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 宮崎博夫経済部長。     〔宮崎博夫経済部長登壇〕 ◎宮崎博夫経済部長 私からは,議案第27号,第31号,第40号の3議案につきまして,順次御説明申し上げます。 資料ナンバー2,予算書の33ページをお開き願います。 議案第27号令和2年度四国中央福祉バス事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算の総額は,歳入歳出それぞれ1,900万円と定めるものでございます。 次ページをお開き願います。 歳入でございますが,主なものは,使用料84万円で,福祉バスの運賃収入でございます。 また,他会計繰入金1,816万円は,一般会計からの繰入金でございます。 次に,歳出でございますが,主なものとして,福祉バス事業費1,872万4,000円は,運転手の人件費やバスの維持管理経費等,福祉バス運行に係る経費でございます。 続きまして,49ページをお開き願います。 議案第31号令和2年度四国中央駐車場事業特別会計予算でございますが,予算の総額は,歳入歳出それぞれ2,300万円と定めるものでございます。 次ページをお開き願います。 歳入の主なものとして,使用料の1,981万3,000円は,駐車場の使用料でございます。 また,繰越金318万6,000円は,前年度繰越金でございます。 次に,歳出でございますが,主なものは総務管理費2,134万9,000円で,駐車場管理に係る委託費や施設改修工事費でございます。 続きまして,議案第40号でございますが,資料がかわりまして,資料ナンバー1,議案書の29ページをお開きください。 議案第40号四国中央農業委員会の委員に占める認定農業者等又はこれらに準ずる者の割合を4分の1以上とすることにつき同意を求めることについて御説明を申し上げます。 農業委員の選任につきましては,平成28年4月に改正された農業委員会等に関する法律により,議会の同意を得て市長が任命するとされており,その際,法第8条第5項により,農業委員の定数の過半数を認定農業者としなければならない。ただし,市内において認定農業者の数が少なく,その総数が委員定数の8倍を下回る場合は,委員の少なくとも4分の1を認定農業者とすることについて,議会の同意を得ることとされております。 本市の認定農業者の数は120人で,農業委員定数19人の8倍の152人を下回っており,また委員の4分の1は5人に相当いたします。本市では,委員の任期が本年3月31日付で満了となることから,昨年11月に委員の公募を実施いたしましたところ,定数19人のうち認定農業者は7人でございました。つきましては,委員定数の過半数となる10人を満たしていないが,委員の4分の1以上を満たしていることから,法第8条第5項のただし書き及び同法施行規則第2条第2号の規定により,議会の同意を求めるものでございます。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 今村昭造建設部長。     〔今村昭造建設部長登壇〕 ◎今村昭造建設部長 私からは,議案第28号,29号,30号,34号及び第37号について,順次御説明申し上げます。 まず,議案第28号令和2年度四国中央港湾上屋事業特別会計予算について御説明申し上げます。 資料ナンバー2,予算書の37ページをお開きください。 予算の総額は,歳入歳出それぞれ6億4,600万円と定めるものでございます。 次のページをお開きください。 歳入の主な内容は,上屋19棟などの港湾施設使用料4億3,435万7,000円,上屋整備事業の市債1億8,090万円でございます。 歳出の主な内容は,上屋管理費6億1,389万7,000円で,一般会計への繰出金や港湾庁舎建設等に係る上屋整備事業費でございます。 次に,議案第29号令和2年度四国中央西部臨海土地造成事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書の41ページをお開きください。 予算の総額は,歳入歳出それぞれ17億3,200万円と定めるものでございます。 次のページをお開きください。 歳入の主な内容は,売却予定企業からの負担金6億9,619万8,000円,借りかえによる市債9億7,350万円でございます。 歳出の主な内容は,臨海土地造成事業費9,434万2,000円,長期債の借りかえ及び元利償還に係る公債費16億3,686万3,000円でございます。 次に,議案第30号令和2年度四国中央寒川東部臨海土地造成事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書の45ページをお開きください。 予算の総額は,歳入歳出それぞれ13億7,800万円と定めるものでございます。 次のページをお開きください。 歳入の主な内容は,企業からの分担金1億704万9,000円,産業廃棄物処分の手数料3億7,022万6,000円,借りかえによる市債8億7,070万円でございます。 歳出の主な内容は,臨海土地造成事業費1億7,036万4,000円,長期債の借りかえ及び元利償還に係る公債費12億580万1,000円でございます。 次に,議案第34号令和2年度四国中央市城山下臨海土地造成事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書の61ページをお開きください。 予算の総額は,歳入歳出それぞれ6,100万円と定めるものでございます。 次のページをお開きください。 歳入の内容は,一般会計からの繰入金6,100万円でございます。 歳出の内容は,臨海土地造成事業費6,100万円で,公有水面埋め立てに係る調査設計及び予備審査願い作成業務の委託に係る前払い金などでございます。 次のページをお開きください。 公有水面埋め立てに係る調査設計業務などの債務負担行為について,記載のとおり定めるものでございます。 次に,議案第37号令和2年度四国中央公共下水道事業会計予算について御説明申し上げます。 資料ナンバー1に戻りまして,議案書の26ページをお開きください。 業務の予定量は,第2条に記載のとおりであり,主な建設改良事業として,川之江浄化センターや三島浄化センターの整備事業がございます。 第3条,収益的収支の予定額は,下水道事業収益19億2,800万円,下水道事業費用19億1,000万円でございます。 第4条,資本的収支の予定額は,資本的収入8億3,100万円,資本的支出15億800万円であり,不足する額6億7,700万円は,記載のとおり補填するものといたします。 次のページをお開きください。 第5条は,新浜ポンプ場及び三島浄化センターの改築事業に係る債務負担行為について,記載のとおり定めるものでございます。 次に,第6条企業債でございますが,下水道事業及び特別措置債について,限度額の総額を3億380万円と定め,起債の方法,利率,償還の方法は,記載のとおりでございます。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 田辺敏文水道局長。     〔田辺敏文水道局長登壇〕 ◎田辺敏文水道局長 私からは,議案第35号及び議案第36号につきまして御説明申し上げます。 議案書の24ページをお開き願います。 議案第35号令和2年度四国中央水道事業会計予算でございますが,本予算につきましては,令和2年度から水道事業会計,簡易水道事業会計及び簡易水道特別会計を統合し1つの水道事業会計としております。 第2条の業務の予定量でございますが,給水件数4万3,909件,1日平均給水量は3万1,751立方メートルで,主な建設改良事業といたしましては,中田井配水池系耐震配水本管布設工事ほかでございます。 次に,第3条収益的収支でございますが,水道事業収益は,23億3,277万円,水道事業費用は22億9,440万円を計上しております。 これらにより,純利益459万1,000円を見込んでおります。 次に,第4条資本的収支でございます。収入の8億2,340万円は,国庫補助金,建設改良のための企業債借入金及び負担金などでございます。支出は15億9,240万円で,建設改良費及び企業債償還金などでございます。 次ページをお願いいたします。 第5条の企業債でございますが,起債の目的及び限度額は,建設改良事業で4億2,740万円と定めるものでございます。 なお,起債の方法,利率及び償還の方法につきましては,記載のとおりでございます。 続きまして,議案書の25ページをお開き願います。 議案第36号令和2年度四国中央工業用水道事業会計予算について御説明申し上げます。 第2条の業務の予定量でございますが,給水事業所数は3工業用水道全体で80工場,1日平均責任給水量は,3事業合わせて57万3,970立方メートルでございます。 第3条収益的収支でございますが,収入につきましては,3事業合わせて35億3,240万円を計上しております。支出につきましては,次ページにかけて記載しておりますが,3事業合計で27億4,660万円を予定しており,これらにより,純利益は7億7,709万2,000円となる見込みでございます。 第4条の資本的収支でございますが,収入の予定はなく,支出につきましては,企業債償還金等で11億5,400万円の計上をいたしております。 私からは以上でございます。御審議,御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 以上で提案理由の説明は終わりました。   ──────────────── ○石津千代子議長 日程第9,これより議案第22号から議案第40号までの19件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆三好平議員 議長。 ○石津千代子議長 三好 平議員。 ◆三好平議員 国民健康保険事業特別会計についてでありますが,保険料が前年度比で2,952万7,000円減ったとなっていますし,歳出のほうでは,保険給付費が前年からいうと2億1,022万円ふえたとなっていますね。これもう基本的には大きく変わらないということでいいですかね。 そしてもう一つ,一般会計ですけど,住宅リフォーム促進補助金,これは前年400万円だったのに,8月いっぱいで消化されたと。今後ふやそうというような答弁もいただいておりますし,木造住宅耐震改修補助金も今回は1,120万円ということで,前年から比べるとリフォームのほうは300万円で,100万円減ったと。木造耐震改修補助金も600万円程度減額するということになっておりますが,これどういうことでしょうか。 ○石津千代子議長 答弁を求めます。 ◎大野育雄市民部長 議長。 ○石津千代子議長 大野育雄市民部長。 ◎大野育雄市民部長 国民健康保険事業特別会計の御質問にお答えいたします。 国民健康保険の状況につきましては,被保険者数が減少の傾向にあります。ただ,減少の傾向にはあるんですが,1人当たりの医療費が上がっていますので,保険料については減額で,医療費については上昇の傾向,そういった状況があります。 それと,保険料につきましても,暫定ということで,前年の保険料を計算しておりますのでこういう状況になっております。 ◎今村昭造建設部長 議長。 ○石津千代子議長 今村昭造建設部長。 ◎今村昭造建設部長 住宅リフォームの補助事業でございますが,令和2年度の予算を出すに当たって2点留意することがありました。 1点目は,平成24年度から本事業はやっておりますが,想定していた一般リフォーム補助の役割についてでございます。当初からこの事業については経済効果なども見込まれてきたんですが,だんだんと予算に対して実績が伴わないような状況も出て,内容についても,電気温水器などの設備機器の更新などに利用されとるという実態になってきたところです。 それともう一点は,令和2年度より国の補助事業が大きく変わり,総合支援メニューということで,一括して1つのパッケージで補助をし,これまで設計とかは個別に補助できたのができなくなっていると。そのような中で,本市といたしましては,市が優先すべき旧耐震基準に建築されました家屋の耐震化の促進のために,住宅の耐震化というところにスポットを当てながら事業効果を高めていくということを考えております。 今はっきりとはどれぐらいの割合というのはまだですが,限られた財政の中で,要は今は持続可能な運用を目指してその中で耐震化を進めているような方針で立てております。 ◆三好平議員 議長。 ○石津千代子議長 三好 平議員。 ◆三好平議員 国民健康保険事業特別会計のほうで,今説明いただきましたけど,きょうの赤旗見ると,全国で26都道府県が国民健康保険を一本化したということで,繰入金をもう計算せずにやる。だから8割ぐらい保険料が上がるということを国が圧力かけてくるような試算が出とるという情報がありました。もうそれは市として県ともそういう形になってもこの流れで行くということで考えていいんでしょうかね。 それともう一つ,リフォームの木造耐震の問題,これは12月議会でも前向きに検討したいという答弁があった。それで,予算大綱の中でも,4ページには予算規模の項目で,予算はことしは減ったけども,その分さまざまな分野において市民生活に密接にかかわる事業を効果的かつ着実に進める予算というような記述があります。そういう意味からいうと,リフォームとかそんな問題が減るというのはさみしいなというふうに思いますが,いかがでしょうか。 ○石津千代子議長 答弁。 ◎大野育雄市民部長 議長。 ○石津千代子議長 大野育雄市民部長。 ◎大野育雄市民部長 お答えいたします。 繰入金につきましては,いろいろ考え方もございます。これについては今後の検討課題ということなんですが,令和2年度につきましては,前年と同じ取り扱いとしています。 ◎今村昭造建設部長 議長。 ○石津千代子議長 今村昭造建設部長。 ◎今村昭造建設部長 住宅リフォーム補助についてですが,先ほども説明いたしましたように,近年機器設備などの更新に利用されとるということで,実際耐震化についての補助事業は余りされてない。昨年度創設しましたシェルターなども,実際は実績が出てないということで,今後やっぱりその辺にスポットを当てて啓発も含めて進めていきたいと考えております。 ○石津千代子議長 ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 以上で質疑を終了します。   ──────────────── ○石津千代子議長 日程第10,先議議案等の審議を議題とします。 お諮りします。承認第1号,承認第2号及び諮問第1号については,本日先議したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 異議なしと認めます。したがって,本件については,本日先議することに決定しました。 承認第1号,承認第2号及び諮問第1号の3件を一括議題とします。 お諮りします。本件については,会議規則第35条第3項の規定により,委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 異議なしと認めます。したがって,本件は委員会への付託を省略することに決定します。 これより討論を行います。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより採決を行います。 採決は分離して行います。 まず,承認第1号令和元年度四国中央津根工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについて及び承認第2号交通事故に伴う和解についての専決処分の承認を求めることについての2件を一括して採決を行います。 本件は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 異議なしと認めます。したがって,本件は原案のとおり承認されました。   ──────────────── ○石津千代子議長 次に,諮問第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて異議なき旨決定することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。        〔議員投票〕 ○石津千代子議長 押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 賛成全員であります。したがって,本件は異議なき旨決定されました。   ──────────────── ○石津千代子議長 以上で本日の日程は全部終了しました。 お諮りします。明日2月26日から3月2日までの6日間は,議事の都合,その他議案の調査研究等のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 異議なしと認めます。したがって,2月26日から3月2日までの6日間は休会とすることに決定しました。 3月3日は午前10時から会議を開きます。   ──────────────── ○石津千代子議長 本日はこれにて散会します。   ────────────────       午後0時06分散会───────────────────────────────────────────────地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。       四国中央市議会議長  石  津  千 代 子              議員  三  好     平              議員  三  宅  繁  博...